流石に2025年にやって来た最序盤の伏兵として
この作品を紹介しないわけにはいかないでしょう
それくらい自分の中では予想外だったと言いますか、まあ率直に申し上げてとっても面白かったわけです
ミステリーとして序盤に巻き起こる一つ一つの事件の完成度もさることながら
それでいてちゃんとこの物語全体を取り巻く本筋の事件にも繋がっていて、それぞれの事件で示された設定が後の展開に活きてくるのが本当にとんでもないシナリオ構成力だなと、後半になればなるほどこのストーリー展開には度肝を抜かれました
特に物語のあらすじから既に撒かれている伏線の数々、そしてそれを伏線だと感じさせない巧みなミスリード、絶妙に配置された登場人物の行動の違和感
これらが溜まりに溜まったところで終盤、一気に回収していく怒涛の種明かし展開はそれまでの過程も相まってカタルシスが半端じゃない
まさかここまで気持ちよく「してやられた!」感を味わえるゲームだったとは…購入当時は思ってもみませんでした
それくらい、この三相奇談はストーリー部分が秀逸で、本当に素晴らしかったです
他にも豊富な立ち絵差分やキャラクターのビジュアル、世界観の作り込みや物語に深く干渉する練りに練られた設定の数々など
アドベンチャーゲームとして非常に完成度が高く、とても1700円とは思えないほど全体的に凄く良く出来ている作品だなと思いました。
ただ、本作は中華圏の東方世界を舞台にしているということもあって日本人には耳慣れないような単語や用語、覚えにくい人物名などが多数出てきます
なので、そういった点での分かりにくさは確かにありますし
ミステリーとして取っつき辛いなと感じる部分もなくはないのですが
それでも何とか頑張って振り落とされないでほしい!そうお願いするくらいこのストーリーは物語として素晴らしいものになってます!
どうかネタバレ無しで!この伏線回収の気持ちよさと、エンディング後の晴れ晴れとしたスッキリした読後感を体験してほしい!
間違いなく値段以上の満足感を味わえるはずです!保証します!
皆さんも三相奇談、やりましょう!あなたの縁はもう繋がっている!