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「FF病」をこじらせたサブカル厄介おじがフランス産RPGに救われた話
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「え、これマジで?」
『Clair Obscur: Expedition 33』が、2025年のGOTY(ゲーム・オブ・ザ・イヤー)大本命だというネット記事を読んだとき、俺は我が目を疑った。
誤解しないでほしい。俺にとってこのゲームは確かに傑作だ。でも、これが万人受けするなんて信じられない。なぜなら、俺がこのゲームに捧げている愛の正体は、長年ファイナルファンタジー(FF)シリーズに抱き続けてきた、「巨大な未練の反動」に他ならないからだ。
◆俺の「FF」は10で止まっている
ここでハッキリ言わせてくれ。俺の中のファイナルファンタジーは『FF10』で完結している。(※個人の感想です。10-2以降を愛する皆様を否定する意図はありません。命だけは助けてください)
俺が「FF病」を発症したのは、『FF10-2』がきっかけだった。
百歩譲ってリュックはいい。だが、あの聖女ユウナがだ。太もも丸出し、胸元おっぴろげ(謎のトゲトゲで隠してはいるが)で、「ユ・リ・パ、レディ・ミッション・スタート♥」 とか言い出した時の絶望感よ。当時、ユウナを聖女崇拝していた俺は、あまりの解釈違いに泡を吹いて倒れた。
その後も、俺の苦悩は続く。
『12』のガンビットシステムに脳が追いつかず、
『13』の「ファブラ・ノヴァ・クリスタリス」という呪文に馴染めず、
『15』に至っては「ホスト達のキャンプ」というビジュアルだけで食わず嫌いを発動。
『16』でようやく復帰し、「FFらしさ」を感じて楽しめたものの、かつて少年の頃に感じた「あのワクワク」は戻ってこなかった。
気がつけば20年。俺は「純粋なゲーム少年」から、立派な「サブカル厄介おじ」へと変貌を遂げていたのだ。
その間、俺の心の隙間を埋めたのは海外勢だった。『The Elder Scrollsシリーズ』の圧倒的自由度に殴られ、『ウィッチャー3』の渋い語り口に酔いしれる日々。ドラクエ11はかなり良かったが、俺はあいにく骨の髄までFF派。
「いつか、俺の理想のFFが帰ってくるんじゃないか……」
そんな儚い希望を抱き続けるゾンビ。それが、FF病患者である俺の正体だ。
◆フランスからの刺客『Expedition 33』との出会い
そんなゾンビライフを送る俺の前に現れたのが、『Clair Obscur: Expedition 33』である。
冒頭から心を鷲掴みにされた。
赤と白の花びらが舞い散る美しい街並み。歪んだエッフェル塔のような建物。これからお祭りが始まるらしいが、街の住人は不穏な単語を口にしている。「抹消」だの「ペイントレス」だの。
どうやら俺は、元カノのソフィーと港へ向かうらしい。たどり着いたその先、海の向こうの上空に浮かんでいたのは、巨大な数字「34」だった。
「ペイントレスが目覚める。抹消が始まる」
先に進みますか? → [YES]
カットインが入る。「34」の数字は、海を越えた先にある巨大な玉座に描かれていた。そこに座る、長い髪の巨人。そいつがおもむろに手をかざすと、数字が「34」から「33」に書き換わる。
その瞬間、地獄が始まった。
人々が赤い花びらとなって消えていく。だが、消えるのは「特定の年齢の大人」だけだ。子供たちは、まるでそれを知っていたかのように、あるいは涙をこらえ、あるいは目を背けている。元カノのソフィーも泣きながら花びらになって消えた。
そして俺(主人公)は……消えない。
一人残された主人公が「33」という数字の前でうなだれてプロローグ終了。
……なんだこれ、最高かよ。
謎めいた導入、圧倒的な絶望感。サブカル厄介おじの心臓が、久しぶりに高鳴った。「スカイリム」にも「ウィッチャー」にもなかった種類のワクワク。
そう、これはかつて『FF10』で感じたアレだ。
◆これは実質「FF10の正統進化」だ
思い返せばFF10のはじまりも謎だらけだった。
幻の都市ザナルカンドで、謎の巨大生物に襲われ、謎の少年に意味深な言葉をかけられ、謎のオッサンに剣を託され、謎の別世界へ飛ばされる。訳が分からないまま進む冒険。
『Expedition 33』も同じだ。
美しいグラフィック、萌えすぎない魅力的なキャラ、ターン制バトル。類似点は多いが、何より似ているのは「物語の根底に流れる悲劇性」だ。
『FF10』が「召喚士の理不尽な運命」に立ち向かう話なら、こっちは「理不尽に定められた寿命」に抗う話。表向きは冒険譚、でもその裏には常に切ない通奏低音が響いている。
さらに戦闘システムに至っては、ターン制にパリィ(弾き)を組み込むことで、FF10のバトルを数段階アップデートさせたような完成度になっている。
俺は確信した。こいつは、FF10の正統進化だ。
FF10の種子が海を渡り、フランスという土壌で萌芽し、異国のクリエイターに大切に育てられ、立派なトリプルAタイトルに成長して日本へ帰ってきたのだ。
「おかえり!! 20年間ずっと君を待ってたよ!!!??」(※落ち着け)
スクエニの株主総会でこのゲームの名前を出した人の気持ち、今なら痛いほど分かる。「こういうのを! スクエニに作って欲しかったんだよ!」と叫びたい気持ちも分かる。
でも逆に考えよう。日本のRPGがフランスで、そして世界で愛され、育てられた結果なのだと。こんなに嬉しいことはないじゃないか。
◆結論:世界中が「FF病」だった説
そんなわけで、重度FF病患者の俺にとって『Expedition 33』は特別な一本となったわけだが、冷静に見れば粗も多い。
唐突で説明不足なストーリー展開、メインクエにねじ込まれるお使いの作業感、作りが雑で別に面白くないミニゲーム……
(ここまでくるとそれも往年のJRPGへのオマージュなのだろうかと思えてくる節すらある)
だからこそ、この作品が本家GOTYを獲得したという事実には驚いた。
まさか、世界中に俺と同じような「FF病患者」がパンデミックを起こしているとでもいうのだろうか?
何はともあれ、インディーズであるサンドフォールインタラクティブがGOTYという偉大な名誉を獲得したことに、心からの賛辞と敬意を表したい。
ありがとう、俺の「FF病」を癒やしてくれて。
※このレビューは筆者の文章をベースにAIが脚色したものです。
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「あの時、別の道を選んでいたら、今ごろどんな人生だったんだろう……」 そんなこと、一度くらいは考えたことありますよね?このゲームは、そんな妄想をガチで形にしたような作品です。
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◆別の職業についた「自分」が仲間!?
主人公は、宇宙の僻地で遭難してしまった35歳のヤン。絶望的な状況なんですが、そこで見つけた特殊な物質を使って、自分の分身「Alter(オルター)」を作り出すことになります。
このAlter、ただのクローンじゃありません。「過去の人生の分岐点」で別の選択をした自分なんです。 例えば、15歳の時に友達のケンカの仲裁に入った自分は「ドクター」に、止めなかった自分は「エンジニア」に……といった具合。そんな「別バージョンの自分たち」と力を合わせて、地球への帰還を目指すことになります。
設定だけで、もうゾクゾクしませんか?
◆ぶっちゃけ、中身は「究極の中間管理職ゲー」
意気揚々と始めたボクでしたが、すぐに気づきました。「これ、管理職の地獄じゃね……!?」と。
最初は数人だからいいんです。でも、Alterが4人、5人と増えてくると、もう大変!
「メシがまずい」「ベッドが硬い」「映画観せろ」……と、あっちこっちから文句の嵐。わがままを聞いてあげないと、ふて腐れて仕事をサボるし、最悪の場合は反乱を起こされて即ゲームオーバー。
しかも、資源の管理もめちゃくちゃ大変。材料が切れたらすぐに配置換えをしないといけないのだけど、ちょっと目を離すと、仕事のないヤンたちが船内をブラブラ遊んでいたりします。
Alterたちが遊戯室で楽しそうに遊んでいる間、オリジナルである自分一人が、寝る間も惜しんで外に資源を掘りに行った時は……マジで泣きそうになりました。「俺、なんで仕事終わった後にまで必死に仕事してるんだろう?」
◆自分の「可能性」って何だろう?
でも、しんどいのに辞められない。それは、ストーリーがめちゃくちゃ気になっちゃうから。
元妻と別れなかった世界の自分が「俺が代わりに地球に帰る!」と言い出したり、名声を求める科学者の自分をヨイショしたり……。自分から分岐したはずなのに、驚くほどみんな個性的で人間臭い。
そんなAlterたちに囲まれるオリジナルのヤンが、最後にどんな「自分の本当の可能性」を見つけるのか。そこはぜひ、実際にプレイして確かめてみてほしいポイントです。
◆「もしも」を夢見るアナタに捧げるゲーム
「あの時、ああしていれば……」なんてついつい考えちゃう人は、今の人生に100%満足はしていないのかもしれません。
そんなアナタにこそ、このゲームを遊んでほしいです。 きっと、自分の人生の見え方がちょっとだけ変わる……かもしれません。あ、でも「中間管理職」の覚悟だけはしておいてくださいね!
※このレビューは筆者の文章をベースにAIが脚色したものです。
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