ゲームとしては
『人と話をして、仕事を引き受けて、運ぶ』というシンプルな事の繰り返しなんですが、
それを成し遂げるための過程の中に本編のストーリーとはまた別のドラマ性を感じる作品でした。
予兆なしにめちゃくちゃヤバい状況になったり
そんな時に、手を貸してくれた人のおかげでどうにかなったりするのは、ゲームの中でも現実の世界でも同じで
このゲームの中では
誰かの物資とか、誰かが置いていった車両みたいな表現がされていますが
実際にそれらが表しているのは
『縁があって、たまたまその時に自分の近くにいてくれた人のさりげない親切』みたいな、そういう概念じゃないかと感じました。
そんな感じで、年の瀬に襟を正させてくれた作品。
プレイする人の人生経験に応じて
また違った、いろんな事を教えてくれる作品だと思います。