牧場経営ゲームの傑作であるスターデューバレーに激ハマりして千時間近くプレイした。
ほぼやり切ったかなーと思っていた所、何処からか「闇堕ちスタバレ」なるゲームが存在すると情報が入ってきた。
Graveyard Keeper
という名のゲームらしい。訳すと「墓守」。
不穏なワードとスタバレ的ゲームが合わさるとどうなるのか興味が湧き恐る恐る購入。
牧場経営系ゲームの冒頭は廃れた農場を再興するため自ら村に赴く事が多いが、このゲームは事故に遭いなんだか分からない世界に強制的に転生させられてしまう事から始まる。
目覚めた場所は寂れた教会と墓場の隣にある小屋。主人公は訳も分からず彷徨うと何処からか声が。声が聴こえる場所に行くと「喋る頭蓋骨」が話しかけてきてアレコレ指示してくる。
訳が分からない俺とゲームの中の男。
話を進めて行くとどうやら元の世界に帰るには寂れた教会と墓場を修復して村人達の信仰を集めて徳を積めば帰ることが出来るかもしれないとの事。
主な仕事は荒れた墓の修繕、教会の設備強化、もちろんスタバレ要素である農業になる。
やがて鈴の音と共にロバがあるモノを運んでくる。
遺体だ。
墓守なのだから埋葬作業はするんだろうとは思ってた。
だがここである作業が発生する。
「遺体の解体」だ。
このゲームは墓場を整備するにあたり、墓のグレードというステータスが存在する。墓標や棺などの材質の他に「遺体の品質」が重要になってくる。ロバが運んでくる遺体はそのまま埋葬するには品質が悪い。そこで遺体を解剖室に運び血液と脂肪を摘出すると品質が上がりその遺体を墓に埋葬すると墓のグレードが上がるという仕組みだ。
遺体の品質てっ!!!笑
また遺体の肉を摘出し店に持って行って売ることも出来るし焼いて食べる事も…
めちゃくちゃやこの世界!!
暗い!怖い!忙しい!死体解剖したくない!まだ農作業してるんだからロバ死体持ってくんなっ!!
そんなこんなしてるうちに墓場が綺麗に整っていき教会に人が集まり始め、村人からの信頼も上がり楽しくなってきた。
意外に謎の多いストーリーも気になるし、スキル解放で作業効率もどんどん上がって行く。
DLC(安い)を導入すれば遺体をゾンビ化して作業員にできたりする。ゾンビ農場のワインとか作れて楽しい。
ブルーチーズぐらいクセの強いゲームだが、心の一線を越えるとたちまち時間が溶けまくる神ゲー、いや「死神ゲー」になる。
さあ皆んなも新鮮な遺体をGETだぜっ!!!