『Ghost of Yōtei』のGOTY・レビュー一覧

新着順 Game of the Year 2025 ゲーム別
Ghost of Yōteiのゲーム画像
レビュー
らくと さん
Ghost of Yōtei
前作の壱岐対馬を舞台とした蒙古達と主人公の戦いを描いたゴーストオブツシマの続編。 今回は、羊蹄山の地、北海道を舞台とした篤という女性の主人公の復讐の戦いのお話である。 ゲームシステムは進化しており、前作のベースに追加で出来る事は増えており、構えの相性から武器による相性に変化して分かりやすくなっている。 景色は素晴らしく美しいし、戦闘も楽しい。 ロードも早く、サブイベントをやっていけば前作のファンには嬉しいイベントもある。 ただ、ストーリーに関してはどうしてもツシマより劣ると言うしかないだろう。 どうしても所々に『ん?』となる要素が散りばめられており、もう少し丁寧に描いていてくれたらなぁと思わざるおえない。 ただ、ゲームとしてはとても楽しめる作品ではあるので、やってみて欲しい。
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もう一歩で天翔龍閃だったで賞
音亀HARU◆サウンドクリエイター◆ゲームと音楽とポッドキャストと さん
Ghost of Yōtei
前作「Ghost of Tsushima」を自分のオールタイムベストに選んだことのあるくらい大好きな作品だった 壮大で美しい日本を舞台にしたフィールド 難しすぎない操作でも、美しい殺陣をしてくれるアクション (狂ったように高速なローディング) 派手すぎず、しかし全く地味ではない侘び寂びの効いた演出 そして「武士の"誉"とは何か」という重厚感のあるテーマ性とストーリー そのどれもが自分にとてもぶっ刺さった作品だった そしてついに出たその続編「Ghost of Yōtei」はその意志を継ぐ新作である。 舞台、ストーリー、キャラ設定などは前作とは全く違うものではあるが、その根底にあるのは上記に挙げたような僕の大好きなそれが詰まった作品だった。 その上で、今作は前作の刀一本の戦闘とは違い、主人公が刀以外の色んな武器を使いこなしてなりふり構わずな感じで戦うので、より一対多数の「大立ち回り」感が感じられるようになっているし、 持っている武器を落としたり落とされたりといった要素や、狼が戦闘に割り入ってきて共闘したりというような、前作ではなかったような要素も追加されていて戦いもよりダイナミックになった。 遠距離武器も弓だけから時代背景も相まって、火縄銃(種子島)などが登場してきたりと、前作と違ったフィーリングも感じさせてくれる。(しかも火縄銃、強いけどめちゃくちゃ再装填に時間がかかる!!!そうでなくっちゃ!!!) ストーリー的には主人公「篤」が流浪人で、生まれ育った地「蝦夷地(今の北海道)」に帰ってきて、復讐のために旅をする。といったようなあらすじで、前作の「対馬を守らんとする武士」の話とは大分アプローチの違う方向から、その時代の日本というもの描こうとしていて、そこも今作の個性を大切にしようという意思が感じられて好きだった。 ボスも単純に「敵」というよりかは、時代の境目が故の何かしらの悲哀を背後に持っているものも多く、それが故にいい演出の熱い戦闘になることも多く、気持ちを盛り立ててくれる。 ではなぜ今作はGOTYに選ばなかったかといえば、 個人的には「Ghost of Tsushima」が全身全霊を込めた名作過ぎた結果、今作のストーリー周りがちょっと薄味に感じてしまった。あと一歩踏み込みが深ければ飛天御剣流奥義「天翔龍閃」として前作という師匠を圧倒的に前作を超えられたのかもな…という気持ちは正直あるのはあるが、 逆にいえば前作がなくGhost of Yōtei単体で言えば、GOTYに選んでいたかもしれないと思えるくらい名作とも言えるレベルではあるのだ。 ちなみに今作、前作からの続きものにはなっていない。話も時代も全く別のものを描いているので、気になったあなたは、安心してGhost of Yōteiからでも、逆にGhost of Tsushimaからでも良いのでぜひやってみてほしい。 そして「その刀はなんのために振るうべきなのか」自らで決めてほしい。