影から影へ、ぴょんぴょん跳ねて移動する不思議な存在のスキムは、子供の頃には認識できていても、大人になるにつれ見えなくなっていきます。スキムたちはあらゆる影に存在していて、世界中のすべてのものが1つ持っています。決して本体と離れません。
ある日、ずっと見守ってきた少年の影から、ふいに切り離されてしまった1体のスキム。手遅れにならないうち影から影へ移動し、やっと近づけたかと思えば離れてしまう。また影をつたい追いかけるの繰り返し…
ゲーム性は単調だが、その単調さが1人の少年の人生を際立たせるのではないか。
スキムと離れた少年はうまくいかない人生を歩んでいた。ごくごく普通の人間の人生だ。
ステージが変わる毎に「お願いだから幸せになって…」と思わずにいられない。
オシャレな世界観に似合わない冴えない人間と影の物語。全てをひっくるめてアートなのだと思った。