みんなのGOTY

Game of the Year 2022
西堂要 さん
TUNIC
本作をプレイ可能な環境にありながら未プレイの人には、是非今すぐ回れ右して購入することをおすすめします。そして、できれば一切の情報を排除して自力でクリアして欲しい。 プレイ開始時に訳もわからず世界に放り出される不安。 徐々に開示されていく世界観。 新たなアイテムや装備を得る度に広がっていくマップ。 適度に難しい戦闘。 閃けと言わんばかりに突きつけられる謎。 ゲームってこんなだったなあ、と思わせてくれる作品でした。
Game of the Year 2022
春日もやし工房 さん
noita
ローグライク系が苦手な自分でもハマった作品でした。 280回プレイしてクリアできたのは3回のみですが、いつまでも続けてできる名作です。 「ベースの魔法」 × 「オプション魔法」 × 「杖の性能」 × 「操作キャラに付与する能力」 という組み合わせで攻撃手段も多彩です。 他の人のプレイを見ていると、ベースの魔法が分からないほどの不可思議な魔法が出てたりして奥が深いです。 そして今の時点で持っている手札で最強の魔法の組み合わせを考えるのがひたすら楽しい! 大体、想定外の魔法の挙動で自爆していますが(笑) でも失敗した経験・知識も次回以降の武器になっているので繰り返しやってしまいます。 マップが膨大かつ隠し要素がとても多いので、新たな発見を楽しみにクリアした今でも洞窟を潜っております。
Game of the Year 2022
ター さん
風来のシレン
初代風来のシレンのスマホ版。 子どもが産まれテレビを占有してゲームをする時間がなくなりどうしてもゲームをしたいと思ってスマホならと考えていた所このゲームを見つけてしまいました。 初代であるスーパーファミコン版をプレイしていたためとても懐かしくなり当時小学生だった私にはクリアするのが難しいゲームだったのを思い出し思わず購入。 こんな感じだったなぁと思いながらプレイしていましたが違う所もありました。 ですが面白さは何も変わらず当時と同じようにのめり込んでしまいました。 スマホのおかげですぐにどこでもできるのが素晴らしいのはありましたがスマホ画面に表示されるボタンでの操作のため誤操作をしてしまい、1つのミスが命取りになるこのゲームでは何度死んだことか… 子どものいる生活に慣れ、多少落ち着くことができたら据え置きのゲームを再びやろうと決心していたのですが未だにプレイしてしまいます。 やりたいと思っているゲームはたくさんあるはずなのにこのゲームはどうしてもやめられません。 今年を振り返るとゲームしたい欲を充分に満足させてくれたのはこの一本でした。
Game of the Year 2022
ぬけさく さん
春ゆきてレトロチカ
「終章」が特に面白かったです! 映画やドラマのように実写で描かれる、新たなタイプの推理ゲーム。 映画やドラマと違うのは、「謎」と「手がかり」から「仮説」を作り、「真実」を導き出すというゲーム性が加えられている点です。 このシステムにより「あ〜そういう考え方もあるのか」と色々気づけて、映画やドラマを観ているだけでは味わえない新たな体験が出来ました。 バッドエンドになっても、リトライ出来ますのでバッドエンドが続いて挫折という事も無いかと思います。 一般的なゲームと比べるとゲーム性は少ないかもしれませんが、ストーリーが面白くて時間を忘れてついつい続けてしまいました。 もう一度書かせて頂きますが、 「終章」が特に面白かったです!! 色々なものが予想外な繋がり方で絡み合い、とても爽快感がありました。 この「終章」を是非多くの方に味わって頂きたいと思います。
Game of the Year 2022
かりこ さん
ポケットモンスター バイオレット
待っていました、オープンワールドのポケモン! 正直、今作より出来の良いオープンワールドゲームはいくらでもあるし、バグや操作関係など色々と改善してほしい面もたくさんあります。 しかし、それでも!!ポケモンがオープンワールドになるということが、なによりも嬉しかった!!! フィールドに息づく野生のポケモンたちを眺めるのも楽しいし、野生のポケモンやトレーナーとフィールドでそのままバトルが開始するのも臨場感があふれ、「私、今、ポケモンの世界に居るんだ!!!」という感じがして最高でした。ゲームボーイの頃から、多分プレイヤーの私は頭の中でこういう世界を描いていた気がするし、ようやくそれが現実世界に現れた!という感慨深さを本当にひしひしと感じて、発売日からずっと毎日わくわくしながらプレイしています。 ネタバレにならない範囲での一番の思い出は、ストライクという野生のポケモンを捕獲しようと思って、ボールを投げたりHPを削ったりと頑張っていたら、周りに野生のいろんなポケモンが集まってきて、特にサルっぽいポケモンが何匹もテンションあげあげで観客と化していたことです。 オープンワールドになったことで、シナリオの進め方の自由度も増し、今まで以上に自分だけのポケモンとの思い出ができていく、素晴らしい作品です。 ちなみに私は対人戦は全くやらないのですが、それでも十分満足度がある1本でした。
Game of the Year 2022
bAnjo さん
ソニックフロンティア
こんなソニックを待ってました。 発表された時から一番期待してたゲームで、いざプレイしたらまぁ面白い。 気が付いたらクリアしてました。駆け抜けました。セガさんありがとう。 え?雰囲気がブレワイっぽい?プレイしたことないからそんなもの知りません! とにかく「今後のソニックシリーズの未来は明るいかもな!」と感じた作品です。 ・音速で走るの超楽しい 本作はいくつか用意されている広い島(公式ではオープンゾーンと呼称)を"サイループ"という能力を使い、駆け回りながら島に配置されているギミックや敵を攻略し、ストーリーを進めるためのキーアイテムを取得していくのがメインになります。 箱庭での収集要素は最初は楽しいけど、途中から飽きてくるのが基本ですがこのゲームは飽きない。 なんならストーリーそっちのけでアイテムを集めてる。 ソニックチーム(開発)はこの辺よく頑張ったなと思いました。 リングを上限まで集めるとソニックの走る速度がさらに速くなるので探索がさらに捗ります。 ・謎が多くシリアスなストーリー ソニックワールドアドベンチャー(2009)以降、ソニックのゲームはシリアスな展開もあれど、どこかノリが軽いというか、あまり好きになれないストーリーばかりでした。 しかし本作は結構本気めのシリアス展開。 昔懐かしいソニックが帰ってきたようで素直に嬉しかった。 ソニックの行く手を阻む謎の少女、電脳空間に閉じ込められてしまった仲間達…。 などなど、過去作品との繋がりやキャラクターの深堀りもあり、ここ10年程が酷かったからか久々に引き込まれました。 ですが、ストーリーの進行は結構淡々としていて、もう少し重みが欲しかったのが本音……。 ・不満点も結構あることはある 本作が時間を忘れるほどの面白さがあることは間違いないのですが、やはり不満点はあります。 本作にはレベルの概念(ソニックのスピードUPなど)があるのですが、一部レベルは1ずつしか上げられなかったり、恐らく初めて導入されたであろうバトルシステムも、コンボ中に時が止まって演出が入る技があるなど、所々にテンポの悪さが見られました。 また、あるタイミングでソニックはスーパーソニック(スーパーサイヤ人みたいなやつ)に変身するのですが、個人的にスーパーソニックに変身した時が最もテンポの悪さを感じました。(自分が下手なだけかもしれませんがw) --- とまぁ、色々と書かせてもらいましたが、粗削りな所もあれど、本作が多くの人にプレイしてもらいたい作品であることは間違いないです。 過去作と比べると遊びやすくなってるので、「最近のソニックって速いし覚えゲーやん」て敬遠してる人、まだソニックのゲームをプレイしたことない人にとっても触れやすい作品なんじゃないかと思います。 あとソニックのBGMは神です。超燃えます。 日本で青いハリネズミ好きがもっと増えますように。
Game of the Year 2022
みみく さん
ウィングスパン
ドイツ年間ゲーム大賞(エキスパート部門)、ドイツゲーム賞受賞のダブル受賞。作者は、エリザベス・ハーグレーブ。 見た目が評価されがちなゲームですが、ゲームの内容も素晴らしく、手札、餌(資源)、卵(勝利点)の主要素が等価になるように設定されており、初期手札次第で様々なプレイングが出来、上手くプレイ出来ればちゃんと勝つ事が出来ます。プレイヤー同士で不利与える要素がない故にカジュアルに遊んでも、ゲーム進行に影響が少ないので誰でも遊び易いです。コンポーネント(カード)の種類が多いのでリプレイ性も非常に高いです。 カードパワーにバラつきがあるので、初期手札が不利だと逆転が難しい所が残念でした。
Game of the Year 2022
しゅんすけはん さん
百英雄伝 ライジング
百英雄伝の前日譚となるコンパニオンゲームとして発売されたものですが、その作り込みはとても深いものとなっています。 キャラクターを切り替えながら攻略するステージはバランスよく作られており、2Dアクションが苦手な方でも難なくクリアできる仕様ではないかと感じています。 また、そのキャラクター自体も個性的で愛着の湧くものばかりで、本編の百英雄伝へどう続くのかというストーリーもよく出来ています。 トロフィーコンプまで30時間かからない程度の程よいプレイ時間もおすすめポイントです。
Game of the Year 2022
よこぼー さん
ELDEN RING
天才、宮崎英高が世に送り出した「デモンズソウル」から始まるソウルシリーズ、そして「BloodBorne」「SEKIRO」 それらに影響を受けた作品は後に「ソウルライク」と言われ、今やゲーム業界の一大トレンドになっている。 エルデンリングは、言わずと知れたフロム・ソフトウェア宮崎英高の最新作であり ソウルシリーズとSEKIROを踏襲しつつ初のオープンワールドに挑戦している集大成的作品です もちろん今作も、いわゆる「死にゲー」だ 僕はゲームが下手です。 そんな僕にこの高難易度アクションRPGは素晴らしい体験を与えてくれた 褪せ人(あせびと)として狭間の地に立ち、祝福の光に導かれ進んでいくと、言わずもがな強敵に道を阻まれる 何度も倒されて心が折れる… 今までならここで諦めます しかしこの作品には寄り道(逃げ道)が豊富に用意されています 広大かつ緻密に創り込まれたオープンワールドは僕を諦めさせない 様々な場所へ行き、様々な敵を倒し、様々な武器を手に入れ、レベルを上げ武器を強化して再び強敵に挑む それを何度も繰り返し、やっとの思いで強敵を撃破したときの達成感とカタルシス それはまるで忘れがたい1つの物語 全てが自分自身のストーリーであり、これぞロールプレイングだと思いました。 クリアしたときのレベルは187でクリア時間も相当かかったが、それは濃密で至福な時間でした。 僕が下手だったからこそ、オープンワールドを隅々まで堪能し楽しめたんだ!とも思います エルデンリングは歯応えのある作品ですが、アクションが苦手な人への配慮もシッカリされている作品です 下手から上手まで楽しめる作品は他にもありますが、そのほとんどが難易度設定だったりアクセシビリティだったりシステムで補っていると思います エルデンリングはそれとは違う、ゲームデザインそのもので下手でも楽しめるようにしている 言葉にするのは簡単だけど、それを成功させるのは並大抵の事ではない絶妙なバランス感覚が必要 今までソウルシリーズは高難易度アクションとしてコアゲーマーに愛されてきた、それ故にカジュアルゲーマーには敬遠されてきました コアゲーマーの期待に応えながらカジュアルゲーマーにもアプローチする それはソウルシリーズという高難易度死にゲー最大の課題だったのかも知れない エルデンリングは見事にその大問題を解決し「ソウルライク」の最新進化であり究極に到達した 間違いなくエルデンリングは2022年を代表する、いや現代のゲームを代表する作品です
Game of the Year 2022
渡部義光 さん
スーパーロボット大戦30
スパロボシリーズ30周年記念作品! 今までの作品から変化した点としては、ステージが選択式になった所やオート戦闘等あるが、 個人的に推したいのは次の2つ、 ・戦闘アニメの「入り」モーション ・DLC参戦機体の本格導入 戦闘アニメについては一見地味な改修ではあるものの、これが実はかなりインパクトが大きい スーパーロボットだとバストアップの迫力ある絵がドーン!と前に来たり、それぞれのロボットの特徴的な「見得切り」が再現されていたり。 しかもそれが武器毎に違うアニメーションだったりもするので、戦闘アニメを見るのがまた楽しくなってしまう。 個人的にはシルヴァ・バレト・サプレッサーのビームサーベルのアニメの「入りモーション無し」が逆に不意を付かれて良かった。 そしてDLC参戦機体。 サクラ大戦やULTRAMAN等のまさかの参戦や、待ちに待った鉄血のオルフェンズ(『突撃』ラストの立ち姿は必見!!)参戦など、驚きのラインナップ。 しかもちゃんと参戦シナリオと本編中の会話劇への参加までやってくれるという充実ぶり。 ただ、DLC参戦作品の本編シナリオまでは早々追いかけられないので、それは次回以降に持ち越し。 鉄華団にトウモロコシ農園を営ませてやってください…… 番外……というかある意味本題だが…… 凶鳥、復活ッッッ!! いろいろな噂が囁かれ、大手を振ったメディア露出が控えられていたリアルバニシングトルーパー、ヒュッケバインの系譜が遂に主人公機体として復活!! フルインパクト・ブラックホール・キャノンの勇姿を目に焼き付けろ!!