ここで一番主張したいことは。
FF7原作が好きな人、かつ、リメイクシリーズになんとなく手を出してこなかった人よ……
あなたはFF7リバースを絶対に買うべき、ということです。
まず、2020年から始まったFF7リメイクシリーズは3部作予定となっており、今年発売したFF7リバースは2作目となっております。
そう、ここがちょうど真ん中というわけです。
一作目のリメイク発売当時、
『リメイクって分作なんでしょ?完結するまでパスだわ』
と言っているたわけが大量におりましたが、そんなことを言ってるあなたはゲーム3本以上を後追いでやれるほどの情熱があるとお思いですか?
しかもリメイク、リバースと進んでいくたびにどんどんボリュームが増えていってます。
『完結するまで待つわ』とかほざいてるそこの坊やに問いたい。
ひとつのゲームシリーズに対して、少なく見積もって200時間ほど一気に費やす覚悟はあっての発言でしょうか?
まあそんな人は多分ハナから買う気がないことは分かっていますが、リメイクシリーズに手を出そうか”迷っている”というそこのあなた!
ここが分かれ道です。分水嶺です。
なんなら1作目のFF7リメイクを飛ばして、今作FF7リバースから手を出してもよいでしょう。
ff7リバースのコンテンツの一つとして、FF7リメイクのダイジェスト映像もついています。
ダイジェスト映像の最後で、恐らく大量のクエスチョンマークが発生するかと思いますが、そこが気になって仕方ないという場合のみ、FF7リメイクを買っていただくなりすればよいと思います。
さて、FF7原作が好きな人に対して、リメイクシリーズ(特にリバース)を勧めたいもうひとつの理由としては、
このリメイクシリーズ、スタッフたちは物凄いことに挑戦しようとしているので、ちゃんとそれを見届けてあげてほしい、ということです。
もうこの期に及んでネタバレもクソもないので言ってしまうと、リメイクシリーズは、ストーリー&演出を原作から変更しています。
それはもうびっくりするくらい、大幅に。
原作をそのままなぞることもできただろうに、プレイステーション30年の歴史のなかで未だ燦然と輝く『FF7』という重圧を、敢えて引き受けることを選ぶその胆力。
本当にものすごいと思います。
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※”FF7をリメイクする”こと自体がどれだけの重圧を背負っているかについては、適当な動画サイトで『FF7 リメイク 発表』とかで検索していただくとなんとなくわかるかと思います。
2015年のE3での特報を見て涙を流してる動画が大量に見つかりますので、参考にされたし。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm26499812
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果たしてこのシリーズがいいものになるのか、そうでないかというのも含めて、この挑戦をリアルタイムで追うのはとても楽しいものです。
スターウォーズの続編で一気一憂する一回り上の世代をみて『楽しそうだなあ』と思っていましたが、ぼくにとってはFF7がまさにそれに当たるものになっています。是非ともこのビッグウェーブに乗るべし。
最後に、FF7リバースについての僕自身の感想を言わせていただくと、
原作ではスペックの問題で描写をしきれてなかった部分、つまり一つ一つの場所、村や街やダンジョンのディティールなどを解釈し直してる部分は、かなり最高です。
1作目リメイクからとてもいいと感じてた部分ではありますが、一気に世界が広がった2作目でもそこは手を抜いておらず、むしろ前作を超えて狂気的なものすら感じられました。
特に、どうやって再現するの?と思ってた広大なフィールドマップ。
こちらは驚くべきことに、スクエニの力技でもって、現代ゲームらしいオープンワールド風味のフィールドとして”全て”作り直されており、原作プレイ当時に感じたクッッソデカ過ぎるスケール感を、ほぼそのままに感じられるかのよう。
そして、単に再現するだけでなく、現代のゲーム感覚に落とし込むための新たなイベントや、ちょっとしたアレンジが加わっており、その点を含めると、むしろ原作プレイ当時よりずっと世界が広がった感じさえ受けます。
そして、リメイクシリーズで完全に変わった演出&ストーリーについてですが、びっくりしました。
原作をどう読み取ったらこんな風にストーリーを改変できるのか、こんな演出がつけられるのか、リバースをクリアした今でも納得できません。
演出やキャラクターについては、プレイしていくうちに『まあ原作とは全然違うけど、これはこれで愛しいかもな』とギリギリ受け入れられないこともないのですが、ストーリーについては……
はい、フィクションというのは、虚構の物語を通して、現実のわたしたちに何かしら影響を与えるものだと僕は思っています。
が、FF7リバースの物語を見たところ、現実の私たちに訴えかけるものは、いまのところ皆無と言っていいのではないでしょうか。
現実と全く地続き感のないゲームのなかの事情、つまりライターの好き勝手にキャラと世界が動いてる(ように見える)ので、ゲームが終盤に近づくたびにどうでもいい感じが右肩上がりになっていきます。
ちなみにわたくし、『ぼっちざげーまー』というゲーム語り泡沫ポッドキャストをやっておりまして、僭越ながらそちらにて『2024年のGOTYを決めよう』なんていう企画をやらせていただきましたが、
こんなことを言っておきながら、見事に『FF7リバース』、GОTY受賞いたしました!
自分の番組内では、FF7リバースをより詳細にアレしていたため、同席していただいたゲストさん(むらしゅんさんありがとう)からは『え、正気!?』と罵声を浴びせられる始末でございましたが、
まあ原作狂信者、かつ捻くれ者だから演出とシナリオに対してぶーたれてるという自覚はありますし、
そんな色眼鏡をかけた僕から見ても、このゲーム、大作RPGとしての総合火力は異常です。
始めから終わりまで、腕によりをかけた料理をお腹いっぱい楽しめることは保証します。
あと、僕としてはここが大切なんですが、リメイクシリーズについては”良い”とか”悪い”とか、もうそういう問題じゃないんですね。
2015年E3、FF7リメイク製作決定のトレイラーを観て涙を流したそのときから、地獄の底まで付き合う”運命”を選び取ってしまったというわけです。
つまり、リメイクシリーズに付き合わないと、フィーラーが今住んでるマンションから突き落としにかかってくるということです。そういうことです。
というわけで!!
FF7リメイクシリーズ、果たしてどのような決着を迎えるのか。
スクエニの大いなる挑戦を見届けるなら、恐らくここがラストチャンスです。FF7リバース、買ってくださいね。