私は、ドラゴンクエストに関してどうにもできない悔しさを一つだけ持っていた。それは、ドラゴンクエスト1、2、3の順番でプレイできなかったということだ。
人生の諸先輩方は皆、口を揃えて言う。「DQ3で〇〇〇〇〇〇(名称は一応伏せます)に行った時の感動はすごかった」と。私が初めてプレイしたドラクエはSFCの3。生まれた年にFC版の3がでており、どうやってもネタバレせず1、2、3の順でプレイすることは困難だった。年を重ねるごとに、1、2、3とプレイした人の初めての感動は凄かったんだろうなと羨ましさが募っていった。
そんな中、昨年DQ3のリメイクが発売。ロトシリーズリメイクにあたり、開発者の堀井雄二さんから、「3、1、2とプレイすることに意味がある」「クリア後に驚きがある」といった発言。こ、これは、自分がロトと改めて向き合う機会を用意してくれた!
そこからはワクワクが止まらない。昨年3をプレイし、My GOTYとなる感動を味わった。今年は満を持して1&2を購入。
3では妻と息子二人共に冒険したが、1は一人旅。初めてまず感じたことは、ストーリーがしっかり作られている!FC版等では語られなかった細かな点や、追加されたイベントシーンなどが数多く追加されている。しかしそこに無理やり感を感じることはあまりなく、加筆、肉付けをしっかり行っている印象。それでいて、橋を超えると急に強くなる敵や、「ゆうべは・・・」といった以前からの要素はしっかりと用意されており、全滅したのにニヤリとしてしまう。追加要素の多くに、昨年3をプレイしたからこそ楽しめる要素が多々あり、1をプレイしている時点で2が楽しみでたまらない状態!
りゅうおう戦を前に、兜を取り逃すアクシデントがあったが、無事装備を整えりゅうおうを討伐。エンディング迎え、2を開始。はじめは幼い勇者の末裔たちが、冒険を通じて勇者へと成長する物語がしっかりと作りこまれており、どんどんストーリーに引き込まれていく。そして今回は色々なところで「はい」「いいえ」を迫られる。しかも、どーせ「はい」を選ぶまでエンドレスで質問されるんでしょ?とは思えない内容が多く、選択の時に迷うことが多々あった。もしかしたらどちらを選んでも同じなのかもしれないが、「自分がストーリーを決めている」感をとても感じることができた。
ちなみに、リメイクの2は4人パーティで、サマルトリア王家は兄妹で参戦。名前を自分でつけることができたため、ローレシアは自分、ムーンブルクは妻、サマルトリアは長男と次男の名前でプレイ。一人性別が違うが、お調子者という点で一致している為気にしない。
3プレイ時は子供を親がサポートするスタイルでプレイしたが、今回は攻撃するしか能がない父を家族がサポートするスタイル。妻からバイキルト、次男から応援された父はもはや無敵。傷ついても長男がすぐにベホマしてくれる。家族一致団結し、妻の祖国を滅ぼしたハーゴンを倒すべく旅を進める。
そして冒険の末、無事エンディングを迎える。「クリア後の驚き」に関して詳細は伏せるが、私は泣いた。昨年プレイした3で感じた感動があったからこそ、この「クリア後の驚き」への感動は数倍に膨れ上がったといっても過言ではない。1つの壮大なドラマを見終えたような満足感だった。
このレビューをみて少しでも興味がわいた方がいれば、是非3、1、2の順でプレイし、感動を味わってほしい。そうでないと、きっと過去の自分と同じ悔しさを味わってしまうと思う。
ドラゴンクエストと出会ってから29年。私のロト3部作はようやく完結を迎えることができた。ドラゴンクエスト、本当にありがとう。来年はドラゴンクエストと出会った30周年。ドラゴンクエストは40周年を迎える。これからも、どうぞよろしくお願いします。
このゴーストオブツシマというゲームは、もともと全くプレイしようと思っていなかったゲームだった。
なぜなら、私は子供のころからあまりアクションゲームが得意ではなく、ゆっくりと落ち着いてプレイするゲームを好んでいたからだ。友人とするモンハンがギリギリライン。ハラハラするバイオハザードシリーズや難易度の高いSEKIROなど全くプレイする気が起きなかった。
そんな中、ポッドキャスト「ゲームなんとか」を聴いていて知ったゴーストオブツシマ。プレイ前の印象は「パッケージかっこいいし面白そうだけど、難しいんでしょう?」だった。しかし、話を聞けば聞くほどやってみたいという気持ちが膨らむ。ここ最近リメイクや昔からのゲームシリーズばかりプレイしていた自分は、「ちょっと冒険してみよう!」と購入することにした。
そしてプレイ開始。オープニングで映像美と迫力に感動しながら1時間程度プレイした私は、テンションさがりまくり。む、難しい・・・。押すボタン多い、ガードのタイミングわからん、どこからともなく弓が来て死ぬ、気が付いたら死んでいる、etc...
ゲームを止めようかと心が折れかけたが、そこであることを発見。道を行く少数の蒙古兵やフィールド上のアイテムを使って防具が強化できる!そこからはコツコツレベル上げをするように防具を強化。すると、メインストーリーは無理でも、サブクエスト程度ならクリアできるようになってくる。そしてまた防具を強化。段々とスムーズに戦えるようになり、メインストーリーにも挑戦。メインストーリーや敵の拠点を攻略すると金属が手に入り、刀も強化していく。さらに段々とアクションにも慣れ、やられながらもボスを攻略していく。
これは・・・楽しい!自分は確実に強くなっている!とドはまり。
完全にツシマの魅力、魔力に魅せられてしまった私はどんどんプレイを続ける。初めて敵を後ろから暗殺し、葛藤する場面から主人公、仁への感情移入が始まった私は、物語終盤では感情移入MAX。夜な夜な酒を飲みながら、残虐な蒙古兵へ怒り、仲間の裏切りに絶望し、仲間の死に涙し、誉とは何かを考えながら眠りにつく日々を過ごす。そして購入から半年かけてようやくエンディングへ。
最後はもう号泣。37のおじさんが深夜に酒を飲みながら「叔父上、私には…できません…。」と号泣する姿は、絶対に妻には見せられない姿だったであろう。
しかし、この年になってこんなにも涙を流すことができるゲームに出会えて、すごくいい体験をさせてもらえた。本編で体力、精神共に力尽きたため、DLC要素である壱岐之譚はまだ未プレイ。来年は、壱岐へ旅立とうかな。と考え中。
そんな、今までのゲーム人生で感じたことのない体験をさせてもらったゴーストオブツシマを私の部門賞「酒飲みながら号泣したで賞」に挙げる。
余談:私と政子殿
最後に、このゲームで私の心に深くダメージを与えた政子殿の話をしたい。
一族を殺された復讐をしようとしている政子殿。はじめは深く考えずその手伝いをしていた。しかし、徐々に大きくなる政子殿への恐怖心。
敵を捕らえ、黒幕の居場所を吐かせようとしているのに、敵の煽りに怒り狂い殺してしまう政子殿。この人、煽り耐性低い…。
他にも、まだ一族の仇と決まったわけでもないのに可能性があればすぐに殺そうとする政子殿。敵と戦う時の狂気じみた姿やイベント内での恐ろしい発言に、段々と政子殿に合うのが苦痛になっていく。
私のゲーム時間は子供を寝かしつけた後。一緒に寝落ちして12時に目覚めたときに「ツシマしたいな。でも、今から政子殿のイベントか・・・。今日は寝よ」が何度あったことか。
挙句の果てに、サブクエストを進めるとまさかの政子殿と一騎打ち。え?戦うの?この人仲間じゃないの?と戸惑う私の気持ちをよそに、猛然と襲いかかってくる政子殿。最初に書いたが、アクションゲームが苦手な私。負けて崩れ落ちる仁に刀を突き刺す政子殿に完全にドン引き。何度も負けてはやり直しながら、ようやく撃破。政子殿は死ぬことなく、また仲間に戻ってきた。しかし自分の政子殿への不信感はMAX。一騎打ちのあと、仁が政子殿へ「二度と刃を向けぬよう」と話したときに、私と仁の思いは一つになったと思う。
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私には今年6歳、4歳になる息子がいる。このピクミン4は、今年1年の息子(主に長男)の成長を非常に感じさせてくれるゲームだった。
初めは体験版をプレイ。私がするのを見るより自分でプレイしたい派の息子は、何もわからないままプレイ開始。何をしたらいいかわからなくなると私に聞く、というプレイスタイルだった。プレイ開始時長男は5歳。ひらがながギリギリ読めるが文章はまだ難しく、よく私に「この人は何て名前?」と聞いてきていた。原生生物にもやられることが多く、「パパ、やって」と交代しながらプレイしていた。
しかし、徐々に呼ばれることが減ってくる。大丈夫かな?と思ってみていると、何とか文字を読んで理解しようとしている!原生生物にやられて失敗したときは便利機能である「巻き戻し機能(数分前やダンジョン開始時に戻ることができる)」を使用し、繰り返し挑戦している!ピクミンは、息子に文章を読むことと、トライ&エラーを学ばせてくれた。
また、このゲームはたくさんのピクミンを使ってものを運んだり、原生生物を倒したりするため、数字が非常に多く出てくる。資材があと何個必要、このアイテムはピクミンが何匹いる。原生生物にピクミンが何匹食べられたなど、この要素を通じて、息子の足し算、引き算の能力は劇的にアップした。
そうやってピクミンをプレイしていった息子は、ラストダンジョンまでたどり着く。さすがに立ち回りが難しいボスが多く、強いボスやラスボスは私が担当。エンディングを迎えたとき、息子は涙していた。自分で頑張ったこと、そしてクリアできた達成感がとても強かったのだろう。それを見て父も涙。
クリア後もピクミン熱は収まらず、収集アイテムの回収やサブクエストをやり続ける息子。2週目プレイを始めたり、やりこみ要素である「葉っぱ仙人の挑戦状」にもチャレンジ。親子で悪戦苦闘しながらクリアていたが、最終的は自分でクリアできるようになってしまった。ラスボスも、11月にようやく自力で撃破した。
ピクミン4は「段取りバトル」という、効率よくピクミンを扱い得点を競う対戦モードがある。はじめは手加減しながら楽しく遊んでいたが、息子はどんどん上達し、父はプレイさせてもらえない為どんどん差が縮まる。最終的には本気でやっても6歳児に勝てなくなってしまい、手加減までされるようになってしまった。
4歳の弟も兄に影響されピクミンをプレイ。文字が読めないためストーリーの進行は難しいが、ダンジョンへ挑んだりする中で、数字は読めるようになり、ゲーム内の何かを必死に兄から習っている。
そんな、二人の息子を成長させ、一人の立派なゲーマーを育成してくれたピクミンに「息子の成長を感じたで賞」を送りたい。今はゲーム以外にも服やチョコエッグなど、我が家にどんどんピクミンが入り込んでいる。息子たちのピクミンへの熱は、当分収まりそうにない。
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