天才、宮崎英高が世に送り出した「デモンズソウル」から始まるソウルシリーズ、そして「BloodBorne」「SEKIRO」

それらに影響を受けた作品は後に「ソウルライク」と言われ、今やゲーム業界の一大トレンドになっている。

エルデンリングは、言わずと知れたフロム・ソフトウェア宮崎英高の最新作であり
ソウルシリーズとSEKIROを踏襲しつつ初のオープンワールドに挑戦している集大成的作品です

もちろん今作も、いわゆる「死にゲー」だ


僕はゲームが下手です。
そんな僕にこの高難易度アクションRPGは素晴らしい体験を与えてくれた


褪せ人(あせびと)として狭間の地に立ち、祝福の光に導かれ進んでいくと、言わずもがな強敵に道を阻まれる

何度も倒されて心が折れる…

今までならここで諦めます

しかしこの作品には寄り道(逃げ道)が豊富に用意されています
広大かつ緻密に創り込まれたオープンワールドは僕を諦めさせない

様々な場所へ行き、様々な敵を倒し、様々な武器を手に入れ、レベルを上げ武器を強化して再び強敵に挑む

それを何度も繰り返し、やっとの思いで強敵を撃破したときの達成感とカタルシス

それはまるで忘れがたい1つの物語

全てが自分自身のストーリーであり、これぞロールプレイングだと思いました。

クリアしたときのレベルは187でクリア時間も相当かかったが、それは濃密で至福な時間でした。
僕が下手だったからこそ、オープンワールドを隅々まで堪能し楽しめたんだ!とも思います


エルデンリングは歯応えのある作品ですが、アクションが苦手な人への配慮もシッカリされている作品です

下手から上手まで楽しめる作品は他にもありますが、そのほとんどが難易度設定だったりアクセシビリティだったりシステムで補っていると思います

エルデンリングはそれとは違う、ゲームデザインそのもので下手でも楽しめるようにしている

言葉にするのは簡単だけど、それを成功させるのは並大抵の事ではない絶妙なバランス感覚が必要


今までソウルシリーズは高難易度アクションとしてコアゲーマーに愛されてきた、それ故にカジュアルゲーマーには敬遠されてきました

コアゲーマーの期待に応えながらカジュアルゲーマーにもアプローチする
それはソウルシリーズという高難易度死にゲー最大の課題だったのかも知れない

エルデンリングは見事にその大問題を解決し「ソウルライク」の最新進化であり究極に到達した

間違いなくエルデンリングは2022年を代表する、いや現代のゲームを代表する作品です

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