みんなのGOTY

Game of the Year 2023
ねこあげ さん
Chained Echoes
今年は色々なゲームに手を付けたけれど、最終的に面白かったゲームで真っ先に頭に浮かんできたのはChained Echoesでした。 FF6のような往年のドットJRPGであり、近年の高グラフィックに慣れていない自分のようなオールドゲーマーには凄く刺さりました。 ただドット絵は細部まで美しく作り込まれていて、小学生の頃にゲームしていたときに感じていたワクワク感を思い出させてくれました。 一方戦闘システムは難易度が高く、途中のザコ敵にも全力で挑まないと普通に全滅することもあって気の抜けない感じが飽きを少なくしています。 プレイアブルキャラクター数も多く、単純なゴリ押しはなかなか通用しないバトルシステムもあって、前線に立つキャラを入れ替えながら回復したり、オーバーヒートゲージという独自システムがいい駆け引きを生みアクセントになっています。 そしてなによりシナリオが…とても良い!!一人ひとりのキャラが雑に扱われておらず、愛着を持って冒険に臨むことが出来ました。 結果的にプレイ時間は40〜50時間かかり、長編RPGではありますが、是非JRPG好きな方には遊んでもらいたい名作だと思います。
Game of the Year 2023
モチオ さん
バビロンズフォール
2022年9月に2023年2月いっぱいでのサービス終了の発表があり 本当に遊んでいたのかどうか怪しい人達が、ネタになるからとネット上で叩きまくっていた作品ですが、自分はサービス終了日まで1年間しっかりと遊びきって トロコンもして、とても充実したゲーム体験が出来たと思っている作品です。 ジャンルとしてはアクションRPGにハクスラ要素が追加された形で 4つまで装備出来る武器を組み合わせて、様々なアクションを繰り出し 敵を倒し、アイテムを集め、周回プレイをする事によって 自分を強くしていく作品です。 発売前には、体験版も配信され、オンライン専用の かなり気合の入った作品でした。 制作プラチナソフト・発売スクウェア・エニックスの作品で 自分は体験版を遊び、そのアラビア風の空気感と ブラーのかかった油絵的グラフィック これまでのいわゆる可愛いファンタジーって感じとは一線を画す無骨感 4つの武器の装備位置を考え、一撃の重さも感じられるどっしりとした重厚な武器の重さをも感じる事が出来る操作感覚に これは!自分に合ってる!面白い!とすっかり虜になりました。 しかし世間では全く逆の評価で、油絵的表現はぼやけていて、画質が悪い 無骨な雰囲気とどっしりとした操作は、反応が悪く遊びにくい 操作にクイック感がない 4つの武器の組み合わせを考える部分は、いちいち武器の組み合わせを 考えるの面倒だし、どうせ強い武器でごり押せばいいし ハクスラとしてのサクサク周回が出来ない 一匹倒すのに時間がかかりゲームのテンポが悪い それでいてゲーム難易度自体はただ単に敵が固いだけで単調 難易度低いのは物足りないと散々な評価 更に発売日の前日にはエルデンリングが発売され フロム死にゲーこそ最高! アクションRPGは何度も死んでパターンを繰り返して楽しむ事こそが ゲーマーとしてのステータスと、世間的にも大きく盛り上がる状態に。 運営側も、ゲームの修正を半年間かけて行い、かなり多くの部分で 修正がかかりました。 それでも、体験版からの評価は覆せず、22年9月には1年での サービス終了を発表 それ見た事かと、ただでさえ低評価だったところへ 更に火に油を注ぐ結果となりました。 自分は1年間最後まで遊び、友人たちと毎夜スカーミッシュやシージ ボスバトルなど様々なモードでわいわいプレイを続け レベルも満タンまで行き、トロコンも達成 友人はPS5版とPS4版と2本買って、それぞれでトロコンするぐらい オンラインで夜な夜な集まっては戦いに重んじています。 自分も友人も気に入っていた部分が、世間では悪評部分と言われ 正直、とても悔しいし残念でなりません。 制作側の意図していた部分を、世間がどこまで汲み取れていたのか かなり怪しいし、分かりませんが 最後に世間で言われていた言葉に意見して終わりたいと思います。 ニーアを作ったプラチナソフトの最新アクションRPGなのに・・・・って ニーアのスタイリッシュさと、バビロンズフォールの重厚さとゲーム性は 全くの別物だし、別のゲーム! それぞれのゲームに個別に向き合ってほしい。 同じメーカーでも別タイトルは別なんです。 世間の評価なんか気にせずに、最後は自分の感性を響くゲームで 周りの意見に左右されず、じっくりと自分を信じて遊んで欲しい。 崩壊してしまった塔は、最後まで私を魅了し続けていました。
Game of the Year 2023
リンゴ男爵 さん
NO STRAIGHT ROADS
EDMをロックでぶっ倒すゲーム このゲームはEDMが支配する街「ビニールシティ」でインディーズロックバンド「パンクベッドジャンクション」の「メイデイ」と「ズーク」がロックで音楽革命を起こそうとする、ミュージックアクションゲームです。 ゲームの内容は、単発威力が高いギターの「メイデイ」とコンボ攻撃が得意なドラムの「ズーク」を操作して、EDMアーティストをロックでぶっ倒すというシンプルな内容です。 敵の攻撃や環境は音楽によって変化していくため、プレイヤーは音楽に乗りながら「攻撃」や「回避」そして「パリィ」を使い分けて、戦うことになります。また各エリアのボスのEDMアーティストはとても個性的で、奏でる音楽も全キャラ違うので、だらけてしまうことがありません。 キャラクターが個性的で、ボリュームも丁度良く、なりより音楽が最高なので、このゲームが私の「YourGOTY」となりました。 最後に、プレイすると言いたくなるこの言葉で締めたいと思います。 バンカ!ジャンカ!シャカラカ!バァン!!
Game of the Year 2023
たくじ さん
CYBERPUNK 2077
コンタクトレンズにスマホ機能が全部入ったら、だいぶ未来な感じになるだろうか。 タッチパネルも物理ボタンも、自分の手のひらやら空中やらに投影して押せばいいもんね。案外近いのかもしれない。 「Cyberpunk2077」 2020年末に発売されたオープンワールドRPG。 ウィッチャー3の開発でも有名なCD Projekt REDによる作品。 販売当初に一通りプレイし、とても楽しんだが、今年の9月に大型アップデート2.00と大型ダウンロードコンテンツ「仮初めの自由」が配信となり、スキルツリーの刷新などもあったことから、新たにキャラを作ってイチからプレイした。 作中の2077年は身体拡張当たり前の世界観で、手・足はもちろん、神経基幹や目玉ごとサイボーグ移植(インプラント)して、自身の能力強化ができる。 銃撃・ステルス・近接・ハッキング等、自分の得意な戦い方に特化した強化がすこぶる楽しい。 腕部仕込みブレード、壁向こうの敵を探知するセンサーアイ、二段ジャンプ脚、回復機能付き心肺など、高性能なインプラントはその分値が張るが、いかがわしい仕事で稼いだ金を注ぎ込んで、さらにヤバい仕事をこなせるインプラントを買う。 my new gearの威力を発揮させるのはいつだって楽しい。 また、本作の大きな魅力にサイバーパンクな衣装デザインがある。 しかして、アップデート前は防御力が主に衣装に拠るものだったので、好きな見た目を維持するのが難しかった。 防御性能優先で衣装を選ぶとガッチャガチャのダサ坊ルックになってしまうこともままあったし、単なる布っぽいタンクトップに超高い防御がふられていたり、腑に落ちない状況もしばしばであった。 それが、先日のアップデート以降、主要な防御性能はインプラントが受け持つ事になり、好きな見た目・服飾でプレイしやすくなった。 世界観の演出として大きい改善である。 サイバーパンクに着飾って、細部まで作り込まれたナイトシティを渡り歩く体験のクオリティは、このタイトルに比肩するものはない。 作品全体を貫くノーフューチャーな物語をどう生き抜くか/どう死ぬか。 インプラント山盛りでヒャッハー体験を味わうのにも絶好のタイトルであったが、そこにさらに磨きがかかったアップデートであった。 ぼく自身はコンタクトもレーシックも怖くて絶対できないのだけれど。 おわり
Game of the Year 2023
アシュ さん
Call of Duty: Modern Warfare III
ゾンビモードのオープンワールドマップ内で、他のスクアッドと組んでゾンビの大群と戦ったり、協力してミッションクリアするのが面白かったです。
Game of the Year 2023
しょこω北乃勝 さん
Stardew Valley
農場シミュレーションロールプレイングゲームです。 〇どんなところが好きですか? 畑を開拓して広げつつ色々な作物を育てて、それで得たお金で更に畑を大きくしたり、機械を導入して加工品を作り出荷することで収入が増えて、更に牧場を大きくするところが楽しくて、出来る事が増えると効率を考えて行動しなきゃいけない所も面白かったです。 〇感動した、嬉しかった、楽しかったところはどんなところでしたか? 村の人との交流があり、結婚の相手にする事ができるのですが、意外と結婚する時の恋愛エピソードが良くて、感情移入しちゃいましたね。 〇シナリオはどうでしたか? 都会に疲れた主人公が、亡き祖父の農場を受け継ぎ自然と共に生きる雰囲気が凄く良かったです。各キャラクターのエピソードも良いし、各キャラクター間の繋がりも少しづつ分かるのが引っ越してきた感があって良かったです。 キャラクターはどうでしたか? 個性的なキャラが多くて、根っからの悪いやつはいなくて友好度をあげつつ相手を深堀すると魅力が更にあがるので味わい深いキャラ建てになってますね。 システムはどうでしたか? シンプルで説明書無しでも問題なかったです。RTAに向いてる作風でしたね。 遊ぶハードによって遊べる規模が違うようなので先に知りたかったです。 グラフィックはどうでしたか? スーパーファミコンくらいのピクセルアートで温かみのある世界観でした。 音楽・サウンドはどうでしたか? こちらもスーパーファミコンくらいの音色で、スローライフに合うまったりとしたBGMでしたね。 全体的に温もりがあり、スーパーファミコンを遊んでいた年代には画面の作りもホッとするような世界観でした。難しいアクションはほぼ無いので、子供にもお勧めできちゃう作品でした。
Game of the Year 2023
かじー@テレビゲームの中林 さん
ゴースト トリック
…しばらく 気を失っていた… 気がついたら、女が立っていた 知らない女だ…たぶん その横に、男がヒトリ やはり、知らない男だ…たぶん …そして、私はといえば… すでに、死んでいた 上記の言葉と【死】から始まるアドベンチャーゲーム 1晩の制限時間で真実を暴き出すスラップスティック的な展開はゲームの辞め時を忘れ、気が付けば真相にたどり着いた人も多いのではないでしょうか? ネタバレせずに遊んで欲しいという公式のリリースがあるほどの衝撃の展開が待ち構えているミステリーアドベンチャー。もともとミステリーを書くほどに好きな私が攻略中予測していた展開を遥かに逸れ、そして納得の収束を迎えたのは、例え原作が産まれて永い時を経た今にプレイしても変わらない衝撃を与えてくれることと思います。 例えばコース料理を平らげた後に思う、提供してくれた一つ一つの料理に思いを馳せる様な感覚で、途中まで「これはミステリー…なのか?」と疑問を持ち始めるシナリオ進行とキャラクターの動きのうるささが【死】をテーマにしているのにどこかポップで、慣れてきてしまうと今作の世界観によりのめり込める様になり、気が付けば他では味わえない感覚とキャラクター達に対しての愛着をもって遊んでしまっている。現世にすこーしだけ介入して物を動かしたり、電話を鳴らしたり、回線を使って高速移動したりと整合性はどこへやら?…と見せかけて、タネを明かせばしっかり説得力のある理屈を教えてくれる。シンプルな操作で遊べるけれど、かなりクセの強い攻略もあるので、たまにはツッコミながら最後の真相までたどり着いて欲しい。 …ここまででも推せる作品であるけれど、今作をGOTYに挙げた理由は他にもある。 今作HDリマスターに当たって、ユーザー側がまず一番に疑問に思ったであろう。 *DS作品を現在のプラットフォームでどのように遊べるよう移植するのか? 正直、DSで遊ばなかった私個人で言えば、そもそも別画面で何を表示していたのかリマスターをやっただけではわからない程に自然に遊べた所がGOTYに選んだ最大の一点。(いやホントにどうやったんやろか…??) そして昨今まで移植がされてこなかった知る人ぞ知るDSだけゲーが沈黙を破ってリリースされた事で、今まで若干諦めていたDS作品の移植が今後増えてくるのではないかという期待を膨らませてくれたことと、将来待ちに待った作品が出るのではないかという欲と希望に満たされている今年の私でした(; ・`д・´)
Game of the Year 2023
ヒヨスケ さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
今年は異常とも言えるほど話題作が目白押しで、もう今年だけ賞とか無しでいいんじゃないかと思うくらいだったが、そんな中でもひとつ選べといわれたら迷わず「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」を選ぶ。 ひねくれ者の私からすると超メジャータイトルである本作をGOTYに選ぶことは少々気恥ずかしくもあるが、それでも今年はこれを外すわけにはいかない。恥ずかしがってる場合ではないほど最高だったからだ。 本作は2017年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下、BOTW)」の続編にあたる。 BOTWは「当たり前を見直す」というコンセプトで作られたというが、その結果ゲーム史における金字塔と言われるほどの、当たり前ではない名作が生まれた。その続編が出ると発表された時は「またあの楽しさを味わえる」と歓喜したが、蓋を開けてみるとそれは「またあの」ではなく「あれ以上の」だった。期待はしてたが、BOTWが序章に過ぎなかったと感じるほどの見事な仕上がりになってるなどと誰が想像できようか。 当たり前を見直したことで金字塔を生み出したゼルダの伝説は、続編で金字塔を生み出すことを当たり前にしてしまったようだ。加藤浩次に「あたり前じゃねーからな!」と言われそうだが、私がCOWCOWだったら「ゼルダの伝説〜面白い あたりまえ体操〜」というネタをやっていただろう。 === では本作は何が素晴らしくて、何が前作を超えていたのか。まずはマップだ。 BOTWが素晴らしかったのは、行きたいところに行けて、やりたいことができたことで、フィールドそのものが遊び場になっていたところ。プレイヤーは野原に放り出された子供みたいなもんで、兎にも角にもハイテンションで走り回って気がつけばもう泥んこだ。 今作ではその遊び場に空と地下が加わって圧倒的に広くなっている。しかもそれぞれに違った味わいがある。 BOTWでも登山など縦の動きはあったが、それをはるかに超え上空から落下するというダイナミックな縦の動きが生み出す爽快感。上空からの眺めの良さも気持ちがいいし、重力が軽くなるエリアなんてのも存在して、これもまた新鮮で楽しい。 地下に降りると一転し、真っ暗で不気味な世界を不安とともに探索していくことになる。触れるとダメージを受ける瘴気が蔓延していて地上とは違うドキドキが楽しめる。これが地上と同じ広さだと気づいたときは驚いて海外YouTuberのようなリアクションをしてしまった。 地上は基本的に前作と同じだが、天変地異が起きたということで色々なところが細かく変わっている。そのため前作を知っているからこそ楽しめるという部分もある。 それはまるで久々の帰郷のようで、「あのおばちゃんの店まだやってるんだ」とか「え?こんなとこにイオンできたの!?」みたいな、しみじみするポイントがそこかしこに溢れている。気がつくと私は画面に向かって「ただいま」と呟いていた。 どのフィールドも楽しいけど、私は新たに出現した洞窟の探索が特にお気に入りだった。洞窟はマップに表示されない。だからこそ探索感がより強くて一際ワクワクした。 更にこれらのフィールド上には、前作に引き続いてコログという可愛らしい妖精があちこちに隠れている。隠れ方のバリエーションが豊富で、それを見つけ出すのがまたひとつの楽しみなのだが、本作では新たな発見パターンも出てきて新鮮に楽しめた。 私のお気に入りは一緒に旅をしている友達とはぐれてる子だ。 そのコログは「もう疲れちゃって動けなくてェ…」とごろごろしている。わかる!わかるぞ!疲れちゃってごろごろする気持ち! そんな子をほっとけるわけもあるまい。私はその子を見つけると真っ先に助けるようにしていた。ごろごろ寝転んでコントローラーを握りながら。私も誰かに助けてほしい。 === そして前作を超えてると思わせた一番大きな存在がクラフト要素だ。 本作では物をくっつける能力を使い、あらゆるものを組み合わせて武器や乗り物など多種多様なものを作ることができる。ただ作れるのではない。「あらゆるものを組み合わせて」だ。 私は全力で楽しむために事前情報をなるべく入れずにプレイしたのだけど、この能力を知った時は凄すぎてしばらく理解が追いつかなかった。映画「シベリア超特急」を初めて見た時くらい困惑した。 BOTWでは追加のDLCが発売されたが、今作はDLC発売の予定は無いことが既にアナウンスされている。なぜなら、やりたいことは全部やったから。納得の理由である。 制作者が本当にやりたいと思うことを表現してる作品は生き生きして面白い。シベ超然り。中途半端に「あれとあれをくっつけることができます」ではなく「全部できます」のやりすぎっぷりが気持ちいい。そして、そんな無茶苦茶なことをやっているのに破綻することなく、ちゃんと丸く納まってるのが驚異的。そこはシベ超との大きな違いだ。 これによって前作では蛇足的だった素材集めも意味のあるものになっている。単純に強い敵を倒して強い素材を手に入れて強い武器を作るのもいいし、逆に弱そうな武器や素材もクラフト次第で便利に使えることもある。これが素材の意外な使い道を発見する面白さを生み出していて遊びの幅が広がっている。 そんな感じで有益な道具を作るのも楽しいが、全く無意味な物を作るのも楽しい。私は先ほど書いたはぐれたコログにガラクタをくっつけて、板や棒の上でバランスを取るという無意味な遊びをやっていたら1時間経っていたことがある。 かつて勝新太郎が言っていた。「無駄の中に宝がある」と。本作は宝が満載だ。 === ストーリーの素晴らしさも忘れてはいけない。 ゼルダの伝説を知らない人の場合、「主人公の名前がゼルダだと思ってた」とか「主人公がリンクなら、なんで『ゼルダの伝説』なの?」といった意見がよくある。しかし今回はゼルダ姫が重要な役割を果たしていて、ちゃんと「ゼルダの伝説」だった。 更には主人公の「リンク」という名前も繋がりや絆という本来の言葉の意味と合っていて、すべてに於いてゼルダの伝説のあるべき姿であり完成系だと思えるような内容で素晴らしかった。 私の好きなドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事」くらい良かった。 ゴンゾウは2008年にテレビ朝日で放送されたドラマだ。主人公の黒木は伝説と言われるほど有能な刑事だったが、ある事件で犯人に敗北し、最愛の人を失って心に傷を負い一線を退くこととなる。 私は本作の主人公リンクに黒木の姿を重ねていた。 リンクは前作で敗北を喫した後に100年の眠りから覚めて巨悪を退治。ゼルダ姫を助け出すのだが、本作の冒頭において目の前でゼルダ姫を失うことになる。またしても敗北を味わうのだ。 英傑と称えられても、大切な人ひとり守ることができない。リンクは喋らないキャラクターなので感情表現は控えめだが、その心中は察するに余りある。 リンクだけではない。ゲームの舞台となっているハイラル王国も前作での戦いで深く傷つき、そこから立ち直っている最中だ。そんな中で再び天変地異に襲われ、王国のシンボルであるゼルダ姫も失ってしまう。 プレイヤーからしたらゲームなんだから最後は勝つに決まってるって話だが、リンクたちにしてみたら戦いに勝つ保証などどこにもないし、先の見えない暗闇の中でもがいてるも同然だ。 一方の黒木は、とある殺人事件の捜査に駆り出されることとなり一線に復帰するが空回りの連続。更には、かつて最愛の人が残した「この世界に愛はあるの?」という言葉に苦しめられ続ける。そんな黒木を支えたのは、捜査の過程で出会った人々。 皆、なんらかの理由で心に傷を負っていたが、それでも立ち上がって再び歩き始めていた。彼らとの関わりの中で、黒木は愛の意味を取り戻していくことになる。 リンクも国中を歩き回り、いろんな人々に出会う。そこで新たな繋がりと希望が生まれ、皆に支えられて悪に立ち向かっていく。大切な人を救い出すために。 これは再生の物語であり、愛を知る物語でもあるのだ。 === ここまで絶賛してきたが、物足りないと感じる点もないわけではない。でもそれは完成度が高い故に生まれるわがままだ。人はつい欲張ってしまう。 ゲーム全般を通じて前作を知っていればより楽しめるが、知らなくても十分楽しめるはずなので前作未プレイの方も安心してほしい。あとゴンゾウも知らなくて大丈夫だけど、面白いから機会があったら見てほしい。シベ超はどっちでもいい。 このレビューを書きながら、やっぱり今年の1本はこれしかないと改めて確信した。他にも書きたいことはまだまだあるが、いい加減長くなったのでこの辺にして、最後はゴンゾウに出てくるセリフで締めたいと思う。 この世界は愛で溢れてるよ!
Game of the Year 2023
あいどら さん
ELDEN RING
なんかもうすごくよかった
Game of the Year 2023
魔法忍者 さん
イースX -NORDICS-
ストーリー、キャラクター、アクション要素、すべてが以前よりパワーアップ 個人的にゼルダと悩んだ挙句、シリーズファンとしてこちらにしました。