みんなのGOTY

Game of the Year 2024
Kumu@ゲー旅 さん
Detroit:Become Human
昨年、ケイト・デヴリン氏が書いた『ヒトは生成AIとセックスできるか』(新潮社)という一冊に目を通し、衝撃を受けた。タイトルだけでも十分に刺激的だが、本書では人間とAIの関係性が深く掘り下げられている。 もし2038年の未来にアンドロイドが当たり前の存在になったら、私たちの社会はどう変わるのか? そんなことを考えながらプレイした『Detroit: Become Human』は、現実とSFの境界線を問い直すゲーム体験だった。 2023年ごろから、chatGPTをはじめAIの進歩が目にみえる形になってきた世界の中にいると、ありえない話ではないかもと思えてくるのだ。レストランに行けば注文した食事を配膳してくれるロボットはすでに実用されているし、オフィスビルに行けば業務用のルンバのようなロボットが稼働している。 『Detroit: Become Human』の舞台は2038年のデトロイト。 デトロイトはアメリカの自動車産業の中心地として栄えた都市だが、産業衰退により失業率が急増し、2013年には財政破綻した。しかし、この歴史を持つデトロイトが『Detroit: Become Human』の舞台となることで、現実の課題と未来像がリンクして描かれている。 プレイヤーは、2038年のデトロイトで3体のアンドロイドを操作しながら物語を進めていくことになる。  ①コナー:警察の捜査をサポートするために製造された男性型の最新式試作アンドロイド  ②カーラ:女性型アンドロイドで、料理や掃除、育児など人間の家事をサポートするためのモデル  ③マーカス:男性の姿をしたアンドロイド。画家であるカールの介護とアシスタントを務めている 物語は、コナーの場面から始まる。 本来、人を傷つけるはずのないアンドロイドにバグが生じて、家族のお父さんと駆けつけた警察官の二人を射殺し、子供を人質に立てこもっているのだ。子供を救えるかどうかは、すべてプレイヤーの判断に委ねられている。 アンドロイドが登場する映画や小説は古今東西、さまざまな作品が存在するが『Detroit: Become Human』はアクションアドベンチャー。不意に訪れるQTE(クイックタイムイベント)や、限られた時間の中で命の選択を何度も迫られる。 善意の行動か、悪意の行動か。 そもそも善悪ってなんだ・・・。 例えば、コナーの最初の任務では、人質となった少女を救うための交渉が描かれる。暴走したアンドロイドの不安を和らげるため、私は嘘をつき、信頼を得た。そのすべては、彼女の命を救うため。そして最後には、別の警官のライフルによってアンドロイドは殺された。 人間からすれば、アンドロイドに仕事を奪われ生きる意義を見いだせなくなっている。 アンドロイドからすれば、人間から理不尽な要求を突きつけられる。 映画さながらの展開にも関わらず、物語は多方面に分岐する。 プレイヤーが100人いれば、100人とも違うゲーム体験になるだろう。 緊迫感のある物語に引き込まれる理由はいくつも存在する。 モーションキャプチャによる体の動きはもちろん、顔の微細な表情すらゲーム内で再現されている。ぜひゲームを遊んだら、登場人物たちの表情からあなたが何を感じるか意識してみてほしい。 また3体の主人公のアンドロイドごとにBGMが割り当てられていて、特典映像ではそのことを「音のカラー」と表現していた。アクションアドベンチャーなのだから、動きや物語(セリフ)で、感情を表現することはわかるが、ゲーム内の音楽からもプレイヤーのゲーム体験を盛り上げてくれる。 世界観の作り込みも素晴らしい。 「もしアンドロイドが実用化されたら?」 ドラえもんのような、ゆるくふわふわした世界ではない。 生きる希望を見出せない人間たちはアンドロイドに嫌悪感を持つ。 しかし、アンドロイドがいないと、もはや生活は成り立たないのだ。 失業率30%を超え、格差の拡大は止まらない。 富める者は財を持て余し、貧する者は家でアルコールを飲むか、ドラッグに溺れるか、アンドロイドに暴力を振るうか。そんな人間が多数存在する世界は、脈々と受け継がれてきた人類の先祖たちが望んだ世界なのだろうか。 倫理問題においても、ゲーム内ではトロッコ問題を応用した一つの仮説が提示されている。 カメラで人間を認識し、その人物の性別・年齢・職業・子供の有無などで人間同士を比較し「人間の価値」を瞬時に判断する。例えば、医療に従事している人間。子供、女性などは、価値が高いと判断されるわけだ。 もしAIで自動運転される車が暴走したら? ・右にハンドルを切ればAにぶつかる。 ・左にハンドルを切ればBにぶつかる。 AIは上記の基準に基づき、瞬時に『AとBのうち、価値が低い方』にぶつかる判断を下すのだ。AIはトロッコ問題に対する倫理の問題もクリアしているのだ。 この基準に照らし合わせると、私自身は価値が低いと判断されてしまうのだろう。(おいおい、俺が10年後に世紀の大発明をする可能性は考慮されないのかよ笑) 本作が発売されたのは2018年と6年前のソフトだ。 あなたは友人から6年前のソフトを勧められたら、遊ぶだろうか? 私ならやんわりと受け流すかもしれない。 中年になり、限られた時間や残された時間を考えると、中途半端なソフトで遊ぶ時間がもったいなく感じるのだ。ここ数年で言われているタイパ(タイム・パフォーマンス)の話ではない。セネカが『生の短さについて』で語るように、人生は有限だ。 では『Detroit: Become Human』を遊び終えた時、私は何を感じたか? 今の時代こそ、多くの人に遊んでもらいたいと感じた。 良いゲームとは何か? 私にとって、良いゲームとは「ただの娯楽ではなく、自分の価値観や考え方に深い影響を与える作品」だ。『Detroit: Become Human』は、ゲームを通じて、AIとの共存や選択の倫理を問い直される体験は、今後の私の心に長く残るだろう。 私が生きている間には、『Detroit: Become Human』の中に登場するようなアンドロイドは実現しないかもしれない。しかし、300年後は?1000年後は? テクノロジーを使い、ヒトが不要な世界にするか。 テクノロジーを捨て自らの足で歩いて生きていくか。 テクノロジーとヒトが共存する世界を模索していくか。 あなたが描く未来は、どのようなものだろうか? 『Detroit: Become Human』を通じて、あなた自身の答えを探してみてほしい。 このゲームは、きっとあなたの中に新たな問いを生み出してくれるはずだ。
Game of the Year 2024
Yuki (ゆーき) さん
スプラトゥーン3 エキスパンション・パス サイド・オーダー
【スプラの世界を拡張する、その名の通りのエキスパンション・パス】 ヒメセンパイに会いたい! いつからか、まるでイイダのように、そう思っていた。 スプラトゥーン3が発売された2022年9月9日。ウキウキで始めたスプラ3。 待ちに待った新要素がてんこ盛り。 3か月ごとに追加される新ブキや新ステージに気持ちは高鳴った。 でもどこか、僕の知っているスプラと違う。何か足りないものがある。 そうだ、ヒメがいないんだ。 いつものあの元気なヒメが、「ガンガン攻めたらヨユウっしょ!」とか言ってくれない。 知ってるんだ、ワールドツアーに行っていることも。 ビジー・バケーション feat. テンタクルズの「ゼンゲン・テッカイ」は最高にイカす。 だけど、何か遠い存在に感じてしまう。 いつもハイカラスクエアにいて、スタジオからファンサしてくれていた頃が懐かしい。 スプラを2から始めた僕にとっては、テンタクルズの二人が夜空にきらめく一番星だった。 あの二人は? その答えが、サイド・オーダーだった。 真っ白な世界に残されたハチ。 目の前にあるのは秩序の塔。 この世界はどうなっちゃったの? そう思った矢先 「私はヒメ!お前のダチのヒメだ!」 聞き覚えのある声と、見慣れないドローンの姿。 急げ急げと塔へとせかす。 とりま、一緒にイイダを探しに行くそうだ。 なんだか騒がしい。 姿は違うけれど、いつもの騒がしさだ。 色々事情があるらしい。 でもいいじゃないか。 またヒメ達と冒険ができる。 フロアを登って、てっぺんを目指す。 各フロアでカラーチップを集めていき、武器やインクの性能、そしてインクの色が変わっていくそうだ。 前作で混沌を選んだヒメが、 真っ白な秩序の世界を、 ドローンとなって飛び回る。 僕は自分で作った色で応戦する。 敵が迫ってくれば、ヒメがワーワーわめいてくれる。 たぶん「後ろだ!」とか「あぶねえぞハチ!」とか言ってくれているんだろうな。 ディスクを集めたら、いつもの音波攻撃で敵を一掃だ。 世界に少しずつ、いろどりが戻ってくる。 「寝てる場合じゃないよな、ビート寄こせDJ!」 イイダのトラックが、ミズタのDJが、ハチのグルーブが、ヒメの歌声が。 秩序の世界にも、僕の心の奥底にも響く。 色のない世界なんてまっぴらごめんだ。 「フルスロットル・テンタクル」を聴きながら、最強のブキでボスを倒す。 圧倒的な力でボスにとどめをさす。 画面に並ぶ8888888の文字。 ぜったい負ける気しねー! いつの間にか、ヒメのような気持になっていた。 僕の心にも、いつも見た光景が戻ってくる。 ハイカラスクエア 戻ってきたんだ、原点に。 ワールドツアーを終えて帰ってきたテンタクルズ。 いつものスタジオで、いつものファンサ。 でも確実にビッグになって戻ってきている。 5年経って26歳になったホウズキ・ヒメ。 グランドフェスへとつながっていく、これまでの空白を埋める物語。 追加コンテンツだと思って敬遠せずにプレイしてほしい。 バディのヒメと、最強のブキで戦える気持ちよさは、このサイド・オーダーでしか味わえないものだから。
Game of the Year 2024
銀麦 さん
メタファー:リファンタジオ
『ゲーマー』の美徳を持つ、すべての人に捧げる傑作RPG。 ペルソナでおなじみのATLASが、ファンタジー作品を作るらしいと、知ったときからワクワクが止まらなかった。 魔法により奏でられる、荘厳なBGMの数々。 色鮮やかなアートで彩られる世界の隅々。 そして、そんな世界で出会うかけがえのない仲間たち。 旅の中で出会う仲間たちは、皆何か悩みを抱えている。 その悩みと寄り添うことで、仲間との絆が次第に大きくなっていく。 結局のところ、RPGの楽しさとは仲間と過ごす旅の楽しさなのだと思う。 冒険小説のような旅路を大切な仲間と進む道程は、私に旅の楽しさを再認識させてくれた。 どうかあなたにも、この作品を手に取り、空想の世界へ旅立ってもらいたい。 あなたが『ゲーマー』の美徳を宿しているのなら。
Game of the Year 2024
16uk さん
The Plucky Squire 〜ジョットと不思議なカラクリ絵本〜
『The Plucky Squire (ジョットと不思議なカラクリ絵本)』は、気軽に短時間で遊べるゲームを探していたときにプレイしたタイトルです! このゲームの魅力は、絵本をベースにしたストーリーだけでなく、戦闘やフィールド移動までもが絵本の中で展開されるところ。 さらに、絵本の中だけでなく現実の世界も登場し、メタ的な要素が加わっていてとても面白いです。 プレイヤーがストレスなく進めるように、難易度は調整されており、ミニゲームのスキップ機能もあるため、気軽に楽しめるところもGood! 3人の変なダンス?もなんか分からないけどニヤッとします笑 パズル要素も難しすぎず、程よく楽しめるギミックがあって満足感があります。見た目は子供向けに見えるかもしれませんが、大人でも童心に帰れるような温かみのあるゲームでしたね。 現実世界の操作で、昆虫が少しリアルで不気味な動きをしていたのは、慣れるまで気持ち悪かった笑 独創的で他にはない体験ができるので、ぜひ一度プレイしてみてほしいと思い、YOUR GOTYに選びました。
Game of the Year 2024
ラム(八朔八郎太) さん
SIGNALIS
【弐瓶勉風近未来サイバーパンクmeetsバイオハザードwithクトゥルフ神話】 プレイヤーはレプリカ(量産型のアンドロイド)のエルスターとなって、未知の感染症によって荒廃した施設シェルピンスキーを探索し、捜し人であるゲシュタルト(人間)のアリーナ・ソウの行方を追う。 シェルピンスキーでは感染症によって死から蘇ったレプリカが徘徊しており、パズルや鍵付き扉といった仕掛けで行く道が塞がれている。 プレイヤーは銃器、治療キットといったアイテムを駆使しながらこれらの障害を排除あるいは回避し、ゲームを進めていく。(wiki引用) 見下ろし型の3Dとも2Dドットとも言えないけれどどこか懐かしいグラフィックデザイン。 バイオハザードを踏襲したアイテム所持制限や弾薬数制限により常に焦燥と恐怖が混在するホラー要素。 物語は謎に包まれ、時折現れるメッセージにはこの世に存在しない筈の奇書の引用が散りばめられる。 不可解が不可解を呼び、物語が先へ進めば進むほどその難解さは増していく。 フレーバーテキストと割り切れば意味を理解する事なく、謎を謎のままクリア出来てしまう物語ではあるが、ひとたび物語を理解しようと足を踏み込めばその深さにゾッとする作りになっているのがこの作品SIGNALISだ。 考察含めどっぷりハマらせて頂いた傑作アクションホラーADV。 毎日画面のスクリーンショットからこの文章ってなんの文章だ?アンブローズ・ピアスのカルコサの住人か、とかラブクラフトのネクロノミコンの引用か、とか。 ヨハネの黙示録とか、ロバートWチャンバースの黄衣の王とか。 わからなければネットで探す、見つける、買って読む。 進むにつれてどんどん読む本が増えていく。 そして様々な本を読み進めれば進めるほど物語を深く理解できている気がして。 より深く探れる様に、より深く潜れるように、新たに得た知識を酸素に深海に潜って宝を探す様な、それは新しいゲーム体験だった。 ゲームの進め方(敵を何体殺したか?銃を何発撃ったか?扉を何枚開けたか?何分そこに留まったか?など、プレイスタイル)によってエンディングが変わるというのも、条件を聞くまで全くわからず聞いてから大分困惑したが。 知りたいよぉ、わかりたいよぉ、これなんなんだよぉという言葉がプレイしながら、メモを取りながら何度口をついた事か。 見た事実と調べた事実だけをゲーム後に紙に書き出していく。 物語を想像する。 この時間が自分がゲームをしてる理由なのかな、と感じさせてくれる。 このゲームの持つ魅力は沢山あるけれど、語られきらない謎と想像の余地を残したストーリーライン、登場人物の関係性、時間軸。 その全てを読み解きたいと願うプレイヤーの知的好奇心と想像力が、作者の意図しない新しい物語を生むのではないか、という期待感。 それがこのゲームの強みで、他を寄せ付けない魅力になっている様に思う。 この作品は日本からは本当に少ないが、海外から多くのファンアートが流れてくる。 その多くがそれぞれが考えたオリジナルレプリカの新しい物語だ。 こうやってプレイヤーが作者の想像を超えていく。 そういう余地を本当に素晴らしく思う。 ラブクラフトが作ったクトゥルフ神話をロバートEハワードら多くの作家が様々な新しい物語で肉付けした様に、多くの想像力がSIGNALISの新しい物語を今産み続けている。 自分もこの物語の全てに納得したいと感じたプレイヤーの1人としてこの謎に満ちた世界を楽しませて頂いた事に深く感謝申し上げたい。
Game of the Year 2024
Shadowm_@ゲームを作っている物体 さん
Vertigo2
一人のクリエイターが執念で作り上げた 超 絶 極 大 規 模のVR専用SFアドベンチャーシューティング SFな異世界に飛ばされてしまった主人公となり、 様々な場所、敵、武器を巡り、元の世界を目指すゲームです このゲーム特に凄いのは、とにかく、 もうとにっっっかくシチュエーションが多いということ 研究施設から始まり、ロボット製造所を抜け地下発電所に かと思えば地下鉄、自然あふれる巨大な森、 カルト教団vs共産主義のロボット戦争に巻き込まれたりと… とにかく先の読めない展開がどんどん繰り広げられます (あれ…?これあのゲームのネタなんじゃね…?)みたいな小ネタまでも満載です。 また、そんな冒険を共にする、武器の種類とその手触り感も最高で ポンプアクションショットガンはちゃんとカシャッコンッ!と手を動かす必要があり、 マシンガンは古いマガジンを外し、新しいマガジンを差し込むなどの動作が必要、 銃に限らず剣から弓、更には"指"から弾を発射したり様々な銃が存在し、 武器の扱い方もよく、マガジンを投げて銃で拾ってリロードのような魅せプレイも可能です。 こういった細かい作り込みがロールプレイにも一役買ってくれます VRゲームの難点というと、短い、または似たシチュエーションが続いてマンネリ化する…というものが多いのですが このゲームは真逆で、AAAタイトルにも並ぶ莫大ボリュームを持ち、さらには隠された武器や小ネタなどのイースターエッグも恐ろしい数存在し、 1周だけではとても味わえきれないボリュームな上… さらにはプレイアブルキャラを変えてゲーム性を変更するという"味変"まで可能という隙のなさ そして何よりも恐ろしいのが、このVertigo2、 声優など一部は違うのですが 企画からプログラミング、モデリングに至るまで一人で作り上げてしまったという狂気の産物 未だに我が目を疑っております 別件でこのゲームの紹介動画を作っておりましたのでこちらに添付させていただきます。よかったら… https://youtu.be/gAkBESa3E7E?si=_k44zyvBsQI-OsLN
Game of the Year 2024
パグもち㌠♊ さん
ELIN
平成にネサフしていた人間なら知らない人はいない、あのElonaの正統続編。 シレン風の見下ろしRPGなのに何でもできる自由度は変わらず、とっつきやすさが格段に向上していた。 対人ゲームにどっぷり使っていた日々から一転、幼少期に一人でじっくりソロゲーをやり込んだあの頃に戻った気分でプレイ。 まだアーリーアクセスなので、将来メインストーリーがどのように展開していくか楽しみ。
Game of the Year 2024
マー君四郎時貞 さん
Rise of the Ronin
ー横浜、江戸、京都の三都市を巡る四季折々の幕末ー 最初のボスがペリー提督だった時点で私の中で神ゲーが確定しました。 桜田門外ノ変、池田屋襲撃事件、薩長同盟、大政奉還、鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争etc・・・全部やらせてくれます! 井伊直弼?あなたが暗殺してください。 西郷どん?あなたがボコッて薩長同盟結んでください。 幕末の時代に全部立ち合わせてくれます。 ゲーム内では何年も経過しますが季節の移ろいもあり日本ならではの四季も堪能できます。 満開の桜、蝉の声、紅葉と銀杏、山の雪化粧・・・ プレイし終わった4月末の時点で私の中で1年が経っておりました・・・激動の中に美しさも併せ持つ今年最高の1本です。
Game of the Year 2024
しゅういちろ@ 味噌とんトロ定食 さん
東京サイコデミック 〜公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿〜
科学とSFを融合させたアドベンチャー 探偵パートでは、ビデオ映像を拡大して分析して情報を集めたり、音声情報を周波数毎に分解して情報を抽出することができ、捜査をしている没入感がすごかった。 推理パートでは、自分が集めた情報がバチっとはまった時の爽快感がすごかったです! 捜査に協力してくれる仲間も魅力的で、この問題は誰に聞こう、というのがすぐ思いつく個性的な仲間達でした。 ストーリーも現実とSFを融合させて、リアリティのある内容で、クリア後もその後どうなるかが気になってしかたありません。 続編待ってます!
Game of the Year 2024
オレンジ色のイルカ号 さん
エースコンバット7 スカイズ・アンノウン
皆さんは、最近、空を見上げていますか? 遠くに見える空を見るのではなく、顔を上に向けて見上げるのです。 普段、何気なく見えている空ですが、ちょっと立ち止まって見上げる空は、近くに感じていたのに、航空機に乗らない限り、絶対にたどり着けない場所であると改めて感じませんか? そんな、普段、行くことのできない場所を、思いのままに飛び回れることができるのです。この作品は。 シリーズを重ねてきた今作では、空の表現がさらに強化され、雲が刻々と変化していたり、雲の突入をすると画面に水滴がついたり、機体が濡れてツヤが増したり、落雷近くを飛行すれば、ディスプレイ表示が乱れたりもします。 私は、モニターの中に、革新的な空の表現がなされていると感じました。 この作品のゲームジャンルは、フライトシューシングと呼称されています。 フライト部分は、前述のとおり美しく、壮大な空を自由に、そして、気持ちよく自由に飛行することを楽しみます。 もちろん、シューティング部分についても、手に汗を握る空戦を堪能することが可能です。 登場する航空機は、架空の航空機のほか、実在の航空機が多く収録されています。 これらは、遊んでいく中で、徐々に増えていくことになりますが、いずれも、その機体は、とてもリアルに作りこまれています。 それもそのはず、クレジットには、有名な航空機メーカーの許諾を得ているため、そのロゴが表示されていました。 これらほぼ完全に表現された航空機に搭乗し、敵航空機の後ろを取るべくドッグファイトに明け暮れることができるのです。 シューティングゲームといえば、ストーリーに関しては、あっさり目が多いイメージをお持ちの方も多いかと思います。 なんと、この作品は、そのイメージも払しょくしてくれます。 ステージの合間に挿入される美麗なムービーシーンだけでなく、ステージ開始前に開催されるブリーフィングの会話やドッグファイトの最中に交わされる仲間同士の通信が、空白を保管してくれてストーリーに深みを与えてくれています。 また、作品に流れているミュージックがとてもいいんです。 シーンに合っているというのはもちろんなのですが、プレイヤーの感情を高ぶらせたり不安にさせたり、それらは映像とともにプレイヤーにガツンと響いてくるんです。 一人で遊ぶキャンペーンモードもいいのですが、オンラインで遊ぶマルチプレイモードも短時間で遊べるので、非常にお手軽に対戦プレイが楽しめます。 そのほか、ステージを思う存分飛行することが可能です! 武装していない航空機に搭乗して、ステージの隅々まで、気になる場所をとことん接近してみることができます。 ステージそのものがとても作りこまれているので、こういった遊びも楽しいのです。 ミリタリー好きな私としては、この作品に『Your GOTY 2024』を授与したいと思います。 引き続き、空を飛び回ってきます。それでは。