【はじめに】
私はRPGが好きです。
中でもドラゴンクエストは小さい頃からプレイしてきたこともあって、特別思い入れもある作品です。
そんなドラゴンクエストがいわゆるサンドボックス系にアレンジされた、従来のナンバリング作品とは異なるスピンオフ作品が今回のゲームです。
正直なところ、最初は全くこのゲームに対し関心が湧きませんでした。
何故なら私はマインクラフトやどうぶつの森ようなゲームに対し関心が無く、何が面白いのか分からない…という偏見を持った人間だったことがあります。
(上記作品がお好きな方…本当にすみません!)
一方で私の子どもはマインクラフトが大好きで、ことある事に遊んでいたり、動画サイトで実況プレイ動画を見たりしています。
ただ子どもは私とは逆にドラゴンクエストに対し興味はなく、「そういうゲームがあるのは知ってる」くらいの状況でした。
そんな中ドラゴンクエストビルダーズ2が当時PlayStationのゲームカタログに入っているのを見て、マインクラフトっぽいドラゴンクエストなら子どもと共通の話題になるかな…という、なんとも浅ましい考えから二人でセーブデータを分けてプレイし始めることになりました。
(2024年12月現在ではゲームカタログのラインナップからは落ちています…残念です!)
【ゲーム内容について】
ドラゴンクエスト2の世界をベースとしたif作品です。
ストーリーに沿いながら、途中で困った人を助けたり、魔物を討伐しながら訪れた島を開拓していくといった内容です。
ストーリーはとても分かりやすく、「この先はまぁそうなるだろうな」というベタな展開も多々ありますが、私にはむしろそれがとても良かったです。
システム周りはとても親切で、次にどう進めたらいいのかを分かりやすく教えてくれるため、サンドボックス系初心者の私もストレスを感じることなく進めることが出来ました。
中でも主人公が課題を達成した際に、周りの仲間達が信じられないくらいに褒めてくれるのですが、それがゲームを続けるモチベーションをキープしてくれたと思っています。
承認欲求が満たされることって重要なんだな…と痛感したシーンでもあります。
また、ナンバリング作品では一言二言しか話すことのないような、いわゆるモブキャラ一人一人にも個性があり、主人公との絆が深掘りされていく物語でもあると言えます。
最初はぶっきらぼうなキャラが主人公と衝突しながらも、次第に心を通わせていく…。
そういう作品…お好きですか?
えぇ、私は大好きです。
音楽は本家ドラゴンクエストから来ていることもあり、すぎやまこういち先生が作曲した珠玉の名曲が使用されています。
「ここでこの曲使うのは反則でしょ…」と思わず目に涙が浮かぶ場面もありました。
すみません、涙が浮かぶではなくしっかり泣いていました。
強がって本当にすみませんでした。
ゲームをしながら子どもと二人で、「鉄鉱石が足りなくて…」とか、「あのモンスターがレシピ持ってたよ!」とか言いながら遊べたのが本当に良かったと思っています。
私は夜中子どもが寝ているうちにゲームクリアしたのですが、夜中にガチ泣きしながらゲームをプレイする大人の姿を子どもに見られなくて助かりました。
その後子どもがゲームクリアするのを見守っていたのですが、子どももしっかり泣いていました。
分かる方に人だけお伝えすると、薬草…ですね!
【おわりに】
どんな人でも分かりやすく楽しめる、もうひとつのドラゴンクエストだと思います。
プレイ時間は親子ふたりで100時間だったので、一人だと凡そ50時間くらいでしょうか。
ドラゴンクエストが好きで、まだ未プレイの方は是非一度手に取ってもらえたらと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ハイタッチはいいぞ!!!