みんなのGOTY(ゲーム別)

新着順 Game of the Year 2024 ゲーム別

Bomb Rush Cyberfunk

Game of the Year 2023
よこすか さん
Hi-Fi RUSH
カラフルでポップな世界観と心地良いBGMの中で魅力的なキャラクター達が活き活きと動き回る作品。基本は爽快感のあるスラッシュアクションですが慣れてきてリズムに乗れるようになると目と耳と指、そして脳まで気持ち良くなれる戦闘が即非常に楽しい!! ストーリーに驚くような捻りはありませんが、素晴らしい音楽の支えもあり熱い展開が待っています。全てがテキトーな印象の明るい主人公と頭脳派のサポートというチグハグな即興チームが成長していく様子やキャラクター達の軽妙なやり取りも心地良いです。 スタートからラストまでとにかく爽快で最高に気持ちの良い作品でした!! 開発チームのみなさん、本作を紹介してくれた”ゲームなんとか”のHARUさん、ありがとう!!
Game of the Year 2023
bAnjo さん
Bomb Rush Cyberfunk
『Bomb Rush Cyberfunk』は、20年以上前にドリームキャストで発売された『ジェットセットラジオ』に影響を受けまくったゲーム、いわば令和に蘇った『ジェットセットラジオ』だ。 トゥーンレンダリング調のグラフィック、独特なキャラクターデザイン、ストリートカルチャーへの愛など『ジェットセットラジオ』の雰囲気がほぼそのままと言っていいほど再現されている。 プレイヤーは、あることをきっかけにサイバーヘッドになってしまったグラフィティライターの”レッド”を中心に、仲間とともに”ニューアムステルダム”のストリートで名声を上げ、制覇するために街中にグラフィティを描き、スケートボードやインラインスケートなどでトリックを決めていく。 ゲーム内で挿入される音楽は、日本語チルホップ(これは地味に驚いた)やフューチャーファンクなどのモダンで表情豊かな楽曲が多数収録されており、『ジェットセットラジオ』シリーズの作曲家である”長沼英樹”さんも参加している。 操作感やアニメーションは『ジェットセットラジオ』シリーズに忠実ではあるが、現代の操作感にチューンアップされており、街滑りやグラフィティアクションが爽快で楽しい。ジャンプ後にもう一度ジャンプボタンを押すと前方に少しブーストができるなど、『ジェットセットラジオ』ではできなかった痒いところに手が届いている。 また、ストリートダンスの要素が加わっており、物語を進めることでヒップホップ、ハウス、ブレイキンなどのダンス(エモート)が習得できる。これを各エリアに複数設置されている”フロア”で行うと、仲間になったヤツらがゾロゾロと集まってきてキャラクターの変更ができるのだが、キャラクター変更後も皆各々のムーヴをしており眺めていて楽しい。サイファー最高である。 個人的な不満点は、終始ノリノリな雰囲気かと思いきや意外とシリアスな物語、警察との戦闘が面倒で不親切であることだ。 総評として、『Bomb Rush Cyberfunk』は、『ジェットセットラジオ』シリーズのファンや、ストリートカルチャーに興味がある人にとっては間違いなく楽しめる作品であるが、ほぼ『ジェットセットラジオ』であるがゆえに本作だけが持つ新鮮さや斬新さはあまり感じることができない。しかし、本作のようなゲーム自体が希少な存在なだけに今後も僕のマイベストゲームに残り続けることは間違いないだろう。 プレイ時間も比較的コンパクトなので興味があればぜひプレイしてみてほしい。 最後にセガさん、”真のジェットセットラジオ”待ってます。 ※TGAでジェットセットラジオの新作開発中とアナウンスされました。現場からは以上です。
Game of the Year 2023
Shadowm_@ゲーム制作とボイロ動画 さん
アサシンクリード ネクサスVR
超最近リリースされたばかりのゲームですがド肝を抜かれる完成度でした。 アサシンとなり暗躍する人気シリーズのVR版です。 これまでリリースされてきたアサシンクリードシリーズでの、パルクールや暗殺、ステルス、剣戟、探索そのすべてを見事にVRへと昇華させたゲームです。 壁を掴んでの壁登りや柱から柱へのジャンプ、アサシンブレードでの動作もスムーズかつ思い通りに動くストレスの無さ、VRの都合上、1つ1つの操作の自由度が増しているため、むしろこれまでのアサシンクリードシリーズよりも広いプレイングが可能となっておりました。 PCの要らない、MetaQuest2のゲームでは、スペックやフレームレートの都合で、グラフィック面や描画できる物の量を諦めざる終えないゲームが大半でした。 そんな中、このアサシンクリードVRはその点に関して一切の妥協を感じず、 広大なマップにNPCもしっかり存在し、それでありながらグラフィック、フレームレート共に優れ、 ホントにこれどうして動いているのか疑問で仕方がありません。 残念ながら日本語ローカライズはされていないものの、ゲーム自体の操作が直感的なものが大半で、英語を読めない聞けないような自分でも、問題なくプレイすることが出来ました。