本作はPC(Steam)及びNintendo Switchで2024年1月18日(Steam)にリリースされた作品で、韓国の開発者Somi氏によって製作されました。
Somi氏は過去に「罪悪感三部作」と称される『レプリカ』『リーガルダンジョン』『The Wake』を製作し、どれも高い評価を得ています。
本作の内容としては、未解決の少女行方不明事件を当時事件を担当した元警部の記憶の断片を再構成して真相に迫るテキストアドベンチャーとなっています。
ゲーム画面は黒を基調としたシンプルな画面で、上部に登場人物の名前が表示され、その下に当時警部が聞き込みなどを行った際の会話の内容が表示されます。
最初は誰と会話をしている内容かは分かりません。(その人物の下に表示されたからといってその人物との会話とは限りません。)
その会話の中の特定のキーワードをクリックすると、そのキーワードに関連する別の会話が追加されます。
そうやっていくつかの会話を出していくと会話同士の繋がりが見えてくるようになり、会話を正しく配置し直すことで徐々に誰と、いつ、どのような場面で会話をしているのかが分かってきます。
そして本作の関係者は全員嘘をついています。
なぜ嘘をついたのか・・・自身の保身のため?誰かを守るため?
何が嘘か気付くことでさらに真相に近づくことができます。
見た目はシンプルですが、この真相を解明していく課程の見せ方が秀逸で、3時間程度で終わる短い作品ながら、時間以上の満足感が感じられ、真相が分かった時には目頭が熱くなりました。
価格も手頃なので、ぜひネタバレを見ずに自身で真相を解明していただきたい作品です。
なお本作に登場する元警部の名前は清崎蒼とあり、これは『リーガルダンジョン』の主人公と同じ名前となっている。
明確に同一人物であるとはどこにも示されていませんが、役職などから考えても同一人物である可能性は高いと思われます。
本作をプレイする上で『リーガルダンジョン』をプレイしておく必要は特にありませんが、本作をプレイして気に入ったならば『リーガルダンジョン』を含めた「罪悪感三部作」もプレイしてみても良いかもしれませんね。
なぜ今回同じ名前のキャラクターなのか、そこにも何かSomi氏が込めた意図やメッセージがあると思われるので、機会があればぜひ聞いてみたい。