かむるのGOTY
GAME OF THE YEAR
大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ
前作からやりま賞!
Hollow Knight: Silksong
ここから始めま賞!
空の軌跡 the 1st
かむるのGOTY
GAME OF THE YEAR
大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ
前作からやりま賞!
Hollow Knight: Silksong
ここから始めま賞!
空の軌跡 the 1st

GAME OF THE YEAR
大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ
皇帝暗殺の嫌疑をかけられた公爵令嬢スカーレットが
肯定するでも否定するでもなく、いきなり国に反旗を翻し
どんどん制圧していくゲーム。我がままに暴れまくるスカーレットのたどり着く先は?


とにかくダブル主人公の1人であるスカーレットの暴走っぷりが物凄く、開幕から「こいつやべえやつ」と思う事間違いなし。なんなら若干引き気味にになるかも。

そしてもう一人の主人公リリィはほぼ出合い頭にそのスカーレットに殺されてしまうのだが・・・ 

まあ、それは些細なことなので置いておくとして。

とにかくキャラクターのテンションというか、勢いが良く
グイグイと物語の世界観に引き込まれていきます。

冒頭さらにはPVの掴みって凄く大事だなって思いました。
そして最後まで掴まれたまま駆け抜けられます。


ではキャラクターの掛け合いやストーリー進行がメインで戦術、ストラテジーパートはおまけなのかというと、全然そんなことはなくとてもよくできている。


細い補給線をなんとか維持しつつ火力の高いスカーレットを中心に少しずつ前線を押し上げていったり、時に敵将に奇襲を仕掛けたりしていく様がリリィの軍師的な立ち位置での戦略として上手く表現されているように思えた。

ただ、とにかくこのゲーム、基本的に多勢に無勢状態なので油断をしなくてもよくゲームオーバーになります。

ゲームオーバーになると「寸劇」が始まります。
「デッドエンド劇場」というらしいです。
Fate/stay nightのタイガー道場みたいな感じです。
基本的にノリは軽く、攻略のヒントとかくれます。失敗はそう気にせずに思考錯誤してやり直せということです。そこにはあまり悲壮感はありません。なんなら途中からわざと観に行きたいまでちょっとある。 


ちなみに紹介文にもある通り、道中は敵将を倒さず捕獲して仲間に加えていくか、倒して処刑するの二択が迫られ、それによって分岐もあります。
とはいえ1周目は素直に手あたり次第捕獲して仲間を増やすのが基本。そして1周して愛着がわいてきたキャラを2週目で容赦なく処刑していく・・・ああ実に心が痛みます。悪逆にもほどがありますね。

そう、心が痛むぐらいには主人公2人以外のキャラも魅力的だと思います。そしてなにより頼りになる。よくあるSRPGみたいに後半になると人数制限で出撃できないキャラがでてくるということもなく、基本的に敵の方が戦力が多いため必然的に一人一人の役割が大きい上、絆イベントなんかもあるためクリアするころにはこれ全部殺して回るルートがあるのマジ??ってなります。

ちなみに私はプリムラというキャラが特に好きですね。彼女の演説のシーンは必見です。


戦略パートの個別の戦闘のバフ・デバフの掛け合いとか、
敵の捕縛にも関わってくる「配信」とかむしろ本作ならでは
要素に関して何も触れてなかったけど、やってみてのお楽しみ!
「配信」の効果なんて色々突っ込みどころがあるよ!

あとどうしても詰まったら公式が丁寧な攻略情報作ってくれているので参考にすればいいです。
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ゲーム概要

『大悪逆令嬢 ストラテジーオブリリィ』は、ターン制ストラテジー。 「皇帝殺し」の濡れ衣を着せられた悪逆令嬢スカーレットと、謎の少女リリィは人類初の配信者として帝國に反旗を翻す! ハッピーエンドを目指して、敵将全てを捕縛し潔白を晴らすのか、敵将たちを容赦なく処刑して魔王の道を歩むのか!
from Steam

プロモーションビデオ等

ショップ・メーカーサイト


前作からやりま賞!
Hollow Knight: Silksong
このゲームは人を選びます。

具体的に言うと「前作、Hollow Knight」をクリア(できればDLCまで)して、満足した人が遊ぶゲーム。

要は「前作からやってくれ」という話。前作をやってやってやりつくして、そして今作Silksongに向かいましょう。

とにかく前作がとつもなく楽しい。広大なマップの探索アクション、強大なボス敵とのバトル、それを彩るBGM、どれをとっても2Dアクションの最高峰、到達点といっても良いぐらいの出来。そして値段は定価でも1500円程、はっきり言ってバグってます。
「ちょっと安すぎるだろ」と購入者がクレームみたく言うこともあるとか。気持ちはわかる。私もそう思う。

基本的に難易度は高めですが、本編クリアまでなら理不尽と感じるまではいかないと思うので、まずはあの世界観に引き込まれて欲しいところ。そして気に入ってDLCパートまでたどり着いたよって人はそのまま今作に手を出せばいいと思います。そもそもがHollow KnightのDLCの一つとして開発がスタートしている作品ですからね。


さて、前作の話をしだすとキリがないので今作の特徴を挙げると。
なんといっても主人公ホーネットのキャラクター性でしょうか。
前作は主人公が喋らないこともあってかとにかくどこを探索していけばいいのかが全く分からない場面が結構ありました(それが悪いという事ではない)それに対して今作はしっかりと喋るし、明確な目的があるため前作とは全体の雰囲気は似ているがプレイしている感覚ははだいぶ違うと感じました。

そしてそれ付随したストーリー展開が魅力になっています。さきほども挙げたよう前作の主人公は喋らないし、ぶっちゃけ最後まで何をやっているのか私にはよくわかりませんでした。(断片的な世界観情報から考察は捗りますが)
それに比べると今作は特に中盤以降の展開はなかなかに「熱い」詳細は伏せますが「ホーネット姉さんかっけええ」ってなります。なんなら終盤はちょっと涙腺が緩んだりもします。

もう一つのポイントはなんといってもアクション面。
まあとにかく動かしてて楽しいですね。前作も楽しかったけど
今作はよりスタイリッシュに動かせるようになっています。
最初こそ下攻撃が斜めに向かったりして戸惑うのですが、それもすぐに慣れるし少し進むとクレストと呼ばれるスタイルの変化が解放されてアクションのモーション自体が大きく変えることができたりもするので後半の難しめの探索も大きな問題にはならないでしょう。
後は「道具」の存在。前作のチャームのように攻撃範囲を伸ばしたり地図に現在地を表示できたりとか様々な効果を付与するアクセサリー枠もあるけど、注目したいのは使用回数に制限があるサブ武器の存在。これが結構火力高いので上手く活用することでボスの攻略難易度がガラッと変わる。
種類は様々で投擲武器での遠距離攻撃やまきびしなどの設置型、更には自動追尾で攻撃してくれる奴など。 メイン武器だけのガチの殴り合いだとかなり苦戦するボスも多いけど、この道具を上手く活用することであっさり倒せてしまうなんてことが結構ある。前作よりも立ち回りの幅は広がっていると思う。

最後にボリューム。
私はひとまず一通りの要素を全部巡って130時間ほどでラスボスを
倒すことができました。クリアした人の中ではかなり時間がかかった部類だと思いますが、早い人でも50~60時間は必要でしょう。それぐらい、探索してもどんどん新しいマップが出てきます・・え、このマップどこまで広がってるの????って末恐ろしくなりました。それでも、途中でもういいや・・ってならないのが凄いところだと思います。

そして、つい先日DLCコンテンツ「Sea of Sorrow」が開発中、
時期は不明ながら来年配信という発表がありました。なんとこれ「無料」だそうです。・・まじ?

前作は1500円でバグった価格。今作も2300円で少しは
上がったものの正直「破格」といって良いと思います。
セールなんて待たなくて良い。とにかくやりましょう。
とりあえず前作から!
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ゲーム概要

呪われた王国の頂上をめざせ!
from マイニンテンドーストア

ここから始めま賞!
空の軌跡 the 1st
コンシューマーのゲームからちょっと距離が遠かった時期にPSPに移植された空の軌跡に偶然出会いました。SFCやPS1・2時代のRPGが大好きだった私には深く深く刺さりました。

当時、元々PCのゲームとしてスタートしている空の軌跡を知っている人は周囲にはなかなかおらず、なんでこんな名作なのに誰も知らないんだろう?とネット上を探すと、そこには熱心なファンがゴロゴロといるではないですか。そしてその人たちも割と口をそろえて「リアルの周囲で知ってる人が少ない」と嘆いていたのです。

そういう人たちと旧Twitterで交流を持つようになったのが
私のSNS交友の原点でそこからオフ会とか色々参加したりして、
今でも続く関係を作ってきたのでこの空の軌跡はある意味
私の人生の中でもなかなかに大きなタイトルと言えるかもしれません。

閑話休題。

軌跡シリーズ、もっと言えばその前から続く英雄伝説シリーズの印象といえば。

・名前は聞いたことがある。なんか毎年出ている気がする。
・ちょっと調べたけどシリーズ作品が多くてよくわからん
・コアなファンが多いみたいだけど、周りでやっている人を
 あまり見かけない。
・音楽面で評価されているのをよくみる

大体こんな感じではないだろうか。PCやPSPで出ていた
頃に比べるとタイトルの露出や知名度はだいぶ上がってきたと思いますがそれでも新規で始めるハードルは高いように思います。
なにせシリーズは10作を楽に超え、しかも世界観・ストーリーは繋がっていて、ゲーム内の歴史が紡がれ続けている。どこから始めればいいかわからないというのはもっともな意見だなと思います。


とりあえず結論を言うと「空の軌跡the 1st」をやればOK
ということです。安心してください、その先ながーく続くシリーズ全部追えなんて言いません。追ってくれればそれはそれでいいですが、この「the 1st」そして来年出ることが決まっている「the 2nd」 ここまでやりましょう。

フルリメイクの発売が決定される前から「軌跡はとりあえず空の軌跡やればいいよ」と言ってきた身として今回のフルリメイクはまさに渡りに船、PCからPSP、PS3と移植は繰り返されてきた本作ですがさすがに20年以上前のゲーム。今そちらを進めるのは酷だなあと思っていた時期だったからです。
ただフルリメイクとなると過去作と変わってしまう点も多いのではないか、実際声優はほぼ一新されるとのことで、若干の心配もありました。


杞憂でした。

20年近く前にプレイしたのとほぼ同じ感覚で遊べました。それは
古いシステムそのままというわけではなく、ちゃんと最近のシリーズのシステムに合わせてテンポ感とかもはや別物に進化しているのですが、プレイ感覚は20年前と変わらないのです。何を言っているかわからないと思いますが、思い出補正を見事に塗り替えてくれました。
他のゲームのリメイクを遊ぶことも最近は多いですが昔はこうだような・・変わってしまったな。ってなることが少なからずあったのに、このリメイクはそれがあまりない。ほんとビックリです。声優も変わってるのにそれを感じないってヤバくないですが。私元々の声優さんの演技めっちゃ好きで本当に心配してたのに。


というわけで、昔からのファンも納得のリメイクだと思うので安心してください。

さて 少しは中身にも触れたいと思います。

本作には <忘れられない旅になる。>というキャッチコピーが付いていますが、まさにそれという感じ。
「旅」感が強いのが特徴かなと思います。

街道を通って1作かけて国を一周りすることになるのですが、続編のシリーズだと舞台がひとつの都市だったり、移動が最初から飛行船やら列車だったりすることが多くって、ゆっくり世界をまわるという感覚は今作ならではかもしれません。

<この辺の空気感は英雄伝説としての前作ガガーブ3部作からの流れが大きいと思いますが、そっちに触れだすと取っ散らかって本気で収拾がつかなくなるので割愛。 こちらは世界観とかキャラとか繋がっていないのでスルー!(ちなみに最近スマホで再始動してるよ!)>

このゆっくりというのが実は肝で。今作は遊撃士 ー民間人の安全と地域の平和を守ることを目的とした組織ー の見習いとしてスタートして国を周り、その地域の依頼をこなしたり事件を解決しながら成長していくという流れなので、魔王がでてきて世界が滅ぼされる!みたいな空気じゃないんです。(まあ、もちろん一つ一つの出来事の裏ではあれやこれやいろんなことが起こっているわけですが)

なので比較的平和な雰囲気の中、甘酸っぱい青春模様なんかも今時珍しいぐらいベタベタに描かれていますし、各町の人たちの日常も丁寧に展開されるわけです。ちゃんと物語の進行とともに町の人たちの状況や会話も細かく変化して住民もそこでちゃんと生活しているのが感じられるというのが本作の大きな魅力と言えます。住民を追い過ぎてなかなかストーリーが先に進めない!ってなるのもうれしい悲鳴なレベルに収まっている良いバランスだと思います。

とはいってもそれはメインキャラがいてこそ活きるというもので、エステル・ヨシュアはもちろんの事パーティ入りするメンバー全員、それ以外のキャラもほんと魅力的です。クローゼなんてほんともう・・推せます、最強です。

あと戦闘もなかなか楽しいんですよね。細かくは書きませんがコマンドRPGをしっかり進化させている感じ。さらに
面倒だと思われがちな雑魚戦はアクションバトルで快適に進めたり
とにかく昔ながらのRPGが好きな人にはぶっ刺さること間違いなし。さらに音楽も最高です。私はクリア後数時間後にはサントラを買っていました。銀の意志かっこよすぎだろー


と、長くなりましたが。軌跡シリーズ、手を出すならまずは
ここから。というより「これだけはやってもらいたい!」
congratulations
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ゲーム概要

2024年に生誕20周年を迎えたストーリーRPG「軌跡」シリーズ。その記念すべき第1作、『英雄伝説 空の軌跡FC(ファーストチャプター)』を完全フルリメイク!
from Steam

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