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みんなのGOTY・レビュー
Street Fighter 6のGOTY画像
Game of the Year 2025
Kumu@ゲー旅 さん
Street Fighter 6
2025年8月16日に『ストリートファイター6』を購入しました。 ここ数年、対戦ゲーム特有のピリつく感じが苦手で、一人で遊べるRPGやAVG中心のゲーム生活を送っていました。(ネット対戦の楽しさは分かるけれど、同時に“強さ”を知っているからこそ遠ざかっていた感覚です) 昨年末からは、 ・ティアキン ・428 ・ヘビーレイン ・ウィッチャー3 ・デススト2 と、大作・名作と呼ばれるタイトルを遊んでいましたが、ふと「物語に疲れたな」という気持ちが湧いてきました。 ゲームは本来、楽しむためのもの。 それならば逆に「物語以外」を楽しめるタイトルを探していたところ、サマーセール中だった『ストリートファイター6』を購入しました。 実は、かつてスト4を買ったことがあるのですが、コンボが難しくて早々に挫折。まったくやり込めませんでした。 その経験もあり、スト6にも正直あまり期待していませんでした。 結果―― ・2025年11月末時点でプレイ時間約260時間 ・オンライン・オフライン大会に参加 ・アケコンを購入し、レバーまで換装するほどハマる という状況になりました。 始めた時期も良かったです。 サウジアラビア開催の「EWC 2025」をYouTube Liveで観戦し、世界のトッププレイヤーたちが多額の賞金を懸けて戦う姿に胸が熱くなりました。連日のように手に汗握る試合が続き、そのまま9月からはストリートファイターリーグ(SFL)へ。 9〜11月の全10節を追いかける日々は、まるで昔のナイター中継を観るような心地よさで、YouTube Liveを通じて4人チームのリーグ戦をたっぷり楽しめました。 最初は選手もチームも分からなかったものの、観続けるうちに人柄が伝わり、気付けば推しができたり、自分のプレイにも参考になる場面が増えたり。 モダン春麗を使っている自分は、上手い人の動きを真似してみたりしながら、観る楽しさと遊ぶ楽しさの両方を味わっています。 eスポーツに注目が集まっていることは知っていましたが、これまで積極的に触れてこなかった自分にとって、スト6がその扉を開いてくれました。 「なぜこんなに楽しいのか?」 理由はたくさんあります。 ・スト2時代のメインキャラが勢ぞろい ・モダン操作でコンボが苦手でも“それなりに戦える” ・入場演出や自動実況の完成度が高く、試合が盛り上がる ・1ラウンド99秒×2本先取でテンポが良い ・キャラバランスが非常に良い(強キャラはいても極端ではない) ・一般プレイヤー向けの大会やイベントが豊富 ・練習すれば成長が実感できる 自分が使っている春麗は、スト2からの歴史あるキャラですが、スト6では玄人向け。コンボ難度も高く、立ち回りの練度も問われるキャラクターです。 ただ、そのぶん伸びしろが多く、トレーニングモードやリプレイ機能、プロの解説動画など“学べる環境”が充実しているため、やり込みがいがあります。 また、ランクマに疲れたらワールドツアーでRPG的な遊び方ができ、バトルハブでは昔のゲーセンのように賑やかに遊べる。 上級者だけでなく、初心者や久しぶりに格ゲーに触れる人でも満足できる構造になっていることが盛り上がりにつながっているのだと思います。 子どものころも格ゲーが好きでしたが、当時のCPUは理不尽な強さで、対人戦も遊べる相手が少なく成長しにくかった。 オンラインなら、自分と近い実力の相手と自然に巡り会えるので、ほどよい“歯ごたえ”があります。 今になって『俺より強い奴に会いに行く』が実践できるゲーム体験は本当に楽しいです。 自分は「いつかプロと対戦したい」という思いで遊び続けています。 今後も追加キャラが増えていくと思うので、個人的にはスト3や4に出ていた“まこと”の参戦を心待ちにしています。
Neva -のGOTY画像
Game of the Year 2025
熊猫 さん
Neva -
「Neva… 」 優しくて、切実で、なんだか物悲しい声で 主人公が その名前を呼ぶ 時には 子犬のように 可愛らしく 時には 遠吠えのように 勇ましく 応える Nevaの 鳴き声が こだまする 静かで 儚くて でも生命力と躍動感に溢れた そんな不思議な世界観に惹かれて 手にとったゲーム それが 「Neva」 私の今年の Game Of The Year だ。 …最初に白状する。 私は、このゲームを最後までクリアしていない。 だから、今年のレビューはもう、 書かないほうがいいかな、とも考えた。 でも、このゲームの魅力について やっぱり伝えたい。 そんな気持ちで、おくればせながら 今頃になり 慌てて筆をとっている。 ********** このゲームはいたってシンプルで 画面を左から右へ、または上下に移動しつつ 障害物をクリアしたり、敵を倒したりして ひたすら進んでいく。 仲間はNevaだけ。 それも時々はぐれたり、二手に別れて戦ったりするから、 私はいつもNevaの姿を探しては、 名前を呼んで ギュッと抱きしめる。 「Neva…」 呼ぶたびに、思い入れが強くなる。 この子が可愛くて かけがえのない存在になっていく。 そうやって ある程度進んだところで 時が過ぎ季節が変わり、場面が転換して次のステージへと駒を進めることになる。 ステージが進むと、カラクリが難しくなったり、敵が強くなったり、複雑な操作や タイムトライアル的な要素が加わったりして、段々と攻略が難しくなってくる。 そして次第に、Nevaが 歳をとっていく のだ。 思い返せば、このゲームは最初から なんだか切実で、なんとも悲しかった。 最初の相棒だった Nevaの親狼が、敵に敗れて命を落とす。 その忘れ形見の子狼を「Neva」と名づけて育て始めるところから、物語は始まる。 まず、ゲームオーバーになって 「このNeva」がリセットされ、消えてしまうのが嫌すぎるので、 私は、絶対死なない easy mode でゲームを始めた。 (そもそもバトルが下手過ぎて、 easy modeしか無理だったけど。) …今思えば、この時点から ちょっと様子がおかしかったのだ。 だって、デジタルで無機質なゲーム世界は 失敗しても 何度でもリセットすればよくて、 よきところで安全にセーブさえしておけば 何度でもお気軽にやり直しできるのに。 リセットしたからって、同じキャラが別人に変わるなんて感覚はなくて、 都合の悪いところだけ しれっと 無かったことにして、フツーに 生き返らせればいいだけなのに。 もちろん、その機能には相当助けられていて、 初心者ゲーマーの私でも、これまでいろんなゲームを全力で楽しんでこられたし、 今だって それが出来なくなったら、本当に困る。 だけど、このNevaだけは、わけが違った。 「この子」が唯一の我が子で、 リセットされたら それはもう 別の子だ。 …という感覚にさせられる。 最初から最後まで、「この子」の命を守り 共に戦いたい。 なかったことになんて 出来ない。 だから私達は、 どうしても死ぬわけには いかぬのだ。 …なんて、重過ぎる感情移入も甚だしく、のっけから なんともオカンな気持ちにさせられていた。 私の心の、デジタルからは一番遠いところ、 一番柔らかいところに ぶっ刺さり 容赦なく揺さぶってくる、 つまりNevaは 「母性直撃型」ゲームだった。 たまごっち とかの類い? いやたぶん もうちょっとタチが悪い。 …完全にやられた。 リリース前のプロモを見た時点で。 ちょっと涙ぐんで、必ず購入すると決めた時点で。 静かで美しくて優しくて だけど淋しげで儚くて 最初から「我が子の成長」と「いつかくる別れ」を 想像させる。 圧倒的な没入感に浸りながら 静かで美しい世界を 愛するNevaと 二人旅する これは そんなゲームだった。 …もう一度 白状する。 私は、このゲームを最後までクリア出来なかった。 赤ちゃんだった Neva。 私の後ろを よちよち ついてきた小さな Neva。 言うことを聞かず、先に行ってしまう やんちゃなNeva。 いつのまにか私の背丈を越えていた Neva。 共に闘う相棒の Neva。 私を先導する 頼もしい Neva。 私を守るように闘う 強くて勇敢な Neva。 伴侶を見つけて 巣立っていった Neva。 子を連れて 戻ってきた Neva。 そして 次第に老いていく、Neva。 …この先にくる 結末の予感。 ここまでで 、もう無理だった。 私は、このゲームを、途中でやめた。 ここで、もう一つ白状すると、 いい大人な私だが、これまでにやったゲームで 泣いたことが、何度かある。 (it takes two の 象さんのシーンとか) (ティアキンでのゼルダの決断とか) だからNevaに関して言えば むしろ「最初から泣かせにきてる感じ」が 鼻につかないでもなく、それなりに警戒して始めたのだ。 でも、完敗した。 私は 愛犬をぎゅっと抱きしめて 鼻水をすすりながら思った。 …別に 大人が泣いたって いいじゃん。 …別にクリアなんかしなくたって いいじゃん。 そんなことより、「Neva… いかないで」 なのだ。 私は、Neva を通じて ゲームの世界の奥に広がる 深くて暖かい、デジタルじゃない かけがえのない 世界を旅した。 …そして 確かに 生命(いのち)の温度を 感じたのだった。 たまごっちには すぐに飽き、 いつしか どうぶつの森にも足を運ばなくなり、 最後には育児放棄してしまった… そんなあなたにも、是非オススメしたい。 →同じことの繰り返しじゃなく、確実に終わりに近づいていく感覚がある。 →敢えて クリアしない そんな選択肢もある。 だからもしも途中でやめたとしても 罪悪感を感じないで済む。 Nevaは新しい 母性直撃型ゲームだ。 そう。 「Neva」の意味は「新しい」だ。 新しい命が生まれ、去る命があり、 そしてまた、新しい命へとバトンを渡す。 そんな、コンティニューだけどコンティニュー出来ない世界観。 それが とても儚くて とても美しい とても 良いゲームだった。 あ〜ぁ。 こうやって また 新しい扉を開かれて 来年もまた、深いゲーム沼に落ちていくんだろうな、と覚悟した。
九日ナインソールのGOTY画像
Game of the Year 2025
なずのは さん
九日ナインソール
「逃げないこと」「向き合うこと」 子どもの頃、スーパーファミコンでRPGに出会い「行き止まりを漏らさずチェックし、隠し通路を丹念に探す」楽しみを知りました。学業でゲームから離れ、再び戻ってきたのはWiiや3DS。 そしてPCへと至り、これぞ探索好きの私が求めていたものだ!とメトロイドヴァニアを買い漁ることに。 その代表格の『Hollow Knight』も、難易度にめげそうになりながら探索したさにプレイ。ちびっと攻撃しては逃げるピンポンダッシュ……もとい「ヒットアンドアウェイ」を覚えました。 そんな私のGOTYは、年始にクリアした『九日 ナインソール』です。 敵の攻撃をタイミングよく打ち返して反撃する「パリィ」を駆使して戦う、高難易度のメトロイドヴァニア。 プレステ文化を通っていない私にとって「パリィ」は知識は得たものの避け続けていた、できないアクションの筆頭です。 ストーリーモード(イージーモード)ならボタン連打で勝てるというレビューを見かけましたが、それはそれで気分が盛り下がります。しかし、良作メトロイドヴァニアと聞けば、「やりたい」気持ちが勝ちました。 ノーマルモードでスタート。最初の雑魚敵にやられました。 ……無理だ。 早々に諦めてストーリーモードに変更し、そこで気づきました。 ……ボタン連打でも無理だ。 難易度を下げたところで「やられるまでの時間が延びる」だけで、「パリィ」ができなければ倒せないのです。 もはや向き合うしか道はなく。 腹を据えて練習し、気づけばボス戦以外はカキィィン!という弾き返す音を楽しめるようになっていました。 年を重ねて減っていた「反復練習によってできるようになる」喜びを、久しぶりに味わうことができました。 また、このゲームには味わい深いストーリーがあります。 デベロッパーの過去作である『返校』『還願』は心霊ホラーで、史実や現実に根ざした重いテーマを扱っています。私は関心がありつつもその重さに耐えられず。 対して今作は、猫のようなキャラクターを主人公にしたアジア風サイバーパンク。寓話的に語られている分、マイルドで物語に入りやすくなっています。しかし、表現したい芯の部分は、変わっていないように感じました。 ややネタバレになりますが、このゲームには取り返しのつかない罪や後悔を背負ったキャラクターが多数登場します。 そのため「逃げないこと」「向き合うこと」が、静かに問われ続けるのです。 ゲームの終盤。主人公、そしてとあるキャラクターの変化が「ヒットアンドアウェイからパリィスタイルへと変わった私自身のプレイ体験」とが重なったときに感動が生まれ、ノーマルモードでクリアできずとも私なりに十分このゲームを味わうことができたのだと思えました。 そういうわけで、年始にこのゲームで「逃げずに向き合うこと」を学んだ私は、(年末の今『Hollow Knight: Silksong』でヒットアンドアウェイに勤しんでいる自分に矛盾を感じつつ)、いわゆる見る専を卒業したいと勇気を出してこの投稿をさせていただいた次第です。
Kingdom Come: Deliverance IIのGOTY画像
Game of the Year 2025
ヂャンヂャン さん
Kingdom Come: Deliverance II
まずお伝えしておきたいのは、本作はシリーズ二作目にあたるタイトルであり、ストーリーが地続きになっている点です。よく聞かれる「2から始めても大丈夫ですか?」という質問については、2からでも理解できるよう配慮された構成になっており、セーブデータの引き継ぎもありません。そのため新規の方にも優しい作りと言えます。 ただし、物語の根幹が主人公の復讐劇である以上、2から始めるとシナリオ進行で得られるカタルシスがどうしても薄くなります。理解したうえで遊ぶのであれば問題ありませんが、ストーリーの完成度も含めて味わってほしい私としては、ぜひ1作目からプレイしていただきたいというのが本音です。とはいえ、本作(2)は非常に大ボリュームなので、腰を据えてプレイする覚悟だけはしておいてください。 ________________________________________ ■ 1作目について 1作目の舞台は15世紀のボヘミア王国、現在のチェコ共和国にあたります。主人公ヘンリーは田舎町で暮らす鍛冶屋の息子。友人や恋人と穏やかに過ごしていた日々は、突如襲ってきた盗賊団とクマン人によって一変し、両親を含む多くの住民が命を落とします。 命からがら逃げ延びたヘンリーは、父から“ある貴族に渡すよう託された一本の剣”を手に、父の意志と仇討ちを胸に貴族社会・騎士社会の中で成り上がっていくことになります。 1作目は、ヘンリーが当初の目的を果たせぬまま幕を閉じるため、一見するとモヤモヤしそうですが、最初は折り合いの悪かったライバルとの関係が、共に修羅場を潜り抜ける中で友情へ変わっていく描写が見事で、人間臭いドラマがフルボイスの演技と共に深みを与えています。「旅立ち」で締めるラストは“小説の上巻を読み終えたような満足感”があり、中途半端さは感じません。 そして何より、1作目の発売から7年を待たされたプレイヤーに比べ、今から1と2を連続で楽しめる方は非常に幸運です。 ________________________________________ ■ 2作目について ゲーム内では1年も経っていませんが、2では“1の時点で盗賊3人を同時に相手にできるほど成長したヘンリー”を、データ引継ぎなしで自然かつ説得力のある形で再構築することに成功しています。これは本当に見事で、ぜひ実際にプレイして確かめていただきたいところです。 物語のテンポを切らさない構成力も相まって、没入感はさらに強化されています。 ________________________________________ ■ 圧倒的なリアリティ 歴史学者の監修のもと、NPCの生活感ある会話、建築物の造形、オブジェクトの細部に至るまで、ただ眺めているだけでも時間を奪われるほどのリアリティがあります。 特に驚かされるのはNPCがプレイヤーの行動を“記憶”する点。 盗みや殺害といった行為はもちろん、犯行現場でなくても他人の家への不法侵入や怪しい挙動を見られるだけで「怪しい人物」として記憶され、後のイベント結果に影響することもあります。黒ではなくグレーでもしっかり扱われるその厳格さは、この世界に生きている実感を強く与えてくれます。 また、本作は1・2ともに利便性よりリアリティを優先しているため、昨今のタイトルに比べると不便さが目立ちます。ここは事前に理解しておきたいポイントです。 ________________________________________ ■ バトルのシビアさ 騎士として成り上がるヘンリーにとって、戦闘は避けられません。そしてこのバトルが非常に緊張感のある作りになっています。 一人称視点の近接戦は、画面に表示される星型のガイドを頼りに、右スティックを上・右上・左上・右下・左下へと倒して攻撃方向を変え、敵の上、中、下段の構えから繰り出される攻撃を受け流しながら隙を突く方式。ターゲットはオートで固定されるため、複数戦は非常に厳しく、未熟なうちはほぼ勝てません。 弓矢やボウガンはさらにシビアで、多くのプレイヤーが使用を断念するほどですが、使いこなせば強力な武器になります。こうした点にも、本作の徹底したリアリティが現れています。 ________________________________________ ■ そして旅路へ シームレスなオープンワールドを愛馬と駆け抜け、自然豊かな当時の風景を眺めながら街から街へと向かう。時間が経てば夜になり、松明を頼りに進むと、闇の中から盗賊が現れる。決して弱くない複数人の盗賊——逃げるか、挑むか。判断を誤ればあっという間にゲームオーバーです。 命からがら辿り着いた先は、圧倒的な規模の大都市。そこで待つのは新たな英雄譚か、それとも珍道中か。 魔法もモンスターも存在しない世界。しかし、それは“かつて本当にあった世界”でもあります。 あまりにも忠実に再現されたその世界で、鍛冶屋の息子ヘンリーとなって復讐の旅を歩みましょう。その道は平坦ではなく、波乱と驚きの連続です。さて、予測不能なヘンリーの冒険はどのような結末を迎えるのか。王道のようでいて、王道ではない——歴史に名も残らない、一人の青年の物語。 時間はかかるかもしれません。それでも、腰を据えてプレイしてみてはいかがでしょうか。心に残る体験を保証します。
都市伝説解体センターのGOTY画像
Game of the Year 2025
YOSHIHARU さん
都市伝説解体センター
2024年、初めてゲームイベントに参加した。場所は当時暮らしていた古都・京都。14年も暮らしていたのに、そんなイベントがあったなんて気づいていなかったのは不覚中の不覚である。 BitSummitは日本最大級のインディーゲームの祭典だ。 そこで見つけた、目立つピラミッドにラーの目……。癖のありそうな兄ちゃんのドアップ。そんなデザインのドット絵に釘付けになった。 「絶対好きなやつーーーー!!」と飛びついたのは言うまでもない。 年々、最新ハードの高画質すぎるゲーム画面についていけず、視覚に老化を感じるようになった。 しかし「三つ子の魂百まで」と言うように、幼い頃にしゃぶりつくしたドット絵は令和になっても大好きで、どんな美麗な映像よりも、私にとっては美しい表現方法なのだ。 集英社ゲームズのブースでひとしきり舐め回すように見学し、パンフレットも確保して、ワクワクしながら2025年の発売を待った。 その間、気持ちを盛り上げるために墓場文庫さんの前作「和階堂真の事件簿」をプレイ。ちなみに、こちらは去年の私のGOTYである。 気持ちの準備は万端! 今は、お店に行かなくてもゲームが購入できる。発売日にダウンロードし、即プレイ。いい世の中になったものだ。(当時はカメクラで予約購入したものだが) 感想は「最&高」の一言。 UIは「和階堂真の事件簿」を踏襲しているが、よりリッチになった感触だ。 集英社ゲームズとのタッグにより、贅沢な仕様になったのかな?と勝手に嬉しくなってしまった。 ゲームの内容に関しては、ぜひ皆さんに体験してほしいのであえて記載はしない。 都市伝説、怪異、そしてドット絵が好きなアラサー女子には、ドストライクな作品であった。 そしてBitSummitで得た、「雑誌以外で初めて新作ゲームを見つけた感動」は、忘れられないほど衝撃的だった。 そんな今年の私のGOTYは、去年のGOTYと姉妹受賞となる作品「都市伝説解体センター」。 去年の体験があるからこそ、今年のGOTYに選んだ。 皆さんも、ぜひ「和階堂真の事件簿」を遊んだ後に「都市伝説解体センター」を! この二作を連続でプレイして、墓場文庫さんの作品の良さを肌で感じてほしい。
Winter BurrowのGOTY画像
Game of the Year 2025
牧場おじさん さん
Winter Burrow
今年の私のGOTYはウインターバロウです。 絵本のような可愛いグラフィック、穏やかな音楽、難易度が高くないアクション、編み物をして装備を作るクラフト要素。一見ハードルの低いサバイバルアクションですが、ストーリーはかなりシビアです。 最大の敵はなんと言っても、冬の寒さ。昼と夜では寒さが違い、夜は外で活動することが難しくなるほど寒くなります。しかも、このゲームにはマップ機能が全く無いので森の中ではすぐに迷う。夜に森の中で迷うとロストが頭をよぎります。 敵として主人公のネズミよりも大きな虫が襲ってきますが、寒さの脅威に比べたら大したことはありません。このゲームでは寒さ対策が最も重要になります。ゲーム開発はデンマークの会社、ゲーム販売はカナダの会社とどちらも北国なのでなので、寒さに対するリアリティが素晴らしいと思います。 登場するキャラクターも少ないながら多彩です。親子関係のうまくいかないカエル、どんぐりを収穫出来なくなったリス、相棒を探すハリネズミ。彼らの困りごとを解決しながらストーリーは進んでいきます。彼らの話は寓話的でどこか現実の世界ともリンクする内容を含んでいます。だから、絵本のような世界に癒されようとゲームを始めるとそんなに甘くないよと頬を引っ叩かれます。 北国で生まれたサバイバルゲームを北国で育った牧場おじさんとしては押さないわけにはいきません。 だから、今年のGOTYはウインターバロウとさせて頂きました。
ファイナルファンタジーXIVのGOTY画像
Game of the Year 2025
齋藤 さん
ファイナルファンタジーXIV
さて、今年も yourGOTY の季節。 この一年、ほぼ FF14 しかゲームをしてない以上、選択肢は一択です。 自分はゲームは作りませんがプログラマなので、人間が計算機にはアクションで全然勝てないのは分かってますし、作者とのストーリー等で言えば、1対1でガチに勝負できる小説等の方が手応えがあります。音声ならラジオドラマ、映像なら、映画とか。 そんな非ゲーマーの私でも、楽しいのは MMO なんですよね。そして、今年も FF14 を超える MMO には遭遇せず、そのまま月謝を払っているという状態です。 とにかく10年分のコンテンツがあり、そこでストーリーを楽しみ(開発者側の考えを聞き)つつ、他のヒカセンと過ごせる場所。ヒカセンも、大先輩から中堅から復帰者から若葉まで、いろんな人たちに会えるし、全員がこのエオルゼアで「楽しむ!」つもりで集まっている。このモチベーションの高さを元に、運営が上手に回している場が、このゲームの一番の核と思ってます。 これ、簡単そうに見えますが、実はとても難しいバランスで成しえており、運営の長年の知恵と工夫が最近ようやく垣間見える様になり、そこも楽しめます。 まだまだジョブのカンストが2/3程度なので、恐らく来年もここには FF14 のレビューを書きます。FF14 を急に超える MMO が出て来るとは思えず... ではまた来年!
SDガンダム ジージェネレーション エターナルのGOTY画像
Game of the Year 2025
KBT/けびてぃ さん
SDガンダム ジージェネレーション エターナル
待ちに待っていたGジェネレーションシリーズの新作。 スマートフォンタイトルとなったが中身は従来のシリーズにもあったシリーズ原作シナリオを追う形式のGジェネ。シナリオを追う形式のGジェネの中ではおそらく大体のシナリオが一番長く収録され、いままでになかった原作もしっかりと追加されているのが大きなポイント。 ・良かったところ 今回のGジェネから搭載された開発ツリーが非常に素晴らしい。原作、陣営別にモビルスーツの開発ツリーが展開されるが、正直このツリーを見ているだけでも見ごたえがあり楽しい(別段この開発ツリーが実際の原作の開発経路図というわけではないが)。 キャラクター、MS図鑑もアップデートされ大量のモビルスーツを確認することができ、それぞれ図鑑には説明もしっかりと入っているためかなりの物量。読める。延々と。 戦闘アニメーションはいままでのGジェネシリーズで培われた迫力のある3Dアニメーションが多く、新規モビルスーツももちろんあり、どれも素晴らしい出来だと感じている。後述するがゴッドフィンガーやフィン・ファンネルなど見たいアニメーションもしっかり収録されていて、見ごたえ、聞きごたえばっちり。 シミュレーションゲーム部分としてはモバイルゲームとして作られているため従来のジージェネとは大幅に体験が違うが、それでも元のGジェネをしっかりと意識した戦闘システムになっていて、非常に好感が持てる。それでいて従来のGジェネと比べても画面遷移や移動にかかる時間などが短くなっているため、とても快適になっている。 ・ガチャについて いわゆるガチャ機体は限定でなければガチャ用の攻撃(全攻撃一斉掃射の様な攻撃)が無い、同じ機体をゲーム内素材で開発し、使用することができる(コストも重いわけではない)。限定でも大抵は後々ノーマル機体が実装されるものと考えて良いかと考える。 例えばガチャのゴッドガンダムもいるが、開発で作成できるゴッドガンダムもゴッドフィンガーは放てるため、様々なパイロットを載せて専用セリフを聞くという遊びは引き続きできるようになっている。このような実装になっているのは素直にありがたい。 気になっている点など 一点、残念というか自分のプレイスタイルにあまり合わないと感じている点について。 今作にはエターナルロードなどの高難易度コンテンツが用意されている。ステージ自体は上記ノーマル機体でもクリアできるように設計されているが、いわゆる詰将棋式の攻略を求められるため私はかなり苦手というか、非常に疲れる。そのため攻略動画をついつい確認してしまう。ゆっくりプレイしていればクリアはできそうなのでコツコツプレイ。 個人的に一番残念な点としては、最高画質のさらに上がほしい事だろうか。もうちょっとパリッとした画質で見たい。 ・おわりに 発表からリリースまでに時間はかかったものの、それに見合った高品質のコンテンツが多く、今後のコンテンツ追加やアップデートが非常に楽しみなタイトルとなった。
ツーポイントミュージアムのGOTY画像
Game of the Year 2025
ゆぐみ さん
ツーポイントミュージアム
私はこのゲームにめちゃくちゃハマってる。気がついたら220時間超えていた。 時間の概念が溶けるタイプのゲーム。 「ちょっとだけ触るか〜」が、命取り。時間が足りない。その危険さ込みで ぜひ遊んでほしい。 サンドボックス系好き。あつ森。マイクラ。ビルダーズ。ここらへんが好きな人は是非遊んで欲しい。 無限に作れちゃうレイアウト地獄 博物館、水族館、植物園、宇宙展示、お化けミュージアム。 テーマの幅がバカみたいに広い。シンプルにも作れるし、こだわれば永遠に終わらない。 ちょっと展示品を置くだけのつもりが 「やっぱこの角度のほうが良いな…」 「ここに照明置こう…」 「ここの導線が気に入らない…」 ってやってると数時間が経過している。 展示物は細部まで作られてて本当にリアル。 現実にはない物なのに「ありそう」って思えるクオリティ。「俺の考えた最強骨格標本」みたいなのや、来館者をピエロ化してしまう植物も出てきたりする。半魚人を捕まえる事だって出来る。 お化けミュージアムは、曰く付きの展示品はもちろん、あの世に探索に出かけてお化けを連れ帰り展示てきちゃうんだよ。ちゃんとたまに呪われるけど安心して?除霊施設に行けばいいだけだから。 やっぱりクセ強要素ってイイよね。このクセ強もミュージアムの一部になっていく。チーズまみれステージとか、チーズに塗れたナメクジ星人とか。チーズに飲み込まれて怪我をするとか。意味わからないけどめちゃくちゃ笑う。開発陣の「ふざけたい欲」が良い方向に転んでる。 来館者は一般客・研究者・親子連れ・観光客…までは普通の来館者だが、そこに吸血鬼・宇宙人・半魚人・チーズ星人・エルフ・ゴブリンとかが自然に来館して展示品を眺めてる。もう画面が常に賑やか。“混沌をどう上手く回すか”ってゲーム性が生まれててめちゃくちゃ楽しい。よく来館者とミュージアム職員の見分けがつかなくなるので、職員にはソニックの着ぐるみを着せてる。 そんな渾沌に満ちたミュージアムなのに、施設運営が至って真面目。 • 展示を減らしたら客が来ない • 人件費をケチると展示品の劣化が止まらない • 不衛生になれば客が来ない • 売店も売上も崩壊 最悪破産 • 施設が人気になると泥棒が増える • 設備投資しないと追いつかない ローン組んで、収支をプラスにして、設備直して、探索して、販促品を増やして……施設の規模がデカくなったから人員を増やして…… そんな中で応募してくる求職者が 全員キャラ濃すぎる。 • 真面目!努力家!ただし強欲 • 熱意120%!でもすぐサボる • 性格は最高!ただしどこでもポイ捨てマン • 低賃金でバリバリ働きます!真面目に働きます!たまにそこら辺にゲロ吐きます!  こんなクセ強求職者が多すぎる。しかもクセの弱い“まともな人材”を引くのはほぼ運。 「こいつ雇って大丈夫か……?」と頭抱えながら採用するのも、このゲームの醍醐味。いざという時は解雇も出来る。解雇するとめちゃくちゃ恨み節がとんでくるけどね。 泥棒の種類が悪ノリすぎて最高 • 変装して紛れ込む泥棒 • 地面を掘ってくるモグラ団 • 水洗トイレから逆流して出てくる怪しい奴 泥棒を捕まえるのは監視カメラ対処だけだと不十分。自分の目で見つけて警備員に投げ渡す実績まである。本気で“目を光らせる”ミュージアムゲーム、他に無い。 定期的に流れる館内アナウンス。これが意味がある様でない内容を喋っている。展示品の説明をしている様でしていなかったりする。たまにちゃんとアナウンスをする。緩い。 飽きる前に新要素が来る、終わらない。終われない。追加DLC、新ステージ、新職種、季節イベント。楽しい。時間が足りない。 ステージが増える度に展示も増えていく。 インディーゲーム『Vampire Survivors』『DREDGE』とのコラボもある。飽きるタイミングが無い。12月には動物園コンテンツが登場します!やったね! 展示物も来場者も泥棒も、クセ強スタッフも全部ひっくるめて、生きてるミュージアムを作る感覚がたまらない。 できれば同じ沼に落ちてほしい。楽しいから。 一緒に沈んだほうが絶対楽しいから。うん。みんな、ツーポイントミュージアムやろうぜ! 最近Switch2版も出たんだ!steamでもps5でもXboxでも遊べるんだぜ!やらない手はないよなぁ⁉︎ デジタルエディションを買うと、ミュージアム内にソニックを飾れちゃうよ! 一緒にミュージアム作ろう
Donkey Kong BananzaのGOTY画像
Game of the Year 2025
月島🚑🌸🍎 さん
Donkey Kong Bananza
今年は沢山の素晴らしいゲームに出会えた年でした。都市伝説解体センター、エルデンリングナイトレイン、牧場物語風のグランドバザール、カービィーのエアライダーなどなど…挙げればキリがない位です。その中で、今でも一番の輝きを放っているのがこのドンキーコングバナンザでしたね! 久しぶりの3Dドンキーコング新作は、オープニング直後パンチボタンを押すところから始まりますが、この始まりが示唆するように、全てを破壊するゲームがここからスタートしますw 目的地をほっぽり出して怪しいところを殴り、直下堀りならぬ直線堀りでショートカットを作り、削りとった岩をスケボーにして走り回り、時にはシマウマになって爆走したりダチョウになって大空を羽ばたいたり…とやりたいことをやりまくれて、行く先々で金やバナナが見つかってどんどん強くなれる作りにまんまとやられましたね!この凄まじいパワーのせいで、登場するボスも次々瞬殺できるのが逆に面白いんですが、これも終盤にはドンキーのパワーに負けない強敵が出てくるのでそれも素晴らしかったですし、ストーリーも相方になるポリーンとドンキーが仲良くなる過程と成長がうまく描かれていて、そのストーリーと強敵が入り混じるラストには最高に感動させられました。いやぁ…ゲームって本当にいいものですね! 年末年始になりSwitch2もどんどん入手しやすなっているので、最初のゲーム何にしよう?という方もいるかと思います。そんな方には是非ドンキーコングバナンザを手に取っていただきたいです!!

ゲームと出会う

みんなのGOTYからイチオシゲームをご紹介!

オクトパストラベラーIIのゲーム画像
オクトパストラベラーII
雑さが魅力の良作RPG
本作から始めてもまったく問題ない。
この8人が集うのに合理的理由はなく、はっきり言って設定が雑だ。
本作には、クリアだけを目指すのであれば見過ごしてしまうよな人たちの物語がたくさん詰まっている。
ヒヨスケ のGOTYから
テイルズ オブ グレイセス エフ リマスターのゲーム画像
テイルズ オブ グレイセス エフ リマスター
私のGOTY 2025は『テイルズ オブ
王道ストーリーでありながら、可愛くて温かい雰囲気を持つ『グレイセスF』は、テイルズシリーズの中でも一
特にキャラクターやスキット、戦闘システムが素晴らしくて、本当に傑作だなと思っています!
テイルズに少しでも興味がある方には、ぜひおすすめしたい一本です!
Lava Yuki(ゆき・らわ) のGOTYから
eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラムのゲーム画像
eBASEBALLプロ野球スピリッツ2021 グランドスラム
野球好きなら虜になるゲーム
野球好きならこのプロ野球スピリッツを一度やってしまえば、このゲームの虜になるのは確実です!
あのプロ野球経験者もやっているゲームである!
リアル感が半端ない!
S K のGOTYから
ELDEN RINGのゲーム画像
ELDEN RING
新しいゲームの大当たり
エルデンリングも難易度は高いのですが、オープンワールドでできることがたくさんあるため
オープンワールドの探索の楽しさも本作の大きな魅力です。
このような素晴らしいゲームが日本で作られたのだという事実に、とても誇らしい気持ちになりました。
むらしゅん a.k.a サブカルク〇野郎 のGOTYから
鋼嵐-メタルストームのゲーム画像
鋼嵐-メタルストーム
ロボ好きにとって楽しいことは間違いない
頭、胴体、腕(左右別)、足とパーツが分かれており
シナリオもしっかりと用意されていて、豪華なフルボイスです。
バトルのテンポは良くて、演出もすごくカッコよくてしっかりしたものです
ヂャンヂャン のGOTYから
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YourGOTYゲームラジオロゴ

YourGOTY ゲームラジオ

投稿いただいたみんなのGOTYから、毎回気になるレビューをひとつピックアップして話すポッドキャスト番組を始めました。
毎月第1・第3木曜日0時配信。