「ラスボスはゲーム史に残る」
「今まで遊んできたゲームのラスボスでぶっちぎりの強さ」

steam版が発売された直後、ネット界隈でそんな評価・感想を結構な回数観て
これは手を出してみなくては。と思い、手を出したところ

「無事に丸々1ヶ月が溶けました」

やー面白かった。
他のゲームがまったく手を付けられないほどに、また普段はゲームをやらない昼休みなどの
ちょっとした時間までも手を出してしまうほど没頭。1日1時間ゲームできれば
良い方だったのに、この時は2時間3時間通しでやることも珍しくありませんでした。
噂のラスボスは何回挑んだか数えきれないほど。


このゲームの面白さは敵の攻撃を見切って弾く、パリィの気持ちよさとそこに
敵の隙をついて呪符による爆破攻撃を絡める戦闘が楽しい楽しい。

もちろん、最初から上手くできるはずもなく、初見~数回の挑戦では
「こんなん無理じゃん」と途方に暮れるをすべてのボスで経験しました。
それでも徐々に攻撃を見切りパリィできるようになって、最後は敵の大技すらも
弾いて攻撃を叩き込めるようになっていく快感。たまりません。


・・でも、それを楽しめるのって「高難度のゲームにわざわざ手を出す特殊な人だからでしょ?」
とこの時点で興味を無くしている人も多いかと思います。

ただ、このゲームはキャラクターの魅力も半端ないので、どうしても苦手という人は難易度を下げてでも
プレイしてほしいところです。

主人公、 羿を含め、登場するキャラは敵味方問わずかなり個性的で、 最初こそなんだこいつ?
となることが多いのですが、物語を進めたり、交流を重ねるたびにこのキャラ達のやり取りをもっと見たい、物語の続きを見届けたいという想いが湧いてきます。


決して高難易度だけが売りではない、確かな面白さがあるので
もっとたくさんの人がハマればいいと思います!


ちなみに、このゲームの世界観タオパンク。まあ、中国神話風だけどサイバーパンク的なSF要素
を含んだものなのですが、ちょっとホラーっぽい描写もちらほら出てきます。特に序盤はしっかりとグロテスクな表現があるのでそういうのがどうしても苦手な人は注意が必要かもしれません。
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このゲームは探索メインの2Dアクション、いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルの作品で、
ドット絵で描かれた動物がたくさんでてくる、むちゃくちゃ広い井戸の中?をひたすら探索していき
パズル的な仕掛けを解いたり、隠し通路なんかを見つけていくゲームです。戦闘要素がほぼないのも
大きな特徴です。(敵対してくる動物は結構いますが)


全体の雰囲気は美しくもあるけど、どこか不気味というか異様。
主人公は丸い茶色い何かだけど正体は不明。最初は移動とジャンプぐらいしかできず、とりあえずうろうろ
すると宝箱からやたらと「たまご」が手に入るけど謎です。ゲーム全体でテキストは道具の名前が出てくる程度で、世界観の説明なんかもほぼないため最初はとにかくすべてがわからない。

一見するとただ不親切なだけに聞こえますが、そこは謎解きのバランスが絶妙で
「がんばれば行けそう」とか「さっきの仕掛けの応用だな」と試行錯誤が捗ります。そうこうしているうちに偶然もっている道具の別の使い方に気づいたり、隠し通路を発見して別のルートが開拓されいったりして、その先でさらに仕掛けがありと、いつのまにか止め時を見失いはじめ、そして一気に駆け抜けるようにエンディングっぽいところまでたどり着くことになるわけです。もうちょっと、あとちょっとの沼が凄い深いゲームです。


そしてエンディングにたどり着いた段階ではまだまだ解いてない仕掛けがたくさんあることに気づかされます。

「 ゲームの本編は、ほんの始まりにしか過ぎない。プレイヤーは長い時間をかけて隠されたパズルを発見していくことになるだろう」

公式がこう明言するように、このゲーム全然果てが見えません。
そしてそこから先は自力だけで全部解き明かすのは難しくなってきます。

ちなみに私はPS5でプレイして、「トロコンまでしかできていません」普通のゲームなら
完全クリアなのでしょうが、このゲームはそこから先もまだまだ何かがあります。

とにかくやればやるほど、止め時を見失うとんでもないゲームで、 別のゲームでいうと 「TUNIC」とかにはまった人はどっぷりハマれるじゃないかと。
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幻想水滸伝のいわゆる「精神的続編」として
当時の開発メンバーがクラウドファンディングを実施して作り上げたこのゲーム。
私もバッカ―として開発初期から4年余りずっと待ち続けていました。


しかし発売に至っては度重なる開発の遅延やバッカー(支援者)に対する不誠実と言える対応などがあり、発売当初の評価は批判的な意見が多かった印象があります。
特にSwitch版はロードの長さやバグ・フリーズが大きな問題になっていました。

私はPSで本格的にプレイしたのは発売から1ヶ月ほど経過してからだったのですが、
さきにあげたロード周りや、フリーズといった問題はほとんど気になる所はありませんでした。
おそらくSwitch版も修正のアップデートが入っていると思われるので、現段階で普通にプレイする分には
問題がないはずです。


さて、本題ですが。このゲーム、雰囲気はほぼほぼグラフィックが美麗化した「幻想水滸伝Ⅱ」です。
なので、当時からのファンとしてはそれだけで感動してしまうのですが、残念ながらシステム周りやUI
、操作性なども悪い意味で踏襲してしまっているので、正直今の時代にプレイするにはかなり不満点が残る仕様がたくさんたくさんあります。

しかし

それでも私はこのゲームを推したい。

なぜなら「仲間集めがひたすらに楽しいから」です。
このゲームはタイトルの通り100人、正確にはもっとずっと多い
仲間がいます。

主人公は同盟軍のリーダとして仲間を集めていく事になるんですが
まあとにかくこの仲間集めが楽しい。本編そっちのけで各地を廻ることに
なるはずです。一般的なRPGに比べて数十倍規模で多い仲間が、
徐々に集い、本拠地が賑やかになっていくのが楽しくてしょうがない。

仲間といってもそれだけキャラがいれば形だけで中身がないんじゃないのと
思われるかもしれないけど、そこは本当にしっかりと作られていてどのキャラも個性が立っていて
いわゆるモブ感はまったくありません。戦闘に使えるキャラも相当多く、一見まったく関係なさそうな
キャラが連携技使えたり、ちょっとした掛け合いが細かく設定されてたり。
戦闘に直接使えなくても本拠地でお店や施設を開いてくれたりミニゲームができるように
なっていったり。人種種族も本当に多種多様で、お気に入りのキャラが絶対見つかるはずです



そんなこんなで、とにかく仲間集めが楽しいゲームで不満な点も多いけど
20年、30年前SFCやPS1の時代にJRPGを遊びまくった世代には刺さること間違いないです。


・・・まあとはいえ、不満点の中でもデフォルトの移動速度が遅すぎる点。
これだけは正直何とかしてほしかった・・装備品や、サポートキャラで
快適にはなるのですが、最序盤でストレスを感じてしまい、ゲームを投げる人も出てしまうのでは?という
レベルなので非常にもったいない。これからやる人、頼む、序盤は耐えて欲しい。



ちなみに私のお気に入りのキャラは・・やはりペリエールでしょうか。
ストーリー上でもかなり重要な人物で、登場シーンが多いというのもありますが
たぶん好きな人多いんじゃないでしょうかね。長くなりそうなので
ここではなにも語りませんが。
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