難しいイメージのギリシャ神話を題材にしていますが、ストーリーは簡単。
分からずやの頑固なパパに反抗する息子のお話。とことん感情移入しやすい。
ちなみに題名のハデスは主人公じゃありません。冥界の王で主人公のパパです。
ギリシャ神話おなじみのキャラが、親しみやすい家族の雰囲気を出して接してきます。
ゲームをまとめると、超絶仲の悪いパパの元から何度も脱出を図るローグライクゲーム。
脱出に失敗し、負けて帰ってくると、パパからの嫌味アンド煽り。
くっそー絶対見返してやるかんな!という気持ちで繰り返し挑戦しちゃって時間が溶ける溶ける。
脱出をする一回あたりの時間も、忙しい現代人にピッタリ。スキマ時間にちょこっとってプレイ可能です。そんな短時間のプレイで失敗しても主人公は成長し、パパへの反逆の糧とします笑 心が折れる隙を与えません。
音楽も絵もゲームの雰囲気ピッタリ。冥界のダークな雰囲気と、登場人物の陽気さをうまく表現してます。おすすめは3本頭の犬、ケルベロス。めっちゃくちゃ可愛い。今ゲームでの癒し系です。ゼウスやポセイドンなども親戚のいいおじちゃん枠で背中を押してくれます。
難易度も絶妙。敵が強すぎるということも、弱すぎることもない、豚汁の七味唐辛子のような、旨さと辛さの両立。
成長システムがわかりやすさと、組み立ての奥深さも貢献していると思います。
今年やったゲームでとことんハマりました。ぜひやったことない方、寒い季節に最高の豚汁ゲー、Hades一杯いかがですか?