全ての創作をする人たちへ贈る―

『ОU(オーユー)』

やあ、きみか。
このお話はね、記憶喪失の少年が尻尾に炎の着いたオポッサムと出会うところから始まるんだ。
彼に導かれ、少年は自分の正体とこの世界の真実を知ることになるのさ。

基本は左に進んでいく横スクロールアクションだ。
アクションとはいえ出来ることといえば、いろいろな効果がある“付箋”を投げて物に貼り付けるだけだよ。
付箋の効果で謎を解いていくんだ。
付箋には詩的で抽象的な文章が浮かび上がる。その内容は人によっては特別な印象を持つかもね。

登場キャラクターもそれぞれ何かを象徴したものになっているんだ。
それは物語を進めるにつれて徐々に明らかになっていくよ。

世界はそれほど広いわけではなくて、同じところにも何度か訪れることになるけれど、訪れるたびに違った意味を持っていたりするんだ。
緻密に描かれた背景とキャラクターのアニメーションにきっと心奪われるよ。
たまにドキッとすることもあるかもね。
BGМのギターの音色がとてもクリアに聴こえて、この世界の情緒を物語っているよ。

この世界は不思議で、可愛くて寂しげで、もの悲しくて、薄ら恐ろしくもある。
そして最後に待ち受ける真実を、きみは受け止めることになる。
きっときみの中でいつまでも残り続けるものになるだろう。
サウダージゴーストがその思い出を忘却の果てに送ろうとも、きっとまたいつかふとした瞬間に思い出す。
そんな作品だと思うんだ。

これ以上この作品については語れないな。


だから最後にもう一度いっておくよ、

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ーーーーーーーー『限界ОL海へ行く』ってゲーム
                知ってるかい?

たしか通勤途中の人に
反対方向の電車に乗ってみませんかって誘う企画の
TV番組に着想を得たっていうやつだよね。

     昼休憩中にふと限界が来ちゃったОLが
      海を見に行くってだけの話なんだぜ。

途中で個性的な人物と出会いながら
「自分の場所」を探し歩くんだよね。

                 そうです~。 
         こんな感じでチャットみたいな
          会話劇で進んでいきます~。
       だからとても読みやすいのです~。

選択肢もないし、
淡々とボタン押しているだけでいい。

            オート機能もあるから、
        本当に何もしなくていいにゃ~。

でも日常の何気ない風景も
立ち止まってみると
何か発見があるかもって思えるような
そんな内容だったりする。

          お台場に土地勘のある人には
        見覚えのある風景が登場するから
       更に楽しめるかもしれないっすね。


プレイ時間も1時間ちょっとだから
サクッと楽しめて良いよね。
BGMのピアノの音色も好きだな。

            このゲームをプレイして
                かくいう自分も
       一度仕事を休んで反対方向の電車に
      乗ったことがあるのを思い出したよ。

              知らない駅で降りて
        目に留まった風景を写真に撮って
   お腹が空けば見掛けた飲食店にフラッと入り
        海沿いを歩いて磯の匂いを嗅いで
  その日のうちにまた電車に乗って帰ったんだ。

      その時はちゃんと有休取ったけどね。

そうなんだ…
そんな感じで
自由気ままに散歩するような感覚が
得られるゲームなんだね。

          このレビューを見ている人も
              日常に疲れたとき、
       このゲームで仕事をサボった気分に
            なってみたらどうかな?




余談だけど…
最近は「ОL」って
言わなくなったよね。
                      … 

                      …

                    まぁ、

                  そうだね。

         ーENDー
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「勇人、精霊を信じろ!」

決めゼリフ!ドタバタギャグ!異世界!ディフォルメロボ!ライバルキャラ!
必殺技!見下ろし型アクション!主観視点ボスバトル!!

ワタル聖剣ゼルダゴエモン世代にはぶっちぎりでブッ刺さるゲーム、その名は…
『精霊機(スピリットマシン)フレイリート』!!

インティ・クリエイツが送る、いわゆる「エイプリルフールネタ本当にやっちゃった系」企画だぜ。

冒険パートは連続切り・タメ技・回避行動のシンプル操作。仲間の魔法アシストが攻略のカギだ。
HPやМPを回復するアイテムには限りがあるから、敵の行動パターンをしっかり把握してトライ&エラーを繰り返して進んでいくんだ。
ボス戦パートでは遠距離攻撃が基本。敵が接近戦を挑んで来たらジャストガード!
ひるんだ相手に一刀焼却フレイムセイバーをたたき込め!

エイプリルフールネタだけあってボリュームこそ少ないけれど(プレイ時間約2時間ほど)、“あの頃”のノスタルジーを感じるには充分な内容だ。
熱血漢の主人公、オープニング主題歌、主役機の召喚、アイキャッチ風画面、エンディングテーマに開発陣の悪ノリ(?)と愛、そして拘りを感じるぜ!

世代じゃなくても、サクッとプレイできるアクションゲームとしてオススメできる作品だ。

プレイすればきっと
「君のハートもぶっちぎりだぜ!!」
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『ファミレスを享受せよ』

思い出せるのは我がこのゲームをプレイしたのが、そう…年末年始だった。年越しゲームに興じていたわけだが…

これは永遠の時を刻むファミレス「ムーンパレス」に“漂着”した者たちの物語だ。

青と黒、そしてクリーム色と細い線で描かれた味のある絵は、淡々とした音楽もしくは静寂と相まって、独特な雰囲気を醸し出しておる。

舞台であるムーンパレス。そこにあるのはドリンクバーと窓から見える月、そして個性的なファミレス客の面々だ。

出来ることといえば飲み物を汲むことと他の客たちと会話することくらいだが、そのなかで少しずつムーンパレスの謎が解き明かされていくぞ。

例えるなら…そうだな。
いわゆる5億年ボタンのようなもので、ボタンを押したらそこがファミレスだった、というわけなのだが…

自分だったらどうするか。
ドリンクバーがあっても、他人が居ても、悠久の時を過ごせるか?

最初は自信がなかったが、このゲームを進めていくと何とかなりそうな気がしてくるから不思議なものだ。

何かに追われるような日常の全てから隔絶されることと引き換えに、永遠かつ限定的な状況に身を置いたとき、人は覚悟を決め、達観し、新しい価値観を見出だす。というわけだな。

我々もいつムーンパレスに召喚されるかわからんぞ。
その時のために、教養と想像力を養っておくことが肝要であるな。
外界からの情報が遮断された環境下では、己の引き出しの中で工夫するしかないのだから。

そして永遠のその先に何があるのか。

このゲームには一応の結末が用意されているわけだが、それは貴公の目で確かめて欲しい。
きっと貴公の想像を絶するものであろう。

プレイし終えて現実の世界に戻ってきたときに我が思ったのは、誰かとこのゲームについて語り合いたいということだった。
同じ記憶を共有する者同士、何を感じたか。それは少しずつ違うはずだ。

そう、場所はファミレスがいい。
そこでまず皆に確認するのだ。


エビアレルギーはあるか?と…
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