みんなのGOTY(ゲーム別)

新着順 Game of the Year 2024 ゲーム別

INSCRYPTION

Game of the Year 2024
Ochi-napo@54歳でゲームと模型 さん
黒神話:悟空
ゲームクリア直後に私のYOUR GOTY 2024は『黒神話:悟空』で決まっていた。にも関わらず昨年の内にレビュー投稿をしなかったのはなぜかと言えば… 発売後まもなく売上1000万本を超え、イギリスのゴールデンジョイスティックアワードで大賞を取るほどの大ヒットを記録した本作。 それ故に、YOUR GOTYのレビュー数も相当な物になり、私の拙いレビューなど箸にも棒にも掛からぬ…と思い込んでいたから…。 しかし、年が明けてYOUR GOTYのページを訪れてみるとどうだ、レビューが1件も無いではないか! 「はっ?」 正直驚いてしまった。 日本のゲーム系ポッドキャスト界隈で本作はほとんど注目されていないのか? そう言えば、2024年末の「ゲームなんとか」でパーソナリティの御三人も 「なんか評判らしいねぇ」 となんだか薄い反応をされていた記憶が…。 どうやら日本において本作は、1970年代の「西遊記ブーム」を知っている世代中心に遊ばれていたと言う仮説が成り立つ様な気がする。 数式で表すとこう、 日本の『黒神話:悟空』ファン≒後期中年層 なんだか悲しくなってきてしまったが、メソメソしていても仕方ない。 このゲームに興味をそそられなかった面々に本作の魅力を今更ながらお伝えするしかなかろう。と、言う事でレビューをしていきまする。 本作は、中国の古典ファンタジー「西遊記」を題材にしたゲーム。 「西遊記」をざっくり説明すると、 「エライお坊さんと3体の妖怪で構成されるパーティが、ありがたい経典を貰いに行くために現在の中国からインド目指して旅する道中のすったもんだの物語」 であり、特に悪い妖怪たちを倒す戦士役の 孫悟空がとても目立つんですね。 中国はもちろん日本、あとイギリスでも孫悟空の人気は高い様で、中国のデベロッパーが戦闘中心のアクションゲームを作るなら絶対に外せないキャラな訳です。 で・す・が!! 実は本作の主人公は実は孫悟空ではないと言うのが少しややこしいところ。 あくまで我々が操作するのは、孫悟空の子孫一族の中の血気盛んな若者の一人で、その若者は御先祖様 孫悟空の足跡を辿りながら、彼をもう一度この世に復活させるための旅に出るのです。 ゲームの概略はここまでとして本編について語りましょう。 まず、目を奪われるのがグラフィックの素晴らしさですね。 解像度がどうのこうのと言った数字で語れる部分だけではなく、絵としてのクオリティがとんでもないのです。つまり、色使いや構図。奥行き感や陰影と言ったアート的部分が他のゲームを圧倒している様に思います。この世界の中を走り回るのがとても楽しい♪ さらに、音楽についても語っておかねばなりません。 中国の雰囲気が存分に味わえる楽曲には我々も否応なしに心が惹かれるはずです。特に第二章のオープニングで登場する強烈なビジュアルをした男が弦楽器一つで弾き語りする曲がとにもかくにも圧巻で、これだけで「このゲーム買って良かったぁ」と思わされました。 アジア人で良かったなぁ、と心底感じる事が出来ます。 戦闘面に話を移しましょう。 私的には死にゲーと言っても良い位に難易度が高い印象でした。 戦闘のスピード感はソウル系やエルデンリングよりもだいぶ早く、且つリズム感を試される場面が多い様に思います。難しい反面、アクションは派手で、特に特殊技が決まった時の脳汁出まくり爽快感は特筆すべき物があると思いますね。一言で言うと戦闘が楽しい。 このゲームの特色として、一つの章をクリアすると必ずショートムービーが挟まる事も挙げておかねばなりませんね。これらは「西遊記」に書かれているエピソードを題材にした物になっています。 このショートムービーを「気持ち悪い」「怖い」と評する人が偶にいますが、とんでもない事です。 もしかすると、人生の半分を過ぎてしまった私の様な後期中年だから理解出来るのかも知れませんが、どれもこれも短い中に人生の悲哀が詰め込まれた良作ばかり。ムービー毎に絵のタッチが全く違うのもプレイヤーを飽きさせないナイスポイントです。私、このムービー部分だけ今でもたまに見て涙したりしています。 最後に私が本作で最も評価している点を挙げますね。 それはずばり、キャラクターデザインなんです。 皆さんもご存じの通り欧米のゲームからは美男美女が徹底的に排除され、当たり障りのない凡庸な顔のキャラクターばかり。 無論、それが悪いとは申しませんが、やはりプレイヤーの気持ちを躍らせる力が足りない事は否めませんよね。少なくとも私はそうです。 その点、本作は全く逆のアプローチをしております。 それを端的に申し上げると、 「兄ちゃんも姉ちゃんも顔が奇麗!神!」 と言う事。 欧米とは違う価値観でゲームを作っているんだ!と言うデベロッパーさんの主張にも思えます。何より、やはりキャラに思い入れが出来るのは単純に楽しいですよ、マジで。 ちなみに私は4姉妹の四女が好き。 纏めます。 モバイルゲーム専門なのかと思われていた中国のデベロッパーから、これだけの大作が発売され、バカ売れし、中国共産党のゲームに対する政策にまで影響を及ぼしたと言う事実。 本作の持つ価値は実はそこにあるのかも知れません。 実社会では明らかにナショナリズムが台頭している中、せめてゲームの世界においては中国発のゲームが今後も存在感を滲ませ、欧米や日本のメーカーと共に多様な価値観を創出して貰えると良いなぁ。 そんな事を考えつつレビューを書いてみました。 それではさようなら。
Game of the Year 2024
クック さん
FALLOUT 76
選考基準は去年と同じく今年1年で一番遊んだゲーム。 2023と同じじゃねーかw 2年連続GOTY受賞です。おめでとう! デイリー・ウィークリークエストやシーズン毎の目標があるので 毎週5時間、年間で250時間くらいずっと遊び続けてきた今作。 この調子だとサービスが続く限りずっとFALLOUT76が私のGOTY受賞しそう。 振り返った時にエモいように今年の主なアップデートを羅列しておこう。 たぶん今年のアップデートは49~56。思い出の変更点をいくつかチョイス。 ・遠征のアトランティックシティに第3の目的地:市役所が追加。  あんまり人気ないので導入時に何度か行ったっきり。  と思ったらデイリーオプスの会場に追加されてマップがうろ覚えでつらいw ・クリメーターが強すぎたのでナーフ  2023年末ごろに追加された新武器:クリメーター(不具合版)。  延焼スリップダメージのはずが即時ダメージ化してめっちゃ強かった。  ちゃんとスリップダメージになってナーフされたけど、強いのでヨシっ! ・待望の新エリア スカイラインバレーの開始  発売されて4年でやっと新規エリアを拡張  これまでは既存の空き地に新ダンジョンや新ロケーションを追加という  拡張だったけど、遂に踏み込めなかったエリアに行けるように。  FALLOUTならではの初めて踏み込むエリアの楽しさを存分に味わえる  内容で満足。 ・マイルポストゼロの開始  新エリア:スカイラインバレーの環状道路で荷運びを手伝うクエスト。  いつも通りバグが多くて文句言いながら遊んでた。  新コンテンツなので当然不具合が多く、アップデートの度に  新しい不具合が生まれるのでついつい遊んでしまう。 ・レジェンダリーモジュールの導入  これまではランダムで付与されるだけだったレジェンダリー効果が、  レジェンダリーモジュールとしてアイテム化されて、意図的に  付与できるように。  ランダムに付与される3つの効果全てを欲しい内容になるまで厳選するのは  100個作っても手に入らないのが当たり前で本当に心が折れましたが、  このアップデートで骨が折れる程度に。  というのはモジュールの入手方法がそれなりに渋い。  レジェンダリー効果の付いた武具を解体するとその効果のレジェンダリーが  10%でモジュール化。5%でモジュールの設計図化(もっと低い?)。  まぁ入手できない。  運よくモジュールを入手しても消耗品なので大事に取っておきたいし、  そもそも解体するレジェンダリー効果が付いた武具の入手機会少ない。  さらに激運で設計図を取得できてもモジュールを作るときの素材が  大量には作りづらかったり。いいバランス! ・ベストビルドの実装  渾身のキャンプのお披露目チャンス!  FALLOUT76といえば個性豊かなキャンプの数々。  なにも説明はないけど雰囲気で伝わるテーマ性やストーリ性が楽しい。  あの手この手でアイデアを出し尽くした素敵キャンプをウロウロするだけで  スクリーンショットが溢れますw ・★4レジェンダリーの追加  12月のアップデートでレジェンダリーモジュールに★4のカテゴリが追加。  十分強かったプレイヤーが更に強力に。もう敵はベゼスタだけか(全敗)。 ・新コンテンツ:レイド の追加  同じく12月のアップデートで複数プレイヤーでの攻略必須のレイドが追加。  全5ステージのギミックにあふれた高難度コンテンツ。  どのステージもユニークで初見には難しいけど攻略法を見出していく  楽しさがある。  報酬も新武器や★4レジェンダリーだったり頑張りに応えるバランス。  楽しい。 ・文字化け不具合の解消  PS5版だけ発生する謎の不具合だった文字化けして画面処理が  重くなる不具合があって、発生するとかなりストレスだったけど、  いつの間にか解消。おそらくPS5自体のシステムアップデートで  治った様子。そんなこともあるんだね。 来年の目玉は3月ごろに実装予定のプレイヤーのグール化かな。 これまでプレイヤーは人間という前提だったけど、世界に蔓延しているグール化の病にプレイヤーが感染することに・・・。 ゲームバランスがまたガラっと変わりそうで3年連続受賞も夢じゃないw 今年でサービス開始から5年目。もっと安定化することを祈ってます!
Game of the Year 2023
バル さん
INSCRYPTION
私の今年のゲームオブザイヤーは「Inscryption」です。 このゲームは、カードゲームをメインとしながらも、脱出ゲーム的な要素や驚きの仕掛けが詰まっているジャンルを超えた名作です。 薄暗い小屋で謎の人物と対戦するカードゲームは、シンプルなルールながらも奥深く、毎回違う戦略が求められます。 しかし、カードゲームだけではなく、小屋の中に隠された手がかりを探したり、謎解きをしたりすることで、物語が進んでいきます。 このゲームの世界には、不気味で意味ありげなオブジェクトや、人のようなカードが登場します。 それらが何を表しているのか、どういう秘密が隠されているのか、全容を知りたくなる独特の構成に強烈に惹きつけられます。 ネタバレ厳禁な作品なので、詳細は書けませんが、評判どおりの名作だと思います。 カードゲームが好きな人はもちろん、謎解きや世界観に興味がある人にもおすすめできます。 色々と喋りたくなる作品ですが、ぜひ自分の目で体験してみてください。
Game of the Year 2022
Emesuke さん
オーバーウォッチ2
「世界は再びヒーローを求めている」そんなキャッチコピーのもと発売から6年を迎えた本作。オーバーウォッチ 2へと進化し、基本プレイ無料、プレイヤーは6対6から5対5へ、シーズンパスの導入など大きな改革が起こった。 個人的にこのゲームの好きなところは、FPSゲームでありながらも「エイムが全てではない」ということ。 多種多様なキャラクターはショットガンからハンマー、電撃、レーザーなど様々な武器を持っている。 役割もダメージ、タンク、サポートと分かれるため、エイムよりも「立ち回り」や「いかにチームとして団結できるか」などが重要になり、 キャラクターの1人、トレーサーが話す「君もヒーローやってみない?」という言葉通り、エイムが下手でも誰かの盾になれたり、味方を治療したり、敵の妨害に回れたり、プレイヤーに合わせたキャラがきっと見つかる。 発売当初からプレイしている自分としては、6年を迎えて段々と人口が減ってきていた本作が2になり再び人口が増えたことがとても嬉しい。 まるでキャッチコピー通り、ヒーローが再集合したようなワクワク感に包まれている。 また6年間欠かさず新スキンや新キャラ、イベントなどアップデートを続けてくれたBlizzardにも本当に感謝したい。 ゲーム外でもYouTubeのショートムービーや小説など、世界観の掘り下げが沢山あって本当に面白い。 今後はファン待望のキャンペーンモードも追加予定であり、益々コンテンツが盛んになることを期待している。 世界はヒーローを求めている。あなたも共に立ち上がろう。
Game of the Year 2022
nooser#1778 Daken-X さん
新すばらしきこのせかい
戦闘のアクションが楽しく、攻撃方法や装備のカスタムも豊富。 難易度を自分で設定しレアアイテムのドロップ率を上げるなど ハイリスクハイリターンな仕様でやりこみ要素の満足も高い。 そして音楽がゼタカッコイイ!!(語彙力) できれば前作すばらしきこのせかいを遊んでから遊んでほしい。 (注 ゼタとは10の21乗 ゲーム内で強調語として出てきます)
Game of the Year 2022
オタコン@個人でゲーム開発してます さん
ELDEN RING
やはり今年のNo.1はこの作品!! ダークファンタジーの物々しい世界観をこれでもかという程広いステージで楽しませてくれたところが最高でした 最初のマップだけでも広いと感じたのに、ボスを倒すとさらに、さらに広がっていくゲーム性は度肝抜かれました笑 しかもそれが地上だけでなく地下世界まであるなんて… 本当に終わるのかと思いながらもずっと目新しい世界が広がるゲーム体験は飽きる事なく進み続ける活力となってました! もちろん、万人にオススメできる難易度ではないですが、このゲームをクリアした時、その人は必ず成長している、そう言える作品だと思います!
Game of the Year 2021
フェイさん@フェイチャンネル🐈🎮 さん
Returnal
【〇】 最高のアクションとゲームデザイン ジャンルは「TPSローグライクアクション」 ローグライクという通り、ダンジョンは毎回構造が変化し、ドロップする武器やキャラクターのステータスをパワーアップするリソースの量、リスクとリターンがあってビルドを1プレイの中で構築する要素など様々なものがランダムで出現する。プレイヤーはその時手に入ったものをどう構築するか悩みながら攻略していく。全てを失ってもプレイヤーは確かな経験を蓄積して苦難を乗り越えていく。 最も評価すべきはアクション面。弾幕シューティングのような攻撃をかわしながら次々敵を撃破していくハイスピードアクション。PS5のスペックを存分に活かしたもので、大量の敵や弾幕が飛び交う中でど派手な攻撃で敵が肉片になっても処理落ちせずヌルヌルと動く(敵はクトゥルフ系のアートで触手系が多くいろいろヌルヌルしている) ここまで触っていて気持ち良いアクションは珍しいというほどの出来栄えでPS5のコントローラーアダプティプトリガーを存分に生かした銃毎に変わるトリガーの重さ、撃った時のサウンド、スキルリチャージで出る気持ちいい音、敵が粉みじんにはじけ飛ぶ演出、まったく処理落ちしない快適なフレームレートなど、何度も心が折れそうになるような難しいゲームだったが、あの気持ち良さをまた味わいたいと中毒状態になりながら真エンドまで3周した。 このゲームが優れているポイントはいくつかあるが、 ・弾が無限である事 ・体力回復アイテムを満タンの状態でとると最大値が上がる ・敵を遠くで殺すとお金が一切取れないので近づいでリスクを取らなければならない みたいなシステムも秀逸で、このゲームの緊張感を構成する重要なポイントだった。 素晴らしいアクションとこのルールとスペックが美しくハマって素晴らしいゲームになっていた。 クトゥルフベースの世界観 謎の惑星に捕らわれた宇宙飛行士の悪夢の物語。アクションの合間に少しずつえがかれるシナリオ部分が狂気と謎に満ちていて良い。特にアート面が素晴らしかった。 【×】 バグ 中間セーブもなく死んだらやり直しになるローグライクゲームなのに致命傷とも言える「クラ落ち」「進行不能バグ」という返品されてもおかしくない致命傷を負っている。早々に直して欲しい。 ビルドの幅が死んでいる 武器のバランスについては極端に強い物があって、このスキルと合わさるとゴミ武器でも強くなるみたいな所が伸びきれてない。パラサイトなどの取捨選択はあまりにシビアなゲーム設計にしたがためにデメリットを取る選択をしづらくて死んでいるように感じた。 ストーリー 物凄く魅力的で素晴らしい雰囲気なのだが、抽象的な形で終わってしまったのが残念。ストーリー見たさに真エンドまで頑張っていたような部分もあったのでふんわりしたオチにがっかりしてしまった。
Game of the Year 2021
Mamo Futaba さん
Outer Wilds - Echoes of the Eye
太陽系は後22分で消滅する、アドベンチャーゲームのダウンロードコンテンツです。物語の伝承と、命の灯の存在意義を、本編と全く別の角度からプレイヤーに問いかかる。  新しいギミック、新しいテクノロジー、そして新しい星?が登場し、ボリュームは本編と相当しているDLC。  シナリオは何を言ってもネタバレになるので、本編がクリアした人でもこれからの人でも楽しめる内容になります。
Game of the Year 2021
町田カプセル@1月5日より営業再開! さん
INSCRYPTION
一見するとホラー風Slay the Spireといった風情だが、その実態はビデオゲーム史に名を残すであろう革新的かつ意欲的な怪作であった。 既に多方で散々いわれている事だが、本当に、一切情報を入れずにプレイして欲しい。 2000円弱で体験できるエンターテインメントとして年間を通じて最上のものであったため、個人的GOTYとした。
Game of the Year 2021
Your GOTY / あなたのGOTYを発表しよう さん
INSCRYPTION
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