みんなのGOTY

Game of the Year 2023
いざし〜🔥 さん
ライザのアトリエ3 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜
Twitterで突如「ふとももがデカすぎる自称なんてことない普通の女の子」として脚光を浴び、またたく間に人気コンテンツとなったライザのアトリエ。そしてアトリエシリーズでは異例の三部作目として生まれた「ライザのアトリエ3 終わりの錬金術師と秘密の鍵」。 今回はこのゲームがいかに素晴らしいゲームだったという話をさせてほしい。 ライザのアトリエは「成長」そして「青春」の物語である。 村々での窮屈な暮らしに飽き飽きとし、それを変えるべく錬金術師になった1。 昔の友達を想い村から飛び出し、都会へと歩みだした2 どちらもライザリン・シュタウトという「少女の成長」と「仲間との青春」を描くストーリーだった。 3も例にもれず、舞台は1の村に戻り、そして1とは比べ物にならないライザの社会とのかかわり方、そして本人たちの考え方の変化に驚く。 そして、ライザのアトリエ最後の作品として、「青春の終わり」を描く物語である。 秘密の錬金術師シリーズを締めくくる作品として100点満点の終わり方であり、プレイ後「本当にライザのアトリエは完結してしまったんだな」と否が応でも納得させられてしまい、しばらくは涙が止まらなかった。
Game of the Year 2023
ゆぐみ さん
きみのまち サンドロック
牧物系ゲームが好きな私が今1番ハマっているゲームです。 前作のきみのまちポルティアが好きで、ps5で遊べるのを楽しみにしていたゲーム。 きみのまちシリーズの良いところは、複数の恋人との同時交際ができ、浮気の自由度も驚くほど高いところ。しかし、注意が必要で、バレると好感度が急落し、こちらの話を全く聞いてくれなくなる。リアルな反応に興奮しつつ、他の恋人に気付かれないように巧妙なデートを楽しむ背徳感がクセになる。 気づけは町中穴兄弟、竿姉妹だらけになるが、その中の1人と結婚した時の反応もたまらない。 同性婚が可能で、さらに注目すべきは離婚ができる点だ。他の作品では見られないこの機能が、私の歪んだ願望を可能にしてくれる。 現実では難しい経験を味わえ、非現実的な刺激がクセになる。 デートは怒られるが、目の前でキスをしても誰も怒らないのが不思議。怒られないから、目の前で飽きるまでキスしてしまう。 もちろんグラフィックも素敵でキャラクターやシナリオがしっかりしてるからこそ、非道徳的行動を起こしたくなる。 可能であれば既婚者NPCを寝取りたい。寝取りプレイが出来れば最高なのだが、そこまで酷いプレイはさせてもらえない…悲しい… 悪あがきで既婚者を頻繁に遊びに誘い、気持ちを落ち着かせている。 今回は男の娘も頑張れば作れる!キャラメイク出来る!最高!お堅い聖職者が男の娘に弄ばれてるんだぜ!たまらないね!と思いながらプレイしてます。 進行不能バグが多い点が残念だが、イケメンの顔が崩れたりは裸にされてしまうバクは面白いので好きです。
Game of the Year 2023
Masataka(labduck)🐤 さん
Sea of Stars
ガールがたまりません。 いかにも主人公"ではない"キャラ。これがこんなに特別に輝いて描かれているんですよ。特別な環境にうまれたわけではない、力があるわけではない、頭がとてもいいわけでもない。でも好奇心に溢れ、行動力があり、お料理が得意。プレイヤーがその気になればなれる存在なわけです。それがもう大活躍。たまりませんでした。 ゲームの作りも丁寧かつ愛情に溢れていて、こういうの楽しいと思うんだよ!君はどう?感がビンビン伝わってきます。遊んでいて本当に幸せでした。 あと今年、たまたまThe Messengerを遊んだので、わりと記憶が新しい間に遊べたのもよかったです。曲でビシッと思い出すもんですね。そして懐かしの長話…これを待っていたんだ!
Game of the Year 2023
Zuzunpa さん
シアトリズム ファイナルバーライン
今年はクライシスコア-FF7-、FF16でプラチナトロフィー取るまではプレイした。 他にもAC6やバイオRE4、ビートセイバー、ホライゾンシリーズ、十三機兵、シーオブスターズなどをプレイ。 上記のゲームの合間に都度プレイしていたのがこの「シアトリズム ファイナルバーライン」 プラチナトロフィー取るまではそれを目的にプレイしていた感があったけど、その後からが本番だった。上達することを目指さなくて良い、好きなように気が向いたときに気ままにプレイ。下手でも面白い。 安定のFF7、BRA・BRAやSQ Chipsからのアレンジ曲、FFオリジンのジャックガーランドのテーマ曲、FF16のボス曲など、これまでFFが積み重ねてきた圧倒的ボリュームだから成せる体験。 スクエアゲームのアレンジBGM集?のSQ シリーズの存在を知れたのもよかった。FF16は盛り上がる曲が多いことを改めて実感。 もっとFFシリーズを遊びたいけど、時間を割けられない。 そんなときにファイナルバーライン。自分の中で血肉となったFF体験を呼び覚ます。 これぞクリスタルの加護を断ち切れない物語。
Game of the Year 2023
たんじぇーろ さん
ENDER LILIES: Quietus of the Knights
本作は2021年に発売されたいわゆるメトロイドヴァニアとカテゴライズされる横スクロール型アクションゲーム。 冒頭で主人公リリィが古ぼけた教会で目を覚まし詳しい説明がないままゲームは始まる。そうこのゲーム、簡単なプロローグらしきものはあるがこの詳しい説明がないのだ。この語る·語らないを含めてゲーム各賞で見られる『バランス』が非常に素晴らしくそのままその『バランス』がプレイフィールに直結する。 •アクションゲーム素人が何度も挑んでなんとか倒す事の出来るボスキャラの難易度調整。 •進行にあわせて語られる本筋のストーリーやダンジョンに配置されるアイテムとセットのフレーバーテキスト •主人公リリィと彼女のメインパートナーの黒騎士はもちろん、登場するどのキャラクターもがもつ儚い美しさと可愛らしさをあわせもつビジュアル どの点をとっても制作のセンスが際立つ、ゲーム『バランス』の佳作。 ストーリーをすすめると共に得られる特殊能力は、それまで攻略不能であった壁を壊し、乗り越える力となる。 ボスひとりを倒すたびに確実に自分が成長したと感じられる作りも中毒性をもち、自分のようなアクション初心者こそこの中毒性にやられてしまう。 最後までダレること無く短時間で一気に得られるプレイ体験を年末の大作疲れに陥っている合間に是非。
Game of the Year 2023
TomTom82 さん
7 Days to End with You
7 Days to End with You このゲームは7日間という限られた時間で 未知の言葉の意味を推理し、 ストーリーを進めるゲームです。 2023年6月、 あるポッドキャスト番組の 新着見出しが目に入る。 【 7 Days to End with You 「わからない」を楽しむゲーム 】 “「わからない」を楽しむゲーム”? 「「わかるようになる」を楽しむ」 じゃなくて? 気になる。 とにかく気になる。 番組を聴くと、 パーソナリティさんの落ち着いた語り口。 分かりやすい説明。 ネタバレの最大限の配慮。 その中に秘められたこのゲームへの熱い想い。 30分後、ゲームをダウンロード購入して プレイする自分がいました。 ゲームを始めると、 目の前に現れる見知らぬ女性。 何を言っているかさっぱり分からないが、 何かを一生懸命伝えようとしてくれている。 自分もその想いに応えようと必死に理解しようとする。 いつの間にか時間を忘れてプレイしている自分がいました。 まるで子供の時の好奇心を思い出したかのように… 繰り返しプレイする中で、 自分なりの辞書と、 自分なりのストーリーが出来上がっていく。 “貴方が感じ、受け取ったすべての物語は、すべて正しいでしょう。” と、制作者サイドの言葉にあります。 自分なりに紡いだ物語を否定されないことに 温かみと心地良さを感じました。 落ち着いた美しいBGMと、 オールドデザインのグラフィックも ゲームの雰囲気にマッチしています。 そんな 7 Days to End with You をYour GOTY に選ばせて頂きました。 最後まで読んで頂き、 ありがとうございました。
Game of the Year 2023
bAnjo さん
Bomb Rush Cyberfunk
『Bomb Rush Cyberfunk』は、20年以上前にドリームキャストで発売された『ジェットセットラジオ』に影響を受けまくったゲーム、いわば令和に蘇った『ジェットセットラジオ』だ。 トゥーンレンダリング調のグラフィック、独特なキャラクターデザイン、ストリートカルチャーへの愛など『ジェットセットラジオ』の雰囲気がほぼそのままと言っていいほど再現されている。 プレイヤーは、あることをきっかけにサイバーヘッドになってしまったグラフィティライターの”レッド”を中心に、仲間とともに”ニューアムステルダム”のストリートで名声を上げ、制覇するために街中にグラフィティを描き、スケートボードやインラインスケートなどでトリックを決めていく。 ゲーム内で挿入される音楽は、日本語チルホップ(これは地味に驚いた)やフューチャーファンクなどのモダンで表情豊かな楽曲が多数収録されており、『ジェットセットラジオ』シリーズの作曲家である”長沼英樹”さんも参加している。 操作感やアニメーションは『ジェットセットラジオ』シリーズに忠実ではあるが、現代の操作感にチューンアップされており、街滑りやグラフィティアクションが爽快で楽しい。ジャンプ後にもう一度ジャンプボタンを押すと前方に少しブーストができるなど、『ジェットセットラジオ』ではできなかった痒いところに手が届いている。 また、ストリートダンスの要素が加わっており、物語を進めることでヒップホップ、ハウス、ブレイキンなどのダンス(エモート)が習得できる。これを各エリアに複数設置されている”フロア”で行うと、仲間になったヤツらがゾロゾロと集まってきてキャラクターの変更ができるのだが、キャラクター変更後も皆各々のムーヴをしており眺めていて楽しい。サイファー最高である。 個人的な不満点は、終始ノリノリな雰囲気かと思いきや意外とシリアスな物語、警察との戦闘が面倒で不親切であることだ。 総評として、『Bomb Rush Cyberfunk』は、『ジェットセットラジオ』シリーズのファンや、ストリートカルチャーに興味がある人にとっては間違いなく楽しめる作品であるが、ほぼ『ジェットセットラジオ』であるがゆえに本作だけが持つ新鮮さや斬新さはあまり感じることができない。しかし、本作のようなゲーム自体が希少な存在なだけに今後も僕のマイベストゲームに残り続けることは間違いないだろう。 プレイ時間も比較的コンパクトなので興味があればぜひプレイしてみてほしい。 最後にセガさん、”真のジェットセットラジオ”待ってます。 ※TGAでジェットセットラジオの新作開発中とアナウンスされました。現場からは以上です。
Game of the Year 2023
ゆきぼう さん
ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
約束された神ゲー。 この称号を発売前に賜ったゲームは世に数あれど、正真正銘の神ゲーだったことは殆どない。発売前に高まった期待値を超えていくということはそれほどに難しいタスクなのだ。 だが、ティアキンはそれをやってのけた。しかも、前作も「歴史に残る神ゲー」であったのにも関わらず、だ。 ブレワイが出た時、ここからオープンワールドのゲームのハードルが上がると思っていたのだが、あれから6年経ってもなお、その高みに上り詰めたゲームはついぞ現れなかった。形だけ、いくつかの要素だけ、見た目だけなど、手軽に真似できる部分を踏襲したゲームは数多く現れたが、ブレワイが提示した「どこでも踏破できてしまう主人公の性能と、どこから攻略してもゲーム的にもストーリー的にも破綻をきたさないレベルデザイン」を両立させることができたのは、2023年になってリリースされたティアキンただ一つだけだった。 しかも、地上マップこそ前作にプラスアルファしたものだったが、空、そして地底と、行ける場所は格段に広がり、リンクの新しい能力も踏破性を格段に向上されるものとなっており、実装したという事実だけでも奇跡の産物に見えてしまうほど凄い。さらに今作はクラフト要素も加わって、ユーザーのクリエイテビティを、前作にも増して刺激するという、信じ難い偉業をも成し遂げている。 もちろん難点もあることはあるが、それを吹き飛ばしてしまうほどに素晴らしい出来栄えで、6年待っただけのことはある、まさに「実在した約束された神ゲー」になったゲームだといえる。
Game of the Year 2023
オレンジ色のイルカ号 さん
A Space for the Unbound 心に咲く花
この作品と出会ったのは、女子高校生と男子高校生が楽しそうにしているカバーアートのおかげです。 廊下のような場所を制服姿の2人が楽しそうに走っているシーンが描かれているのですが、なんだか青春の1ページを表しているようで、とても興味を持ったのを覚えています。 1990年代のインドネシアにある田舎町が舞台となりますが、優しい色味を用いて細かいところまで書き込まれたドット絵の世界は、これまた優しいBGMも加わって、見ているだけでも心が落ち着きました。 学校のクラスマイトや町の人と会話してみても、ここだけ時間がゆっくりと流れているような感覚にさせらるような穏やかさです。 ひょんなことから人の心の中に入る込める特殊能力を手にすることになるのですが、穏やかな世界とは異なり、とても特徴的て魅力的な世界が広がっていました。 このギャップをぜひ堪能してほしいと思います。 物語は、町の人たちと触れ合いながら、上記の特殊能力を用いて、その人の心の棘を取り除き、花を咲かせることによって、進んでいきます。 ちょっとしたことから手にした特殊能力を用いて小さな問題を解決するところから始まって、次第に大きな問題に直面していく物語は、読み応えのある小説のようです。 男子高校生のアトマと女子高校生のラヤとの関係やラヤの心の中の思いなどをぜひ感じていただきたいと思います。 私の中では、とてもハマってとても楽しく遊ぶことができた秀逸のアドベンチャーゲームでした。
Game of the Year 2023
SAKIGAKE さん
機動戦士ガンダム バトルオペレーション2
空なんて飛ばない!高速移動なんてない! ガションガションと砂埃を上げながら、仲間とともに敵を撃て! だって俺たち一般兵!! このゲームは最大6対6のオンライン対戦TPSです。 ソロゲーしかやってこなかった私はある時ふと思いました。 「流行りのFPSやってみたいな」と。 様々なゲームを試しては合わず、試しては合わず、たどり着いたのがこのバトオペ2でした。 何となく春頃に始めて今ではプレイ時間が200時間を越えています。 ここではオンライン対戦ゲームをずっと避けてきた私が何故こんなにハマったのかご紹介いたします。 ・覚えることがシンプル バトオペ2はいったい誰がこんなの知っているんだ、というMSが大量にあります。 機体のコストが250~700まであり、コスト400しか出せないマッチ、コスト700しか出せないマッチなど時間帯によって変わってきます。 高コスト帯だと特殊なシステムや武装がてんこ盛りですが、低コスト帯ではバズーカを撃ってよろめいた敵に近接攻撃をぶちかます簡単なお仕事です。 低コストならではのリスポーンの速さで、やられてはすぐに再出撃するザク達は一般兵の戦場を想起させてくれます。 ・プレイにやさしいゆっくりさ 最近のゲームってゲームスピードが早くないですか? 観戦しているなら展開が早いのは面白いですが、疲れた社会人にとって自分でプレイするには集中力が必要だと感じました。 このバトオペ2もプレイする前はガンダムのゲームらしくかっこいい機体を駆り、ハイスピードでスタイリッシュな戦いが楽しめると思っていました。 しかし、このゲームは基本的にガションガションと重みのある挙動でブーストしても超スピードが出ることはありません。 そもそもTPSなのでFPSよりも視界が広くプレイしやすいです。 これほど疲れた大人にやさしいオンラインゲームはあるでしょうか? ・オンラインのわずらわしさがない チーム制の対戦ゲームではありますが、プレイスタイルによっては他人との交流がなくプレイを楽しむことができます。 ゲームルールによってフレンドでチームを組むことができますが、ランクマッチでは完全に野良パーティを組む設定になっています。 つまり、全員が全員プロ野良プレイヤーなのです。 ボイスチャット前提のゲームシステムではないので、知らない人と組んでもみんな粛々と自分の仕事をこなしていきます。 定型文チャットを駆使してコミュニケーションすることはできますが、最低限戦闘開始時と終了時の挨拶と、仲間に攻撃を当ててしまった時の謝罪さえできればマナーはバッチリです。 人と関わらない趣味としてゲームをしている自分もこのお陰でずっと続けています。 また、そんな仕様なので忙しいときはログインしなくても支障はありません。 やってもいいし、やらなくてもいい。そんな自由さがあるのです。 このようにバトオペ2には様々な魅力があります。 ガンダムのキャラゲーではあるので、最初は取っつきにくい印象を持たれる方もいるかと思いますが、基本無料のゲームです。 ロボゲーが注目された2023年、ぜひあなたもプレイして一緒にザクで爆散しましょう!