ベヨネッタシリーズはそれまでゲームのジャンルが「アクション」と聞いただけで「あー!自分には無理!無理!」と拒絶反応していた私に「もしかしてアクション上手くなった?」と錯覚させ、食わず嫌いを克服させた素晴らしいゲームです。
1作目が登場したのは2009年10月との事で今から13年も前になりますがいまだに色褪せず、時々遊びたくなります。
実際、ベヨネッタ3発売前に1と2をストーリーのおさらいを兼ねて遊んだのですが1作目で既に「完成形」となっていた事がよくわかりました。
敵の攻撃を紙一重で避けると画面に紫のモヤがかかり、自分以外の時間がゆっくり流れる「ウィッチタイム」。
ハリウッド映画「マトリックス」で発明された映像表現に被写体の動きはスローモーションで見えるが、カメラワークは高速で移動する「バレットタイム」がありますが「ウィッチタイム」を初めて体験した時、同作のSFXを自分で操作しているような不思議な感覚がありました。
最新作「ベヨネッタ3」は1作目から続く、アクションの気持ちよさはそのままに新たなアクションとして大魔獣を召喚する「デーモンスレイブ」が加わりました。
1作目から完成形の作品に新要素を加えるとともすれば「ぶっ壊れ」になるケースもある中、大魔獣を召喚して操作する気持ちよさ、面白さは奇跡といってもいいかもしれません。
ゲームのボリュームも10数時間でエンディングまでいけて気持ちよく作品を卒業させてくれます。
良い体験で終われるから前述したようにふとしたタイミングでまた遊びたくなるのです。
このレビューを見てもしベヨネッタシリーズを遊んだ事がなく、興味を持った方がいらっしゃればまずは1作目を遊ばれる事を強くお勧めします。
最新作はアクションは最高なのですがストーリーについては過去作を知っていた方が断然楽しめるからです。
1作目は現在、Switchで3000円台で購入可能なのでとりあえず遊んでみて面白ければ2作目3作目と続けていくのをお勧めします。
→ニンテンドーSwitchオンラインに加入している方ならニンテンドーカタログチケットで2と3を購入するのがお得です。
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