皆さんは任天堂が出していた「バーチャルボーイ」を覚えているだろうか。
これは任天堂初となる3D立体視対応の、赤色が特徴的なハードだ。任天堂が出したハードなので、もちろんこのゲーム機で遊べるマリオも発売された。
これを家の近くのおもちゃ屋さんで試遊できたときの衝撃は今でも覚えている。
なんとマリオが画面の奥の方にあるコースを歩くのだ。
もちろん手前にも戻って来る。
ゲームはここまで進化したのか、と幼心に、目を赤色にやられてチカチカしながら感じていた。それが1995年の暑さのまだ残る秋だった。
あれから約30年。
その間に出たマリオの要素も取り入れながら、私が衝撃を感じた奥行きのある移動もしっかり取り入れている、過去作をぎゅっと集めて更に進化させたのが「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」だと、私は思う。
ついつい次の面に進んでしまうあのワクワクと、新しいアイテムにドキドキしながら楽しめる、そんな作品。
今までと少し違ったコースBGMとともに是非。