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GAME OF THE YEAR
ペルソナ3 リロード
歴史上のターン性コマンドバトルRPGの中で最も面白いバトルメカニクスアワード
真・女神転生V Vengeance
ベストインディーゲームアワード
Balatro
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ペルソナ3 リロードのレビュー画像

ペルソナ3 リロード

■原作への愛が生み出した偉業
P3Rは原作を非常に忠実に再現している作品だ。原作との違いを言葉で表すと「戦闘システムとグラフィックスを最新のものにしたペルソナ3」である。では、この作品の価値は戦闘システムとグラフィックなのか?と問われると、答えは”否”である。

今作が成した偉業は、原作の世界感の再解釈と、見事なアートワークへのアウトプットである。

原作より、ペルソナ3という作品のテーマは「死という生命には抗えない運命」と「命の意味」であり、これらのテーマを学園物のヤングアダルトフィクションに落とし込んだ作品である。そして、今作P3Rのリメイクチームはこの世界感を爽やかな青と再定義したのである。

P3Rは全てが青い。ロード画面やメニュー画面などのUIから、キャラクターの影に至るまで、とにかく全てが青いのだ。そして、青を基調とした美しいアートワークが、プレイヤーを儚くも爽やかな世界観に浸らせるのである。PS2版も青ベースのUI構成ではあったが、ここまで圧倒され印象に残るようなものではなかった。

他のゲームでは見たこともない挑戦的な試みであり、原作への深い理解と愛情が感じられる素晴らしい世界のリメイクだ。


■メニュー画面に於ける革命
今まで数々のゲームをプレイしてきたが、”メニュー画面を動かすのが楽しい”という経験は初めてだ、これはもう革命でしょうが。今後他のメーカーは間違いなく参考にするであろう秀逸なデザインである。ゲーム業界に新たなマイルストーンが置かれる瞬間を感じ、感動を覚えた。


■快適なゲームプレイへの探求
P3Rをプレイする前は「戦闘システムはペルソナ5準拠」となぜか思い込んでいたのだが、本作の戦闘システムはペルソナ5をベースにさらに進化している。特に素晴らしいのがワンボタンでの弱点スキルの呼び出しである。アナライズ済みの敵への有効打を持っている場合、(RB)を押すだけでWEAK攻撃を呼び出すことができるのだが、ペルソナシリーズは「弱点を突いて総攻撃」が戦闘の基本であり、このショートカットが追加されただけで、戦闘のテンポが大幅に改善されている。

今作から追加された、“テウルギア”(ゲージを溜めて打つ必殺技)も素晴らしい。属性相性が悪く、有効打が無いような局面でも、耐性無視で大ダメージを与えられるため、戦闘がぐだぐだと長引くことがない。


しかし、戦闘に関しては残念な部分も残している。これは原作を忠実に再現したが故の、原作から地続きの問題点であるが、先ず敵のデザインが序盤から最終盤まで変わらず退屈だ。数種類のデザインの敵が色違い(なんなら色すら変わらない者もいる……)で永遠に最後まで使いまわされる。見た目がほぼ同じなのに出てくる度に弱点属性が変わっているのもどうにも納得感がない。

また、タルタロスと呼ばれるダンジョンの探索も単調だ。ダンジョン内では特にストーリーなどはなく、替わり映えのしないマップを上を目指してひたすら歩くだけなので、単調に感じる。終盤は敵をかわしながら、階段にダッシュするだけのゲームになってしまった。


■原作から変わらず素晴らしいストーリー
ストーリーについては原作を忠実になぞっているが、刷新されたグラフィックスとペルソナチームが作り出す素晴らしい映像表現により、原作よりさらに没入度の高い体験ができる。特にエンディングムービーの美しさは圧巻だ。

終盤に向けて加速度をつけて走り出す残酷なストーリーはプレイヤーの心に強烈な傷跡を残す内容になっている。少年少女達、命を持たない戦闘兵器、そして勇敢なわんこが、死という運命にどのように立ち向かい、命にどのよう答えを見出すのか、是非とも多くの人にプレイしていただきたい傑作だ。
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ゲーム概要

Dive into the Dark Hour and awaken the depths of your heart. Persona 3 Reload is a captivating reimagining of the genre-defining RPG, reborn for the modern era with cutting-edge graphics and gameplay.
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歴史上のターン性コマンドバトルRPGの中で最も面白いバトルメカニクスアワード
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真・女神転生V Vengeance

ATLUS作品ばかりの選出になってしまっているが、今年のATLUSは本当に素晴らしかった。
私は移植前の『真・女神転生V』はプレイしておらず、以下は今作を初見でプレイしたうえでのレビューである。


■1週目のプレイで感じたこと
本作にはオリジナルであるSwitch版に収録されていた「創世の女神編」と、PCなどへの移植(完全版販売)にあたり今回新規で追加された「復讐の女神編」の2本のシナリオが収録されており、ゲーム開始時にどちらのシナリオをプレイするか選択することができる。私はオリジナル版からプレイするのが筋だろうと思い、「創世の女神編」からプレイを開始した。また、過去作『真・女神転生Ⅲ』『真・女神転生Ⅳ』のハードコアな難易度が頭にあったため、Normal難度でプレイを開始した。

1週目クリア時点では正直「つまらない作品ではないが凡作」という印象を持った。

オリジナルのストーリーである「創世の女神編」のシナリオは、はっきり言って出来が悪い。というか、評価をするほどの内容がないのだ。「2~3時間プレイするごとにキャラクターが一言二言喋るだけ」であり、ストーリーと呼べるようなシロモノはそもそも存在しない。戦闘部分が面白いから継続できたものの、プレイしていてかなりキツかった。

また、シリーズの伝統であるルート分岐もかなり雑に扱われており、ストーリー中の会話選択肢などはED分岐にまったく関係がなく、ラスボス直前の選択肢でEDが変わるという非常に退屈なシステムになっている。(真・女神転生Ⅳはさすがに複雑すぎたが…)

難易度Normalでのプレイもよくなかった。過去作ではNormalでも十分に難しいような作品だったが、本作はどこでもセーブやアナライズ/悪魔合体の仕様などシステム面の充実も影響し、過去作と比較し難易度が大幅に易しくなっている。


■真・女神転生V Vengeanceの本質
1週目で本作には微妙な感想を抱いていたが、せっかくの完全版なので追加シナリオもプレイしておこうと思い、2週目「復讐の女神編」をHardモードで開始したのだが。。。

「創世の女神編」とは全くの別物だった。

「創世の女神編」で投げっぱなしだった伏線はきちんと回収され、ストーリーには深みと牽引力が持たされ、敵味方共にキャラクターはより魅力的に描写されるようになっていたのだ。なぜ、これを最初に作ることができなかったのかと強く言いたい。


また、本作のHardモードの戦闘は、個人的には「歴史上のターン性コマンドバトルRPGの中で最も面白い」作品であると太鼓判を押したい。

本作は主人公を含めた4人のパーティーを編成しターン性のコマンドバトルを行うのだが、非常にユニークで面白い点がいくつもある。主人公以外の3枠にはスカウトや合体で手に入れた悪魔を編成してするのだが、270種以上存在する悪魔にはそれぞれパッシブで効果を発揮するユニークスキルが設定されており、また多くの悪魔は固有の専用の戦闘スキルを保持している。最大8枠のスキル枠には合体システムを用いることで自由に好きなスキルを設定することができるが、悪魔にはそれぞれ得意/不得意なスキルが存在し使用した際の威力や消費MPに補正がかかるようになっている。そのためプレイヤーは悪魔の得意分野を生かす形でスキル構成を考える必要がある。

また、悪魔の弱点や耐性も非常に重要である。本作は弱点を突くこと、突かれることで大きく戦局が変化する真3以降伝統のプレスターンシステムが採用されており、耐性も考慮したパーティー編成が求められる。さらに、主人公は写し身というシステムを用いて、好きな悪魔の耐性やスキルをコピーして使用することができる。

パーティー編成は非常に自由度が高く、多くの選択肢が与えられるため、強力なボス達を倒すためのパーティーや戦略を考えるのが非常に面白い。

そしてHardモードの難易度調整があまりにも秀逸である。ストーリーを通して大量に登場するボスたちは、プレイヤーが全力で対策を考慮したパーティーをもってして、全リソースを吐ききってギリギリ倒せるレベルに調整されている。理不尽と高難易度の綱渡りを全編通して見事に成功させており、この仕事には驚愕せざるを得ない。

ストーリー中何十体も存在するボスとの戦闘が、それぞれ都度最適な編成や戦略を考えて攻略することがとても楽しく、2週目は最高の体験を維持したまま冒頭からエンディング後までプレイをすることができた。


■残念な点について
やはり一番残念な点は、このソフトが所謂「完全版商法」という形で販売されたことだ。最初からこのクオリティで発売できていれば、一部ユーザーからの反感も買わず、また、創世の女神編という汚点を歴史に残すことはなかっただろう。しかしながら、本作のクオリティは非常に高く、このような形でも販売されプレイできたことには感謝をしたい。

また、その他の部分の不満点として、ストーリーのある時点から敵レベルの調整に大きな段差があり(龍が如く7の真島/冴島みたいな感じ)、サブクエなどを用いたレベル上げを強制されるタイミングがあること。マップの構造が無駄に複雑な割に、大したアイテムはなく探索に徒労感を感じること。そもそもダンジョンがつまらないこと。などのいくつかの不満はあるが、本作の全体の評価をさげるほどの大きな問題点ではないと感じる。


■総評
真・女神転生Ⅲから進化を続けてきた女神転生シリーズの集大成といえる素晴らしい作品。ターン性コマンドバトルRPGのマスターピースになるだろう。完全版という形で売られたことだけが残念でならない。
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ゲーム概要

この<復讐>は世界を壊す

全世界累計100万本以上を売り上げ、ユーザーから高い評価を得た『真・女神転生Ⅴ』が、システム、シナリオや悪魔体験など、あらゆる点の進化を果たした決定版!主人公は高校生の少年。ある日不思議な夢の中で、封じられた少女を助けるか否かの選択を迫られる。その選択ののち、ストーリーは2つに分岐。1つは『真・女神転生Ⅴ』で語られたストーリー、天使と悪魔の戦争に巻き込まれ、世界の…
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Balatro

2024年といえばこれっしょ。
ほぼ電子麻薬。うひょーーーーーー
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Balatroは、ポーカーとローグライクが融合したデッキビルダーで、パワフルなシナジーと大勝ちを楽しめるゲームです。

ポーカーとローグライクが融合されたBalatroは、満足度いっぱいのデッキビルダーゲームです。違法ポーカー・ハンドを出して、ゲームチェンジャーのジョーカーを発見して、アドレナリン全開の強烈コンボを繰り出しましょう!ユニークなジョーカーカードでシナジーやビルドを作って、強い役を組…
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