みんなのGOTY

Game of the Year 2023
アシュ さん
Call of Duty: Modern Warfare III
ゾンビモードのオープンワールドマップ内で、他のスクアッドと組んでゾンビの大群と戦ったり、協力してミッションクリアするのが面白かったです。
Game of the Year 2023
しょこω北乃勝 さん
Stardew Valley
農場シミュレーションロールプレイングゲームです。 〇どんなところが好きですか? 畑を開拓して広げつつ色々な作物を育てて、それで得たお金で更に畑を大きくしたり、機械を導入して加工品を作り出荷することで収入が増えて、更に牧場を大きくするところが楽しくて、出来る事が増えると効率を考えて行動しなきゃいけない所も面白かったです。 〇感動した、嬉しかった、楽しかったところはどんなところでしたか? 村の人との交流があり、結婚の相手にする事ができるのですが、意外と結婚する時の恋愛エピソードが良くて、感情移入しちゃいましたね。 〇シナリオはどうでしたか? 都会に疲れた主人公が、亡き祖父の農場を受け継ぎ自然と共に生きる雰囲気が凄く良かったです。各キャラクターのエピソードも良いし、各キャラクター間の繋がりも少しづつ分かるのが引っ越してきた感があって良かったです。 キャラクターはどうでしたか? 個性的なキャラが多くて、根っからの悪いやつはいなくて友好度をあげつつ相手を深堀すると魅力が更にあがるので味わい深いキャラ建てになってますね。 システムはどうでしたか? シンプルで説明書無しでも問題なかったです。RTAに向いてる作風でしたね。 遊ぶハードによって遊べる規模が違うようなので先に知りたかったです。 グラフィックはどうでしたか? スーパーファミコンくらいのピクセルアートで温かみのある世界観でした。 音楽・サウンドはどうでしたか? こちらもスーパーファミコンくらいの音色で、スローライフに合うまったりとしたBGMでしたね。 全体的に温もりがあり、スーパーファミコンを遊んでいた年代には画面の作りもホッとするような世界観でした。難しいアクションはほぼ無いので、子供にもお勧めできちゃう作品でした。
Game of the Year 2023
かじー@テレビゲームの中林 さん
ゴースト トリック
…しばらく 気を失っていた… 気がついたら、女が立っていた 知らない女だ…たぶん その横に、男がヒトリ やはり、知らない男だ…たぶん …そして、私はといえば… すでに、死んでいた 上記の言葉と【死】から始まるアドベンチャーゲーム 1晩の制限時間で真実を暴き出すスラップスティック的な展開はゲームの辞め時を忘れ、気が付けば真相にたどり着いた人も多いのではないでしょうか? ネタバレせずに遊んで欲しいという公式のリリースがあるほどの衝撃の展開が待ち構えているミステリーアドベンチャー。もともとミステリーを書くほどに好きな私が攻略中予測していた展開を遥かに逸れ、そして納得の収束を迎えたのは、例え原作が産まれて永い時を経た今にプレイしても変わらない衝撃を与えてくれることと思います。 例えばコース料理を平らげた後に思う、提供してくれた一つ一つの料理に思いを馳せる様な感覚で、途中まで「これはミステリー…なのか?」と疑問を持ち始めるシナリオ進行とキャラクターの動きのうるささが【死】をテーマにしているのにどこかポップで、慣れてきてしまうと今作の世界観によりのめり込める様になり、気が付けば他では味わえない感覚とキャラクター達に対しての愛着をもって遊んでしまっている。現世にすこーしだけ介入して物を動かしたり、電話を鳴らしたり、回線を使って高速移動したりと整合性はどこへやら?…と見せかけて、タネを明かせばしっかり説得力のある理屈を教えてくれる。シンプルな操作で遊べるけれど、かなりクセの強い攻略もあるので、たまにはツッコミながら最後の真相までたどり着いて欲しい。 …ここまででも推せる作品であるけれど、今作をGOTYに挙げた理由は他にもある。 今作HDリマスターに当たって、ユーザー側がまず一番に疑問に思ったであろう。 *DS作品を現在のプラットフォームでどのように遊べるよう移植するのか? 正直、DSで遊ばなかった私個人で言えば、そもそも別画面で何を表示していたのかリマスターをやっただけではわからない程に自然に遊べた所がGOTYに選んだ最大の一点。(いやホントにどうやったんやろか…??) そして昨今まで移植がされてこなかった知る人ぞ知るDSだけゲーが沈黙を破ってリリースされた事で、今まで若干諦めていたDS作品の移植が今後増えてくるのではないかという期待を膨らませてくれたことと、将来待ちに待った作品が出るのではないかという欲と希望に満たされている今年の私でした(; ・`д・´)
Game of the Year 2023
ヒヨスケ さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
今年は異常とも言えるほど話題作が目白押しで、もう今年だけ賞とか無しでいいんじゃないかと思うくらいだったが、そんな中でもひとつ選べといわれたら迷わず「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」を選ぶ。 ひねくれ者の私からすると超メジャータイトルである本作をGOTYに選ぶことは少々気恥ずかしくもあるが、それでも今年はこれを外すわけにはいかない。恥ずかしがってる場合ではないほど最高だったからだ。 本作は2017年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下、BOTW)」の続編にあたる。 BOTWは「当たり前を見直す」というコンセプトで作られたというが、その結果ゲーム史における金字塔と言われるほどの、当たり前ではない名作が生まれた。その続編が出ると発表された時は「またあの楽しさを味わえる」と歓喜したが、蓋を開けてみるとそれは「またあの」ではなく「あれ以上の」だった。期待はしてたが、BOTWが序章に過ぎなかったと感じるほどの見事な仕上がりになってるなどと誰が想像できようか。 当たり前を見直したことで金字塔を生み出したゼルダの伝説は、続編で金字塔を生み出すことを当たり前にしてしまったようだ。加藤浩次に「あたり前じゃねーからな!」と言われそうだが、私がCOWCOWだったら「ゼルダの伝説〜面白い あたりまえ体操〜」というネタをやっていただろう。 === では本作は何が素晴らしくて、何が前作を超えていたのか。まずはマップだ。 BOTWが素晴らしかったのは、行きたいところに行けて、やりたいことができたことで、フィールドそのものが遊び場になっていたところ。プレイヤーは野原に放り出された子供みたいなもんで、兎にも角にもハイテンションで走り回って気がつけばもう泥んこだ。 今作ではその遊び場に空と地下が加わって圧倒的に広くなっている。しかもそれぞれに違った味わいがある。 BOTWでも登山など縦の動きはあったが、それをはるかに超え上空から落下するというダイナミックな縦の動きが生み出す爽快感。上空からの眺めの良さも気持ちがいいし、重力が軽くなるエリアなんてのも存在して、これもまた新鮮で楽しい。 地下に降りると一転し、真っ暗で不気味な世界を不安とともに探索していくことになる。触れるとダメージを受ける瘴気が蔓延していて地上とは違うドキドキが楽しめる。これが地上と同じ広さだと気づいたときは驚いて海外YouTuberのようなリアクションをしてしまった。 地上は基本的に前作と同じだが、天変地異が起きたということで色々なところが細かく変わっている。そのため前作を知っているからこそ楽しめるという部分もある。 それはまるで久々の帰郷のようで、「あのおばちゃんの店まだやってるんだ」とか「え?こんなとこにイオンできたの!?」みたいな、しみじみするポイントがそこかしこに溢れている。気がつくと私は画面に向かって「ただいま」と呟いていた。 どのフィールドも楽しいけど、私は新たに出現した洞窟の探索が特にお気に入りだった。洞窟はマップに表示されない。だからこそ探索感がより強くて一際ワクワクした。 更にこれらのフィールド上には、前作に引き続いてコログという可愛らしい妖精があちこちに隠れている。隠れ方のバリエーションが豊富で、それを見つけ出すのがまたひとつの楽しみなのだが、本作では新たな発見パターンも出てきて新鮮に楽しめた。 私のお気に入りは一緒に旅をしている友達とはぐれてる子だ。 そのコログは「もう疲れちゃって動けなくてェ…」とごろごろしている。わかる!わかるぞ!疲れちゃってごろごろする気持ち! そんな子をほっとけるわけもあるまい。私はその子を見つけると真っ先に助けるようにしていた。ごろごろ寝転んでコントローラーを握りながら。私も誰かに助けてほしい。 === そして前作を超えてると思わせた一番大きな存在がクラフト要素だ。 本作では物をくっつける能力を使い、あらゆるものを組み合わせて武器や乗り物など多種多様なものを作ることができる。ただ作れるのではない。「あらゆるものを組み合わせて」だ。 私は全力で楽しむために事前情報をなるべく入れずにプレイしたのだけど、この能力を知った時は凄すぎてしばらく理解が追いつかなかった。映画「シベリア超特急」を初めて見た時くらい困惑した。 BOTWでは追加のDLCが発売されたが、今作はDLC発売の予定は無いことが既にアナウンスされている。なぜなら、やりたいことは全部やったから。納得の理由である。 制作者が本当にやりたいと思うことを表現してる作品は生き生きして面白い。シベ超然り。中途半端に「あれとあれをくっつけることができます」ではなく「全部できます」のやりすぎっぷりが気持ちいい。そして、そんな無茶苦茶なことをやっているのに破綻することなく、ちゃんと丸く納まってるのが驚異的。そこはシベ超との大きな違いだ。 これによって前作では蛇足的だった素材集めも意味のあるものになっている。単純に強い敵を倒して強い素材を手に入れて強い武器を作るのもいいし、逆に弱そうな武器や素材もクラフト次第で便利に使えることもある。これが素材の意外な使い道を発見する面白さを生み出していて遊びの幅が広がっている。 そんな感じで有益な道具を作るのも楽しいが、全く無意味な物を作るのも楽しい。私は先ほど書いたはぐれたコログにガラクタをくっつけて、板や棒の上でバランスを取るという無意味な遊びをやっていたら1時間経っていたことがある。 かつて勝新太郎が言っていた。「無駄の中に宝がある」と。本作は宝が満載だ。 === ストーリーの素晴らしさも忘れてはいけない。 ゼルダの伝説を知らない人の場合、「主人公の名前がゼルダだと思ってた」とか「主人公がリンクなら、なんで『ゼルダの伝説』なの?」といった意見がよくある。しかし今回はゼルダ姫が重要な役割を果たしていて、ちゃんと「ゼルダの伝説」だった。 更には主人公の「リンク」という名前も繋がりや絆という本来の言葉の意味と合っていて、すべてに於いてゼルダの伝説のあるべき姿であり完成系だと思えるような内容で素晴らしかった。 私の好きなドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事」くらい良かった。 ゴンゾウは2008年にテレビ朝日で放送されたドラマだ。主人公の黒木は伝説と言われるほど有能な刑事だったが、ある事件で犯人に敗北し、最愛の人を失って心に傷を負い一線を退くこととなる。 私は本作の主人公リンクに黒木の姿を重ねていた。 リンクは前作で敗北を喫した後に100年の眠りから覚めて巨悪を退治。ゼルダ姫を助け出すのだが、本作の冒頭において目の前でゼルダ姫を失うことになる。またしても敗北を味わうのだ。 英傑と称えられても、大切な人ひとり守ることができない。リンクは喋らないキャラクターなので感情表現は控えめだが、その心中は察するに余りある。 リンクだけではない。ゲームの舞台となっているハイラル王国も前作での戦いで深く傷つき、そこから立ち直っている最中だ。そんな中で再び天変地異に襲われ、王国のシンボルであるゼルダ姫も失ってしまう。 プレイヤーからしたらゲームなんだから最後は勝つに決まってるって話だが、リンクたちにしてみたら戦いに勝つ保証などどこにもないし、先の見えない暗闇の中でもがいてるも同然だ。 一方の黒木は、とある殺人事件の捜査に駆り出されることとなり一線に復帰するが空回りの連続。更には、かつて最愛の人が残した「この世界に愛はあるの?」という言葉に苦しめられ続ける。そんな黒木を支えたのは、捜査の過程で出会った人々。 皆、なんらかの理由で心に傷を負っていたが、それでも立ち上がって再び歩き始めていた。彼らとの関わりの中で、黒木は愛の意味を取り戻していくことになる。 リンクも国中を歩き回り、いろんな人々に出会う。そこで新たな繋がりと希望が生まれ、皆に支えられて悪に立ち向かっていく。大切な人を救い出すために。 これは再生の物語であり、愛を知る物語でもあるのだ。 === ここまで絶賛してきたが、物足りないと感じる点もないわけではない。でもそれは完成度が高い故に生まれるわがままだ。人はつい欲張ってしまう。 ゲーム全般を通じて前作を知っていればより楽しめるが、知らなくても十分楽しめるはずなので前作未プレイの方も安心してほしい。あとゴンゾウも知らなくて大丈夫だけど、面白いから機会があったら見てほしい。シベ超はどっちでもいい。 このレビューを書きながら、やっぱり今年の1本はこれしかないと改めて確信した。他にも書きたいことはまだまだあるが、いい加減長くなったのでこの辺にして、最後はゴンゾウに出てくるセリフで締めたいと思う。 この世界は愛で溢れてるよ!
Game of the Year 2023
あいどら さん
ELDEN RING
なんかもうすごくよかった
Game of the Year 2023
魔法忍者 さん
イースX -NORDICS-
ストーリー、キャラクター、アクション要素、すべてが以前よりパワーアップ 個人的にゼルダと悩んだ挙句、シリーズファンとしてこちらにしました。
Game of the Year 2023
16uk さん
CYBERPUNK 2077
サイバーパンクの世界に浸れるので最高です! プレイヤーの取る行動でVを始めキャラクターの会話が変わったりして、 一つ一つの選択肢を考えさせられるゲームです。 主要キャラクターたちが個性的なので、 こういう世界に居れたらどんなに楽しいのかな?と思ったり…。 (ジュディは毎回見て飽きない笑) キャラクタービルドや衣装など、 カスタマイズ性が高いので自分だけのVで遊べるのも良いですね。 今年になって購入して2週目を遊んでいますが、 まだ遊べるので仮初めの自由も期待しているところです! (V=CV:清水理沙さんが個人的に最高です)
Game of the Year 2023
むらしゅん a.k.a サブカルク〇野郎 さん
It Takes Two
2021年に「It takes two」がThe Game Award for Game of the Yearを獲得した時、今から考えると僕は驚くほどそのゲームに関心がなかった。なぜなら「It takes two」は2人プレイが前提のゲームだからだ。僕の妻は基本的にゲームに興味がなく、むしろどちらかと言うとゲームを敵視しているし、なんとかお願いして一緒にプレイしてもらったとしても、クリアまでの長丁場を付き合ってくれないことは明らかだった。ゲームをやる友達もいないことは無いが、哀しいかな皆アラフォーの家族持ちで、時間を合わせて継続的にプレイするのはそれだけでかなり高いハードルだ。わざわざゲームを買ったけれど、誰も一緒に遊んでくれないなんて、そんな悲しいことは無い。そんなわけで、僕は「It takes two」の存在は知っていたものの、プレイするのを端から諦めてしまっていた。 そして時は移り、2023年。何かの拍子で「It takes two」がXbox Gamepassに入っていることに気が付いた。ゲームをわざわざ買う必要がないならやってみてもいいかもしれない、と言うか、なんとかしてやりたい。とその時の僕は強く思った。というのも、その少し前に「ブラザーズ:2人の息子の物語」をプレイして、いたく感銘を受けたからだ。「It takes two」はこの「ブラザーズ」を手掛けたゲームディレクター:ジョセフ・ファレス氏の最新作なのだ。 しかし、ゲームを入手したとしても、依然として誰とやるか問題が残っている。そしてその時、真っ先に思い浮かんだのは今年で5歳になった息子だった。「It takes two」が発売された2021年、3歳だった息子はいまや5歳になり、スーパーマリオのクッパを一人で倒せるくらいには成長していた。 「これはワンチャンいけるかもしれない・・・っ!」 思い立ったら吉日、Nintendo switchの幼児用コントローラー(サイバーガジェット製)をPCのUSB端子にぶっ刺して動作確認。。。よし!動く!!えらいぞサイバーガジェット!!! あとは本人にやらせてみて、、、おおぉ、、意外とできる!少なくとも妻よりはだいぶできる!!すごいぞ5歳児!!! そんなこんなで、アラフォー親父と5歳息子の「It takes two」がスタートしたのであった。 ・・・と、前置きが長くなってしまった。。 結果的に、5歳息子とプレイした「It takes two」は大満足!!! ゼルダティアキンと迷った挙句、晴れて僕のGOTY 2023を獲得するに至った。2021年のゲームをGOTYに選ぶのは少し抵抗があったが、何よりも初めて息子と2人でクリアしたゲームだ。これはMY GOTYに値する。 ・家族と夫婦がテーマ このゲームのストーリーは今にも離婚しそうな一組の夫婦(夫:コーディと妻:メイ)とその娘(ローズ)を中心に描かれる。ローズはいつも喧嘩している両親にうんざりしていて、仲の良かったころの両親を模した人形を作る。プレイヤーはこの人形に魂が乗り移ってしまったコーディとメイを操作し、大冒険を繰り広げるというのがこのゲームだ。 人形になった二人は最初はいがみ合っていて「人間に戻ったらすぐに離婚してやる」なんて言っているが、力を合わせて敵と戦ったり、プロポーズの思い出の場所を訪れたりするうちに少しずつその関係性を修復していくことになる。 各ステージには様々なボスがいるが、最初に登場するボスは掃除機だ。メンテナンスされず物置に忘れ去られた掃除機が、怒り狂って主人公たちに牙をむく。他にも、放置され錆びて穴の開いた工具箱、いつの間にか庭木に巣くった巨大なハチの巣、手入れされず枯れようとしている花壇の草花など、家庭のあるあるネタが随所にちりばめられておりなんとも趣深い。ちなみにうちの息子は「掃除機さんかわいそう!!ちゃんと大事に使わないとダメだよね!!」と怒っていたので、教育的にも良かったと思われる。 また、ゲーム後半ではそれぞれがかつて胸に抱いていた夢にフォーカスし、2人は日々の生活に追われて忘れかけていた情熱を取り戻していく。家族が上手くやっていくには、お互いへの愛情だけではなく、それぞれの情熱や自己実現も必要ということだろう。まず自分自身を愛することができなければ、他者を愛することなどできないのだ。このあたり、バツ1マル2アラフォーの僕としてはとても共感できるストーリー展開だった。 ・盛りだくさんの遊び要素 このゲームの最も優れた点は、ステージごとに遊びのギミックが変わることだろう。例えばあるステージでは2人で釘とカナヅチをそれぞれ担当、次のステージではオイルとマッチ、また別のステージでは磁石のN極とS極、というふうにステージごとに異なるギミックが用意されている。普通のゲームならエンディングまで使うような仕掛けを1ステージで使い捨てていくので、プレイヤーとしてはステージごとに別のゲームを遊んでいるような感覚で、エンディングまでまったく飽きずにゲームを遊び進めていくことができる。 さらに各ステージの随所にミニゲームがちりばめられており、オセロ・チェス・射的・ピンボール・カーレースなど、大量のゲーム・イン・ゲームが用意されている。また、雪のステージでは雪玉をぶつけあったり、スケートでパルクールアクションを楽しんだりと、ちょっとした箱庭で自由に遊べるシーンもあり、遊びのボリュームという意味で本当に圧倒的な物量を誇る贅沢なゲームだ。息子と二人でストーリーそっちのけでワーキャーと雪合戦をしたのはとても楽しかった。 ・配信映えしそう 最近息子がヒカキンのマインクラフト実況を好んでよく観ていたので、マイクを設置してなんちゃってゲーム実況をやってみたところ、これに親子でハマってしまった。休日には夕食前に2人でゲームを遊び、録画した実況動画をテレビで見ながら夕食を食べるというルーティンができたほどだった。(妻はお気に入りのバラエティ番組が見られず不満げだったが・・) 子:ブーンブーンハローユーチューブ!! 父:はい!それではパパキンと息子キンのIt takes two実況を始めていきたいと思いまーす!! 子:はい、おねがいしまーす!! 父:さーて、前回はどこまでやりましたっけ? 子:えーっと・・・・忘れちゃった。。。エヘヘ 父:忘れたんかーい!! 親子で遊んでいるところを長時間録画するという体験自体が新鮮で思いのほか楽しかったし、これからも息子の成長記録として定期的に実況動画を記録しておこうと思った。子供が大きくなってから見直してみるのもまた楽しそうだ。 我々の動画は我が家で楽しむのみだが、2人でワイワイやるゲームなので、ゲーム実況や配信等にかなり向いているゲームだと感じた。 さて、ここまでいいことばかり書いたが、5歳児とプレイするには多少の問題点もあった。まず一つは、ゲームの特に序盤は「離婚」という言葉が飛び交うことだ。今まさに離婚しようとしている夫婦の片方を5歳の息子にやらせるのは多少抵抗感があったし、息子に「離婚って何?」と度々聞かれて、「えっと、喧嘩することかな。ほら、パパとママさんもたまに喧嘩するでしょ」などと苦し紛れに受け流すことになった。 もう一つ、ゲームの中盤でコーディとメイが娘のローズに結構ひどい仕打ちをするシーンがある。ここで詳細は省くが、このゲームをやったことがある人なら「象のぬいぐるみ」というキーワードで察しが付くだろう。これには我が家の5歳児もドン引きしていた。ストーリー上、親が自分のことばかり考えて娘に向き合っていないことを示唆するための演出だと思うが、ここは観ているだけでも結構つらいものがあった。 最後の一つ、これは良くも悪くもだがこのゲームは結構難易度が高い。特にボスが強く、2人ともそれなりにシビアなプレイを求められるので、当然ながら5歳児にはだいぶハードルが高かった。息子は途中何度か泣いたり投げ出しそうになったが、時間をおいてリトライしたり励ましたりして何とか最後までクリアすることができた。大人でもそれなりに歯ごたえがあったので、5歳児には相当な試練だったはずだ。エンディングにたどり着いた時、本人はもちろんとても喜んでいたし、息子の成長に少し涙してしまった父なのであった。 「It takes two」はぜひ家族や恋人、親しい友人と一緒にプレイしてほしいタイトルだ。その体験はかけがえのない楽しい思い出になるだろうし、家族や夫婦の幸せやあり方について改めて考える良い機会になるかもしれない。今ならXbox Gamepassの他、PS Plusエクストラカタログにも収録されており手も出しやすい。ぜひ多くの人に手に取ってほしい良作だ。
Game of the Year 2023
駄肉 さん
パラノマサイト FILE23 本所七不思議
コスパよりタイパが求められる昨今 何十時間も遊べるAAA級タイトルは疲れちゃう 軽く遊べるゲームないかな〜と思って見つけたのが 「パラノマサイト、本日発売」というネット記事 確か、“昭和後期の墨田区を再現した舞台を360℃見渡しながら推理するミステリーゲーム”といった売り出しだったと思います 即購入して開始十分で「ノベルゲームなのに独特なバトルシステムがある」という、いかにもインディーズらしい強烈なアイデアに感心 それと同時に「開発者はこれが作りたかったのね〜」と解ったようなつもりでサクサク進めていきます 「ノベルゲームはこういうものだ」と型にハメて後は探偵役が事件を解決するのを眺めるだけ そんな風に油断していた私は、、、、、、、、、 (この先は君の目で確かめてくれ!)
Game of the Year 2023
ɐɯɯɐɯ さん
GTAオンライン
“ニートのわたしのもう一つの生活がここにある”ような気がしないでもない なにより『暇つぶしにちょうど良い』これに尽きる PvPが苦手なタイプが他のプレイヤーと楽しく過ごすためには多くのフレンドが必要になるところが、人によって壁になる 野良鯖はPK粘着がキツいが、マイクをオンにして喚いてるひとたちを眺めるのは楽しい またGTA6が正式に発表され、いつかはGTA6版のオンラインも稼働するだろう今、新規ユーザーの参入は難しいだろうし、いざGTA6版が稼働すればみんなそちらへ移行するだろう、わたしだってそうする GTA6版オンライン発売後も継続されるのだろうか?