正確には「CrossfireX スペクトル作戦」。韓国のデベロッパー、スマイルゲートが展開する「クロスファイア」シリーズの新作だが、シングルキャンペーンはフィンランドの会社で「Alan Wake」「CONTROL」など世界観やストーリーに定評のあるRemedy Entertainmentが手掛けるという、少し変わった座組でリリースされた。そんな2つあるシングルキャンペーンの片方である「スペクトル作戦」は、ボリュームとしてはそれほど無くゲームプレイもこのジャンルで想像されるイメージから全く外れないものの、私がFPSに求める「外連味あふれる演出」がふんだんに取り入れられていたことが嬉しかった。特に近年はハードの高性能化によりグラフィックのリアルさが高まるにつれ、シナリオ方面も生々しさを打ち出すものが増えたように思える。それはそれで面白くもあるのだけど、一方でFPS黄金期のようなゲームが減った(そもそもシングルキャンペーンを実装すること自体少なくなってきた)のは寂しかっただけに、本作の派手さ重視な演出の数々は大真面目に往年のミリタリーシューターをやりきる清々しさが気持ちよかった。