みんなのGOTY(Game of the Year 2024)

Game of the Year 2024
まんま さん
モンスターハンターワイルズ オープンベータテスト
モンハン、それは愛。 愛は巡る。 植物を草食動物がたべ、肉食動物がまた動物をたべ、雑食性の生物もまた食べる。やがて生物は死に、微生物の糧となり分解され世界の養分となるように、モンスターもハンターに狩られ、研究され、余す所なく素材を利用される。 ・・・それもラブ、・・・これもラブ。 わたしと妻も愛し合う、めぐりあい宇宙。 そう、妻との出会いは衝撃的だった…、いや、それはまた別の機会に話そう 愛が巡るように、モンスターの攻撃を受け反撃(カウンター)によってチャージアックスの刃は廻転する。愛が巡るように、刃が巡る。わたしのメイン武器だ モンスターが殴り、ハンターが殴り返す。ハンターが殴るからモンスターが殴り返すのか、互いの力と力、魂のぶつかり合い、いやッ!ブツ・狩り・愛っ!! 過去には、1対多の複数のハンターによる狩りがあったかもしれない。そこには愛はなく非情であったかもしれない。しかし、ワイルズには多対1、多対多が存在する、モンスターも群れるのである、あのイャンクック先生も…そこには愛がある まだテスト段階ということもあり、今後よりよく改善される点もあるかもしれない。 相変わらず、UI等については難解だったり面倒だなと感じるところはカプコンだなって思いながらテストプレイに参加 世界中のプレイヤーが意見をフィードバックし、さらにゲームに磨きがかかる モンハンへの思いが、使用武器への意見が、吸い上げられ、ゲームに反映される 嗚呼ァ、世界は愛で巡っているのだな どうだろう、みんな「ひと狩りいこうぜ!」 いや…、ブツ狩り愛しようぜ! 2024年12月31日、今年もあと3時間。 また、新しい季節とモンハンの世界が巡ってくる (ハンマーの打ち上げがなくなり、尻もちで済むように修正されたらしい、打ち上げたいし、打ち上げられる、それでよかったのになぁって思ったり思わなかったり)
Game of the Year 2024
DEE さん
Pizza Tower
ピザの時間だぁーーーー!!!!!! ニンダイでの紹介時ナレーターのイカれたテンションと奇妙な画に惹かれつつゲームの雰囲気がモロにワ◯オランドじゃねーか!と思いつつバカゲーは好きなので購入。 実際の所やってみるとワ◯オランド+◯ニックなアクションゲーム。 ストーリーは近所にピザタワーが出来た→自分の店がヤバい→ぶっ飛ばしに行くという超シンプルなもの。 ゲームデザインもギミックは豊富で絶妙に作り込まれており、通常プレイもやり込みプレイも楽しくバカゲーの皮を被ったとんでもない神ゲーで完全にダークホースでした。 BGMの評価も総じて高く、特に人気のピザの時間中に流れる 『It's Pizza Time!』は現在YouTubeで1600万再生を超えています。 キャラクターデザインのクセが強い点で人を選ぶと思いますが アクションゲーム好きにはガチでオススメしたい一本。
Game of the Year 2024
トゲ さん
ゼルダの伝説 知恵のかりもの
2Dゼルダの正統進化作品! 本作は、初代ゼルダの伝説や神々のトライフォースなどに称される2Dゼルダの最新作である。 2Dゼルダの特徴は見下ろし型支店であり、いわゆる3Dゼルダが据置機の大作として主流となっていった一方の携帯機などでリリースされていた系統である。 2Dゼルダは前々作ぐらいに当たる神々にトライフォース2でかなり斬新なシステムを入れていたが、今回はそれに劣らず、スイッチ版夢を見る島のテイストで描かれた全く新しいゼルダとなった! 以下素晴らしい点を箇条書きで連ねるがそれが私のとってのGOTYになった理由ともなる。 ・主人公がまさかのゼルダ姫 ゼル伝シリーズを知らない人は何を言ってるかわからないと思うが、ゼルダの伝説の主人公はリンクであったが、今回はゼルダ姫が主人公となる、しかし外伝のようなものではなく、しっかりとした本筋を行っている作品である。(公式サイトの年表にも更新があったね) ・直接は戦わず、物や魔物をお借りして戦う知恵のかりものシステム 物や魔物を借りて攻略することは、自由度が高く、自分なりの攻略法を見つける楽しみが半端ない、しかしこれがまた意外と難易度が高い! 基本ノーヒントなのでわからなければスルーするしかないということも。。。 またサブタイトル名が知恵のかりもというのも、借りた壺やベッド、モリブリンたちの総称刺すのも珍しいし、何より攻略法自体も、ネットや友人の攻略法をかりものするっていう意味にもとれる点が素晴らしい。 ・さまざまな種族、短いようで長くボリューミーな中身 各時代より暮らしている種族の多彩さも見どころである、ハイリア人、ゴロン族、ゾーラ族、ゲルド族、デクナッツ族など、、 お気に入りは2種類いたゾーラ族を川ゾーラと海ゾーラとしたところ(他作品でやってましたっけ?)あと雪山にいた雪男もトワプリのあいつを思い出してとても良い。 メインミッションの他のサブミッションもなかなかのボリュームで、先に進めたいけけどいくつか依頼もこなしたいなっていう気持ちになる。 ミニゲームもなかなかの歯応えだけどかりものを上手く使うと・・・っていう工夫も素晴らしい。 ・次のゼルダはどうなるのっていう期待 これは直接作品内のことではないのだが、今作がゼルダメーカーを作っていて、作り直されたらしいというのも良い、DLCでゼルダメーカーモード実装も期待したい。  トライフォースには、力、知恵、勇気の3つがあるわけだが、今回は知恵がテーマでしたので、いよいよあの男が主人公の力のトライフォースに焦点が当たるのも期待できると思ってます。 最後に今年はあまりゲームをクリアまでいけた作品ばかりでした、それはひとえに時間がないのと積みゲーの呪いとしか言いようがないので、来年はたくさんクリアまで行って、GOTY選別を迷うぐらいにしたいと思います。
Game of the Year 2024
ゲルトロク さん
FORSPOKEN
アーシアでタンタのレルムがブレイクでピンチ FORSPOKENを一文でまとめるとこんな感じ。 このレビューが読まれているのなら きっと既に2025年になっていることでしょう。 大晦日の夕暮れ、今年も残すところ数時間といった タイミングでふとYOUR GOTYを思い出し、 私もいっちょやってやろうと思い立った次第。 自分もゲーマーの端くれ。 2024年も様々なゲームに手を出した。 感動し、打ちのめされ、プレイを諦めることもあれば ただひたすらに時を忘れて遊ぶ事も。 多くの体験の中で何が自分に取って一番面白かったか?もっとも他人にオススメしたいゲームは? 正直一本に絞るのは無理だった。 それ程に今年は豊作。 では、一番印象に残ったのは? ゲームに対して強い感情が芽生えたのは? この考えで選ぶとスッとFORSPOKENが思い浮かんだ。 このゲームを詳しく紹介しましょう。 ゲームの内容を伝えるだけなので、点線間部分は読み飛ばしていただいても問題ありません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジャンルはオープンワールド魔法アクション。 一人プレイ専用で作ったのはルミナスプロダクションズ。(あのFF15を作った所!) あらすじは 現代で暮らしていた主人公がある日突然、異世界に飛ばされる羽目になったが、そこは魔法の存在する中世ファンタジーの様な世界。 ついでに冒頭の一文をもっとちゃんと説明すると 異世界「アーシア」にて「タンタ」とよばれる指導者が統治する「レルム」と呼ばれる地域が4つあり、 それらが「ブレイク」と呼ばれる謎の瘴気によって崩壊の危機にさらされている。 そんな世界で主人公フレイは喋る腕輪カフを身につけ、現地の問題や人とぶつかりながら元の世界へ帰らんとする。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなFORSPOKENだが、 はっきり言いましょう。 このゲーム、本当に残念なのです。惜しいのです。 「もっと上手く出来ただろう!」という感想が強い。 魔法パルクールでオープンワールドを走り回ったり、 様々な魔法を駆使してスタイリッシュに敵を殲滅したりといった体験はかなりオススメできるが それができるようになるのが遅い。(個人の感想です) そこそこプレイしないと真の移動や戦闘が出来ないのはもったいないと思う。 魔法の力による幻想的な風景の中を高速で移動するのは快感だし、強力な魔法で一方的に敵をボッコボコにするのは楽しいからね。 サブストーリーももっと欲しかった。 世界感の掘り下げや個性的なキャラクター達との交流をまだまだ出来たのではなかろうか。 あの元鍛冶屋のオバサンはいいキャラしてる。 マップは広く、宝箱も見つけやすいのはありがたいが 配置や中身に魅力がさらにあっても良かったと思う。 具体的な改善案を出せるわけではないから心苦しいのだけれど、いま一歩足りない、もうちょっと欲しいみたいな感情を抱きながら終始プレイした。 正直、今年プレイしたゲームの中で満足のいく 個人的に文句のないゲームは他にあった。 でも、数年後にイチバン記憶に残っているのは FORSPOKENだと思う。 満たされた幸福な記憶は薄れやすく、 あともう少し!という口惜さ満ち満ちの体験は残る。 ちなみに、FORSPOKENを遊び尽くした後に 直近でPS5を購入した知人へプレゼントしたが、 ディスクドライブついてないPS5Proを購入していたというオチ。 さらにはプレゼントした翌日にゲームカタログにFORSPOKENが入ると発表されるという2段オチ。 こんなゲーム外の体験もあって 今年一番印象的だった私のGOTYは FORSPOKENなのでした。おしまい。
Game of the Year 2024
karoi さん
Raindrop Sprinters
いらっしゃい まずは ぼくが このゲームに出会った きっかけを おはなしするね ぼくは Flash動画の時代から インターネットにふれてきて いろんなことを ケンサクするのが すきなんだ フリゲのことを しらべてて 出てきたものの1つが Pixelさんの「洞窟物語」だったんだ やりごたえのあるアクション/いっぱい考えるストーリー/独自の音源のサウンド/なつかしい感じのドット…が ぼくのハートをcatch!したよ そんな「洞窟物語」のテストプレイヤーの1人が 「Raindrop」をつくった 「くろいひと」 こと 「Shuhei Miyazawaさん」です! Shuheiさんは これまで裏方としての活躍でしたが… 自分でも作りたいという気持ちが つよくなったそうです! うれしいこと! ぼくは 洞窟を ケンサクしてたら「Raindrop」に出会ったというわけです! まえおき ながくて ごめんね しょうかいをします もともとフリゲ版の「Raindrop」があって それがパワーアップしたのが「Raindrop Sprinters」です! 操作はかんたん!左右の移動と ボタン長押しでゲージを使って時間の流れがスローになる! 【あそびかた】 することは…雨をよけて できるだけ星を取って ゴールに入ること 時間とともにレベルが上がって だんだん雨が強くなります 雨に当たったら そこでおわりです レベルMAXで 5回ゴールしたらゲームクリアだよ! 【スコアアタック】 ノンストップでゴールするとボーナス点が1.5倍になったり スローのあいだ移動速度が上がるバッジなどが隠されている! ボーナスやバッジの条件が わかってくると キケン=ハイスコアに つながるようになって さらにアツいプレイになるよ!ローカルとオンラインのランキングもあります! 【なつかしの画面とサウンド】 画面のサイズや 色の数や「Kamata」の音源など…あの6つのミュージアムのアーケードな感じの こだわりがすごいよ!縦画面にも設定できます! 【いろんなモード】 きほんのStandard/ギミックを置けるCustomize/制限時間のなか できるだけスローを使うOnrush/30秒で雨を受けつづけるMaverickの4つ+一部にはレベルMAXの練習/エンドレス/カミナリのモードがあるよ!(もういっこあるかも…?) 【ハイテンポ】 1プレイの時間は 長いときでも2分!何度でも あそびたくなる テンポのよさが みりょく! 【にやりでかわいい壁紙】 テーブル筐体の左右風のものや ネコチャンなどの壁紙をセットして 空きスペースも たのしい画面に!(攻略のヒントも…?) …というゲームです!気になったら あそんでみてね! 【おもいでばなし】 もし お時間があるなら もうすこし おつきあいください Shuheiさんは 京都にある「さろん淳平」というお店を やっています ぼくは 2024年のBitSummitに いったのです せっかく京都に行くなら お店に いって すばらしいゲームたちのおてつだい&開発の お礼を つたえたいと思ったんだ その日の お店は おやすみの予定だったけど「喫茶やります」の お知らせが見えたので いったん ビッサミから お店に むかいました 入ってみると スタッフさんが あたたかく むかえいれてくれました 中を みわたしてみると「Raindrop Sprinters」のフライヤーが みえる ここで あってるよ! ぼくは「Raindrop」のことを きいた すると「息子が作ったもの」と はなしてくれました なんと おかあさまだったとは! そのあと「呼んできましょうか?」と きこえたので おねがいしました ぼくは ドキドキしている… そして…階段を降りてやってきたのは… わぁ!Shuheiさんだ! ぼくは きんちょうしながら お礼をしたり やりこみ具合などを おはなししました すると…「1000万点を超えた上に実績をコンプした人は世界でも数人しかいない」とのことで おたがいに びっくりしたよ なんと…スーパープレイヤーの称号を あたえてくれました! ぼくは こんらんと うれしさが 混ざった はじめての気持ちになったよ! あのときに飲んだ とても あまいコーヒーは ずっと わすれられません… もっと おはなししたいけど そろそろ ビッサミに 戻らなきゃ… ぼくは あらためて お礼をするとともに リュックを持つと 「はるばる ありがとうございます! おみやげにどうぞ!」と できたての あたらしい名刺と 奥さんのあやめさんが描いた ネコチャンのキーホルダーを わたしてくれました! まさか グッズまでプレゼントしてくれるなんて…! とても あったかくなった ハートな ぼくは ビッサミに もどりました しょうかい以外が おおくなっちゃったけど それぐらい おもしろくて あったかな ゲームだと おもったんだ はじめて レビューを かいてみたけど どうだったかな… もし まちがってる ところが あったら すぐなおすね あらたな出会いに つながってくれたら ぼくは うれしい! ここまで よんでくれて ありがとうです!
Game of the Year 2024
さや さん
ゼルダの伝説 知恵のかりもの
※この作品を語るにあたり、ネタバレを避けては通れませんでした。これからプレイ予定の方は慎重にお読みいただければ幸いです。 スイッチ後継機の情報公開が今や間近と噂される今日この頃。 yourGOTYならぬyourGame Of The Switchは決まりましたか? マリオ? どうぶつの森? ポケモン? やはりyourGOTYや本家GOTYで挙げられたゼルダの伝説 ブレスオブザワイルドやティアーズオブザキングダムを推す声も多いのではないでしょうか。 超大作ですからね。当然のことでしょう。 ですが、ごめんなさい。 この2作品を好きな方には大変申し訳ないのですが、私にはまったく合いませんでした。 ブレワイはパラセールを入手したあたりでやめ、友人がはじめるからと再開した2度目の挑戦も神獣一体を攻略して挫折してしまいました。ティアキンにいたっては未開封のまま部屋のどこかに眠っているはずです。 勘違いしていただきたくはないのですが、貶すつもりや逆張りの意図はまったくありません。ただ単純に私とゼルダシリーズの相性が悪かっただけなのです。 思い返せばこれまでチャレンジしたいくつかのシリーズ作品も同様の惨状でした。爆弾を手に入れたところで別のゲームに心移り、草を刈った瞬間に飽き、雰囲気が怖くてそもそもプレイできず、馬に跨がったところで何か違うと感じてしまう……。 リンクを操作していてしっくりきたことなどスマブラくらいのものです(それさえも新規参戦したソラやホムラたちにとって代わられてしまいました)。 しかし、ゼルダほどの強大なIP、どうしてもプレイしたい! そんなゼルダ弱者は任天堂公式チャンネルを見て、その自由度の高さに惹かれ当作品の購入を決意。 プレイしてみると、これがとてつもなく面白い!! ストーリーとシステムの両面から楽しめました。 リンクは人の出来た格好いい少年。ゼルダは健気で時々お転婆なお姫様。 これまでゼルダの伝説シリーズで躓いていたことが嘘のように、嵌まってしまいました。 さて、前置きが長くなりましたが、ここからがGOTYの本筋。 この作品の私なりの高評価ポイントを、ネタバレ込みで語らせていただきましょう。 まずはストーリー。 ゲーム冒頭で操作するのはリンク。 しかし、このリンク、ただのリンクではありません。彼はすでに数多の冒険を乗り越え、ハートの器を集めきり、剣や弓、爆弾で武装した完全体リンクなのです。 いかにもラストダンジョンを駆けるリンク。立ち塞がる敵をバッサバッサと薙ぎ払い、辿り着いた先に待ち構えているのはガノン。 このガノンさえも容易く斬り捨てると、部屋の奥には囚われのゼルダ姫がいました。 しかし、いざ助けようとしたところ、ガノンが遺した槍から生じた裂け目に呑み込まれてしまいます。 ですが、そこは勇者リンク。闇の中に沈み込みながらも最後の一矢を放ちます。 その一撃はゼルダを捕らえた水晶を破壊。無事、ゼルダは自由の身となりました。 その後、ハイラル王国に戻るゼルダですが、父である国王をはじめとした味方たちも裂け目に吞まれてしまいます。 そのうえ、裂け目から現れた偽物の国王に、裂け目を生み出した元凶の濡れ衣を着せられてしまう始末。 こうしてゼルダは自らの身の危険も顧みずに助けてくれたリンクやハイラルを救うため、冒険に挑むことになるのです! とても、いいですねぇ。 普段は助けられる側がピンチに瀕して助ける側になる。個人的に大好きな展開です。 ……ところで、今作のゼルダとリンクはまったくの初対面。一国のお姫様と小さな村の少年という関係性です。 ゼルダからしてみれば、お城の兵士の助けも望めない絶望の中、見も知らぬ少年が突然やってきて、悪者を退治してくれただけではなく、命がけで助けてくれる。 初対面でこの神対応。 こんなの少女漫画のヒーロー登場シーンよろしく、キラッキラなフィルターが画面いっぱいにかかってしまうに違いないじゃありませんか。 国から逃亡する際にも、ゼルダは身分を隠すためにリンクの遺したフードを身に纏います。 信じられますか? 見ず知らずの人が先刻まで着ていたものをですよ? プレイヤーとしては、そうですか、あの一瞬でそこまで心を許してしまいましたか、ゼルダ姫。と思うわけです。 リンクの活躍はこんなものではありません。 物語の中盤ではゼルダを護るために木の棒片手に巨大な敵に立ち向かいます。剣を失っても助けを求める人がいるならば、化け物相手でも戦うぞ。という、リンクの精神性が少し不安になる大活躍です。 もちろんゼルダの見せ場もしっかりと用意されています。 ゼルダがリンクを助ける展開は、そうそう、これこれ感たっぷり。 終盤ではついにゼルダとリンクの共闘が実現します。この戦いも熱い! リンクはゼルダの隣で敵を圧倒する剣技を披露してくれます。 ここでプレイヤーは知ることになります。 リンク強すぎ問題! ゼルダがせっせとかりものを召喚するも、敵の攻撃1、2発喰らうとやられてしまうほどの敵の強さ。しかし、その間もリンクは勇敢に回転斬りを叩き込んでいるわけです。 あまりの強さにプレイヤーはビックリ。 歴代のリンクはこんなに強かったのかと感動さえ覚えるでしょう。 最早、ゼルダがサポートに回った方が強いまであります。 こんな活躍を魅せられたら、リンクを婿入りさせるしかないとプレイヤーは思ってしまいますよ。 ゼルダ姫、こんなにいい男はなかなかいないですよ! 忘れてはならないのが、三女神に遣わされた妖精でゼルダの相棒、トリィ。 彼は裂け目の修復と、囚われた人々を救うために力を貸してくれます。 妖精であるがゆえに、トリィは人のことが良く分かりません。 出会って間もない頃はゼルダが鉄格子を通れないことも分からない有様。 そんなトリィも冒険のなかでゼルダや人々と交流を積み重ね、人や感情というものを少しずつ学んでいきます。 無機質なトリィが感情を徐々に示すようになると可愛くて仕方ありません。 作中後半に感謝の気持ちを理解する展開は、ベタですが感動して涙してしました。 そしてシステム面。 今作のゼルダは戦闘能力が皆無です。 そのため、トリィから与えられたかりものの力が重要になります。 かりられるものは光を放っており、触れることで覚えることができます。 一度覚えたものは多少制限はありますが、基本的にいつでも呼び出し可能。 机やベッドにはじまり、倒した敵までかりものとして呼び出すことができます。 これが絶妙! プレイヤーの考え方次第で、様々な使い方ができます。 例えば先のベッドは眠ることでハートを回復できますが、重ねることで階段として使うこともでき、時には盾として敵の攻撃を防ぐこともできます。 ストーリー展開としては本来ダンジョンを迂回しないと進めない道も、かりものの使い方次第では無視可能。 この自由さは戦いにも適応されます。 敵を召喚して、戦闘を眺めているだけでも大丈夫ですが、それだけではつまらない。 石を投げつけてもいいし、水の中に落としてもいい。 あなたの考え方次第で、穏やかなゼルダ姫も、アグレッシブなゼルダ姫も自由自在! また、今作はゼルダがリンクの力を時限的な強化スタイルとして扱うこともできます。 これがあることで、リンクの強さを実感でき、私のような常にリンクしか操作できないことによる不満を持つものでも、味変として楽しめます。 というか剣を振って敵を倒せるのが快適すらあります。 終始面白かった本作。 大満足ではありましたが、同時にこれまでゼルダシリーズをしっかりプレイできていれば、ゼルダがリンクを助けに行く展開に一層興奮できたかも知れないなぁというのが唯一の心残りでもあります。 いつもピーチ姫を助け出すから、マリオが助けられる展開が活きる。 クッパをいつも倒しているからこそ、共闘に熱さを感じられる。 そのあたりが知らないうちに薄くなってしまっているのかもしれない。ちょっと勿体ないことをしてしまったかなと思う反面、ゼルダの伝説シリーズはこんなに素敵なストーリーだったのかと知ることができました。 ゼルダ微妙勢を大好き勢に変えてくれた最高の作品です! とりあえず、ブレワイで助けを待っているゼルダ姫を救出しなければ、と使命感に駆られました。 もう少しだけ待っててね、ゼルダ姫!! 私の操作するリンクはそんなに格好良くないと思うけどっ!!
Game of the Year 2024
ユネ さん
FOAMSTARS
ゲーム性、音楽、キャラの総合評価でフォームスターズが個人的にゲームオブザイヤー。 これが無ければメタファー・リファンタジオな一年だった。
Game of the Year 2024
光の農家ミアノ@Anima さん
The First Descendant
今年、1番プレイして1番楽しんだのはThe First Descendantになると思います。 ジャンルとしてはルーターシューターになるかと思います。無料でプレイできるタイトルになっておりますので少しでもやりたくなった方は気軽にプレイしてみてください。 このゲームの1番のおすすめはきれいなグラフィックスになると思います。フィールドの美麗さもですが何よりの多くの魅力的なキャラクターをTPS視点で爽快に操れるところだと思います。キャラクター数も多く自分のお気に入りも必ず見つかると思います。そのお気に入りのキャラが滑らかな描写で眺めることができます。魅力的なプリッと上がったお尻をずっと眺めながらダンジョンを周回できるからずっとやってしまったわけではありません。 ゲームのプレイ強度もノーマルからハードまで数多くのミッションがありストーリーもしっかりと語られていますので飽きずに楽しめると思います。ボス戦もレイド戦としていろいろなギミックもあり自分のキャラを強化したり武器を強化していく事によって倒していく事ができます。ダンジョンに潜ったりフィールドのミッションをクリアすることによってアモルファスというガチャをする為のアイテムを集めてキャラの解放、武器の解放ができますが無課金でも十分に開放していく事ができます。課金すれば早いですが私はアルティメットキャラは全部自力で無課金で解放することができました。自力でキャラの解放はできましたが肌色の多い衣装を無意識のうちに課金していたので不思議でした。肌色の多いナイスバディのお尻を眺めているとゲームが捗るわけではありません。 このゲームをプレイしたきっかけはいつも見ている配信者さんがやっていたのがきっかけでしたがその配信者さんの配信で一緒にプレイできたのも良い思い出になっています。新規のキャラクターの追加も来ているのでまた、機会を見て25年も楽しんでいければと思っています。
Game of the Year 2024
ゆきねこ さん
ファイナルファンタジーVII リバース
FF7の物語が大ボリュームで蘇る!! 原作で表現出来なかったキャラクター達の息遣いや、心情の繊細な表現、原作を知っていても考察をしてしまう緻密なストーリー。 ミッドガルの外は広大で、美しくミステリアスな世界が広がってます! 音楽も新曲や原作のアレンジが素晴らしく、声優さん達の二面性のある声の演技も魅力的です! アドベントチルドレンよりも更にグラフィックが進化しており、キャラクター達皆んな美しく、シルエットでもどのキャラクターかよく分かるのが素晴らしいです!
Game of the Year 2024
FORTE@aozorafm さん
ファイナルファンタジーXIV
ゲームで世界を救ったことがある、と言う人は多いでしょう。 最愛の人と一緒になれた人もいるでしょう。 家族や友人、大事な人と一緒に過ごす経験もあると思います。 または強さを極め、その世界で覇を轟かせたことがある人もいるでしょう。 まだ見ぬ景色やレアなアイテムに心躍らせたことがある人もいるではないでしょうか。 では、自分の人生を救ったゲーム、というのはないのではないでしょうか。 このFAINAL FANTASY XIVには少なくとも人を1人救う、幻想(ファンタジー)と現実(リアル)両方の魅力があるのです。 まずは、ファンタジーの魅力について紹介したいと思います。 それはまさにFAINAL FANTASYであること、それがファンタジーとしての魅力です。 FFがFFであることが魅力であると言うのは、当たり前のことしか述べていないように見えますが、これにはFF14だからこそ「FFらしさ」であることに意味があると思っています。 それは最初にリリースされたFF14(根性版)はお世辞にもFFナンバリングタイトルとしては、FFらしさがカケラもないゲームとなっていました。 チョコボは「馬鳥」であり、最初時はナイトや竜騎士などのジョブも存在しませんでした(のちのバージョンアップで実装) そんなFF14がいまやクリスタルを中心に置いたストーリー、召喚獣(蛮神)、剣と魔法の中世ファンタジー、はるか古代にあった今より優れた魔法や機械の超文明、飛空挺、ジョブ・アビリティ、(MMOにしては)美麗なグラフィックなどFFらしさ全開となっています。 FFファンならずとも、ファンタジーってこういうもの、ファンタジーといえばこう、という王道となっていると思います。 そこにはとっつきにくい造語のオンパレードや、よく分からない複雑な世界設定などはありません。 老若男女を問わず、FFを知っている・知らないを問わず、ファンタジーに詳しいかどうかも問わず、入りやすい魅力的な世界観だと思います。 次に現実の魅力について紹介します。ゲームにとって現実的な魅力が存在するのか、また必要なのかと言う話もあるかもしれません。 ゲームというコンテンツはエンタメであり、人の手によって生み出されます。この生み出された過程、そして生まれてからの生き様にプレイヤー(光の戦士=ヒカセン)を惹きつけてやまない魅力があります。エンタメであるゲームの開発・運営・コミュニティがエンタメでもあるのです。 初回リリース時の根性版はFFらしさがないと言いましたが、ゲームとしての完成度も決して高いとは言えませんでした。むしろ失敗だった、と言ってしまっても過言ではないかもしれません。それくらい完成度が低い状態だったのです。つまり、プロジェクトとしては失敗している状態でした。 まさにその頃、私も仕事では失敗プロジェクト続きで残業に次ぐ残業、休出続きで1〜2ヶ月間は休みがない状態が続いていました。そのため、プロジェクトが成功することなどあり得ないと思っていたのです。 そんな状態で発表された前代未聞のFF14の作り直し、新生版の開発。 プロジェクトを失敗したままで終わらせない、FFというフランチャイズ、ファンタジーへの期待にもう一度応えるための英断。 その結果はすでに出ています。 十年を超える長期シリーズとなり、freee to play(基本無料)が当たり前の中で月額課金のオンラインゲームであること、ギネスワールドレコードを始め世界の記録を更新していること、いま現在でも世界中でプレイヤー数が増加し続けていること、いくらでも例を挙げられます。 その輝かしい結果と赤裸々な内部事情の公開は仕事において失意のどん底にいた私に、上手くいくプロジェクトもあるんだ!プロジェクトを成功させるために僕にもできることがあるんだ!と希望を持たせるのは十分すぎる出来事でした。 そこからゲームでもリアルでも私は冒険を続けています。続けられています。 そう、このゲームはネトゲであるとか、MMOであるとか、FAINAL FANTASYであるとか以前に、一介の冒険者が(ヒカセン自身も)見知らぬ場所を冒険し続けるゲームなのです。 最後にこのゲームでもっとも好きなセリフを紹介します。 「冒険は どこまでだって続いていくー」 今年Version7となる拡張パッケージがリリースされました。すでに7.1のアップデートもされています。 そして東京ドームや世界各地でのファンフェス、横アリでのロックライブ、スマホ版の開発など開発運営も冒険を続けています。 プレイヤーであるヒカセンも同様にまだ見ぬ場所や見知らぬ世界を見たくて、冒険を続けていくそんなゲームだと思います。 それが今回の拡張パッケージ、黄金のレガシーで更なる確信を持てました。 だからこそ、胸を張って今年一番おもしろいゲームだったと言えるのです。