たくじのGOTY
GAME OF THE YEAR
ドラゴンクエストビルダーズ
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ドラゴンクエストビルダーズ

GAME OF THE YEAR
ドラゴンクエストビルダーズ
ぽこあポケモン!超楽しみですね皆さん!
ブロック状の地形で自分好みの村づくりをしたり、住民ポケモンの発見・交流や、わざを活かしたアクティビティなど。
こんなにドラゴンクエストビルダーズ的な面白そうなゲームなのに、おれのポケモン知識がゼロなために十分に楽しめないのではないか…
ぐぬぬ…そうだ、予習だ、そうしよう!と、
ポケモンはやらずにドラクエビルダーズとドラクエビルダーズ2を連続してプレイしてしまいました。
2016年 2019年にそれぞれクリアして、とても楽しんだ作品でしたが、今やっても横転しそうなほど面白かったので、ここにきて見事GOTY受賞です。
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「ドラゴンクエストビルダーズ」PS4
「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを おまえに やろう。
どうじゃ わしの みかたに なるか? 」
「はい」「いいえ」
ご存知、上記のあまりに有名なダイアログ、「はい」を選んでしまうと
「せかいの はんぶん やみのせかいを あたえよう!」と、闇の世界を押し付けられゲームオーバーになってしまうわけである。シリーズで唯一の明確なバッドエンドということだ。

実際に、闇の世界ってどんな感じの嫌な世界なのだろうか。

ドラゴンクエストビルダーズは、「はい」を選んじゃったあとの、闇に閉ざされ魔物が跋扈するローレシア大陸が舞台である。
城塞都市メルキドの廃墟っぷり、
水の都リムルダールな毒沼に閉ざされ、
温泉街ガイラにはマグマが湧き出している。
飢えや疫病、魔物の襲撃で生産活動が途絶え、わずかに生き残った人々は隠れるように生きながらえている、そんな闇の世界。

何故か物作りの才がある主人公ビルダーが闇の世界の各地域で少しづつ生き残りの拠点を復興させ、希望を作り出していく、というなかなかやり甲斐のあるお膳立てである。

シリアスな設定ではあるが、原作ドラクエにあった堀井雄二のテキスト運びのユーモアが、本作にもよく受け継がれている。
キャラクター音声は無く、「ポポポポポ・・」という文字音で、悲壮感あるセリフや明るいキャラクター表現、ユーモアなどもしゃべり切る。
本家ドラクエゆずりのテキスト芸で、笑ったり泣いたり、完成度の高いドラマ表現になっている。

拠点・村復興のクラフト要素だが、屋根を作る必要はなく、壁・ドアを作ると部屋として成立し、家具を作ることで寝室になったりキッチンになったり、拠点機能が整っていく。
作りたければ屋根を作って立体的に完成させるのももちろん楽しいが、壁のみで建物として機能するさまは、まるで初期ドラクエのような、上から建物の中が見える街並みのようで、懐かしいしわ、楽しいわ、作るのも手軽だわ、とても良い着地点である。
住民からの要望と、クラフト素材集め、建築のサイクルがとてもバランスよく、いい感じに忙しく熱中できるゲームプレイになっている。

そして音楽。これは語ってもしょうがない。
プレイして聴け。
すぎやまさんありがとうとだけ言っておこう。
ゲーム音楽はゲームプレイとセットになって真に輝く、ということに気付かされる。

いい感じにストーリーを忘れかけていたところだったので、おおむね新鮮な気持ちでプレイができた点は、自分の忘却力に感謝。
なかでも、懐かしい地名をたどる復興の旅のさなか、闇の世界を押し付けられ正気を失ったかつての戦士とまみえる場面は、とても胸にくるものがあった。

いやー、ピカピカに色褪せない再プレイGOTYとなりました。

おわり

アップロードしたフォト

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復興拠点にばくだんいわがカチコンで来て…

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無念だ…

congratulations
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