みんなのGOTY

Game of the Year 2023
Tann Tann さん
ゼノブレイド3
 ゼノブレイド3はもちろんの事、ゼノシリーズで一番好きなのはそのアートワークとかスタイルです。 マップの風景や街並み、そこに配置されているオブジェクトの装飾やキャラクターの衣装など、最初にPVを見たときの「あれこれゼノじゃない?ゼノでは!?ゼノきたあああああああああああああああ!!」となりました。  だからこそシリーズをゼノギアスから追っかけてきたものにとっては、シリーズ集大成で過去作のあれこれが至る所にあってもうたまらない!DLCの新たなる未来なんてもう全てが報われたといっても過言ではない。  これが初めてのゼノだとしても、ここではない何処かを常に感じる異世界感のあるバカでか3Dフィールドを歩き回れたり、単なるフォトリアルなレンダリングでは実現できないイラストが動いているようなキャラクターの顔と表情は見ものだと思います。  そして次に好きなのは戦闘です。敵との位置取りのために動き回れるコマンドバトルであり、回避のために動くわけではないのですが、それゆえに味方NPCからの掛け声にあわせてコンボ攻撃に集中できます。それによってコンボが続き敵を妨害し、ゲージがたまって最後にドカンです。その流れをいろんなクラスで育成して覚えた技やスキルを組み合わせることで試行錯誤して作り出していくのが大好きで、それをメインパーティ6人全員とお助けキャラの合わせて7人でやれるので、お前イベントの時だけいるけど戦闘中いなかったやんけ!もない。 戦闘好きすぎてもう数百時間チャレンジバトルにこもっています。  さらに、そんな素敵な世界を歩いてる時も敵をシバいてる時も常に最高のBGMが盛り上げます。どれぐらい最高かというとゼノブレイド3のサントラだけでCD9枚あります。もちろん買いました。それぐらい音楽の力の入れ具合がすごいです。特に好きなのはメビウスっていう敵とのイベントと戦闘の時に流れるBGMが好きすぎて思わず嬲り殺しになってしまいます。  さらにさらにシナリオも最高です。はっきり言ってゼノブレイド3の世界アイオニオンは詰んでいます。多くは語りませんが劇場に到達した時、ああ解ってはいたけど俺はメビウスだなと、解っていたのにゾクッとしました。  スーファミからプレステにかけての黄金期スクウェアの魂の真の継承者たるモノリスソフトと高橋哲也に栄光あれ
Game of the Year 2023
アルマ さん
サイバーパンク2077: Phantom Liberty
想像してみてほしい。 あなたは突如、余命わずかとなった。 前代未聞の症状のため、治す方法は簡単には見つからない。 命の危機が迫る中、治療法を求めてあなたは奔走していた。 そこに知らない人物から一本の電話が。 「あなたを助ける方法を知っている」 「その方法を提供する代わりにこちらを助けてほしい」 思わず笑ってしまう状況だ。どうやら自分はすでにこいつの手のひらの上らしい。 なぜ限られた者しか知らない自分の状況を知っているのか? 本当に助かる方法を知っているのか? そもそもこいつの正体は? こんな状況で何も怪しまず「Yes」と言うほどバカなあなたではない。 しかし他に手がないのも事実。放っておけば理不尽で残酷な死が待つのみ。 こちらの状況を知っている時点で只者でないことは確かで、 話に乗れば何かしらの手がかりが得られる可能性は高い。 さて、あなたはまず最初に選ばなければならない。 電話をかけてきた正体不明の人物に従うのか。 それとも従うふりをして死を回避する手がかりだけを搔っ攫うのか。 わからないことばかりだが、これだけは言える。 諦めるな。 ーーー 「サイバーパンク2077:仮初めの自由」は、ディストピアでサイバーパンクな街、ナイトシティを舞台にしたロールプレイングゲーム「サイバーパンク2077」の最初で最後の有料DLCである。 その「仮初めの自由」で体験した凄まじいゲーム体験には心底感動した。 スパイスリラーをテーマに制作された「仮初めの自由」は、冒頭に書いたあらすじのように導入から怪しさに満ちている。 このDLCを説明する際によく用いられる表現として「誰が敵で、誰が味方かわからない」というものがある。プレイした感想としてもまさにその通りで、プレイヤーは常に登場キャラクターたちの言動、表情、行動に気を張ることになる。 (これは本当のことを言ってるように見えるな) (悲しそうな顔をしてる...嘘はついてないのでは?) (これが演技だったら俳優になれるだろ) (いや、もう全然わからん) そんな風にプレイ中は必死に手掛かりを探そうとするが、とにかくわからない。 だがそれが良い。 このゲームの舞台「ナイトシティ」に自分は住んでいる、と半分錯覚するほどの没入感を得られるこのゲームで、“わからなさ”に溺れる緊張感と心地よさ。 必死に悩み、時には自分を信じて行動する。 その果てで強烈な演出に殴られ、ナイトシティから帰れなくなるのではと思うくらいの極上のゲーム体験を味わわせてくれた。 ーーー もうひとつ、GOTY選考の大きな理由として、窮地からの復活劇がある。 発売前の大きすぎる期待から一転、2020年12月の発売後、あらわになった多くの不具合などにより、PS4版が一時販売中止。そして起こった返金騒動で簡単には消せない悪評が付いてしまった。 まさにこのゲーム自体が”突如、余命わずか”となったのだ。 しかしそこから執念のバグフィックスが始まる。 スタジオ側の不手際でもあるのはそうだが、それにしてもなぜここまで?と思うほどの継続的なアップデートが続く。 そして2022年9月にスピンオフアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」が公開。 アニメの完成度、同タイミングでの「仮初めの自由」の発表、そして継続的なアップデートのおかげで発売当初よりも遊びやすくなった影響か、プレイヤー数が急増。 発売から2年後、”余命わずか”であったはずのゲームが息を吹き返す。 2023年9月に「仮初めの自由」発売とアップデート2.0(無料)による大幅なゲームシステムの改修。 そして2023年12月、「仮初めの自由」がDLCにも関わらず数々のゲームアワードにノミネート。 また、ファンコミュニティに感謝を示すかのようなアップデート2.1の配信。 そしてこれまでの継続的なアップデートが評価され、The Game Award2023にてソロ専用のオフラインゲームとして初のベスト オンゴーイング賞(開発継続作品賞)を受賞。 発売日に問題の多いPS4版を購入しつつもその面白さに虜になり、ずっと陰ながら応援し続けたゲームが、3年経って再び表舞台に返り咲いているのを見ると感動せずにはいられない。 自分が好きで応援していたゲームがここまでの大復活を遂げた2023年、そのゲームに今年のMy GOTYを捧げずどうする。 開発陣は「応援してくれたファンに感謝」と言ってくれているが、 こちらこそ感謝したい。 諦めずにアップデートをし続けてくれて、 凄まじく面白いDLCを出してくれて、 自信を持って「好き」と言えるゲームにしてくれて、本当にありがとう。 あなたたちの"諦めない"姿勢が奇跡を起こしたんだ。 この3年間の積み重ねが奇跡の結晶となった「サイバーパンク2077:仮初めの自由」。 あなたもぜひ遊んでみてはいかがだろうか。
Game of the Year 2023
44 さん
ポケットモンスター バイオレット
子供の頃、友達と並んでゲームボーイアドバンスで遊んだあの記憶から十数年。この作品で1,000匹を超えたポケモン。十数年ぶりのポケモンは果たして楽しめるのか。そんな思いを胸に始めたポケットモンスターバイオレット、気付いたら夜が明けていました。 あのころとはまったく違うグラフィックで動くポケモンたち、見渡す限りどこまでも行けるフィールド、そしてオーソドックスながらも感動的なストーリー...そのどれもが、新しくも懐かしいポケットモンスターらしさを感じました。出会ったポケモンを片っ端から夢中になって捕まえ、なかなか次の街につかないなんてこともしばしば... 私が特によかったと思ったのは、ストーリーです。スター団のストーリーに感動し、ラストバトルでは思わず涙ぐむほどでした。お互いを思い合うスター団の面々が、気付けば大好きになっていました。 少年の日の気持ちを思い出させてくれた、ポケットモンスターバイオレットに感謝です。 お疲れ様でスター!
Game of the Year 2023
ヒートBot さん
スーパーロボット大戦30
何十年ぶりのスパロボをとうとう遊んでしまった。機体のアニメーションや、パイロットのセリフ、カットインに心が踊った。 ここでひとつポエムを… スーパーロボット30、魂の交響曲 メカの調べ、響き渡る未来 ガンダムの影、マジンの咆哮 異なる運命が交わる場所 ブレンディールの風、センチネルの夢 パイロットたちの情熱が渦巻く スクランブルキーを握りしめ スーパーロボット、舞台の幕開け 戦いのリズム、心に鳴り響く スパロボ30、冒険の旅路へ このゲームのお陰でQOLが180度変わりました。
Game of the Year 2023
現(ゲン) さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
初めまして、初投稿でございます。 今年のYourGOTYに選ばせていただきましたのは「ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON」です。 シリーズとしては10年ぶりの新作のため、ある程度甘くなってるところはありますが、AC6以外ないなというのが私の評です。 従来作とも比較して最高に良かったポイントは3点ございます。 1つ目は「動かしたかったACを動かせていること」です。 従来作では動きが重かったり、ブーストするとオーバーヒートしたりというものがありましたが、今作ではエネルギー切れこそはあるものの、戦場を自在に自機で自由自在に飛び回れるということが大きな魅力の一つであると思います。 2つ目は「無駄なパーツが少ないこと」です。 今回はパーツカテゴリが初代と同じ構成であるため、やりたいことがとてもはっきりさせやすいことが親切なポイントであります。 また、いわゆる「産廃」と呼ばれる使い道に困るパーツもそこまでなく、扱いづらさがあれど全く役に立たないというものが少ないのもゲームの楽しさとしてはありがたいものです。 序盤の不自由さとして、買えるパーツが少ないところがありましたが、ある強いボスを倒すための答えに導きやすいというところがとても親切だと感じています。 3つ目は「個性の強いキャラクターたち」です。 今作はアリーナにいるキャラ全てがストーリーで遭遇し、戦うことになるというのが従来作にないポイントの一つです。 保護者のように寄り添うウォルター、ヒーローとしても最高にかっこいいラスティ、ライバルとして心に残るイグアス、1人だけ世界観の違うブルートゥ。 本編だけでも濃いキャラが多い事でプレイ中はずっとルビコンに心がありました。 また、フロムファンならではの物語の広げ方も今回は祭りでした。 今回一通りクリアするだけでも相当な満足感がありますが、もっと戦いたいというのが正直な欲求です。 是非DLCがあるなら希望致します。
Game of the Year 2023
高見知英 さん
天穂のサクナヒメ
Nintendo Switchのいっせいトライアルで遊んだあと、そのまま購入してプレイ中。 ■ゲームとして ゲームとしては、米作りという要素が追加されているものの、基本的にはアクションRPGです。羽衣アクションや農具を使った武技など豊富にあり、そんなにアクションゲームが得意じゃないという人もうまく考えれば比較的安定して立ち回ることができ遊びがいがあります。 お腹が空いてしまったら食事効果が失われてしまうことや、時間経過もあるため、活動時間の限界というのもある程度ありますが、他の農業要素があるRPG(ハーヴェステラやルーンファクトリーなど)に比べるとマップへの移動や離脱がしやすいこと、大体半日で到達できるくらいのところにゴールや中間ポイントがあることから、とくにストレスは感じません。 一年も12日という非常に短いスパンに圧縮されているため、気軽に四季を楽しむことができます。 BGMも純和風。 中盤からは四季ごとに異なる曲が設定されており、四季をしっかり感じることができます。 もはや四季がそこまで明確に感じられなくなってしまった現代日本、ある意味とても懐かしいという感覚があります。 ■米の描写 アクションRPGとしての出来もなかなかのものですが、米づくりについての描写が細かく、プレイしているだけで農業の大変さやどういうところが大事なのかや、農具がどのようにして開発されてきたのかなど、農業の歴史や文化になんとなく触れることができます。 その他米以外の食材も実在のものが多く、その献立も当然ながら、味噌田楽やよもぎ団子など大抵実在するものが多いので、読むだけでお腹が空いてきます。これは読む飯テロ! 青がち汁や巻餅など特に関東に住んでいるとなかなか名前を聞く機会のない郷土料理や古い表記で書かれた食材なども結構出てくるので、勉強やレシピの幅を広げるためのきっかけにもなりそうです。全部の漢字にルビが振ってあるのも良いところ(現代はそうそう見かけない料理や食材もあるため普通に大人でも読めないものがある)。 特にここ最近ポッドキャストで食べ物に関する話題を聞くことも多く、それぞれの食材のありがたみや歴史をあらためて感じながらプレイしています。 ■ストーリー ストーリーや内容としても、ヤナトという架空の国を舞台にしてはいながらも、戦国~江戸時代前後の日本の文化や価値観がしっかり組み込まれていて、物語を進めていてとてものめり込めます。 家族の中にはフォロモス教(キリスト教?)の宣教師の人もおり、その人との会話の中では色々な国の宗教観であるとか、日本ならではの考え方であるとかに触れる機会が多々。それらの事柄についてちょっと解像度が上がる感覚があります。
Game of the Year 2023
神崎ユウ@コスメ垢 さん
ポケットモンスター スカーレット
久々にゲームで泣きました。 3つのストーリーがそれぞれ独立してあるのですが、それぞれ思い、悩み、時にぶつかりながら、フィナーレをあの形で迎える…… いい意味で大人にも受け入れられやすいポケモンになったと思います。 DLCもとてもよく、これからDLCの続編が楽しみです。 バトルの仕組みも、テラスタルでタイプを変えたり色々できて戦略の幅が広がりました。 テラピースを集めれば、好みのテラスタルに変えられるのがなおよし。 音楽もよく、昔からプレイしてきた人間にとって切なくも懐かしいオープニングミュージックでした。 キャラクターはどの人も魅力的。 苦労人のペパー、謎多きボタン、元気でバトル大好きだけど主人公のことをちゃんと考えてくれるネモ。 ジムリーダー、四天王……みんなみんな大好きです。 感情移入出来てとても良かったです。 ムービーが泣かせてくるのがとても良きでした。
Game of the Year 2023
くろねこさんだる さん
The Messenger
良いところは、アクション性。 昔懐かしいフィーリングのゲーム。何度も挑戦すればクリアできる難易度。このゲーム、どっかで遊んだことあるよね、って感じる要素があると思います。 真新しい要素はないんだけど、レトロゲームだからこそやれることがあるんだという、メッセージを感じる意欲作。 好きなところ1 細かくて伝わない箇所も拘ってて感動。 水中に潜った時にBGMがなくなり、 実際に水中に潜ったかのような演出。 インタラクティブミュージックという、ゲーム内の演出に合わせてBGMを変える演出ですが、感動。ナウいと思いました。 好きなところ2 小話がたくさんある。シュールな話題もあり、登場キャラが好きになる。 自分が好きな小話は、トロフィー「開かない戸棚」の幸福の話です。
Game of the Year 2023
yon さん
ピクミン4
5歳の息子と一緒にゲームがしたくて体験版をプレイしたのがきっかけ。 ピクミンや主人公はもちろん、相棒の宇宙犬「オッチン」の可愛さに5歳の息子が食い付いてくれました。 他にも「探索」や「原生生物」「オタカラ」など男子にブッ刺さるワードで息子のハートを鷲掴みにしてくれたおかげで「ピクミンしたい!」と誘ってくれるまでに。"ゲーミングお父さん"としては最強の免罪符を手に入れ堂々とリビングでゲームができるようになりました! 「ピクミン」というネームバリューとキャラクターの可愛さに、隣で観ている妻も受け入れてくれた様子です。 主にプレイする私から見ても シリーズ初プレイながらも入りやすいストーリー、バリエーションに富んだ原生生物やダンジョンは攻略に手応えを感じることができました。 ストーリークリアはまだですが、子ども、妻と一緒にゲームを楽しむ機会をくれたピクミン4が私のゲームオブザイヤーです。 そして、みんなの心をソフト一本で虜にする任天堂という会社に、改めて感服、感謝するばかりです。
Game of the Year 2023
こへい|流行りモノ通信簿・ゲームなんとか さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
総合力の高いゲームでした。 どこから見ても全部がおもしろく、全部が平均点を超えているような感想を持てるすごすぎるゲームでした。 ボク個人としては、やはり『ゼルダを見つける』という大命題に迫るメインチャレンジ…ゼルダを見つけた時、見つけたのはいいが打つ手が無くなった時…どうにかしなきゃと思い、ハイラルを駆け巡った記憶はとても良い思い出です。 ストーリーはわかりやすく、人の気持ちを汲み取ることにフォーカスが当たってくるため、自分一人ではなく、いつか自分の息子にも遊ばせてみたい。そう思えるようなストーリーであったことが非常に好印象でした。 自分のこどもがティアキンを遊べるようになった頃、再びボクにとってのGOTYに輝いてくれるんじゃないか…そんな期待ができるゲームかなと思いました💯