みんなのGOTY(ゲーム別)

新着順 Game of the Year 2024 ゲーム別

Core Keeper

Game of the Year 2024
てっくん さん
Core Keeper
正直いうとやる前はあんまり期待してませんでした。 というか、今でもコレがサイコー!ココがメッチャオモロイ!って部分は分かんないです。 でも、止められないんです。 平日でも、つい夜中までやってしまうんです。 逆に聞きたいです。このゲームって何が面白いんですかね? ゲーム友達とSteamセールでなんか買う?というノリで購入したのがキッカケです。 夜な夜なディスコードで喋りながらダラダラプレイしてます。 今日も倉庫整理しないと
Game of the Year 2024
ゆぐみ さん
Core Keeper
きっかけは些細なことでした。今年の9月、ドラクエの発売日まで時間をつぶせるゲームを探していたところ、PS Storeで見つけたのが『コアキーパー』その価格の手頃さと、2D視点で画面酔いしなさそうという理由から「繋ぎのゲームにちょうど良さそうだ」と軽い気持ちで始めたのが運命の分かれ道でした。 ゲームが始まると、いきなり真っ暗な空間に放り出される。チュートリアルなんてものは一切なし。ただひたすら掘り進めるしかない。暗闇の中、掘り進めた先で突然開ける空間を見つけ「やっと出口か!」と飛び出すと、どこからともなく現れたモンスターに即座にやられてしまう。そして最初の暗闇に逆戻り。最初はその理不尽さに「なんだこれは!」と思ったものの、不思議と手が止まりらない。 気づけば夢中で掘り進め、整地を繰り返す自分がいました。まずは拠点を作り、近くにいる牛や羊を連れ帰り畜産を始め、作物を育てるための土地を整地。そして拠点を広げるための整地。新しい素材が欲しい!新しいエリアに行きたい。そのためにまた整地。整地、整地、整地……気づけばこのループに完全に取り込まれてしまっていました。 あるとき「自分の拠点をもっと良くしたい」と思い、他のプレイヤーの作った拠点を参考にしたくなり、今まで敬遠していたDiscordに初挑戦。海外プレイヤーの拠点アイデアを知りたくて、片言の英語で質問したり、翻訳機能を駆使しながら情報交換をしたり。そうしてまた、整地に戻る日々。 コアキーパーは掘る・作る・育てるというループが中毒的な楽しさを生むゲームです。一見すると単純な2Dマイクラ風のゲームかと思いきや、暗闇からの探索や未知のエリアへの冒険が、整地が、想像以上に奥深い体験を提供してくれます。そして何より、整地の魅力に取り憑かれる危険性があります。一度始めると、その平坦な土地に何を作るかを考え続け、気づけばまたひたすら掘り続ける……整地楽しい。 ドラクエの発売日までの「つなぎ」として始めたこのゲームが、まさかここまでハマるとは思いませんでした。整地好きならきっと楽しめる。いや、気づけば整地が好きになっている。そんな一本です。
Game of the Year 2024
ヂャンヂャン さん
Core Keeper
簡単に言ってしまえば、マイクラライクな2Dサンドボックスゲーム。テラリアが横スクロールならコアキーパーはその俯瞰視点バージョン。上下軸が存在せず、360℃に広がるオープンワールド。マイクラ、テラリアが地面を掘るなら、コアキーパーは壁を掘る。そんな感じでしょうか。クラフトゲー好きであればだれもが触れてきたであろうマイクラとテラリアこの2大巨塔を差し置いてアーリーアクセス時から注目されるコアキーパーとは!   主人公はある日、石碑のようなものに触れたことをきっかけに突然異世界に飛ばされます。そこは真っ暗闇の世界。何の説明もなくプレイアブルとなったキャラクターを操作して手探りで周辺を確認しつつ、殴るアクションでオブジェクトを破壊し、ドロップしたアイテムを入手します。手に入れたものを確認するためにインベントリを開くと、何やらクラフトができることを発見。どうやら木材だったらしき先ほど入手した素材から松明を作成し、周囲を照らしながら壁を掘り進めるところから冒険が始まります。 終始説明はほぼありません。喋ってくれるNPCもいません。孤独の中、手探りでこの未知なる異世界を生き抜くサバイバルが始まります。クラフトやできることなどは、大体前述したマイクラやテラリア、スターデューバレーなどとほぼ同じですが、操作性の良さやUIの分かりやすさから、未経験者でも何をすればいいのかわからない。どうやればいいのかわからないといった状況には陥りにくく、説明やチュートリアルを排除した代わりに、上手くプレイヤーを誘導させる造りになっています。 掘れば掘るほどに、作れば作るほどに新しい発見と果てしない種類のアイテム、モンスターとの出会いが止め時を失い、あっという間に私はこのゲームの虜になっていました。 破壊可能なオブジェクトは攻撃を加えることでドット絵の揺れと音で知らせてくれたり、生い茂る草は通過するプレイヤーの動きに合わせてザワザワと揺らぎ、地底世界に時折存在する陽光が降り注ぐ場所では木々や草花、池が照らされて美しく輝き、光の当たらない影は深い闇によって恐怖心を煽り、冒険心をくすぐる細かな美術センスや空気感を引き立てるBGMは、デフォルメされた2Dドット絵であるにもかかわらず不思議とその世界にリアリティを感じさせてくれます。 フィールドは360℃ほぼ無限に広がります。そこは恐らくマイクラ同様、マップの自動生成で広がる仕組みだと思われます。ただし、序盤は制限がかかっており一定より外の世界へはいけないようになっていて、いわゆるゼルダの伝説ブレスオブザワイルドのようなチュートリアルをクリアして世界が広がるようなイメージです。掘り進めるほどに出会える様々なバイオーム。そんな中に見え隠れする巨大なボスの影。集落を築き主人公を襲う謎の亜人達。遺跡に隠されたこの世界の秘密。限られたテキストを頼りに未知なる暗黒世界をクラフトした装備品や道具の数々を駆使して冒険します。 私は今回のレビューではあえてゲーム内容のシステム的な部分には触れませんでした。それは、これからプレイする方に極力ゼロ情報から始めて欲しいと思ったからです。本音を言えばこのレビューすら読んで欲しくないくらいです。自ら発見する楽しみ方こそこのゲームの醍醐味だと私は思います。 最後に、1000円ほどのセールで購入したこのタイトルを、抱き合わせで購入した5000円のゲームそっちのけで100時間以上楽しんでいます。当然ではありますが、ゲームの面白さは値段ではないなと改めて痛感しました。まだまだ終わりは見えません。