高見知英のGOTY
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Pokémon LEGENDS アルセウス
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Pokémon LEGENDS アルセウス

■一番いいなと思ったところ
何より、ポケモンシリーズなのにちゃんとしたストーリーがあること。
これまでのシリーズはあんまりやってきたわけではないのですが、メインストリームのタイトルではジム通い以外のまともなストーリーがあまりありませんでした。なので、今回のようなちゃんとしたストーリーは正直すごく驚きました。
目的地がジム通いでなくなっただけで、ストーリーは一本道ではあるものの、それだけでもすごく開放感があったなという感じがします。
オープンワールドほどではないにせよ、かなり自由に歩き回ることもでき、また画面部品非表示モードもあったので、いろいろな場所で好き好きに写真を撮ることができたということも好きです。

■楽しかったところ
上記以外のところからすると、ほかのシリーズよりちょっとAIが賢かったことでしょうか。対人戦モードがなかったというのもあり、そこに真面目にリソースが割かれたのか、割と真剣にポケモンと勝負をすることができました。
ほかのメインストリームタイトルを見ると、どうしても敵AIがあまり賢くなく、どう考えても無意味なことを平気でやったりする。それがポケモンの個性に関わることであればしょうがないですが、そんなことは全然なかったりして。
本格的にバトルをしたいならば対人戦をやってねと言う動線が見えておりバトルがそんなに楽しくないなという感覚がありましたが、このゲームはそういうことがなく、そこが良かったです。

■ちょっと残念だなと思ったところ
特にポケモンの整理を行うシステムが、今までのシリーズと同じだったというところでしょうか。とりあえず一括で選択をしてポケモンを逃がす(ポケモンと別れる)ということはできましたが、並べ替えもできないし、絞り込みも該当ポケモン以外のキャラクターが選択できなくなるというだけ。
ソードシールドの時代から比べると、あまりにも進歩していないと感じました。
また、画面部品非表示モードがあるとはいえ、ちゃんとしたフォトモードがあるというわけではなく、撮影方法はかなり限定されてしまいます。この辺は最新タイトルのスカーレットバイオレットもそうですが、洗練がまだ足りてないなというふうに感じました。
また、そこはやはりポケモンなので、基本的にこちらから出せるのは一匹であるということでしょうか。もうちょっと最近のRPGみたく、普通に多対多で戦ってもいいのにという気がします。今回はそこまでなかったにしても、一対一では使いづらい補助技も、ポケモンには結構あるので。

■シナリオについて
個人的にはすごく良かったと思います。ポケモンと既に仲良くなった現代を舞台にした今までのシリーズと違って、どことなくおっかなびっくり接している感じ。距離感をすごく図っている感じ。ゲームを通してすごくよく感じることができました。
舞台のモデルになった北海道の開拓時代を連想させる設定が多く、その時代を想像しながらゲームを進めるととても感慨深いものもありました。

■キャラクターについて
主人公は喋りはしませんが、息づかいなどはボイスもあり、表情も豊かで、見ていて楽しかったです。
周りの登場人物も、結構個性豊かで、親しみが持てました。

■システムについて
残念なところにも書きましたが、良くも悪くもポケモンだったなというところです。
もうちょっとポケモンの整理についてなど、ブラッシュアップしてくれたら良かったのになというふうには思います。
どこかのニュース記事でも書かれていた通り、やはり開発期間が足りないんですかね。

■グラフィックについて
水墨画のようなフィルタも含み、昔の時代であるということをすごく感じさせるグラフィックでとても良かったです。風景もとても未開拓なエリアなんだなということを連想させる風景になっており、リアル感がありました。最新タイトルのスカーレッドバイオレットのビビッドな感触も好きではありますが、こちらはこちらでこのタイトルならではの世界観が醸し出しているんじゃないかなというふうに思います。
最近のポケモンと言えばつきものの衣装についても、過去作の引き継ぎ特典含めて非常にバリエーションが多く、またこの時代にも合っていてすごく良かったです。

■サウンドについて
任天堂系ゲームソフトのお得意技というか、複数のBGMがクロスフェードし、シームレスにつながるインタラクティブミュージックの取り組みも含めて、すごく良かったなと思います。
ゲームの世界観・時代背景(時代的には明治初期?)にもすごく合っていて、没入できました。ここはとてもいい意味でポケモンらしくなかったですね。

■最新作でなく、このゲームを選んだ理由
多くの方がご存知のとおり、ポケモンシリーズの最新タイトルはスカーレットバイオレットとなります。

こちらの方ももちろん楽しませてもらってますが、やはり対象プレイヤーがより広くなっているからというのもあってか、草むらからボールを投げただけで捕まえられるとか、相手の注意をそらすための餌投げとかのシステムが廃止されており、ちょっと残念だなというふうに思ったところ。
また、衣裳のバリエーションなども、本作と比べるとかなり少ないなと思ったところなどから、こちらの方がベストゲームにふさわしいのかなというふうに思いました。
お祝いの演出
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ゲーム概要

アクションとRPGが融合した、『ポケットモンスター』シリーズ最新作。

冒険の舞台は、雄大な自然が広がる「ヒスイ地方」。まだポケモントレーナーやポケモンリーグといった概念もない時代の話で、この地はやがて「シンオウ地方」と呼ばれるようになります。主人公の冒険の目的は、この地ではじめてのポケモン図鑑をつくること。ポケモンの生態を研究する「ラベン博士」との出会いをきっかけに、「コトブキムラ」を拠点…
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