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みんなのGOTY・レビュー
maimaiでらっくすのGOTY画像
Game of the Year 2025
まにゅある樹液 さん
maimaiでらっくす
segaが開発した洗濯機みたいなアーケード音ゲー。 収録曲はJpopやボカロ、他社音ゲー曲など千差万別。 実力に合った曲や、履歴から好きそうな曲を紹介してくれる。 ゲームプレイは、maimai独自のタッチ画面をなぞる「スライド」の癖こそあれど、曲の譜面に唯一無二の個性を帯びさせる。 ゲーセンで見かけたら、ちょっとやってみては? (ガチるなら手袋必須です) 以下、駄文です。 私は2015年以降、maimaiを触っておりませんでしたが、「Xaleid◆scopiX(かれいどすこーぴくす)」きっかけで復帰しました。 こちらの曲は長期間イベント「KALEIDXSCOPE」のラスボス曲で、曲の長さは4分24秒。見たことないノーツ、何が何だがよく分からないラス殺しなど、トップランカーですら膝から崩れるほどの絶望させた曲です。 しかし、ただ難しいだけじゃなんです。 死ぬほどいい曲なんです。 前半は声ネタやエレキギター響かせ緊張させ、後半でピアノ解禁で一気に緊張が解放されカタルシスに至ります。 この曲を作ったxi(さい)さんは天才だと思わされました。 最後になりますが、maimai開発チームの皆さん、xiさんありがとうございます。 (6,100円かけて解禁しました。)
ゼルダ無双 封印戦記のGOTY画像
Game of the Year 2025
ぱんたん@笹黒白 さん
ゼルダ無双 封印戦記
今作は「ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザ キングダム」の過去の世界で起きた「封印戦争」を描く作品です 「ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザ キングダム(以下ティアキンと略)」は2023年5月12日にニンテンドーSwitchで発売された名作アクションRPGです 発売当時 前作「ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド(以下ブレワイと略)」から更に広がったハイラル王国を、リンクを操り駆け回っていました 謎のテクノロジーゾナウギアでの創作遊びに夢中になり 旅の目的を忘れてしまいかけた事もありましたが とあるイベントに遭遇した際に、道草くっている場合じゃない事に気付き 様々な種族の仲間達と協力し 離ればなれとなってしまったゼルダ姫をみつける旅に邁進 一気にクリアまで突っ走るハマりっぷりでした そんな「ティアキン」ですが 作品内では、封印戦争について詳しく語られることはありませんでした 作中の会話等から、恐らくこのようなことがあっただろうと想像するしかなかったのですが 私のGOTY「ゼルダ無双 封印戦記」を体験することによって ハイラル王国の知られざる過去を知ることができたのです 「ゼルダ無双 封印戦記」には「ゼルダ無双 厄災の黙示録」という前作があります 「ブレワイ」から数えて100年前の大厄災を体験できるゼルダ無双としてとても素晴らしい作品でした 前作のクオリティから今作も間違いなく楽しめるに違いないと確信していたのですが ゲーム序盤の手触りとしては、無双ゲー特有の一騎当千な爽快感が今一つ感じにくく、「おやおや?」と感じてしまったのが正直な所でした しかしながら封印戦争を描く話はとても興味深く ゼルダとラウルを中心に展開しつつ 謎のゴーレムとコログ族との不思議なコンビが織りなす多重構造シナリオの先が気になってしまい エンディングまで一気に駆け抜けたのでした EDロールを見終え、タイトル画面からゲームを再開すると なんと広大なハイラル王国地図に凄まじい数の新たなポイントが点滅開放されたのです マジか・・・という思いと まだまだ遊べるじゃないか!という思い 忽ちやる気スイッチがONになり 次々と攻略を進めていく 一つステージをクリアすると 新たな施設が解放され 新たなクエストを達成すると 見知らぬアクションが解放される そこで気付くのです ゼルダ達の動きがどんどんスムーズになっているじゃないか!? このゲームにおける到達点はEDロールを見る所では無かったのです エンディング後に新たな目標が掲げられ その目標を達成する為にはハイラル王国を隅々まで探検しつくす必要があったのです プレイアブルキャラクターに設定されているアクションを全て解放することで 今迄感じていた物足りなさが嘘のように これぞ一騎当千!といえるアクションに昇華されました 仲間キャラクターとの必殺技も 組み合わせが豊富で見ているだけでも楽しくなります ゲームの面白さのピークコントロールがお見事! これぞオープンワールドシリーズゼルダの伝説の系譜! そして無双タイトルを冠する今作ですが このゲームは紛れもなくゼルダの伝説なのです ゾナウギアとスクラビルドの重要性に気付くことで 全くの別ゲームと化すのです 私は思い出しました 「ティアキン」に於いて武器を振り回す事も大切でしたが 様々なアイテムを如何に使いこなすかも重要だったことを・・・。 そのプレイ感覚を「ゼルダ無双 封印戦記」でも味わうことができたのでした 余談ですが 名作「ティアキン」に於ける個人的残念ポイントとして ゴーレムの動作のもっさり感があったのですが 今作に登場(搭乗)するゴーレムは 「そうそう!こういう動きをしたかったのよ!」 に応えてくれているのもニヤリとさせられます 馴染みのあるキャラクターから新しく登場するキャラクターまで 個性豊かな面々が協力して封印戦争に挑んでいく今作 キャラクター同士の台詞の掛け合いやそこから感じられる関係性も 相まって魅力的な一作でした そしてプラットフォームの側面からの感想も話しておくべきかと思います 今作「ゼルダ無双 封印戦記」はニンテンドーSwitch2専用ソフトで 2人同時プレイが可能となっているのですが なんとインターネット越しにおすそ分けプレイが可能です 実際に友達に協力してもらってお試しプレイしてみましたが 想像以上に簡単且つ快適におすそ分け2人プレイができましたし ニンテンドーSwitch2の機能であるパーティーチャットで画面共有も可能でした 更にアミーボにも対応していて 1日5体までゲーム内のアイテムを獲得する事ができます ゼルダシリーズのアミーボ持ってて良かった! 任天堂ハード以外の展開は考えられないソフトタイトルであり ニンテンドーSwitch2を持っていて良かった!と心底感じさせてもらえたタイトルです マップ達成度100%に至る85時間53分24秒 「ゼルダ無双 封印戦記」間違いなく私のGOTYです コーエーテクモゲームスAAAスタジオの皆様ありがとうございました
ユニコーンオーバーロードのGOTY画像
Game of the Year 2025
ター さん
ユニコーンオーバーロード
遊びやすくてサクサク進めてストーリーもわかりやすくてとても楽しかったです。 難易度にもよるかもしれませんがイライラしてしまうこともなく純粋にゲームって楽しいなと思えるものでした。 思っていたよりクリアまでのプレイ時間がかかりましたが自覚する事もなかったです。 素晴らしいゲームてした。
Clair Obscur: Expedition 33のGOTY画像
Game of the Year 2025
むらしゅん a.k.a サブカルク〇野郎 さん
Clair Obscur: Expedition 33
---------------------------------------------------------------------- 「FF病」をこじらせたサブカル厄介おじがフランス産RPGに救われた話 ---------------------------------------------------------------------- 「え、これマジで?」 『Clair Obscur: Expedition 33』が、2025年のGOTY(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)大本命だというネット記事を読んだとき、俺は我が目を疑った。 ​誤解しないでほしい。俺にとってこのゲームは確かに傑作だ。でも、これが万人受けするなんて信じられない。なぜなら、俺がこのゲームに捧げている愛の正体は、長年ファイナルファンタジー(FF)シリーズに抱き続けてきた、「巨大な未練の反動」に他ならないからだ。 ​◆俺の「FF」は10で止まっている ​ここでハッキリ言わせてくれ。俺の中のファイナルファンタジーは『FF10』で完結している。(※個人の感想です。10-2以降を愛する皆様を否定する意図はありません。命だけは助けてください) ​俺が「FF病」を発症したのは、『FF10-2』がきっかけだった。 百歩譲ってリュックはいい。だが、あの聖女ユウナがだ。太もも丸出し、胸元おっぴろげ(謎のトゲトゲで隠してはいるが)で、「ユ・リ・パ、レディ・ミッション・スタート♥」 とか言い出した時の絶望感よ。当時、ユウナを聖女崇拝していた俺は、あまりの解釈違いに泡を吹いて倒れた。 ​その後も、俺の苦悩は続く。 ​『12』のガンビットシステムに脳が追いつかず、 ​『13』の「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」という呪文に馴染めず、 ​『15』に至っては「ホスト達のキャンプ」というビジュアルだけで食わず嫌いを発動。 ​『16』でようやく復帰し、「FFらしさ」を感じて楽しめたものの、かつて少年の頃に感じた「あのワクワク」は戻ってこなかった。 気がつけば20年。俺は「純粋なゲーム少年」から、立派な「サブカル厄介おじ」へと変貌を遂げていたのだ。 ​その間、俺の心の隙間を埋めたのは海外勢だった。『The Elder Scrollsシリーズ』の圧倒的自由度に殴られ、『ウィッチャー3』の渋い語り口に酔いしれる日々。ドラクエ11はかなり良かったが、俺はあいにく骨の髄までFF派。 「いつか、俺の理想のFFが帰ってくるんじゃないか……」 そんな儚い希望を抱き続けるゾンビ。それが、FF病患者である俺の正体だ。 ​◆フランスからの刺客『Expedition 33』との出会い ​そんなゾンビライフを送る俺の前に現れたのが、『Clair Obscur: Expedition 33』である。 ​冒頭から心を鷲掴みにされた。 赤と白の花びらが舞い散る美しい街並み。歪んだエッフェル塔のような建物。これからお祭りが始まるらしいが、街の住人は不穏な単語を口にしている。「抹消」だの「ペイントレス」だの。 どうやら俺は、元カノのソフィーと港へ向かうらしい。たどり着いたその先、海の向こうの上空に浮かんでいたのは、巨大な数字「34」だった。 ​「ペイントレスが目覚める。抹消が始まる」 先に進みますか? → [YES] ​カットインが入る。「34」の数字は、海を越えた先にある巨大な玉座に描かれていた。そこに座る、長い髪の巨人。そいつがおもむろに手をかざすと、数字が「34」から「33」に書き換わる。 ​その瞬間、地獄が始まった。 人々が赤い花びらとなって消えていく。だが、消えるのは「特定の年齢の大人」だけだ。子供たちは、まるでそれを知っていたかのように、あるいは涙をこらえ、あるいは目を背けている。元カノのソフィーも泣きながら花びらになって消えた。 そして俺(主人公)は……消えない。 一人残された主人公が「33」という数字の前でうなだれてプロローグ終了。 ​……なんだこれ、最高かよ。 ​謎めいた導入、圧倒的な絶望感。サブカル厄介おじの心臓が、久しぶりに高鳴った。「スカイリム」にも「ウィッチャー」にもなかった種類のワクワク。 そう、これはかつて『FF10』で感じたアレだ。 ​​◆これは実質「FF10の正統進化」だ ​思い返せばFF10のはじまりも謎だらけだった。 幻の都市ザナルカンドで、謎の巨大生物に襲われ、謎の少年に意味深な言葉をかけられ、謎のオッサンに剣を託され、謎の別世界へ飛ばされる。訳が分からないまま進む冒険。 ​『Expedition 33』も同じだ。 美しいグラフィック、萌えすぎない魅力的なキャラ、ターン制バトル。類似点は多いが、何より似ているのは「物語の根底に流れる悲劇性」だ。 『FF10』が「召喚士の理不尽な運命」に立ち向かう話なら、こっちは「理不尽に定められた寿命」に抗う話。表向きは冒険譚、でもその裏には常に切ない通奏低音が響いている。 ​さらに戦闘システムに至っては、ターン制にパリィ(弾き)を組み込むことで、FF10のバトルを数段階アップデートさせたような完成度になっている。 ​俺は確信した。こいつは、FF10の正統進化だ。 FF10の種子が海を渡り、フランスという土壌で萌芽し、異国のクリエイターに大切に育てられ、立派なトリプルAタイトルに成長して日本へ帰ってきたのだ。 「おかえり!! 20年間ずっと君を待ってたよ!!!??」(※落ち着け) ​スクエニの株主総会でこのゲームの名前を出した人の気持ち、今なら痛いほど分かる。「こういうのを! スクエニに作って欲しかったんだよ!」と叫びたい気持ちも分かる。 でも逆に考えよう。日本のRPGがフランスで、そして世界で愛され、育てられた結果なのだと。こんなに嬉しいことはないじゃないか。 ​◆結論:世界中が「FF病」だった説 ​そんなわけで、重度FF病患者の俺にとって『Expedition 33』は特別な一本となったわけだが、冷静に見れば粗も多い。 唐突で説明不足なストーリー展開、メインクエにねじ込まれるお使いの作業感、作りが雑で別に面白くないミニゲーム…… (ここまでくるとそれも往年のJRPGへのオマージュなのだろうかと思えてくる節すらある) ​だからこそ、この作品が本家GOTYを獲得したという事実には驚いた。 まさか、世界中に俺と同じような「FF病患者」がパンデミックを起こしているとでもいうのだろうか? ​何はともあれ、インディーズであるサンドフォールインタラクティブがGOTYという偉大な名誉を獲得したことに、心からの賛辞と敬意を表したい。 ありがとう、俺の「FF病」を癒やしてくれて。 ※このレビューは筆者の文章をベースにAIが脚色したものです。
DEATH STRANDING 2: ON THE BEACHのGOTY画像
Game of the Year 2025
おやすみ さん
DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH
いつか大切な人を失くしたとき。 理不尽に打ちのめされたとき。 きっとこの作品のことを思い出すだろう。
カオスゼロナイトメアのGOTY画像
Game of the Year 2025
ゆきぼう さん
カオスゼロナイトメア
2017年に早期アクセスが開始され、2019年に正式リリースされたデッキ構築ローグライクカードゲームの傑作、Slay the Spireは元を辿れば1995年リリースのボードゲームの金字塔「カタン」の系譜を継ぐ(直接的には「ドミニオン」でもある)ものである。そして、この「カオスゼロナイトメア」は、そんなSlay the Spireをベースに、よくあるソーシャルゲームの要素を付け加えたゲームである。 と、「なんだソシャゲか」と侮ることなかれ。ベース部分はSlay the Spireだが、キャッチーなキャラクターデザイン、カードイラスト、ホヨバース作品とほぼ同じガチャシステム、そしてクトゥルフ神話ライクな世界観をないまぜにしてまさにカオス化した結果、類稀なる傑作に仕上がっているのだ。 まずこのゲームの褒められるべき点として、キャラクターの行動ソースであるカードを厳選するためのステージである「カオス」の周回を、スタミナの概念なしでできるようにしたことが挙げられる。 少しわかりやすく説明しよう。 このゲームには多くのキャラクターが存在し、ストーリーで獲得できる一部の星4キャラクター以外はガチャを回して獲得することになる。キャラクターはそれぞれ固有のスキルを使えるカードを持っており、強いカードもあれば使いにくいカードもある。これらを取捨選択してデッキを最適化するためのステージが「カオス」という場所なのだ。このカオスに入り、Slay the Spireと同じようにマスを進むごとにカードを増やしたり削除したり、ロマンシングサガのようにヒラメキを経てカードが強化されたりを繰り返して、最終的にその状態を「セーブデータ」に格納し、各種エンドコンテンツに挑むために活用する。こういったセーブデータ作成がメインコンテンツであるゲームは多く存在し、同時期にリリースされたヨースターの「ステラソラ」も同じような仕様ではあるが、デッキ構築の過程は本作の方が直感的でわかりやすい。さらにレアリティが高いキャラクターが絶対的にわかりやすく強いわけでもなく、カードのシナジーがうまく組み合わさった時には星4キャラクターでも十分に強いし、なんなら星5にも引けを取らないどころか恐ろしいほどの火力を発揮するパーティーも構築できてしまうこともある。これがまた楽しい。 世界観にクトゥルフ神話要素があると先に述べたが、シナリオがおどろおどろしいだけではなく、きちんとゲームサイクルに組み込まれているのも面白かった。いわゆるSAN値のようなものが貯まるとキャラクターは精神崩壊してしまうのだが、パーティ全員(3人)が崩壊してしまうといくらHPが残っていようが全滅扱いとなってしまう。とはいえ、全員崩壊しても行動は出来るので、その後にとどめを食らう前に敵を倒し切ってしまえば戦闘に勝利することは可能だ。ただ、その状態でカオスを踏破するのは極めて困難であり、要はキャラクターをいかに精神崩壊させずに立ち回るか、あるいは崩壊してしまったら、全滅する前にいかに個々のキャラクターを回復させるかが重要になる。不幸にも全滅してしまったり、一定条件を満たしてしまうと無事にクリアしたとしてもキャラクターには入院が必要なほどの後遺症が残る。そして、プレーヤーはそのキャラクターたちを限られたリソース(コミュニケーションパスという)を使ってカウンセリングするか、あるいはお金を払って記憶を消去して何も起きなかったことにするかの二択を迫られるのだ。なんと冒涜的で名状しがたいゲームなのだろう。 長々と語ってしまったが、このゲームの魅力はこんな文章では到底伝えきれない。確かに画面を見るとSlay the Spireじゃないかと言いたくなってしまうのだが、色々な要素を組み合わせたことと、クトゥルフ神話の終末的なスパイスが混じり合い、奇跡的な輝きを見せているのが本作なのだ。 もう一度言おう。ソシャゲだからと侮ることなかれ。
ダレカレのGOTY画像
Game of the Year 2025
じゃむぱーん さん
ダレカレ
今年一番記憶にのこった作品 1時間くらいでクリア可能です ネタバレになるので何も書けないですが パズルのようなミニゲームをしながら進める ビジュアルノベル風のゲームプレイです 短編小説を読むくらいのつもりでぜひ 機会があれば多くの人に触れてほしい作品でした
スペルトナエルのGOTY画像
Game of the Year 2025
ひゅうま(ゲームの滝壺) さん
スペルトナエル
【このレビューにはプロモーションが含まれます。】 -------- 送信先「YourGOTY 2025 レビュー投稿キャンペーン」 …じゃあやりますか ノスタルジアメール -------- 『謎解き×高難易度デッキ構築×50音表ローグライトのインフレ弾幕アクション!』 と聞いてどのようなゲームか分かる人はどれくらいいるだろうか? これは公式紹介文の引用ではあるが、おそらく、このジャンル説明で本作がどのようなゲームなのかを理解できる人は一握りもいないであろう。 昨今乱立する数多のローグライク作品の中であっても、本作が放つのはひときわの異彩である。 本作の魅力も難解な紹介文同様に、プレイをするまではなかなか理解されないものであるが、ひとたびプレイをしたのならば、きっとあなたもその魅力に憑りつかれるに違いない。 あなたは一刻も早く本作を購入し、主人公「ツー」と一緒にスペルをトナエルべきではあるが、どこの馬の骨かもわからない私の言葉に信用がないことは重々承知している。 まだ心が動いていないそんなあなたに、切り口を変えたとびきりの情報がある。 本作は「桜井政博氏」や「トビー・フォックス氏」らゲーム業界を代表するトップクリエイターが、そのゲームデザインや革新性を極めて高く評価した作品であるということだ。 日本ゲーム大賞2025において、ゲームデザイナーズ大賞という部門の最終選考にまで残り、審査員長の桜井政博氏にタイトルを読み上げられたという出来事は記憶に新しい。 本作の面白さが広くに知れ渡ってほしい私にとって、格別な思いであったことは言うまでもないが、レビューを書き連ねている今、正直これ以上の謳い文句を持ち合わせていないことの歯がゆさも同時に感じている。 それでもなお、これから本作の魅力について私なりにお伝えしたい。 非常に多くの要素が絶妙なバランスで成り立っているゲームであるという特性上、その魅力の全てについて端的に語ることは難しく、今回は要素を限定させていただくことを前もってご理解いただきたい。 【ゲームシステム】 本作は全20ステージ(1日目~20日目)からなるステージ攻略型のゲームで、制限時間内に敵キャラクターを倒すことによって次に進むことができるというのが基本の流れである。 ステージ中では、50音表上をハート型の自機がかけまわり、唱えたいスペルの文字を順番に拾い、名前の全てを拾い切った段階でスペルが発動しその効果が表れるという仕様なのだが、このゲームシステムが今までになく非常に新鮮な体験をもたらしている。 スペルの種類は自身を強化するものや敵にダメージを与えるもの、その他特殊な効果を発揮するものに分類され、ステージクリアに必要なステータス等を確保するために制限時間いっぱいにスペルを唱え続け、自身を強化することが基本形となる。 一方で、ただただスペルを唱え続ければ良いかと言うとそうではない。 制限時間を残してステージをクリアすることによって、得られる資金が増えるといったようなメリットもあるほか、画面の右側からやってくる敵の攻撃をシューティングゲームさながらに避ける必要があるため、プレイヤーが気にするポイントは多岐にわたる。 ハート型の自機が敵の攻撃を避けるゲームというと、多くの人は「UNDERTALE」を想像するかもしれないが、本作の戦闘の根幹はどのスペルを、どのように、どれだけ唱えるかの判断を楽しむ部分であり、敵の攻撃を避けることを主眼に置いた「UNDERTALE」のそれとは似て非なるものである。 ステージとステージの間にはスペルを購入するパートが挟まれ、怪しげな魔法店でのショッピングを楽しむことになる。 このとき購入可能なスペルは、自身の持つ資金額に影響をうけたランダム選出となっており、繰り返しプレイしても新鮮なプレイ体験を与えてくれるのである。 そんな本作の魅力は大きく分けて以下の3つだ。 ■数字のインフレ ■豊富なプレイスタイルを許容する懐の深さ ■謎の多いストーリー 【数字のインフレ】 ステージ1の敵キャラクターである「無抵抗のスライム」の体力と攻撃力はともに「1」、少し進んだステージ4の「花粉症のオハナ」の体力は「15」で攻撃力は「5」だが、もう少しだけ進んだステージ10の「大御所のドラゴン」の体力は「40000」で攻撃力は「2400」。 とんでもないインフレ、とんでもない成長曲線である。 ※なお、大きな数字を見るだけでワクワクできるあなたのために、ステージ20のラスボスの体力は「9999999999」攻撃力は「99999999」であることもここに補足しておく 主人公「ツー」も、これらの敵キャラクターのステータス上昇に追いつくべく成長の機会が与えられる。 ゲームクリアのために必要な最低限のステータス確保を目指すのが効率的だが、なんとなく京(1兆の1万倍)のステータスを目指したって良い。 だって大きな数字は楽しいから。 こんな大きな数字が登場する本作ではあるが、決して大味なゲームではない。 作者である「おまど氏」の理念に基づく緻密な計算と、いくつかの偶然のめぐり合わせによって生み出された絶妙なバランスは、容易にクリアにはたどり着かせてくれないながらも、プレイの度に着実に成長を感じさせ、確かな満足感を与えてくれるのである。 【豊富なプレイスタイルを許容する懐の深さ】 自身の攻撃力を強化して、全てを一撃で倒してしまっても良い。 自身の移動速度を強化して、色々なスペルを唱えまくっても良い。 ギャンブル要素に身を任せて、ステータスを上げずにクリアを目指しても良い。 精霊や動物たちに働かせて、自身はそれを眺めているだけでも良い。 上記は一部極端な例ではあるが、本作にはさまざまなプレイスタイルを許容する懐の深さがある。 その深さを演出しているのがたくさん用意されているスペルである。 スペルの中には、シンプルかつ明らかに有用そうなものから、不穏な説明文が添えられたものまでさまざまだが、プレイヤーにはその組み合わせによる相乗効果について検討する自由が与えられる。 このスペルのデメリットはこのスペルで打ち消すことができる このスペルの効果は控えめだが、このスペルとの文字配列の相性が非常に良い など、プレイヤーの気付きの数だけプレイの幅が広がり、そこにはえも言われぬ快感が伴うのである。 効果の高いスペルには注意しよう。 画面が上下左右反転してしまうから。 【謎の多いストーリー】 ステージを進めるごとに届くメールを読み、この世界についての理解を深めていくというのが本作の基本路線であるが、2日目の段階で『20日目に「ツー」が死んでしまう』という極めてショッキングな事実が告げられる。 なぜそのようなことになるのか、全くわからないままプレイヤーはストーリーを進めることとなる。 ローグライク(ローグライト)作品は本来ストーリー物と相性が悪い。 基本的に一からのやり直しを要求され、その展開のバリエーションが面白いローグライクと、展開が次に進むことに面白さがあるストーリー物とでは楽しむポイントが相反するからである。 ストーリー物として成立させることでさえ難しいのに、謎解き要素があるとはなんぞや?どうせチープなハリボテでしょう?と思うなかれ。 本作はゲームジャンルとしての相性の悪さを抱えながらも、きちんと両軸を成立させている。 しかも、なんとこのゲーム、マルチエンディングである。 5つのエンディング分岐の条件はさまざまで、ここに謎解きの要素が含まれている。 画面に表示される情報全てに気を配ってほしい。 答えはいろいろなところにちりばめられているから。 バージョンアップを経て追加ヒントも手厚くなっているから、謎解き部分に不安がある人もきっと大丈夫。 作中の一部要素については、作者である「おまど氏」が遊んだことのある作品の影響を多分に受けているとのことなので、どこからの影響なのかに気づけると非常に面白い。 5つ全てのエンディングを見たときあなたはどのような感情になるだろうか。 良かったと安堵するだろうか、それとも何か他の感情を抱くだろうか。 あなたがこの世界の真実にたどり着くことを祈っている。 -------- ここまで読んでくれてありがとう! 長すぎるレビューにびっくりしましたか? ここまで読んでくれたあなたに、すごく魅力的な情報と人によっては魅力的な情報をあげようかな。 すごく魅力的な情報というのは、本作が『定価320円』ってこと。 むちゃくちゃ安いよね。 3本買っても千円でおつりがくるよ。 Steamで買って友達に送り付けてくれたらうれしいな。 しかもセールの時は160円のこともあるんだって。 作者のおまどさんが、さすがに安すぎるから定価で買ってくれって言ってたよ。 本当にその通りだよね。 既プレイのあなたも、本作が二人プレイもできるって知ってた? そっちも遊んでみたらきっと楽しいと思うよ。 二人で遊んだら実質80円?それは違うか。 もうひとつの人によっては魅力的な情報っていうのは、作者のおまどさんがファミレスの「ジョナサン」を好きってこと。 「ジョナサン」で食事をしてみたら、「スペルトナエル」みたいな面白いゲームが作れるようになるのかもね。 今度私も行ってみようかな。 なんでそんなこと知ってるかって? それは実際に作者に聞いてみたからだよ。 ゲーム系ポッドキャスト「ゲームの滝壺」の第61回『スペルトナエル開発者とタノシイハナシ(ゲスト:おまどさん)』で作者のおまどさんにインタビューをしているよ。 プレイ後の方が良いかもしれないけど、良かったら聴いてみてね。 いきなりの宣伝ごめんね。 それじゃあ、バイバイ。 【このレビューにはプロモーションが含まれます。】
カルドセプト ビギンズのゲーム画像
レビュー
ごぉん@YourGOTY&ゲームラジオ さん
カルドセプト ビギンズ
私は今作で初めてカルドセプトシリーズを遊びました。そして見事にハマりました! 私はのんびり屋なものでどうも反射で考えたりするのが性に合わないんです。こういう落ち着いて考えられるゲームプレイは実に心地よく遊べました。 ということで、何が良かったのかというと、 まず、無い知恵を絞って確率計算をカードの配分と選択で捩じ伏せていく感覚がたまらない。この世界の神になったような気分。逆に悪運に捩じ伏せられるのも、それはそれで楽しい。荒波を渡っているかのよう。ままならない人生を感じます。 そして相手の想像もしなかったカード運びで捩じ伏せられた時も、悔しさよりもなにそれもっと見せて!という好奇心が先に立つ。知的な悦び。 前半戦と後半戦でみんなの行動がシフトチェンジしていく、流れのようなものも感じられるのもいい。逃げ切るのか?追い上げるのか?攻めるか?守るか?みんなで一つの結末に向かって進んでいる。対戦しているのに共闘してるかのよう。たまらない。 それと忘れてはならないのはこのビジュアル。初心者セプター的に怖くない、でも浮つきすぎない、とても良いラインのデザインだと思います。 正直前のデザインのままなら私は手を出さなかったと思います。だって怖そうだもん。カードにパンツ見えてる美少女のカードがあったらやっぱり手を出さなかったと思います。だって底が浅そうだもん。 そんなわけで、とても良い塩梅でした。キャラもクリーチャーもみんな好き。 とりあえず書きたかったのはそんなところかな。 メインストーリーはクリアしたものの、カードを集めて新しいデッキを考え対戦する、その旅は当分終わりそうにも無いので気長に遊ぼうと思います。 みなさんも、良い旅を。
Hollow Knight: SilksongのGOTY画像
Game of the Year 2025
ヒヨスケ さん
Hollow Knight: Silksong
三千世界のシルクを紡ぎ 虫と朝寝がしてみたい

ゲームと出会う

みんなのGOTYからイチオシゲームをご紹介!

イースX -NORDICS-のゲーム画像
イースX -NORDICS-
期待を大きく上回る感動があった
ド派手なバディアクションの演出が気持ち良かったです。
アドルとカージャが2人で協力して戦っていると感じられるのがとても良かったです。
アドルの好奇心を刺激するワクワクする冒険が面白いです。
ume のGOTYから
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heartのゲーム画像
ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart
高校生活を何度もループする
ここ、配信で見た『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』の世界だ!!!
ハッピーエンディングを掴むためには、この高校3年間で己を高めつつ気になる人と親密にならねば。
特にファッションについてはほぼノーヒントで辛かったので感謝してもしきれない。
夏川🥊🐯 のGOTYから
Clair Obscur: Expedition 33のゲーム画像
Clair Obscur: Expedition 33
『Expedition 33』はFF病を
冒頭から心を鷲掴みにされた。
圧倒的な絶望感。サブカル厄介おじの心臓が高鳴った。
こいつは、FF10の正統進化だ。
むらしゅん a.k.a サブカルク〇野郎 のGOTYから
アサシン クリード ミラージュのゲーム画像
アサシン クリード ミラージュ
アサシンクリードの世界へようこそ
ストーリー、サブクエスト、エリアそれぞれがコンパクトに収まっており、メインストーリーだけなら10時間
舞台は9世紀のバグダッド。
『ようこそ、アサシンクリードの世界へ ここでは歴史が、あなたの遊び場です。』
かづまるΛ المخفية のGOTYから
Pokémon LEGENDS アルセウスのゲーム画像
Pokémon LEGENDS アルセウス
ポケモンと大自然に対する畏怖
それまでRPGであったポケモンにアクション要素を加えた意欲作。
攻撃を食らうとプレイヤーはしっかりダメージを受ける。
アクションという新たなジャンルでポケモンの新たな可能性を見せてくれた挑戦的な作品。
みやびわたる@AC6&ゼルダ のGOTYから
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YourGOTY ゲームラジオ

投稿いただいたみんなのGOTYから、毎回気になるレビューをひとつピックアップして話すポッドキャスト番組を始めました。
毎月第1・第3木曜日0時配信。