みんなのGOTY(Game of the Year 2025)

Game of the Year 2025
十六夜御影 さん
電気街の喫茶店
説明文にも載っているのですが大阪の日本橋が舞台のメイド喫茶を経営していくゲームです、メインヒロインは重度のオタクでメイド好きの子やギャルで料理好きな子、ゴスロリ中二病のミステリアスな子や巫女で隠れオタクな眼鏡っ娘の個性がすごい4人のヒロインとメイド喫茶で働きつつも休日にはデートしたりなどできます 経営後は日本橋を好きに散策でき稼いだお金でコレクション集めやメイド喫茶で働いた後なのに他のお店でアルバイトなど色々なことができるようになっていて自由度が高くとても面白いです(他のインディーゲームとのコラボアイテムも実装されているので集め甲斐があってとても良いです) 去年の11月に発売されて今年で一周年になりますがswitch版やアップデートの発表もされているので今後も期待できるゲームです!
Game of the Year 2025
ゲームばっかり@クルハラハルク/ポッドキャスト用アカウント さん
Million Depth
本作『Million Depth(ミリオンデプス)』は、Cyber Space Biotopeが送る「深層墜下アクションストラテジー」だ。 かわいらしいが寂しげなドット絵と時間停止アクションというシステムに惹かれ、私は軽い気持ちでこの奈落へ足を踏み入れた。 正直に言おう。 当初の期待はシステム的な「遊び」の部分にしか向いていなかった。 しかし、約15時間の探索を終えエンディングを迎えた今、 目当てだったゲームシステム以上に私の心を動かしたのは美しいストーリーだった。 本稿では、狂気のクラフト体験と涙を誘う物語。 その二つの側面から、本作の特異な魅力を紐解いていく。 ・あらすじ 崩壊した地球で地下に生きることを選んだ者、地球を捨て宇宙に生きることを選んだ者が存在する世界で主人公の少女モマは宇宙船から汚れた地球を見つめていた。 彼女以外の乗組員は亡くなっており、孤独な彼女の心の支えは地球の地下深くから送られてきた「キミ」からのメッセージだった。 孤独な宇宙船から「キミ」へ会うために地球へ降り立つ。 目的はただ一つ、地底深くにいるという「キミ」に会うこと。 100万階層からなるミリオンデプスへ飛び込んだ少女モマのストーリーが始まる。 ・システム 本作の進行は極めてシンプルかつ残酷だ。 プレイヤーは常に、最深部を目指し進んでいく。 ステージクリア後に3つの行き先が提示されるが、どれを選ぼうともそれは「落下」を意味する。 一度降りれば、二度と上の階層には戻れない。 多くのローグライクゲームにおいて、ルート分岐は戦略の一環に過ぎない。 だが本作において、それは物理的な「不可逆性」を伴う重い決断となる。 物資が尽きようと、装備が破損しようと、進む道は「下」しかない。 この「戻れない」という設定が、単なるゲームルールを超え物語の強度を支えている。 プレイヤーは落下するたびに彼女の運命を追体験することになるのだ。 ・クラフト要素 シリアスな設定とは裏腹に、本作の「武器クラフト」はプレイヤーの遊び心を暴力的なまでに刺激する。 ブロック状のパーツを組み合わせ独自の武器を作成するのだが、その自由度は常軌を逸している。 「剣の形状が好きだから」という理由だけで、1つの剣に柄(つか)を2個3個と付け倍率を稼ぐ。 剣の尻に銃口を取り付け後ろに銃弾を発砲する。 あるいは、回転刃や爆弾を接合し触れるもの全てを粉砕する凶器を生み出す。 バネを仕込んで反動を増やし、敵に武器を当てたノックバックで別の敵にぶつけコンボを狙いやすくする……。 一見すると支離滅裂な、キメラのような武器たち。 しかし、本作の優れた点は、その混沌の中に明確なロジックが存在することだ。 「見た目は滅茶苦茶だが、数値上の倍率は最強」という理屈が成立した瞬間、プレイヤーはクラフトの沼に沈む。 武器が2つ持てるようになれば片方を防御特化の盾にし、もう片方を殲滅用の重火器にするようなビルドも可能だ。 私は盾に銃口を付け、盾の砲台で防御兼遠距離攻撃、近距離用には上記のキメラソードを良く使用していた。 試行錯誤の末に生まれた「自分だけの最強にして最悪な見た目の武器」を振り回す快感は何物にも代えがたい体験だった。 ・戦闘システム 戦闘システムは横画面アクションには珍しく「プレイヤーが動くときだけ時間が進む」というターン制ストラテジーの要素を含んでいる。 マリオで例えるとマリオが0.1秒動けばクリボーも0.1秒動く。 ハンマーブロスのハンマーもこちらが止まれば空中で静止する。 マリオが出したファイアーボールもルール通りに止まってしまう。 左スティックで自キャラ、右スティックで武器を操作する。 武器を操作している間も時間は止まらず進む。 状況に応じて自キャラだけ動かすか武器だけ動かすか、もしくは両方を動かすのかを選択しステージを攻略していく。 理論上、プレイヤーは無限に思考時間を確保できるはずだ。 敵の弾幕が迫ってきても、一度手を止めれば時間は止まる。 冷静に安全地帯を探し、最適解を導き出せばいい。 しかし、現実はそう甘くはない。 特に、大量の雑魚敵に囲まれた時こそこのシステムの真価が発揮される。 「考えられる」という余裕が、逆に「考えすぎてしまう」焦りを生むのだ。 「敵が多いから慎重に……。でも、雑魚戦だから時間かけたくない……。よし!防御を捨てて脳筋プレイでゴリ押そう!」 こんな思考の迷路に陥り予期せぬ大ダメージを被る。 皮肉なことに、慎重さを要するボス戦よりも、物量で押し寄せる雑魚戦の方が精神的な負荷が高い場面も多い。 だが、そのパニックを乗り越えた先には、極上のカタルシスが待っている。 弾幕を計算し尽くされた動きで紙一重にかわす。 あるいは、自慢のクラフト武器や盾で真っ向から受け止める。 全てを回避しきった瞬間の脳内物質が溢れるような感覚はアクションゲームの醍醐味そのものだ。 ・ビジュアル 緻密に描かれたドット絵のモーション一つ一つ、そして世界観に寄り添うBGMが、この情緒的な物語をより一層盛り上げる。 特に一枚絵のイベントシーンにおけるドットアートの美しさは、特筆に値する。 言葉少なく語られるシーンの数々は、雄弁なテキスト以上にプレイヤーの感情を揺さぶるだろう。 ・まとめ クリアまでのプレイ時間は約15時間程度。 ボリュームとしては標準的だが、その密度は極めて高い。 クリア後には未開放の素材を集めるための周回要素や、厳しい縛りを設けたハードモードも用意されている。 しかし、一度エンディングを迎えたプレイヤーは、しばらく呆然とするかもしれない。 それほどまでに、モマとの旅路は鮮烈で、心に深い余韻を残すからだ。 ―――以下は特にネタバレありです。ご注意ください。――― ・ストーリー追記(ネタバレ注意) 前述した通り、私は当初、本作のストーリーに過度な期待を抱いていませんでした。 ……と言うより、システムとビジュアルだけ見て買ったのでどんなストーリーなのかもよく知らず、 可哀想可愛い子が彼ピと会うために地下に落ちてくのかなー位の認識でした。 暗く、退廃的なビジュアルと、尖ったシステムに惹かれたので、物語は添え物程度でもいいだろうと高を括っていたのです。 しかし、その予想は良い意味で、そして激しく裏切られました。 暗く、冷たく、どこか寂しい「ミリオンデプス」の世界。 その中で、主人公モマの存在は異質なほどに明るく、前向きです。 過酷な運命に翻弄され、悲劇的なイベントに見舞われても、彼女は決して希望を捨てない。 その健気さが、暗闇を進むプレイヤーの心を支える唯一の光となる。 だからこそ、物語中盤で訪れる「ある並行世界」での出来事は、心に深く突き刺さる。 事情により感情を失ってしまったモマ。 画面越しに伝わる彼女の虚無感に、プレイヤーは胸を締め付けられることになる。 操作する手さえ重くなるような、苦しい展開。 だが、そこからの再起こそが本作の白眉だ。 探し求めた「キミ」との出会い、対話を通じて、モマが失われた感情を取り戻していく過程。 それは単なるパラメータの変化ではない。 プレイヤー自身が、彼女と共に喜び安堵する「感情の共有」体験なのだ。 そして最後に、もう一つだけ。 もっとも重要なターゲット層を付け加えさせてほしい。 ネタバレになるため詳細は伏せるが、この条件に当てはまる人は義務だと思ってプレイしてほしい。 「今ペットを飼っている人、あるいはかつて大切なペットと共に過ごしたことがある人」 もしあなたがそうであるなら。 このゲームは一生忘れられない一本になるはずだ。 あなたの考える最強の矛と盾を握りしめ飛び込んでほしい。 この美しくも残酷な愛に満ちた奈落へ。
Game of the Year 2025
karoi さん
都市伝説解体センター
日本うまれの インディーゲームで 2025年の とてつもない注目作になった 都市伝説解体センター は かっこいいドット 盛りあがる音楽 いろいろ気になる たくさんの人物 マネしたくなる 独特なポーズ テレビドラマみたいな チャプターのくぎり 手づまりに ならない つくり 突然の おどかしを なるべくしない …という かんじで おはなしが たのしめます ぜひとも 自分の手で 解体を やりとげて 怪異の仲間入りに なってくださいね ちなみに ぼくが いちばん きになることは つぎに ゲームイベントで 見つけたときの トシカイくんの 表情です
Game of the Year 2025
シロ@ゲームdeおはなし さん
VIractal(ヴィラクタル)
今年、僕がGOTYとして選んだのは「Viractal」。 Viractalの僕にとっての魅力の一つは 「多人数で遊ぶコマンド選択式RPG」という設計です 僕は対戦ゲームが得意ではないし、協力アクションだと仲間の足を引っ張りがちなんですが このゲームは協力プレイ、なおかつコマンド選択式 剣士、盗賊、魔法使い—— それぞれのジョブがスキルを使うと、いろいろな種類のジェムが出現します そのジェムが今度は他の仲間のスキルを使うためのエネルギーになり 他の仲間がスキルを使う事で生まれたジェムが、自分のスキルを使う為のエネルギーになる この「自分の一手が誰かの一手を支える」という循環が 全員で冒険をしている感覚を与えてくれました また、このゲーム 基本は3人用のゲームなんですが 人数が足りなくても1人や2人で遊べる点も面白いところです 1人で3キャラを動かしているときは、 同じルールで遊んでいるはずなのに、そして作戦のセオリーも戦闘の流れも同じはずなのに 「まるで別ジャンルのゲーム」のように思えるし、 2人プレイで、3キャラのうち1体が誰かが指示を出して動かすキャラになると なぜか「自分が動かすキャラクター」と「自分が操作しているNPC」といった感じの謎の意識が生まれる。 どちらも自分が操作している事に変わりはないはずなのに 片方は自分の現身で、もう片方は自分が操作している意識のない人形のような不思議な感覚 そのような体験もあり RPGを全員で役割分担して遊ぶと、こんなにも体験が変わるんだなと驚かされました。 実のところ、このゲームを僕のGOTYに選んだ最大の理由は、 ゲームとしての面白さだけではありません 僕は年末に引っ越しをし、生活がガラッと変わりました そんな変化の真っ只中、 引っ越し直前から遊び始め、新しい家でも仲のいい友人とそのまま遊んでいたこのViractalが 場所は変わっても生活は継続しているような、そんな安心感を与えてくれました。 ただ楽しいだけのゲームではなく、 僕にとって生活の継続性を支える存在だった気がします 来年もゲームを通して人生が鮮やかなものになるよう願いを込めつつ Viractalを、今年の僕のGOTYに選出したいと思います
Game of the Year 2025
Koki4 さん
Little Witch in the Woods
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Game of the Year 2025
ごぉん@YourGOTY&ゲームラジオ さん
ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
アーマード・コア1が発売されたのは私が高校3年生の夏でした。当時大学受験を控えた私は、ゲーム断ちをして懸命に受験勉強をしていました。そんなとき、兄がアーマード・コア1を買ってきたのです。 それが私の肩書が「受験生」から「レイヴン(傭兵)」に変わった瞬間でした。 そして、大学受験の失敗という大きな代償を支払いながらも、数多の戦いをくぐり抜けてレイヴンとして成長した私は、傷を癒やすため長い眠りにつきます。(本当にもう勉強しないとやばい・・涙) そんなわけで、AC2以降はすべてスルーしてきたのですが、二十数年経ち立派なおっさんになった私に、2023年、アーマード・コア6が発売され、再び火をつけます。 まさにゲームのキャッチコピー「火をつけろ、燃え残った全てに」の通り。 - ということで、プレイを始めたAC6ですが、携帯端末のリモートプレイで遊んでいるせいもあるのですが、老眼で早い動きがよく見えない。回避連打で酷使した左右の親指があっという間に疲労する。反射能力も落ちているのか「ビービー」という警告音に反応出来ず、大威力攻撃に直撃されまくる。数年ぶりに徹夜に近いことして一晩中バルテウスと戦ってそれでも勝てなかった時はかなり絶望しました。 傭兵は衰えた。メタルギア4のスネークの気持ちがちょっとわかった気がしました。 - そんな感じで結構辛い思いをしつつ遊んでたんですが、それでもモチベーションをキープさせてくれたのは、ゲームに登場する魅力的なキャラクターとその名言でした。 まずは主人公の「飼い主」であるウォルター。強化人間である主人公621を目覚めさせて配下としたウォルターは、その後ずっと主人公に命令を出す立場で物語が進みます。 ウォルターは、はじめは厳しい態度で主人公に命令を出していたのですが、長く共に戦ううちに主人公に対して敬意と愛情を示してくれるようになります。 「駄犬呼ばわりは止めてもらおう。旧世代型にも尊厳はある」これは主人公の悪口を言うビジネス相手にチクリという一言です。ウォルターを戦友として認識した最初の瞬間でした。 その後「戻って休め、621」など、こちらを気遣って尊重してくれる言動が見られるようになります。 最終的には彼のためならどんな戦場でも行ける、そんな気にさせてくれる戦友となりました。 また、レッドガン部隊のミシガン総長も好きでした。とてつもない口の悪さの裏に隠された部下への思いやりが漢らしさを感じます。 「役立たずも役立たずなりに役立つことが証明された。遠足はここまでだ!」 あとは、忘れてはいけないのは、自称戦友ラスティ。 正直なところ、あんまり戦友感を感じていないのですが(肝心な時にいなくなったりするし、そもそも弱いし)、でも主人公に好意を持ってくれている様子。何度も戦友と呼ばれている間にちょっと好きになってしまいます。 「流石だな・・・ 戦友、君ならやってくれると思っていた」 - ここまで色々なキャラを紹介してきましたが、実はキャラクターの見た目というのは、全キャラ一切公開されていません。ゲーム中では「人間」は一切描画されず、最初から最期まで敵味方の「機体」だけしか見えないのです。 というわけで戦友ウォルターや総長ミシガン、友達のラスティなど、すべて想像で見た目を補うしかないわけですが、これが逆にいい。 そのセリフと声から見た目を想像した上で、心を震わせる名台詞をバンバン出してくるから、ますます想像が膨らむ。 きっとウォルターはダンディで生真面目なおっさんだし、ミシガンは鷲鼻の白ひげだし、ラスティは清潔感のある青年に違いない。 想像が楽しい! 紹介したキャラクター以外からも、男子ってこういうのが好きなんでしょ的なセリフがバンバン飛び出します。 「また1匹、お前のせいで死んだぞ。ハンドラー・ウォルター・・・」 「人の話は最後まで聞け! 教わらなかったのか!?」 「選ぶのはいいことだ。選ばない奴とは敵にも味方にもなれない」 「おっ、俺のマッドスタンプがぁーっ!?」 おっさんになっても燃えたぎるセリフだらけでたまらない。 - そんな感じでセリフ聞きたさや、ウォルターから褒めてもらいたさで、高難易度ゲームではあるものの下手くそ老兵の私でもなんとかクリアまで到達できました。 最後の最後まで熱くさせてくれるセリフだらけで楽しい物語でした!もちろん、アクションゲームとしてもとても楽しかったです。ロボットをハイスピードで思う存分操る爽快感はなかなか味わえないですね。高難易度ではあるもののアップデートでいい感じに調整がされてますので、迂闊に手を出してもらっても大丈夫だと思います。 AC7の話は聞きませんが作ってくれているんでしょうか?また10年待たせるんですかね?もうちょっと早いと嬉しいですが・・ いずれにせよ楽しみにしていたいと思います! -
Game of the Year 2025
ゆたsub さん
ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女
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Game of the Year 2025
ume さん
イースX -Proud NORDICS-
「君はアドル=クリスティンを知っているか?」そうやって語られる赤毛の剣士の冒険譚、皆さんはもちろん知っていますよね?よね!「稀代の“冒険家”アドル=クリスティン。彼は生涯をかけて幾多の冒険に挑み、百余冊にも及ぶ“冒険日誌”を残した。この物語はその“冒険日誌”の一冊、『北人の失楽園』に記されているアドルの冒険のひとつである——。」、こんな風に後世に遺された冒険日誌をもとに小説化されて語り継がれているって設定が雰囲気があっていいですよねー。今作は大海原を舞台に海賊姫のカージャと一緒に大冒険が繰り広げられます。 ちなみに、私のイースシリーズのプレイ歴は「6、オリジン、1&2、フェルガナ(3)、7、8、セルセタ(4)、9」となります。5以外やってますね。10はその内やろうと後回しにしていたら追加要素が入ったSwitch2Editionが出たのでこちらをプレイしました。楽しみにしているシリーズではありますが、今年一番のソフト!と期待高々にしていたわけではなく惰性気味に遊び始めたのですが、期待を大きく上回る感動があったので、私の2025年のGOTYに選ばせていただきました。 〇アクションが楽しい 一言でまとめると「ド派手なバディアクションの演出が気持ち良かった」です。 本作は相棒(バディ)のカージャと2人で協力して戦っていると感じられるのがとても良かったです。過去作でもパーティメンバは居ましたが操作していない時は余り目立たず、操作キャラの交代要員として居るだけで一緒に戦っている感じが少なかった気がします。本作ではボタン一つでアドルとカージャが2人肩を並べて息の合った攻撃をしてくれますし、2人の協力技もたくさん用意されていて協力技を見るのも楽しかったです。更にはボス戦のトドメの演出や、戦闘中でも特定のアクションで挟まる演出が格好良く、その演出でもアドルとカージャが2人で協力してド派手なアクションを魅せてくれるので大変良かったです。 こんな風に一押しはバディと演出ですが、アクションの基本となるシステム面でも普通以上に良くできていました。長年続くシリーズ作品として、長年続いているのは古臭いシステムをずっと続けているわけではなく、現代風に進化し続けているという安定と信頼感があります。細やかな難易度選択と、自然と適正レベルになるレベルデザインは万人に勧められる内容です。万人に勧められるからと言って「単純で簡単」というわけではなく、無策で挑めば普通に負ける歯ごたえのある敵はいっぱい居ます。私は個人的に「回復アイテム禁止」という縛りを入れて、敵の攻撃を適切に回避やガードしないと勝てないようにしていましたが、緊張感があってとても楽しかったです 〇音楽 良いぞ~。語意が無いので上手く説明できませんが熱狂的なファンも多いですぜ。日本ファルコムは音楽フリー宣言をしているので是非みんなサントラとか買ってPodcastのBGMとかにもっとファルコムの楽曲が使われるようになって欲しいですぞー! 〇ストーリー 本編のストーリーには直接触れませんが、シリーズ共通してアドルの好奇心を刺激するワクワクする冒険が面白いです。普通の旅人だったら回避する厄介ごとを、正義感ではなく好奇心で首を突っ込む冒険心。宝の地図を見た時に偽物だと冷めた目で見るのではなく、ワクワクして確かめに行こうとするロマンチスト。呆れ気味に「冒険バカ」って扱われるのも良いですね。未知を既知にするために危険を冒す、そんな冒険を幾度となく成功させて稀代の冒険家として名を残すことになるアドル。この設定が大好きで、そんなアドルが今回の冒険ではどんな景色を見るのか、毎回楽しみにプレイしています。 〇最後に、イースシリーズは何処から遊んでもOK! イースシリーズは基本的に毎回新しい土地で新しい冒険を1作ごとに完結させており、しかも時系列はバラバラなので、ナンバリング順に遊ぶ意味は余りありません。(※例外は1&2でこれは繋がっているのでセットで遊んだほうが良いです) ナンバリングを時系列で並べると「1&2⇒10⇒4(セルセタの樹海)⇒3(フェルガナの誓い)⇒5⇒8⇒6⇒7⇒9」になります。リメイクされる際にナンバリングが無くなって地域名の副題が付く場合もあります。(イース3⇒フェルガナの誓い、イース4⇒セルセタの樹海など) シリーズがいっぱいあってどれが何なのか分からない、と思う方もいるかもしれませんが、基本的にどれもアドルが知らない土地を冒険する話なのでどれを選んでも大丈夫です。作品によって冒険の舞台が樹海だったり無人島だったり監獄だったりと色んな場所に行っているので、どこを冒険したいか?で選ぶのも良いと思います。 ちなみにPSPlusのゲームカタログにイースは「セルセタの樹海(4)と8と9」は含まれているので、加入者はまずはそこから触ってみるのも良いと思います。(※2025/11/21現在)
Game of the Year 2025
昼行灯 さん
XenobladeX Definitive Edition
この記事を書いている時期はまだ11月。これから遊ぶゲームの中に私に響く作品がまだあるかもしれません。それでも私はこのゲーム。ゼノブレイドクロス Definitive Edition をMY GOTY に選びます。なぜならこのゲームが私が生きてきて一番プレイしたかったゲームの完全版だからです。 私は子供の頃からロボットアニメ大好き人間でした。ガンダムにハマり1980年代のロボットアニメにどっぷりとハマった世代で、いつか自分でロボットを操縦できるようなゲームをプレイしたいと願っていましたが、当時のファミコンのクオリティではそれも難しく。 そんな中、2015年にWii Uで発売されたゲーム、ゼノブレイドクロスはまさに私の理想を具現化したようなゲームでした。 自分でデザインしたアバターで、オープンワールド世界を探索するゲームはそれまでも作られていましたが、特筆すべきは惑星ミラという架空のオープンワールド世界を、ドールと呼ばれる、8mほどのロボットで自由に駆け回れること。ドールには自分のキャラクターが搭乗することができ、さらにドールの種類や武器の種類、カラーリングも自在にカスタマイズできる自由度を備えており、ゲームで自分の夢が実現された瞬間でした。広大な世界を時にドールが変形した自動車形態で、時にロボット形態で走り回り、最後には飛行ユニットをつけた空までも自由に飛び回る。当時としては本当に画期的なゲームでしたが、私が知る限り後続の作品も無く、唯一無二の楽しさを与えてくれた作品でした。 そんな理想の具現化のようなゲームであるゼノブレイドクロスが2025年、SwitchでDefinitive Editionとして生まれ変わることに。 無印ゼノクロとの大きな違いは、本編最終章となる第13章の追加。無印は最高のゲームではあるのですが、最終決戦後、エンドロールが流れた後に衝撃的な事実が判明して終わったため、ファンは「この先」をずっと待っていたのですが、この度その衝撃的な展開の先が描かれており、まさに大団円のラストを迎えることができました。 最終章の追加以外にも、新キャラクターが複数名追加され、それぞれのクエストも豊富に用意。特に新キャラクターの一人であるリーゼルのシナリオを進めると、新型ドールであるフレスベルグを入手することができる嬉しいサプライズも。 このフレスベルグは従来のドールと大きく違う、飛行形態への変形機構を持っています。それまでのドールもストーリーを進めると飛行はできるのですが、あくまでロボット形態で飛行するもの。 フレスベルグは航空機形態に変形しますので、独自の操作系統で高速で移動をすることができるようになります。 これがフライトシミュレーターのようで本当に楽しくて。5つのエリアからなる惑星ミラの広大なフィールドを、あっという間に端から端へ移動する驚きは、ちょっとしたカルチャーショックでした。恐らくハードの進化と制作しているモノリスソフトの技術力の賜物かと思います。単純移植でも滅茶苦茶嬉しかったと思いますが、こんな素晴らしい追加要素まで用意してくれるとは。 その他にもUIが格段に見やすくなったり、主要キャラクター達のモデリングが向上など、Definitive Edition=決定版にふさわしい作品になっています。 WiiUでプレイしていた人にも、ゼノブレイドシリーズはプレイしていたけどゼノクロは初めての人にも、そもそも初めてゼノブレイドシリーズをプレイする人にも、自信をもっておすすめできる、私のGOTYです。 勿論Switch2ではより快適にプレイできますので、また気が向いたら惑星ミラを飛び回りたいと思っています。実は先週も少しプレイしていました。
Game of the Year 2025
Yoshi さん
Kingdom Come: Deliverance II
間違いなく最高のアクションRPGゲームの一つ。ストーリーも1級品。 必ず1をプレイしてから遊ぶこと!!!(じゃないと登場人物、ストーリーが分からないし単純にもったいない) 最終的にRDR2と同じくマップを馬で駆け回りつつ狩りをするのがただ楽しい。