言わずもがな知れ渡ったポケモンシリーズ
ですが個人的にポケモンシリーズは進化した部分はもちろんあれど
その伝統に縛られ、煩わしい部分も同時に感じていました。
ですが、今作はこれまで築いてきた伝統を敢えてぶち破り、
ポケモンらしくもありながらこれまでとは全く異なるゲーム性を開拓する事に成功した作品です。
ポケモンレジェンズZ-Aは、ミアレシティという街を舞台にポケモンと共に街のてっぺんを目指すゲームで
今作はこれまでのターン制を廃止し、
リアルタイムに展開され、ポケモン同士の位置関係も重要となる
全く新たなアクティブコマンドバトルへと生まれ変わりました
ポケモンの持つ技も、今作のゲーム性にあわせて丸ごと再解釈され、
ほのおのキバなどの近接技は近づいて、
バブルこうせんなどの遠距離技はトレーナーの手前から
ポケモンが移動を行った後に実行されます。
各技はクールダウン制で発動自体は何度でも可能に
技を指示していない間でさえも移動が可能と、
そのバトルシステムは大きく変化しています
そうです「避けろ!ピカチュウ!」ができます。
ポケモンの持つとくせいも廃止されシンプルになった…かと思いきや
ポケモン自体の体の大きさが攻撃判定、受け判定に大きく反映され、
平べったいマッギョが環境で活躍するという異例の事態にまで
わざのタイプこそあるものの、これまでの常識が大きく変わる作品として生まれ変わっています。
ポケモンバトルは目と目が合ったらバトル…ではなく
目が合わなくてもおっ始められる不意打ち上等バトルロワイヤル
夜のミアレシティはまさしく無法地帯、
レジェンズらしい荒っぽさは今作でも健在
と聞くと完全に別物、ポケモンのような何かのような印象をうけますが、
これまで描かれなかったポケモンの新たな一面を描くことにも成功しています
舞台となるミアレシティには野生のポケモンが生息するワイルドゾーンが存在し、各地に点在しています
臆病なポケモンはコチラが気づくよりも先に逃げられたり、
逆に凶暴なポケモンはトレーナーを狙ってきたり、
群れをなすポケモンは群で襲いかかり、
でも懐っこい子はこちらを見ると挨拶してくれたりなど、
人とポケモンが共存したら発生するであろう良い点悪い点も描かれており、
文字通り観光が非常に面白い作りで、オープンワールドな作りに非常にマッチしています。
これまでのポケモンを否定することはなく、それでいてポケモンという作品自体の新たな可能性を表現する事に見事成功した作品です。