みんなのGOTY(Game of the Year 2024)

Game of the Year 2024
katuomeme さん
アークナイツ
アークナイツは、スマートフォンで遊べるタワーディフェンスゲームです。プレイヤーは「ドクター」として仲間たちを指揮し、敵から拠点を守るために戦います。ゲームの目的は、次々に進んでくる敵がゴールにたどりつかないように、キャラクターたちを上手に配置して倒していくことです。キャラクターには、それぞれ得意なことや使い方があり、どう使うかを考えることが大切です。操作はとてもシンプルで、キャラクターをマスの上に置き、攻撃の方向を決めるだけで始まります。けれども、敵の進むルートやスピードを見て考える必要があるので、毎回ちがった工夫が必要になります。 キャラクターたちは200人以上登場し、見た目も性格もとても個性的です。人間だけでなく、動物の耳やしっぽがあるキャラクターもいて、見ていて楽しくなります。声を担当しているのは、有名な声優さんたちなので、声を聞くだけでもわくわくします。このゲームの世界は「テラ」と呼ばれる異世界で、そこでは「源石」という鉱石が大きな問題を起こしています。源石にふれることで「鉱石病」という病気になってしまい、それによって社会にいろいろなトラブルが起きています。ドクターであるプレイヤーは、仲間といっしょにこの世界の問題に立ち向かいます。 アークナイツのストーリーはとても奥が深く、読み応えがあります。物語の中では、仲間たちの過去や思いが少しずつ明らかになっていきます。悲しい出来事やつらい選択もありますが、それでも前を向いて進んでいくキャラクターたちの姿に心を動かされます。ゲームにはイベントもたくさんあり、新しいストーリーやキャラクターが次々と登場します。ひとつのステージをクリアして終わりというわけではなく、長くじっくりと楽しむことができます。イベントは毎月のように開かれているので、飽きることはありません。 また、自動でバトルをしてくれる「自動指揮」という便利な機能もあるため、時間があまりないときでも遊びやすいです。自分で考えてうまくいった戦いを、自動でくり返せるのはとても助かります。 キャラクターはガチャで手に入れることができますが、お金をたくさん使わなくても十分に楽しめます。ゲームを進めていくと、ガチャを回すためのアイテムももらえるので、コツコツ遊ぶことで新しい仲間がふえていきます。 育成には時間がかかりますが、少しずつ強くなっていく仲間を見るのはとても楽しいです。どのキャラクターを育てるかを考えるのも、このゲームの楽しさのひとつです。アークナイツは、考えて作戦を立てるのが好きな人や、物語をじっくり楽しみたい人にぴったりのゲームです。自分のペースで遊びながら、キャラクターといっしょに困難を乗りこえていくことで、深い楽しさを感じることができます。
Game of the Year 2024
Ochi-napo@54歳でゲームと模型 さん
黒神話:悟空
ゲームクリア直後に私のYOUR GOTY 2024は『黒神話:悟空』で決まっていた。にも関わらず昨年の内にレビュー投稿をしなかったのはなぜかと言えば… 発売後まもなく売上1000万本を超え、イギリスのゴールデンジョイスティックアワードで大賞を取るほどの大ヒットを記録した本作。 それ故に、YOUR GOTYのレビュー数も相当な物になり、私の拙いレビューなど箸にも棒にも掛からぬ…と思い込んでいたから…。 しかし、年が明けてYOUR GOTYのページを訪れてみるとどうだ、レビューが1件も無いではないか! 「はっ?」 正直驚いてしまった。 日本のゲーム系ポッドキャスト界隈で本作はほとんど注目されていないのか? そう言えば、2024年末の「ゲームなんとか」でパーソナリティの御三人も 「なんか評判らしいねぇ」 となんだか薄い反応をされていた記憶が…。 どうやら日本において本作は、1970年代の「西遊記ブーム」を知っている世代中心に遊ばれていたと言う仮説が成り立つ様な気がする。 数式で表すとこう、 日本の『黒神話:悟空』ファン≒後期中年層 なんだか悲しくなってきてしまったが、メソメソしていても仕方ない。 このゲームに興味をそそられなかった面々に本作の魅力を今更ながらお伝えするしかなかろう。と、言う事でレビューをしていきまする。 本作は、中国の古典ファンタジー「西遊記」を題材にしたゲーム。 「西遊記」をざっくり説明すると、 「エライお坊さんと3体の妖怪で構成されるパーティが、ありがたい経典を貰いに行くために現在の中国からインド目指して旅する道中のすったもんだの物語」 であり、特に悪い妖怪たちを倒す戦士役の 孫悟空がとても目立つんですね。 中国はもちろん日本、あとイギリスでも孫悟空の人気は高い様で、中国のデベロッパーが戦闘中心のアクションゲームを作るなら絶対に外せないキャラな訳です。 で・す・が!! 実は本作の主人公は実は孫悟空ではないと言うのが少しややこしいところ。 あくまで我々が操作するのは、孫悟空の子孫一族の中の血気盛んな若者の一人で、その若者は御先祖様 孫悟空の足跡を辿りながら、彼をもう一度この世に復活させるための旅に出るのです。 ゲームの概略はここまでとして本編について語りましょう。 まず、目を奪われるのがグラフィックの素晴らしさですね。 解像度がどうのこうのと言った数字で語れる部分だけではなく、絵としてのクオリティがとんでもないのです。つまり、色使いや構図。奥行き感や陰影と言ったアート的部分が他のゲームを圧倒している様に思います。この世界の中を走り回るのがとても楽しい♪ さらに、音楽についても語っておかねばなりません。 中国の雰囲気が存分に味わえる楽曲には我々も否応なしに心が惹かれるはずです。特に第二章のオープニングで登場する強烈なビジュアルをした男が弦楽器一つで弾き語りする曲がとにもかくにも圧巻で、これだけで「このゲーム買って良かったぁ」と思わされました。 アジア人で良かったなぁ、と心底感じる事が出来ます。 戦闘面に話を移しましょう。 私的には死にゲーと言っても良い位に難易度が高い印象でした。 戦闘のスピード感はソウル系やエルデンリングよりもだいぶ早く、且つリズム感を試される場面が多い様に思います。難しい反面、アクションは派手で、特に特殊技が決まった時の脳汁出まくり爽快感は特筆すべき物があると思いますね。一言で言うと戦闘が楽しい。 このゲームの特色として、一つの章をクリアすると必ずショートムービーが挟まる事も挙げておかねばなりませんね。これらは「西遊記」に書かれているエピソードを題材にした物になっています。 このショートムービーを「気持ち悪い」「怖い」と評する人が偶にいますが、とんでもない事です。 もしかすると、人生の半分を過ぎてしまった私の様な後期中年だから理解出来るのかも知れませんが、どれもこれも短い中に人生の悲哀が詰め込まれた良作ばかり。ムービー毎に絵のタッチが全く違うのもプレイヤーを飽きさせないナイスポイントです。私、このムービー部分だけ今でもたまに見て涙したりしています。 最後に私が本作で最も評価している点を挙げますね。 それはずばり、キャラクターデザインなんです。 皆さんもご存じの通り欧米のゲームからは美男美女が徹底的に排除され、当たり障りのない凡庸な顔のキャラクターばかり。 無論、それが悪いとは申しませんが、やはりプレイヤーの気持ちを躍らせる力が足りない事は否めませんよね。少なくとも私はそうです。 その点、本作は全く逆のアプローチをしております。 それを端的に申し上げると、 「兄ちゃんも姉ちゃんも顔が奇麗!神!」 と言う事。 欧米とは違う価値観でゲームを作っているんだ!と言うデベロッパーさんの主張にも思えます。何より、やはりキャラに思い入れが出来るのは単純に楽しいですよ、マジで。 ちなみに私は4姉妹の四女が好き。 纏めます。 モバイルゲーム専門なのかと思われていた中国のデベロッパーから、これだけの大作が発売され、バカ売れし、中国共産党のゲームに対する政策にまで影響を及ぼしたと言う事実。 本作の持つ価値は実はそこにあるのかも知れません。 実社会では明らかにナショナリズムが台頭している中、せめてゲームの世界においては中国発のゲームが今後も存在感を滲ませ、欧米や日本のメーカーと共に多様な価値観を創出して貰えると良いなぁ。 そんな事を考えつつレビューを書いてみました。 それではさようなら。
Game of the Year 2024
Zuzunpa さん
信長の野望 出陣
やってはいけないゲームを始めてしまった。 市区町村を制圧をするため、自分の足と遠征(ゲームの機能)で大字を一つ一つ占領する。 日本全国を制圧するなんて到底無理だが、都道府県を1%や地方の3市区町村の制圧とか地道に続けると達成ができる条件を提示してくる。 隣の県に近づけるには、次はどこに支城を配置すれば良いか地図を見ながら悩む。 寝る前に7時間超掛かる遠征先に悩む。 遠出(旅行)の旅、どこは絶対獲っておかなければならないか悩む。 そして、スマホのバッテリー残量との調整でも悩む。 白地図埋めが私の生活を蝕み続けている。この記事を書いている大晦日も…
Game of the Year 2024
ウルトラのトト さん
ドラゴンズドグマ2
二周目も中盤に差し掛かった頃、ふと思う。 『あれ、エンディングってどんなだったっけ?この世界の真理みたいな事ってなんだったっけ?』 記憶力は悪いし、高確率で寝落ちするのでクリアした時もフワフワしていたんだろうが全く思い出せない。思い出せたのはあの爺さんだけ。思い出せないならもう一度クリアするまで。俄然、二周目のモチベーションがあがった。 このゲームの最大の特徴はファストトラベルのハードルが高い事。必然的に徒歩移動を強いられます。ゲームを始めた頃はこの徒歩移動がものすごく面倒に感じました。道は分からないし、矢印とかのナビゲーションもないし、マップも黒く塗りつぶされてて目的地はの場所さえ分かりません。体力の最大値は減ってすぐにゲームオーバーになるし。序盤の村にやっとの思いで辿り着いて半年ほど積みゲーになりました… そしてこのゲームが再始動したきっかけは、とあるポッドキャストゲーム番組のなんとかさんで取り上げられていたことです。珍しく三人ともクリアしてました。これはやるべき価値があるゲームなんじゃないかと思い、途中で再生を止めました。クリア後に二本とも聞きましたが全員、やってる事がバラバラ。ゼルダのブレワイやティアキンも自由度の高さは凄かったですが、このゲームの自由度はクエストの結末が変わる自由さが半端ないですね。素直に変な依頼を聞いてる必要はないんです。持ち上げれば良かったり、悪かったりね。 人生で最高の接待プレイして貰ったこのゲームです。 覚者様、覚者様ってこんなに気持ちよく持ち上げて貰った事はないです。 ずっと、この世界に居たい。 そんな気持ちにさせてくれるゲームでした。 ゆく年くる年を見ながら書いているので、今年一番のゲームに違いないです。 ちなみに、三周目ですけど、やっぱりエンディングが思い出せません。なんでだろ?
Game of the Year 2024
HAN さん
龍が如く8
今作を一言で語るとしたら どうしようもなく春日一番でした!すみません!です。 今作は、前主人公、桐生一馬と新主人公春日一番のダブル主人公ということもあり新旧龍の生き様をこれでもかどういうぐらい堪能出来た一本です。 性格などいろいろ違うことの多い新旧主人公ですが、 真面目な時も不真面目な時も全力で挑む姿がかっこいいです。 ゲームシステムは、全体的に前作をパワーしより快適になっていました。 シリーズ恒例のミニゲームもいろんな意味で、パワーアップしておりただ遊ぶだけでない楽しみを与えてくれると思います。 ストーリーは、全作遊んだ人でも、今作から遊んだ人からでもそれぞれの視点にあった意見を述べてくれるキャラがいるのが見ていてよく考えているなぁと感心してしまいました。 どのキャラも個性がよく出ていてきっと好きになるキャラが出てくると思います。 特に難易度も高くないゲームですので、ちょっとハワイ遊びに行きたい方は、ぜひ遊んでいただきたいです。
Game of the Year 2024
けぃし~@PCゲームソムリエ見習いの弟子 さん
ELIN
私の今年のGOTYは『Elin』です。 本作はPC(Steam)で2024年11月1日に早期アクセスが開始された作品で、日本の個人開発者noa氏によって製作されました。(今作はグラフィック部分のみ別の方が担当しており、それ以外は全てnoa氏が製作しているらしいです😲) noa氏は2007年にフリーゲームとして公開された名作ローグライク『Elona』の開発者で、今作『Elin』は『Elona』の約30年前が舞台の正当後継作となっています。 本作の内容としては、ファンタジー世界を舞台に自由に生きるローグライク要素のある2DオープンワールドサンドボックスRPGとなっています。 ゲームシステムを日本人に分かりやすく説明すると、『不思議のダンジョン』シリーズのようにプレイヤーが1つ行動すると他のNPCや敵が1つ行動する、斜め見下ろし視点のターン制RPGで、オープンワールドの世界を冒険したり、家を建てて拠点運営をしたり、NPCからの依頼をこなしたりして自由に生活していきます。 ゲーム開始時に種族やクラスなどを選択できますが、初期ステータスやスキルに多少の変化がある程度で、プレイヤーはあくまでこの世界の住人の中の一人でしかなく弱いため、拠点から近くの町まで行くのも大変です😅 それなら無理に町に行かずに拠点でのんびりスローライフをおくれば良いのでは?となるかもしれませんが、この世界では毎月結構高額な納税の義務があり、拠点に請求書が届くため、支払い可能な町まで請求書とお金を持って行かなければならないのです。(途中から自動引落も可能になります。) そのため最初はかなり金策や食料の管理などが大変になります💦 また税金を支払わず滞納し続けるともっと大変なことになりますw とはいえこういったサバイバル要素のゲームは2D、3D含めて他にもたくさんあるかと思います。 では私は『Elin』の何にこんなにも惹かれたのか書きたいと思います。(ここからがやっと本題です💦) 1.“現実的”にこだわったゲームシステム 一般的なサバイバルゲームでも草を刈ったり、木を切り倒して草や丸太といった素材を手に入れたりしますが、たいていは種類が違う草や木だったとしても手に入る素材は同じだったりします、しかし『Elin』では○○の草、△△の丸太といった感じで種類によって別ものとして扱われ、例えば草の床をクラフトする場合にも森の草を使うと緑の床になり、藁を使うと茶色の床になるといったこだわりがあります。 人によってはインベントリを無駄に使うので煩わしいと思う人もいると思いますが、私はこのこだわりが好きです。 またインベントリも段ボール箱などに食材を入れた場合はすぐ腐るが、クーラーボックスなどに入れた場合は腐りにくかったり、敵などから炎の攻撃をくらった場合に紙などでできたものをそのまま所持していると燃えて消滅してしまったりといった現実に即した細かな仕組みがあり、だったらこうしたら良いんじゃないか?と考える余地を与えてくれます。 2.現実離れしたカオスな世界 ゲームシステムには現実的なこだわりが詰まっていますが、その逆で世界観は現実的な倫理観を逸脱していますw ゲーム開始時にキャラクリエイトがありますが、性別や年齢を選択できますが、それとキャラグラフィックが合っている必要ななく、なんならドットキャラのグラフィックと顔のグラフィックが全然違っていても問題なし。 種族の中に「かたつむり」があったり、クラスの中にも「観光客」という「それ必要?」と思うクラスがあったりします😅 町のNPCもユニークキャラ以外はランダム生成で、子供のドットキャラなのに顔はおっさんなキャラがいたりしますw またゲーム開始後にチュートリアルで仲間のペットを1匹貰えますが、ペットは「犬、猫、熊、少女」から選べます。もう一度言います、ペットは「犬、猫、熊、少女」から選べます。 そしてNPCとの友好関係が深まるとデートに誘えたりしますが、これも年齢、性別関係なく誘え、なんなら会話ができれば人でなくても・・・😅(今後のアップデートで結婚もできるようになる予定のようですw) ある意味多様性の最先端をいっている作品かもしれません。(犯罪者以外にはw) 3.無限な冒険を可能にするランダムマップ 『Elin』のワールドマップは基本は固定のマップで、町やストーリーに関わる洞窟などは固定で配置されています。 一般的なRPGではワールドマップで町や洞窟に辿り着くと町や洞窟の中のマップに切り替わる仕組み(最近は完全にシームレスなRPGも多いですが)で、『Elin』もその点は同様ですが、『Elin』が凄いのは町や洞窟だけではなくワールドマップの歩くことができる1マス1マスの中に入ることができ、自分で入ったり敵との戦闘になると強制的に中に入りランダム生成されたマップで、戦闘をしたり素材を集めたりができます。 また町で情報屋から情報を聞くと、ワールドマップ上に期間限定の洞窟が出現し、洞窟を探索して宝を見つけたりボスと戦ったりができます。 これにより固定のワールドマップでありながら無限に冒険を楽しむことができるようになっています。 4.不自由を超越した自由 よくこのゲームを紹介するときに自由度が高いと表現されることが多いですが、自由度が高い = 何でもできる ではないと思っています。 最初の方でも述べた通り、プレイヤーは最初は弱く、納税も高くて、生きていくだけでかなり大変です。 操作はほぼマウスのみでできますが、手に持っているものや、開いているものなどによってクリックや右クリックした際のアクションが違ってくるため、誤操作によって腐った食材を食べてしまったり、床に設置しようとしたアイテムを仲間にプレゼントしてしまったり、NPCを攻撃してしまって衛兵にボコボコにされたりもします😅 インベントリにいきなり重いものを入れると重さで圧死しますw そういった不便な部分を乗り越えてプレイヤーを成長させると、やれることがどんどん増えていくといった感じになっています。 5.思わずツッコミを入れたくようなアップデート 本作はゲームを起動するとまずアップデート情報が表示されます。 他のゲームであればよく見もせず閉じてしまうところですが、本作のアップデート情報にはたまに変なアップデートが混ざっているので、思わず見てしまいますw 以前あったアップデートでは「卵を電子レンジで温めると一定確率で爆発するように」というのがあり、すぐに大爆発で建物が全壊する検証動画が上がっていて、即行で爆発の威力を抑える追加アップデートが行われてましたw このアップデートの影響か分かりませんが、私も自慢の我が家(草の豆腐建築💦)にて焚き火で卵を調理してたら、爆発こそしませんでしたが家が少し燃えました😅 さらに直近(2024年12月31日時点)のアップデートでは「おもいやりパンティー着用条例」が追加されました。もう一度言います、「おもいやりパンティー着用条例」が追加されましたw 6.充実のカスタマイズ機能やMod対応 設定画面を開くと文字サイズや実験的な機能などいろいろな項目が自分好みに設定可能になっています。またUIの位置なども自由に変更できたり、テクスチャを自分で入れ替えたりもできるツールも用意されています。 またModにも対応しており、Steamワークショップにはキャラクターの見た目を変えるものから、隠れた情報を可視化するもの、ゲームシステムそのものを改変するものまで、既にたくさんのModが公開されているのでゲームを自分好みに変更することが可能です。 長々と語りましたが私は前作の『Elona』は未プレイで、さらに『Elin』のプレイ時間は30時間程度で、長編RPGでもなければだいたいクリアするかクライマックスに入っていくくらいの時間かとは思いますが、『Elin』ではまだ序盤のペーペーに毛が生えた程度で、ベテランの方々には「お前が何語ってんだ!」とお叱りを受けるところでしょうね😅 実際の進み具合も、現在無料配信されているデモ版よりちょっと進んでいるくらいかと思います・・・💦 逆を言えばデモ版でもこのくらいは楽しめてセーブデータもそのまま製品版に引き継げるので、気になった方はとりあえずデモ版をプレイしてみると良いかと思います。 こんなゲームが日本の個人開発者によって製作され、まだ早期アクセスとはいえ目立ったバグもない(そもそもバグか仕様か分からない部分もありますがw)のは本当に驚きです。 noa氏が『Elin』に込めた思いは、トレーラーでも語られている ・あなたに伝えたい「物語」がある ・あなたに届けたい「冒険」がある ・あなたに感じてほしい「世界」がある とのことで、現実世界があまりに息苦しい世の中になってしまっているので、自由でカオスな『Elin』により惹かれているのかもしれません。
Game of the Year 2024
のーざんらいむ さん
ZERO Sievert
2Dのタルコフライク脱出シューター。 木々や建物の隙間から息を殺して敵影を探り、兵士の遺体から物資を漁る... 誰かに撃たれるんじゃないかとビクビクしながら目当ての表材を見つけた時の喜びと緊張感。突如意識の外から銃声が響き、撃たれたことに気づきパニック、そのまま追撃が続き、あっという間に全てを失う。 2Dと侮るなかれ、僅かな遮蔽でもしっかりと自他ともに視界の通りが細かく定められており、BGMはなく、足音・遠くの銃声・木々の擦れる音の環境音が静かに響くリアルさ。 さながら3DFPSの索敵をしている感覚が存分に味わえる。 2Dのお手軽さの中に秘めた恐ろしい緊張感。お手軽だからこそ、このアドレナリン放出体験にドハマリした。 総合的に、興奮する「ゲーム」体験をさせてくれたこのタイトルを、2024年のmyGOTYとしたい。
Game of the Year 2024
Hasi-lula さん
ASTLIBRA Revision
2DのアクションRPG。特別豪華という感じでは無いですが手触りが最高! 剣で敵をざくざく攻撃して、落としたコインやらをじょりんじょりん回収するのが非常に気持ち良い。 ハクスラ的要素もあり、装備やスキルの強化要素がこれでもか!とてんこ盛りで これがもうずーーっとできる。なので限界まで雑魚を蹂躙して出来る所まで強化、 ストーリーを少し進めたらまた限界まで雑魚を蹂躙して強化、というスタイルで進めた。 ボスは一部、シューティングゲームかという位に弾をばらまいてくるのもいてなかなか手強いが、 しっかり強化していれば力押しでもそこそこ何とかなるのは良バランスと思います。 ストーリーは主人公と幼馴染の女の子が村でモンスターに襲われて・・ 気が付くと無人のベットの上。何故か一緒にいたしゃべるカラスと一緒に、 記憶を探して旅に出る、といった王道的なはじまり。 なんですが、時を戻す力のある天秤を手に入れた所から不穏な感じに。 時を戻して何かを救ったら、代わりに何が犠牲になった・・みたいな胸をえぐる展開が続く。うん、好み。 このあたりのややダークな展開はドラクエのブラックな展開に似ていると思うので、 ドラクエのストーリーが好きな人にはきっと刺さると思います。 で、お前は敵だったんかーい、やっぱり味方!?みたいな展開も多いですがやっぱり熱い。 1本芯の通ったストーリーで道中は謎だらけですが、最終的にはしっかり伏線回収もされて、 非常にすっきりとした読後感を得られます。 クリアにはそこそこ時間がかかりますが、じょりんじょりんしている時間が気持ち良いので問題無し。 未体験の方は是非一度、じょりんじょりんして頂きたい。
Game of the Year 2024
ナナサイ さん
HOP! STEP! DANCE!
バーチャルのダンスレッスン教室に通えてる気分になれた ゆっくり少しずつ自分のペースで覚えれてありがたい 先生がめっちゃ褒めてくれて気分もアガる レッスン後の先生の「クールダウンしましょ!」というセリフが印象的で 先生のことを密かにクールダウンネキと呼んでた 最近ちょっとお休みしてるけど レッスン完了目指して再開したい
Game of the Year 2024
ちゅけ@アカウント名変えるかも さん
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン
先帝の無念を晴らす! というわけで、ロマンシングサガ2リベンジオブザセブンに一票です。 31年の時を超えて名作ロマンシングサガ2がフルリメイク! 最新のRPGの要素を取り込み進化しつつも、オリジナルの雰囲気を崩さないどころかよりブラッシュアップされて帰ってきました。 各名シーンの演出もさることながら、各地のロケーションがピッタリ脳内にはまり、初めて見た景色なのにそこがどこだかわかるほどの再現具合でした。(歴史や文化財などのAR、VRコンテンツを作成するxeenさんの強みを見た気がします) また、冒頭で触れた名台詞ですが、31年の歳月を経た今、これがリアルに感じられる作品となっています。 何を隠そう、私も当時はクリアできず挫折していました。ですが、今作はその先帝(自分)の無念を晴らし、七英雄との戦いにピリオドを打つことができました。オリジナル版をプレイしたタイミングは覚えていないのですが、何十年ぶりの「七英雄へのリベンジ」を果たしたことになります。(本作の「リベンジオブザセブン」というタイトルには七英雄側と我々、ふたつのリベンジが込められていると思います) またこれは自分だけではなく、Xのフォロワーさんの中には親が挫折していたゲームで子がそのリベンジを果たすというリアルでの世代を超えたリベンジや継承といった様子もありました。 その様子はまさにロマンシングそのもので、世代を超えたリベンジがこうしてリアルに見られるとは思っていませんでした。 今作は追加イベントなどもありますが、フラグに関する条件は31年前の知識がそのまま使えます! 私のフォロワーさんのように親子でリベンジしてみるのものよいのではないでしょうか。 今年、このリメイクの瞬間に立ち会えたことがうれしくて、これを自分のGOTYとさせていただきます。