『アサシン クリード ミラージュ』のGOTY・レビュー一覧

新着順 Game of the Year 2025 ゲーム別
アサシン クリード ミラージュのゲーム画像
誉あるマンネリで賞
paparapa さん
アサシン クリード ミラージュ
マンネリという評価は、悪いことなのだろうか。私がそのマンネリさに喜びを覚えたのは、アサシンクリード ミラージュである。ACシリーズといえば、かつては毎年のように新作がリリースされ、新規参入のハードルが上がり続け、そのリリースペースからも洋ゲー界の無双とも言われたシリーズである。そのためか、ACオリジンからはRPG要素が全面に押し出され、これまでのシリーズとはゲーム性自体大きく変わってしまった。オデッセイ、ヴァルハラと続いた、ミソロジー3部作は世間的な評価は高かったが、1作目から全作品プレイしている私には、「こんなのACじゃない」となり、ヴァルハラに於いてはいまだに未プレイである。 そんな中、ミラージュは原点回帰を謳いリリースされた古き良きACであった。舞台も中東で、どこか懐かしさすら覚えた。前3作はプレイ時間の長大化も問題として取り上げられており、本作のインスタントなプレイ時間は逆に評価されるべき点でもある。本作は実質的には初代ACのリブート作のような位置付けに近いと感じ、ACなんてこんなんでいいんだよと改めてシリーズが好きだということを再確認させてくれ、中途半端にしていたオデッセイへの扉を再び開いてくれた作品となった。(話は脱線するが、オデッセイはACシリーズとして考えるから、個人的には合わないのであって、アサシンではなく「誉ある戦い」をする戦士のゲームと考えたら、案外悪くなかった。プレイ中に叔父上の声が聞こえるくらいには、ステルスをしないゲームになっている) メーカーの懐事情を考えると仕方ないと納得するべきところもあるのだろうが、長いシリーズであればあるほど変化に戸惑うファンもいるのだ。長寿シリーズであればこそ、マンネリという評価を褒め言葉として受け取っても良いのではないだろうか。誉あるマンネリで賞に相応しい作品である。
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Game of the Year 2023
かづまるΛ المخفية さん
アサシン クリード ミラージュ
【ライトに遊べるシリーズ最新作】 元々が前作(ASSASSIN'S CREED Valhalla)のDLCとして発売される予定だったものをブラッシュアップし、より過去のアサシンクリードシリーズに近い要素を盛り込んだの今作。 ストーリー、サブクエスト、エリアそれぞれがコンパクトに収まっており、メインストーリーだけなら10時間程度でクリアできます。 ですが、自分は発売から約2ヶ月経って遠にストーリーをクリアしているにも関わらずまだ遊び続けており、現在トータルプレイ時間は65時間程度。まだ終わっていません! 『終わらせたくないっ!』という気持ちも多少はあるのですが、それ以上にただその街並みを見ながら(スリをしながら)練り歩くのが楽しいのです(そう、スリをしながら…)。 舞台は9世紀のバグダッド。『アラビアン・ナイト』や『アラジンと魔法のランプ』の舞台にもなった時代と土地を歴史的建造物や人々の生活、移動中に聞こえてくる会話や音楽、色鮮やかな雑貨の数々、昼夜で雰囲気を変える風景、そのどれもが見聞きしていて飽きることがなく、時間を忘れてアサシンが誕生するであろう世界観に浸ることが出来ます。 自分はもうこの要素だけで大満足でした。 勿論、本作はシリーズの原点回帰を唱っている事もあり、戦闘面はステルスメインの仕様となっており、背後・頭上・物陰から相手を一撃で始末するアサクリお馴染みのスタイルを楽しむことが出来ます。 また、複数の敵と対峙した時はパリィや煙幕などの小道具を駆使し相手を翻弄しつつ上手く切り抜ける事をオススメします(まともに複数人を相手にしようとすると簡単に倒されてしまうのでご注意下さい)。 自分は設定やアサシン感を重視していた為、煙幕と投げナイフ以外の小道具やスキルは使用せずに縛りプレイで遊んでいましたが、よりスタイリッシュに複数の敵を仕留める方法が用意されていますので、初めて遊ばれる方でも安心してカッコいいアサシンを体感する事ができると思います。 物語についてはネタバレになりそうなのであまり語らいでおこうと思いますが、概要をお話すると…前作に登場していたバシムと言うキャクターが本作の主人公となっており、彼がアサシンの主力メンバーになるまでの前日譚が今作で語られますので今作から遊ばれる方が遊んでも問題はありません。まだ遊ばれてない方にも是非手にとっていただきたいです。 グラフィック、音楽、環境音、メイン・サブの物語、風景や装飾品、時代背景や設定資料の解説などのテキスト、どの要素もこの世界に没入するために欠かせない要素であり、時間を忘れて浸る事の出来るプレイが今回のアサシンクリードで久々に体験できたと僕は感じています。 今作のコンパクトさに物足りなさを感じている方もおられた様ですが、僕個人としてはクエスト進行以外のところにも沢山楽しめる要素が散りばめられていてかなり満足度の高い一本でした。 少しでも気になっておられる方がいらっしゃれば是非一度遊んでみていただきたいです🎶 最後に過去作の言葉を借りて…… 『ようこそ、アサシンクリードの世界へ ここでは歴史が、あなたの遊び場です。』 それでは、アッサラーム・アライクム🌌