みんなのGOTY(ゲーム別)

新着順 Game of the Year 2024 ゲーム別

ライブアライブ

Game of the Year 2022
御社 暁 さん
ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ
「冒険は、どこまでだって続いていく」 2年半ほど前に作中で力強く叫ばれたこの言葉を、このゲームは証明し続けてくれています。 2021年12月7日。2013年8月27日から8年以上続いてきた壮大な物語に終止符が打たれました。この物語そのものが、買い切り型のゲームでは実現し得ないレベルに長大で、忘れえぬ感動を与えてくれるものです。それはプレイ期間が長いほど、サブクエストを含めた寄り道を楽しむほど、大きくなったことでしょう。このゲームに出会えてよかった。このゲームで遊んできてよかった。そのような声をたくさん聞いてきました。 そしてそれ以上に素敵なのが、盛大なエンディングを迎えてなお、新たな物語が、冒険が、我々に提供され続けているということです。 作中最終盤にてプレイヤーである我々は、ある人物から宿題とも受け取れる言葉を受け取ります。海に沈んだ海底遺跡。流氷に覆われた地を越えた先にある島。今や人の行き来すらない南方大陸の今の姿。他にもいくつかありますが、これらを見ておけと。 ファイナルファンタジーXIVは、作中で名前の出た地域の9割以上に、実際に行くことができます。直接歩いて行くことができない場所でも、その地を題材にしたコンテンツが存在するのです。 ならば! 先に挙げられた見ておくべき場所にも、いつかたどり着けるのではないか!? これを成してきた事実と、実装し物語に落とし込んできた開発スタッフの手腕に、期待が持てるというものです。 そして暁月のフィナーレとしての最初の大型アップデートで実装されたのは、このうちの一つでした。その後も何度か大型アップデートを挟み、冒険は今もなお続いているのです。 ゲームとは、どれだけ楽しくあろうとも、終わりの時間を迎えることが約束されたものでもあります。オフラインのゲームであればエンディングが。オンラインゲームであれば、サービスの終了が。 ファイナルファンタジーXIVも、いつかその時を迎えることになるでしょう。ですが、それは今ではない。冒険は続いていくと示してくれたこのゲームを、私のGOTYとして選出します。
Game of the Year 2022
パラたま さん
Ghostwire: Tokyo
まず初めに、私が今年遊んだ中で一番"楽しかった"ゲームは「ELDEN RING」である。PS5を購入して一番に遊んだゲームで思い入れもあり、100時間以上熱中して遊んだが全く底が見えない内容にも驚きました。 それでもあくまで個人的に今年の一本を挙げるとしたら、私は「Ghostwire: Tokyo」を推したい。たくさんの人にこの作品の魅力を知って欲しいし、プレイして欲しいと思う。埋もれて欲しくないし、続編も展開していって欲しい。 美しく再現された現代日本の街並みの中に自然と存在する異質な存在(怪異達)が独特のコントラストを生み出し、非常に魅力的な箱庭が作り上げられていました。 ホラー的な要素もジャンプスケアやグロテスクな表現に頼ったものでは無く、日本らしい静かでゾワッとする怖さが詰められていてちゃんと楽しさを感じられるのも良い。オシャレな演出も多く、ビジュアルのセンスは唯一無二だと感じました。 シナリオも普通の学生だった主人公の暁人と、霊体として暁人に憑依し力を貸してくれるゴーストハンターのKKが、時には対立し時には協力して共通の敵と戦う展開は、バディものとして分かりやすく惹き込まれる内容でした。エンディング後の余韻もとても良いんです……。 残念ながらゲーム体験としては一般的なFPSの中でもシンプルな方で、スキルや装備が増えても変化が乏しく単調さは否めません。PS5ではDualSense特有のハプティックフィードバックやアダプティブトリガーといった機能は活かされていましたが大きく楽しさに直結するとは思いませんでした。 ボリュームも20時間もあればサブクエ込みで攻略出来てしまうため、(単調さに飽きてしまうよりは良いですが)物足りなさも感じてしまいます。 このように決して手放しで絶賛できる作品ではありませんでしたが、とにかく個人的な好みにブッ刺さった「Ghostwire: Tokyo」。 私のGame of the Year 2022として記憶に残しておきたいと思い、選ばせて頂きます。
Game of the Year 2022
ニス さん
ライブアライブ
権利関係などでリメイクは絶望視されていたスクウェアソフト伝説のRPGが28年の時を経て奇跡の復活を遂げた。 スーパーファミコン作品のリメイクで考え得る限り完璧な作品に仕上がっていた。 HD-2Dによる美麗なグラフィックと演出の強化、下村陽子氏監修によるアレンジBGM、豪華声優陣によるボイスの追加等々、贅沢に進化している。 元がスーパーファミコン作品の為、全体のボリュームは現代のゲームと比べると控えめではあるが、ボイスのおかげで世界観にどっぷりと浸る事が出来る。 また、事前の情報ではリメイクにあたって追加要素は無いと公言されていたが、それはプロデューサー(当時のディレクター)による粋な嘘だった。 ネタバレになるので詳しい言及は避けるが、このサプライズによってライブアライブは28年を経て完璧な作品となったと言える。 ファンの熱意のおかげでリメイクが実現できたとの感謝をプロデューサーは述べていたが、28年間推し続けることが出来るほどの魅力がこのゲームにはあるのだという事を皆さまにも伝わると嬉しい。 2022年は名作ゲームが大量に発売されたのでGOTYの選出には本当に悩んだが、リメイク発表時の驚きとプレイ時の驚き、そして当時小学生だった筆者が今でもゲーム大好きでいられるのは、もしかしたらライブアライブのおかげかもしれないという思い出補正も込みで本作を2022年のMY GOTYとさせていただく。 最後に関係者の皆さまへ。リメイクしてくれて本当にありがとうございました。 全ゲーマーよ、MEGALOMANIAで熱く滾ろうぜ。
Game of the Year 2022
クック さん
Deep Rock Galactic
2022年1月のPS+フリープレイで頂いたソフト。まさかこんなにハマるとは。プレイ時間が480H=20日。 ゲーム内容はFPS視点で洞窟内を探索するドワーフ鉱夫を操作。メインミッションは選択式だけど洞窟の地形やイベントがランダムなので繰り返しプレイしても飽きにくい。 4か月間くらいのシーズンイベント、毎週配信されるウィークリーイベント、イースターエッグやハロウィン等の季節イベントもあり、ずっとチョコチョコ遊び続けてます。 4つJOBそれぞれの特技が強力なので、恩恵が大きくて協力プレイ感を得やすいのも楽しいポイントです。 高い場所にある鉱石を採るためにエンジニアの特技で壁に足場を作ってスカウトの特技で飛び移ったり、ドリラー堀り進んだ道に侵入する敵をガンナーが殲滅したり。 緊張と緩和が多いのも楽しいポイントです。 一定期間毎に大量の敵が集中して襲ってくる緊張、大型モンスターと戦闘の緊張、ミッションクリア後に脱出ポッドに逃げ込むまでの時間制限の緊張などなど…一つのミッション中に何度もアタフタ。 お布施じゃないけどDLC(コスチュームしかない)買っときました。