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ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

Game of the Year 2025
ごぉん@YourGOTY&ゲームラジオ さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
アーマード・コア1が発売されたのは私が高校3年生の夏でした。当時大学受験を控えた私は、ゲーム断ちをして懸命に受験勉強をしていました。そんなとき、兄がアーマード・コア1を買ってきたのです。 それが私の肩書が「受験生」から「レイヴン(傭兵)」に変わった瞬間でした。 そして、大学受験の失敗という大きな代償を支払いながらも、数多の戦いをくぐり抜けてレイヴンとして成長した私は、傷を癒やすため長い眠りにつきます。(本当にもう勉強しないとやばい・・涙) そんなわけで、AC2以降はすべてスルーしてきたのですが、二十数年経ち立派なおっさんになった私に、2023年、アーマード・コア6が発売され、再び火をつけます。 まさにゲームのキャッチコピー「火をつけろ、燃え残った全てに」の通り。 - ということで、プレイを始めたAC6ですが、携帯端末のリモートプレイで遊んでいるせいもあるのですが、老眼で早い動きがよく見えない。回避連打で酷使した左右の親指があっという間に疲労する。反射能力も落ちているのか「ビービー」という警告音に反応出来ず、大威力攻撃に直撃されまくる。数年ぶりに徹夜に近いことして一晩中バルテウスと戦ってそれでも勝てなかった時はかなり絶望しました。 傭兵は衰えた。メタルギア4のスネークの気持ちがちょっとわかった気がしました。 - そんな感じで結構辛い思いをしつつ遊んでたんですが、それでもモチベーションをキープさせてくれたのは、ゲームに登場する魅力的なキャラクターとその名言でした。 まずは主人公の「飼い主」であるウォルター。強化人間である主人公621を目覚めさせて配下としたウォルターは、その後ずっと主人公に命令を出す立場で物語が進みます。 ウォルターは、はじめは厳しい態度で主人公に命令を出していたのですが、長く共に戦ううちに主人公に対して敬意と愛情を示してくれるようになります。 「駄犬呼ばわりは止めてもらおう。旧世代型にも尊厳はある」これは主人公の悪口を言うビジネス相手にチクリという一言です。ウォルターを戦友として認識した最初の瞬間でした。 その後「戻って休め、621」など、こちらを気遣って尊重してくれる言動が見られるようになります。 最終的には彼のためならどんな戦場でも行ける、そんな気にさせてくれる戦友となりました。 また、レッドガン部隊のミシガン総長も好きでした。とてつもない口の悪さの裏に隠された部下への思いやりが漢らしさを感じます。 「役立たずも役立たずなりに役立つことが証明された。遠足はここまでだ!」 あとは、忘れてはいけないのは、自称戦友ラスティ。 正直なところ、あんまり戦友感を感じていないのですが(肝心な時にいなくなったりするし、そもそも弱いし)、でも主人公に好意を持ってくれている様子。何度も戦友と呼ばれている間にちょっと好きになってしまいます。 「流石だな・・・ 戦友、君ならやってくれると思っていた」 - ここまで色々なキャラを紹介してきましたが、実はキャラクターの見た目というのは、全キャラ一切公開されていません。ゲーム中では「人間」は一切描画されず、最初から最期まで敵味方の「機体」だけしか見えないのです。 というわけで戦友ウォルターや総長ミシガン、友達のラスティなど、すべて想像で見た目を補うしかないわけですが、これが逆にいい。 そのセリフと声から見た目を想像した上で、心を震わせる名台詞をバンバン出してくるから、ますます想像が膨らむ。 きっとウォルターはダンディで生真面目なおっさんだし、ミシガンは鷲鼻の白ひげだし、ラスティは清潔感のある青年に違いない。 想像が楽しい! 紹介したキャラクター以外からも、男子ってこういうのが好きなんでしょ的なセリフがバンバン飛び出します。 「また1匹、お前のせいで死んだぞ。ハンドラー・ウォルター・・・」 「人の話は最後まで聞け! 教わらなかったのか!?」 「選ぶのはいいことだ。選ばない奴とは敵にも味方にもなれない」 「おっ、俺のマッドスタンプがぁーっ!?」 おっさんになっても燃えたぎるセリフだらけでたまらない。 - そんな感じでセリフ聞きたさや、ウォルターから褒めてもらいたさで、高難易度ゲームではあるものの下手くそ老兵の私でもなんとかクリアまで到達できました。 最後の最後まで熱くさせてくれるセリフだらけで楽しい物語でした!もちろん、アクションゲームとしてもとても楽しかったです。ロボットをハイスピードで思う存分操る爽快感はなかなか味わえないですね。高難易度ではあるもののアップデートでいい感じに調整がされてますので、迂闊に手を出してもらっても大丈夫だと思います。 AC7の話は聞きませんが作ってくれているんでしょうか?また10年待たせるんですかね?もうちょっと早いと嬉しいですが・・ いずれにせよ楽しみにしていたいと思います! -
Game of the Year 2023
民草 さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
アーマードコアⅥは、今年最も心に火をつけた作品です。 言わずと知れたソウルシリーズやエルデンリングで有名なフロムソフトウェアの作品です。 難易度が高いゲームが多いと聞いており、アーマードコアシリーズやソウルシリーズを全て未プレイの自分が楽しめるか不安があったのですが、試しにプレイしてみれば、難易度以上に多くの魅力が詰まった素晴らしい作品でした。 本ゲームは3次元の高速戦闘が特徴にあり、初めは操作が難しい部分もありますが、プレイ中に相手の猛攻を回避して反撃を決められた瞬間の爽快感が一度味わうと夢中になるほどの魅力があります。 初心者の私もチャプター1の様々なボスに何度も負けました。しかし、再戦するうちに徐々に操作に慣れ、ACを手足のように動かして強敵とギリギリの戦闘をする喜びを体感できました。 チャプター3あたりの操作になれた頃にACのパーツバリエーションも増え、様々な組み合わせを試すといったアーマードコアならではの魅力をこれでもかと見せつけられ、完全に心に火が付いてしまいました。 さすがは10年新作が出なくても熱狂的なファンがついている理由が分かる他にない作品ですね。 また、作中にキャラクターのビジュアルがない珍しい特徴があり、各キャラクターと音声通信でのやり取りも新鮮で、話し方でキャラ毎の性格が分かりやすく表現されており、容姿が分からずともキャラに愛着を持てるところがすごく丁寧にキャラ付けされていることを感じら、ついつい感情移入してしまうような作りこみがされています。 操作性やカスタマイズ要素、キャラ付けといったあらゆる要素が最高に面白く、シリーズが初めての方にも自信を持っておすすめできる作品です。 ソロプレイですので、今から初めても乗り遅れるとか無いですので未プレイの方は是非手に取ってください。
Game of the Year 2023
春日もやし工房 さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
昔からこのシリーズのファンで、強化人間はあるのか、戦闘/スキャンモードはあるのか、通信対戦要素はあるのか、カラサワはあるのか、と沢山の期待をしつつ迎え入れた本作ですが…。 そんな事よりとにかく難しい!でも楽しい!というのが率直な感想でした。 過去作は他の人とかぶりたくないというこだわりアセンブルをしてましたが、あまり恵まれたパーツに出会えず、辛酸を舐めておりました…。 今作はマイナー武器に光が当たって、アセンブルのバリエーションが増えたように感じます。 例えば5では微妙なハンドガンとパイルバンカーという組合せでも、今作ではしっかりと戦える装備になってたりで、全パーツが生きる良バランスのゲームだと思いました。 またセーブデータを消して、もう一度やろうと思う素晴らしいゲームです。 次はどんなアセンブルにしようかなー。
Game of the Year 2023
現(ゲン) さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
初めまして、初投稿でございます。 今年のYourGOTYに選ばせていただきましたのは「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」です。 シリーズとしては10年ぶりの新作のため、ある程度甘くなってるところはありますが、AC6以外ないなというのが私の評です。 従来作とも比較して最高に良かったポイントは3点ございます。 1つ目は「動かしたかったACを動かせていること」です。 従来作では動きが重かったり、ブーストするとオーバーヒートしたりというものがありましたが、今作ではエネルギー切れこそはあるものの、戦場を自在に自機で自由自在に飛び回れるということが大きな魅力の一つであると思います。 2つ目は「無駄なパーツが少ないこと」です。 今回はパーツカテゴリが初代と同じ構成であるため、やりたいことがとてもはっきりさせやすいことが親切なポイントであります。 また、いわゆる「産廃」と呼ばれる使い道に困るパーツもそこまでなく、扱いづらさがあれど全く役に立たないというものが少ないのもゲームの楽しさとしてはありがたいものです。 序盤の不自由さとして、買えるパーツが少ないところがありましたが、ある強いボスを倒すための答えに導きやすいというところがとても親切だと感じています。 3つ目は「個性の強いキャラクターたち」です。 今作はアリーナにいるキャラ全てがストーリーで遭遇し、戦うことになるというのが従来作にないポイントの一つです。 保護者のように寄り添うウォルター、ヒーローとしても最高にかっこいいラスティ、ライバルとして心に残るイグアス、1人だけ世界観の違うブルートゥ。 本編だけでも濃いキャラが多い事でプレイ中はずっとルビコンに心がありました。 また、フロムファンならではの物語の広げ方も今回は祭りでした。 今回一通りクリアするだけでも相当な満足感がありますが、もっと戦いたいというのが正直な欲求です。 是非DLCがあるなら希望致します。
Game of the Year 2023
ジョン@営農とサブカル さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
おじさんをもう一度レイブンに戻してくれて、ありがとう!ほんとうにありがとう!と感謝をおくりたくなるアーマードコア最新作。  そもそもハマったのがPSの無印〜MoA、2までで「おじさん、新しいゲームについていけるかな…」ってすごく不安でしたが、杞憂でした。  本作は操作性がものすごく良く、空をブーストで飛びながら、肩のミサイルを発射しつつ、左肩のシールドを張りながら右手のライフルをたたっ込みつつ、左手のブレードで切り掛かる、といったことが簡単にできるようになっている。  特に、本作から導入のターゲットアシストとスタッガーのおかげで、近接武器が異様に便利になった。  ひゅんひゅん避けながら斬りかかる、という私がやりたいエースパイロットを簡単に実践できてしまう。  今までの、適切な距離をとって引きながら撃ったり、空中に陣取って撃ったり、という卑怯くさい戦い方をしないようにしてくれるあたりが素晴らしい。(ただ、オンライン対戦では、空中に陣取ってミサイルの雨を降らす誉のないアセンブリがいるそうだけど)  おかげで、どのACと戦っても、どの新ロボと戦っても、戦いにバリエーションが豊富で、どのミッションも試行錯誤が効いてとても面白かった。  また、本作の根幹である「ロボットの組み立て」についても、全パーツについて目が行き届いている。  捨てパーツがない、と本当に思う。なんせ、私は終盤まで初期フレームの外装で戦い続けていたくらい、初期武器だから使わない、というのが縛りプレイでなくても使うことができる。  例えば、ブレード。初期ブレードは威力がないものの、ブレードで追いかける距離が他の近接武器に比べてずば抜けており、実は強い、というのが一周やってからわかる。この手の装備は、初期に使うだけ使って忘れていくものの、アッセンブリーをする際に最後まで選択肢に登る、というのが良い。ジェネレータも、武器も、すべて一長一短があり、組み合わせで使い勝手が発生する。どうしても強武器は存在するものの、それでも組み合わせで特徴が出せる。いまだに、良いアッセンブリーが発見されるのが観れて、このバランスはほんとうに素晴らしい。  これだけでも十分すぎるくらいアーマードコアとして素晴らしいのだけど、輪をかけて素晴らしいのはシナリオだ。  本作では、登場人物の姿は出さず、アイコンと喋り方と、主人公の呼び方だけでキャラを立てる分別がすばらしい。  シナリオ分岐はわかりやすく、3周することが前提となっているが、同じ展開をする物語であれだけ意味を変えられるのはなかなか見たことがない。  そして、分岐の心の揺さぶり方。アーマードコアの登場人物って、いままでスナック感覚で裏切っていたはずなのに、全員がそれなりに良い人間で、どの人物についても協力をしたくなってしまう。その揺さぶりを3周に分けて楽しませくれるのでほんとうにすごいな。  特に、イグアス。おまえ、そんなキャラだったんだ、って後半になればなるほど思う。おれがロボアニメでやりたかったこと全部載せをやってくれるシナリオでロマンがすごい。  こんなに楽しませてくれてプレイ時間も30時間足らずでシナリオをすべて見切れる短さなのも、年をとって時間のないおじさんにはとても優しい作品で、文句なしのGOTY作品でした。  200時間近くやらせたうえに嫌な気分にさせるサイバーパンク2077とはえらい違い。好きだけど。
Game of the Year 2023
🐉ドラゴンユズ🐉 さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
私はフロムゲーが好きではありませんでした。 世間の評判を聴き、SEKIRO,エルデンリングなどプレイしましたが、苛烈な難易度と地味なゲーム性に心が折れ、10時間ほどでどちらもプレイをやめていました。 AC6も当初は購入するつもりはありませんでした。 そもそもACシリーズをプレイしたことはなく、本作の発売日がStarfield発売日の直前だったこともあり、購入するつもりは全くなかったのです。 しかし、発売数日前からのACファンの友人やSNSの異様な盛り上がりにつられてしまい、結局steamで予約購入し、エルデンリングの二の舞だなと思いつつ、発売当日にプレイを始めました。 その結果、本作は人生でプレイしたアクションゲームの中でもトップクラスに大好きな作品になりました。 ■良かったところ 本作の素晴らしいところは、アクションゲームにおいて最も大事な"爽快さ"が極まっていることである。コントローラーの操作レイアウトは非常にコンパクトにまとまっており、少し慣れると高速な戦闘アクションを、意のままに、手に吸い付くような感覚で操れるのだ。自機を操作すること自体が非常に面白いのだが、それが自分で作り上げたメカなのだから、なおのこと気分を高揚させる。 また、単純な仕掛けではあるが、ボスを倒した時にスローモーションになる演出も非常に気持ちが良い。 爽快なアクションを支える要素として、秀逸なUIも良く機能している。 このゲームでは、両手の武器の弾薬数/リロード状況、両肩の武器のロックオン状況/リロード状況、敵の体幹ゲージ、などなど戦闘中に管理しないといけない要素が非常に多い。このような様々な管理要素を全てロックオンマーカーに統合して表示するようになっている。これが非常に画期的で、高速戦闘を行っているなかで、敵機から目を離さず全てのゲージ管理を行うことができるのだ。本作における1つの発明といってもよいだろう。 発売直後は武器バランスや難易度曲線が非常にいびつであり、お世辞にも褒められたゲームバランスではなかったのだが、発売2週間後ごろから、武器バランスや強すぎるボスのモーション修正が進められたことも印象深い。私も含め、初期バージョンの理不尽な難易度を乗り越えた人間は少し寂しく感じると思うが、消費者に対しての誠実さを感じる対応であった。 ■残念だったところ ストーリー全体の構成としては、非常に熱い展開も何度かあり、楽しめるものだった。だが、同じストーリーを3回周回させ、一部だけ分岐するという見せ方が適切だったのかは疑問が残る。正直同じミッションを3回もクリアするのはただただ面倒で、プレイ時間のかさましをされているようにしか感じなかった。しかも、ストーリー上でのクリアでは、クリアランクが付かないので、「オールS」の達成をしようと思うと、さらにもう1度全ミッションをクリアしないといけない。 また、全体的に説明が少なく、特に1週目でのストーリーの理解が難しい。そのため、ストーリー自体の求心力のなさから、プレイをやめてしまう人もいるだろうと感じた。個人的に2~3週目からストーリーは面白くなったし、最後のエンディングでは感動して拍手をしてしまった。 ■総評 ストーリーテリングの手法や、発売直後のバランスなど、一部不満はあったものの、3Dアクションゲームとしての面白さは一品であり、傑作だと思います。 大好きなゲームです
Game of the Year 2023
もげぼん621 さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
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Game of the Year 2023
バットダディschach@バットマンアンバサダー(自称)🦇🛸💜🏴‍☠️💫 さん
Blasphemous
屍山血河を渡り、奇蹟を断ち切れ。 メトロイドヴァニアとソウルライクが絶妙にミックスされた骨太なアクションゲーム。 探索を続ける事で強化され、新たな場所へ辿り着ける気持ちよさとゲームデザインの気持ち悪さとテキストの意味不明さが癖になる感覚。 悪意と殺意すら感じる敵と罠の配置。 まさに死闘とも言うべきボス戦。 全てが愛おしくなる程の中毒性を秘めたこの作品に虜になってしまいました。 今年の8月には続編が出ましたがまだsteam版のみの販売なので(11月22日現在)、コンシューマーで発売されてからプレイ予定です。 とにかく死闘が楽しみたい方、罠にイライラしたい方、宗教画が好きな方にはおすすめの一作です。
Game of the Year 2023
ɐɯɯɐɯ さん
GTAオンライン
“ニートのわたしのもう一つの生活がここにある”ような気がしないでもない なにより『暇つぶしにちょうど良い』これに尽きる PvPが苦手なタイプが他のプレイヤーと楽しく過ごすためには多くのフレンドが必要になるところが、人によって壁になる 野良鯖はPK粘着がキツいが、マイクをオンにして喚いてるひとたちを眺めるのは楽しい またGTA6が正式に発表され、いつかはGTA6版のオンラインも稼働するだろう今、新規ユーザーの参入は難しいだろうし、いざGTA6版が稼働すればみんなそちらへ移行するだろう、わたしだってそうする GTA6版オンライン発売後も継続されるのだろうか?
Game of the Year 2023
マー君四郎時貞 さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
MyGOTYはまずこのゲームに贈りたい 正直今年のゲームこれだけだったとしても悔いはないほどの最高のナラティブ おそらくプレイ時に最後の最後に押すボタンはずっと離すことができなかった 任天堂の繰り出すゲーム好きが作るゲーム作りにはいつも脱帽させられる まさに心の財産となり得るゲームだと思う