2024年、初めてゲームイベントに参加した。場所は当時暮らしていた古都・京都。14年も暮らしていたのに、そんなイベントがあったなんて気づいていなかったのは不覚中の不覚である。
BitSummitは日本最大級のインディーゲームの祭典だ。 そこで見つけた、目立つピラミッドにラーの目……。癖のありそうな兄ちゃんのドアップ。そんなデザインのドット絵に釘付けになった。 「絶対好きなやつーーーー!!」と飛びついたのは言うまでもない。
年々、最新ハードの高画質すぎるゲーム画面についていけず、視覚に老化を感じるようになった。 しかし「三つ子の魂百まで」と言うように、幼い頃にしゃぶりつくしたドット絵は令和になっても大好きで、どんな美麗な映像よりも、私にとっては美しい表現方法なのだ。
集英社ゲームズのブースでひとしきり舐め回すように見学し、パンフレットも確保して、ワクワクしながら2025年の発売を待った。 その間、気持ちを盛り上げるために墓場文庫さんの前作「和階堂真の事件簿」をプレイ。ちなみに、こちらは去年の私のGOTYである。
気持ちの準備は万端! 今は、お店に行かなくてもゲームが購入できる。発売日にダウンロードし、即プレイ。いい世の中になったものだ。(当時はカメクラで予約購入したものだが)
感想は「最&高」の一言。 UIは「和階堂真の事件簿」を踏襲しているが、よりリッチになった感触だ。 集英社ゲームズとのタッグにより、贅沢な仕様になったのかな?と勝手に嬉しくなってしまった。
ゲームの内容に関しては、ぜひ皆さんに体験してほしいのであえて記載はしない。 都市伝説、怪異、そしてドット絵が好きなアラサー女子には、ドストライクな作品であった。 そしてBitSummitで得た、「雑誌以外で初めて新作ゲームを見つけた感動」は、忘れられないほど衝撃的だった。
そんな今年の私のGOTYは、去年のGOTYと姉妹受賞となる作品「都市伝説解体センター」。 去年の体験があるからこそ、今年のGOTYに選んだ。
皆さんも、ぜひ「和階堂真の事件簿」を遊んだ後に「都市伝説解体センター」を! この二作を連続でプレイして、墓場文庫さんの作品の良さを肌で感じてほしい。