みんなのGOTY

Game of the Year 2023
JUN@★ さん
Shadow Gambit: カリブの呪い
mimimi gamesが同スタジオの閉鎖を発表した。今年の8月に最新作を発表してすぐのことである。 この『Shadow Gambit: カリブの呪い』はほぼ確実に最後のゲームになると思われる。 また、コマンドス系と言われる同タイプのゲームが別スタジオから出るのさえ難しいかもしれない。 コマンドス系ゲームとは、一言でいえば多人数を指揮するMGS1のようなものだ。ステルスゲームにおいて、プレイヤーの質と根気は、ゲームプレイに影響を与える大きな要素の一つだろう。「まぁ大丈夫だろう」と飛び出してみたものの、予想しない方向の敵に見つかり、結局撃ち合いになってしまうか遠くまで逃げるかしてしまう。キャラクターのスタイリッシュさに反してドタバタ潜入劇になってしまうなんてことはないだろうか? クイックセーブの手軽さと、せーので一斉に動き出す予約行動のシステムにより、例えばAが注意を引いているうちにその後ろをBが走り抜けるだとか、2人向かい合わせの敵を同時に倒すことでアラートを鳴らないようにするだとかができるようになる。またキャラクターごとの特技や能力差により、様々な工夫を行うことができる。 mimimi gamesのコマンドス系ゲームは、Shadow Tactics、 Desperados III、Shadow Gambitと進化してきた。 今作では幽霊船の航海士となった主人公が、アンデットの仲間たちを復活させ、亡き船長の残した謎のお宝を探すというストーリーだ。 びっくりするほど1ミリも共感できない。 でも良い。そんなことはどうでもよい。忍者っぽいコックや人間大砲を背中にしょったマッチョ女、自分の黄金の頭で敵を引き付けるトレジャーハンターに半植物の医者。魅力的な能力を持つ奴らが、地面の中に潜ったり、スナイプしたり、敵に乗り移ったりしながら敵の基地に潜入する。それだけで楽しい。 また、過去の同系ゲームと違い、スタート地点やミッション参加キャラが選べるようになっていて、難易度も選べるので何度も遊べるようになっている。 実は、現時点でオールクリアには至っていないものの、今年の一番だと自信を持って言える。 (ただし、これは今までの作品をやってきた人間の感想だから、コマンドス系未プレイの人は、Desperados3とかから入る方がいいと思うよ。ps4カタログとかにあると思うから。)
Game of the Year 2023
ファニバニ さん
TUNIC
このゲームに説明書はありません、説明書はゲーム内で拾ってください。ページも拾える順番もバラバラです、拾ってもゲーム内世界の言語で書かれてるので読めません。 操作方法、どこに行くのか、何ができるのか、作品ぜーんぶまとめて謎解きパズルになってるのがtunicです! その性質上魅力を語るとネタバレになってしまう部分が多いため、このゲームを薦めるのに言えることは「とにかくやってみて!」の一言のみ😂 想像力をフルに解放して「とにかくやってみて!」
Game of the Year 2023
ちもん絵 さん
スーパーロボット大戦DD
スパロボDDは、スマホ用のスーパーロボット大戦。 3年前にプレイしていましたが、手違いでアプリを消してしまい、それ以降は触れていませんでした。 2023年8月、Twitter(現X)を眺めていたら、スパロボDD4周年のツイートが流れてきました。 何だか懐かしいなあと思い、DLしてプレイを再開したのですが、当時とは色々変わっていて、さすがに戸惑ってしまいました。 それでも継続してプレイしていたら、だんだん慣れてくるもので、当時育てていた真ゲッターも前より強く育ち、気持ちよく俺TUEEEできるようになってしました。 まぁそれだけではユアゴテイに選ぶ程のものではありません。 ここに選ぶ理由は、とあるコラボシナリオが復刻したことが原因です。 それは、SSSS.グリッドマンとのコラボ。 グリッドマンは、色々な世界に介入し、世界を救って立ち去っていくヒーローなのですが、コラボシナリオで彼が介入した世界は、なんとウィンキースパロボ世界。 第2次スーパーロボット大戦からスーパーロボット大戦Fまでの世界を再び体感できたんです。 僕が青春をつぎ込んだあの頃のスパロボ世界。 サイバスターのマサキ・アンドーが、でかい耳くそを見せるために異世界から召喚された、原作には登場しない破嵐財閥が全ての不都合を何とかしてくれた。あの世界を思い出させてくれたんです。 そんなスパロボDDを、来年以降もサ終しないように盛り上げていこうと思い、今回のユアゴテイに選出させていただきました! ありがとう、スパロボ!
Game of the Year 2023
カルビ さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
このゲームの凄さのひとつに、想像できることが実現できるところがありますが、私が最も感動したのはその複雑な動作を可能にする操作性でした。 こんなゲームあったら楽しいなと思っても、それが動かせなければ意味がないわけで。 主人公リンクの手足が、あまり迷うことなく思い通りに動かせる操作性で、長時間プレイを没頭して最後まで突き進めました。 他にも遊びの楽しさ、ビジュアル、世界観など、どれをとっても文句なしの完成度! そんな中ストーリーに関しては、ちまたで少し賛否あったようですが、私的には大満足の内容でした。 ネタバレになるので詳しくは言えませんが、とにかく最後は深夜に一人で叫びながらプレイしていた記憶があります笑 自分の中でのゲーム史に残る傑作!となったこの作品が、私のゲームオブザイヤーです。
Game of the Year 2023
御蛙 さん
ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ version 1-5
タイミング良く第6シナリオまで完結して、第7シナリオの制作も発表された事ですし、 すぎやまこういち氏の手になる楽曲の最後の作品として、今年はこれを推したいと思います。 12の編曲は、お弟子さんの仕事となるでしょうし。 このゲームはオンライン初心者や毛嫌いしている人にこそやってもらいたい。 自分の知る中で最もソロに優しいMMOだから、オンゲの空気感を知るのに適してると思います。 確かにPtoPはオミットされてます。代わりに初心者狩り的な行為は起こり得ない。初心者に薦めやすい理由の一つです。 次に、遊ぶ環境を選ばない高度なクロスプレイの実現。WiiUも3DSもswitchもPS4もXBOXもPCもスマホブラウザも一緒に遊べる。 これ以上のゲームはマインクラフトぐらいではないでしょうか? また、多くのオンゲではサーバー違いで同じゲーム始めたのに一緒に遊べないことがよくある。サービス開始時のサーバーを移動するのすら困難。 DQXではそんな心配は無用。任意の空いてるサーバーに集まればいい。 と言ったものの、自分はシナリオのソロプレイをお薦めしたいw 自分自身社会人プレーヤーで他の人と時間合わせがほぼ不可能。 辛うじてレベルカンストはしていても、いわゆる人権装備には程遠い三流プレーヤー。 そんな自分でも『完全ソロ』でシナリオクリアできている。他のオンゲはマルチ前提の難度になっていてクリア不可能なのに。 一緒に遊ぶことはできなくても、他のプレーヤーがウロウロしてるの目の隅に入るだけで壁打ちのつらさが軽減されるw オートマッチングでエンドコンテンツに混ぜてもらえる。 これくらいの距離感が楽なんですよね。結局
Game of the Year 2023
牧場おじさん さん
フレデリカ
私のMy GOTYはフレデリカです。 フレデリカは今の私にとって「ちょうどいい」ゲームでした。 昨年末に子どもが産まれ、ゲームにあてる時間が極端に減りました。ゲームをしてもクリアまでいける作品がない中、私はフレデリカに出会いました。 フレデリカはマーベラスから発売されたアクションRPGゲームです。7人のキャラクターの中から1人を選んで大穴の中に探索に入ります。探索に入る時間は1回30分〜1時間程度。まずはこのワンプレイの時間が私にちょうどいいのです。子どもが寝たあとの時間に1回探索に入ってから寝ようということが出来るのです。そして、毎日無理なく続けられる。 ストーリーもあっさりとしていながら、ステージごとに背景をにじませてくるくらいでちょうどいい。時間が空いてもあれっ何してたんだっけとならないくらいのストーリー。でも、無意味ではないのです。 そして、私の苦手なアクションでありながら初心者にも優しい難易度設定なのがまたちょうどいい。アクション苦手な人あるあるなのですが、苦手だからイージーから始めると歯ごたえが無さ過ぎて飽きがきてしまうのです。ですが、フレデリカにはノーマルモードからしかありません。最初は不安で始めたのですが、序盤は自分でも進められる難易度で楽しくなってきます。徐々に敵も強くなりますが、武器も強くしていけるのでなんとかなるかもって思わせてくれます。ボス敵も何度かやられるうちに私でもなんとか倒せる難易度になっています。もう無理かもって思っても武器を強くして望めばなんとかなる。その繰り返しで自分でも上達できてクリアまでいけました。 そして、7人キャラクターがいるのもちょうどいい。それぞれ攻撃方法が剣だったり弓だったり魔法だったりと異なり、こいつであのボスにやられたけど、あいつで戦えば勝てるかもってなるわけです。さらに探索中にキャラクターが変更できるので、こいつもう死にそうってなったらあいつに変えてさらに進もうが出来るわけです。だから、難易度が上がってもリレー形式でキャラを繋いで行くことでクリアまで到達出来たりするわけです。 そうフレデリカはアクションが苦手な人でもなんとかしてクリアまでもっていける親切設計なのです。 そして、アクション苦手な人でも他のアクションゲームもやってみたいと思わせてくれるゲームなのです。 長くなってしまい申し訳ないです。
Game of the Year 2023
ゲームすっきゃねん🎮 さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
おじいちゃんが一番好きだったゲームなんだ。これは。 ゼルダの伝説、Tears of the Kingdomのパッケージの裏表紙を見ながら、孫に向かって、私の息子が話しかけている。 日本の元号は、令和から共歩へと変わり、2023年とは生活も大きく変わった。 量子コンピュータの活用が一般的になり、AIの発達を促進。リアルタイムに未来予測が可能になり、大きな天災などから身を守れるようになり、農作物の生育なども、より安定的になってきている。 ビジネスの視点では、便利・簡便であるということは一周回り、より時間の使い方にフォーカスが行われ「どのコンテンツで自身の時間を使うか」という観点が置かれ、エンターテイメント分野が躍進。レジャーや旅行なども活況となり、より自然保護や文化の保存という視点もビジネス的な意識として高まってきている。 テレビゲーム業界も大きな再編はないもののハードウェアの垣根はなくなり、パッケージソフトはとうに昔に姿を消し、基本的にはストリーミング(これも、2023年の考え方とは少し違うのだが)が主流となり、ゲームという枠組みより、コミュニティという枠組みが色濃くなっている。各々のコミュニティに属するタイミングでアクセスするアプリケーションを換えるような仕組みだ。 その1つに「World of the Zelda」と呼ばれるプラットフォームがある。 「Zelda」と名は付くものの、世界観を踏襲しているだけで、アクションRPGなどというものではなく、どちらかと言うと、MMORPGに近いものだ。(ただ、MMORPGと、今で言うSNSが合体しているようなものだが。) 孫は言う「Tears of the kingdomのどこが面白いの?操作はややこしいし、全然思い通りに動かないし。なにより友達と会話もできないじゃん。それじゃ、楽しくないよ。」 息子は言う「おじいちゃん、パパのお父さんはね、このゲームが今を作ってるんだって言ってたよ。ゲームの面白さっていうのは、個々のつながりの中で作り出すものではなくて、ゲームを作る人たちの熱意を丁寧に丁寧に紡ぎ出すことで生まれるものなんだよ。君が遊んでいるゲームで『わくわくする』や『もっとやりたい、もっと進めたい』っていう気持ちの源泉は、Tears of the kingdomが作ったアイデアや、遊びを少し工夫しているだけなんだよ。」 孫は言う「ふーん。ちょっとわかんないけど。」 「わからないよな、そりゃ。」と息子は思う。そして、それで良いとも思う。体感を持って理解できるのはもう少し先だ。 Tears of the kingdomには、ゲームという概念を超えた思想と、熱量が在る。それは「もう一つの人生を歩む体験」と言っても過言ではない。 まだ、父親のPODCASTを聞くことはできる。自分と同じ年の親父が語っている。 ハイラルの大地を愛馬に乗りながら再生ボタンを押すってのも、良い命日の過ごし方かもしれないな。 ===== ということで。気になったらぜひ聴いてみてね! <【ネタバレなし!!最高峰を全力プレゼン!!】ゼルダの伝説 ブレワイ & ティアキン> Spotify:https://x.gd/vKhjt Apple:https://x.gd/EZvwl <【怪談師深津さくらさんと共に...至宝の感想回|ネタバレあり〼】ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム> Spotify:https://x.gd/bpAOb Apple:https://x.gd/gmS3e
Game of the Year 2023
ジョンソン さん
天穂のサクナヒメ
#ゲームなんとか で天穂のサクナヒメ回を聞いてからずっとやりたかった一本。今までもこへいさんの選ぶゲームが自分に刺さり過ぎていたため放送から2年越しで購入。 妻と二人でわーきゃー言いながらプレイしました。特に田植えは如何に速く、如何に丁寧に植えるかで無駄に競いました。気候や水温、肥料のやり方によって同じ米はできないけど、その中でも色々試行錯誤しながらやり込み要素が多いですが、自分はSwitch版をやっていたので、トロフィーがなかったためやり込めたが達成感が得られなかったのが残念でした。 しかし、可愛らしいキャラクターとボイスに癒さながら、今でも実生活で何かを混ぜるときは気だるい感じで「く〜るく〜る」(種籾選別の時)と言って混ぜたり、店で手触りのいいマット・服・ぬいぐるみなどを触るときは「ふわふわじゃ〜」(家に戻った時に駆け寄ってきた犬を撫でる時)と言って触るといった流れが出来ました。 そして、つい先日X(旧Twitter)で新作を匂わすポスト(ツイート)があり、サクナヒメ2か!?と今から発表が楽しみです♪
Game of the Year 2023
トゲ さん
モンスターハンターNow
これぞまさにリアルオープンワールドゲームといえる!モンハンの位置ゲー!  時は位置情報ゲーム戦国時代、様々な位置ゲー達が台頭する中、満を持してリリースされたのがこのカプコンのモンハンとナイアンテックとのコラボ作品、モンスターハンターNowというわけです。  ゲーム内容はシンプル、地図上の採取ポイントやモンスターの位置まで自ら移動し、モンスターを討伐、素材を集めるというもの、集めた素材で、武器、防具をつくり、また強いモンスターと戦っていくを繰り返していくというもの。モンスターとの戦いは本家のモンハンに劣らず、タップとフリックの簡単操作で武器を振り回し、〇〇の素材がでねぇー、しっぽ切る前に討伐しちゃったよー、といつものモンハンです。 もちろんマルチプレイで最大四人とチームも組めますし、近くいるハンターと手軽にクイックマッチも可能という次第です。  ただ私が感じた他の位置ゲーにはない魅力は、実際にその場所に行ってモンスターを狩りに行く行為とリアルとのシンクロ感でした。   まずリアルに装備を整えるのです、スマホの充電は大丈夫かな、防寒着をきていこう、歩きやすい靴をはいて、寒さ対策は十分かな、BGMは何をきこうかななどなど、、  また外に出ればリアルな体感をうけるのです、朝の空気は澄んだ気がするな、小鳥のさえずり、朝日がまぶしいな、小学校の頃よく遊んだ公園懐かしいな、こっちは新しいマンションが建って景色がちがうな、日中はあったかくてきもちいいな、夜だとこの辺りはちょっと暗くて物騒だな、、、  そして攻略のスピードは自分のペースで組み立てるのです、今日はこいつとこいつの素材集めるまでやるか、疲れたら公園のベンチで休憩だな、そうだトイレで用をたしておこう、水分補給は自販機で買うか、  ネット上の情報や評判、攻略情報をあさればあさるほど、先に追いつきたくなりますが、そこはソシャゲー、アプデをくりかえすのでね、数か月、数年のスパンで、自分ペースでやればいいのです。  限定イベントをガチでやるかやらないかも自由、課金も、ゲーム内課金をしてもいいし、靴や着るもの、交通費のリアル課金も自由で際限なく可能です。  比較的飽き性な私ですが、ポケモンGoやドラクエウォークよりも、なぜここまでのシンクロ感を抱くかは謎(アクションゲームだからかな?)ですが、通勤の行と帰りや、休日にこつこつ続けております。  9月に配信開始したばかりで、今後さらにアップデートしていくタイトルではありますが、今年のGOTYは、かつてないリアルとのシンクロ感を感じさせてくれたこのゲームに決まりです。
Game of the Year 2023
レトロ さん
ぼくのなつやすみ
《学生時代》発売当時プレイした思い出から、現在《子を持つ親になり》再プレイ。 そんな40代が当時生きた【あの頃】が画面の向こう側に広がってた。 「なぜ今なのか?」再プレイに至った理由。 今年の夏に、 「茹だる暑さを感じながらも「今」を感じられるゲームはないか?」 …その結果、ゲーム棚からこのゲームを取り出し、気付けば手に取っていた。 ゲームとしてポリゴンの粗さ、やはり古さは感じる。 けれども、その世界に「夏」が沢山詰まっていて、 そこで暮らす人々とのコミュニケーションを行いながら、 限られた夏休みを過ごす。 限られているからこそ、充実した夏休みを過ごしたい訳だ。 デジタルなもので溢れている昨今。 主人公のぼくくんを操作しながら感じたのが… 【何もなくても十分楽しかった日々に戻りたい】 そんな思いがあったのかもしれない。 行ったことのない場所へ向かう冒険心。 珍しい虫を見付けては捕まえようとする一生懸命さ。 《大人になって、いつの間にか忘れていた何か》がその世界にはあった。 住民との会話は他愛もない話ばかりなのだが、かえってそれが良い。 何気ない会話だからこそ、ハッとさせられる・響く言葉がある。 主人公は小学生という無邪気な子ども。 その幼い目線から発する素直な発言がまた良い。 「当たり前だろう」「これはこうだから」という、 《当然》や《複雑さ》がない。 大人が忘れていた気持ちや懐かしさがこのゲームにはあり、 そこから感じられる心地よさがあった。 今を生きる子ども達へ。現代に疲れた大人にも。 是非、プレイしてもらいたい一本だと感じた。