『ディスコ エリジウム』のGOTY・レビュー一覧

新着順 Game of the Year 2025 ゲーム別
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言葉の樹海を走破するが如き翻訳の鬼グランプリ
saTomura🥴(39) さん
ディスコ エリジウム
汚くて臭い親父として殺人事件を解決する アドベンチャーよりのRPGです。 ゲーム中の文章量 およそ100万ワードとも言われ 恐ろしい会話分岐の数もあって プレイするにも体力を使いましたが 冷静に「これを、人が全部翻訳してるんだよなぁ…」 と思うと、プレイできること自体への感謝を 禁じ得ませんでした。ありがとう翻訳家さん。
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Game of the Year 2024
ゲーム薄暗ポッドキャスト さん
ディスコ エリジウム
よう、調子はどうだ。ああ悪かった。まあ調子が良いわけないよな。そのしみったれた顔を見りゃわかる。俺はどうだって? はっ、聞くまでもねえ。相変わらずさ。最近は二日酔いの頭で港湾労働組合のストライキに形ばかりの参加をして、あとやることと言えばワーリング・イン・ラグズでハーディたちに絡まれないように酒を飲んで寝るだけ。全くクソみたいな毎日だよ。お前もそうだろ? この街にいるやつはみんなそうじゃねえか。このマルティネーズって街は、いやレヴァショールそのものがそうだ。ウルトラリベラルどもが共産主義を踏み潰してその上にひり出したクソみたいなもんだ。そんな街に住んでるんだから俺もお前もクソなんだよ。ワーリング・イン・ラグズの裏の木にはもう一週間も死体がぶら下がったままなんだぜ。はっはっは。おい。笑えねえよ。 死体と言えばよ、お前あの刑事を名乗る飲んだくれの野郎と話したか? 俺は刑事だと叫びながら裸で大騒ぎしてたハリーとか言う野郎さ。俺はワーリング・イン・ラグズで少しだけ話したんだが、あの野郎、例の死体の捜査をしにきた刑事だって言ってたぜ。笑えるよな。信じられるわけがねえ。夜通し泥酔して暴れて自分のネクタイとぶつぶつ話してるだけで捜査なんてしやしねえ。街がクソならやってくる刑事もクソってわけだ。あの野郎今朝なんかガストンの爺さんが食ってたサンドイッチを口八丁でせしめてやがった。笑えるぜ。いやこれは本当に笑えるよ。 やれやれだ。ちくしょう。全くやれやれだ。俺はそろそろ行くぜ。このマルティネーズって街はまるっきり吹き溜まりで全てがままならねえ。だが一応俺みたいなやつにもまだ役目ってのが与えられてる。役目があるうちはなんとかやるしかねえよな。それじゃ。またな。 ディスコ エリジウムはTRPGの要素を多く引き継いだアドベンチャー・ゲームです。あなたは自暴自棄になった飲んだくれの刑事、ハリーとなって、うちなる24の人格と対話しながら事件の解決を目指します。捜査方法はキャラメイクによって千差万別。全てを暴力で解決してもよし、相手の嘘を見抜いて追い詰めてもよし。ゲーム開始当初はそのテキストの膨大さに面食らうでしょうが、プレイに慣れていき、100万語を超えるテキストの濁流に飲み込まれる頃には、あなたもマルティネーズの人々やレヴァショールの空気の虜になっていることでしょう。 Switch版はエラー落ちが酷いのでそれ以外の機種で遊びましょう。最高のゲームです。
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TRPGの狂気のゲーム化、そして狂気の翻訳量、どうかしてるインディーゲーで賞
ジョン@営農とサブカル さん
ディスコ エリジウム
人の心の中には、いくつもの分人がいて、それぞれがそれぞれに思ったことを喋っている。もしも、それが一つ一つはっきりとした意思を持って自分の行動に影響を与えていたら?というのをまざまざと感じさせてくれるのが本作である。  本作では、プレイヤーは、アルコール中毒で、記憶を失った全裸中年男性となり、自分を取り戻すために、とある殺人事件の捜査をすることになる。どうもプレイヤーは、この街に捜査にやってきた刑事のようなのだが、酒の飲み過ぎで頭を打って記憶がない。  たまたま迎えにきてくれた同僚のキム捜査官と一緒に、どうにか捜査官としての体裁を整えながら、事件の捜査をしていく。  その際に、プレイヤーの頭の中では、たくさんある人格がひっきりなしに喋り続 ける。  内省的な気分を司る内陸帝国が話し相手の裏の意図を読み、百科事典が歴史やアイテムのトリビアをこれみよがしに披露し、俊敏性がいつでもスリの機会を伺っている、といった感じで、それぞれが喋る。  そして、この人格は、同時に、プレイヤーのスキルでもあって、スキルポイントを振ると、その人格の持っているスキルが強化されていく。これらの人格=スキルを駆使して、三日間で事件を解決するのを目指していく。  進んでいくうちにわかったことだが、本作は、我々の住んでいる地球とは違う世界が舞台になっていることがわかる。  ただ、似たような歴史を通っており、相変わらず共産主義と資本主義は争っていて、王侯貴族と民衆は対立し、企業は労働組合と対立している。そんな似て非なる世界を見比べながら、事件に没入するのに、ものすごくテキストを読み込むことになる。  一周だけだと良くわからないこともあるが、繰り返しやるとものすごーく味のあるゲームであった。未プレイで、ADVをやられる方、ぜひともやってみたら良いのではないでしょうか。
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ゲーム純文学賞
寝る。 さん
ディスコ エリジウム
今年出たわけじゃない気がするがそんなことは知らない。なんだかすごい大作小説を読んだような気がするが特に得るものもない。だが人を選ぶ大傑作。このゲームを紹介して大丈夫な人間は周囲に2人。そんなやつがいてよかった。