購入したのは、2024年1月2日。
たぶん、セールだったんだと思う。
私は人狼ゲームが、特別好きというわけではない。
だからこのゲームとも、数日遊んでは離れて、数か月後に思い出したように戻ってきて、また数日でやめてしまう・・・
そんな付き合い方をずっと続けていた。
そもそも私は、途中で離れたものに戻るのがあまり得意じゃない。
読みかけの本はそのまま積まれて、久しぶりに開いても、もう内容はほとんど覚えていない。
ゲームも同じで、間が空くと続きからはできず、結局また最初から始めて、そして、やっぱり途中でやめてしまう。
それでも『グノーシア』は、少し違っていた。
少し遊んでは満足して、放置する。
それなのに、不思議と「積みゲー」にはならなかった。
何度離れても、また戻ってきてしまう。
理由はよくわからないけれど、そういうゲームは、私にとってかなり珍しい。
気づけば二年近く、「付き合っては別れる」みたいな距離感のまま、このゲームと過ごしてきて、そして、ようやくクリアした。
もう起動することは、たぶん、ない・・・
あれほど、離れては戻るを繰り返してきたのに、エンディングを見終えたあと、もう一度起動しようとは思わなかった。
それは冷めたからでも、満足しきったからでもない。
遊び終えた、というより、理解してしまった、という感じに近い。
そう思わせるところまで含めて、今でも印象に残っている。