みなさんは掃除が好きだろうか?
私は嫌いだ。友人にこの「PowerWash Simulator」を誘われても「ゲームの中でまで掃除したくない」
と断ったのに、私自身もこのゲームをGame of the Year 2024に選んだのにびっくりしている。
掃除は嫌いだけど、このゲームだけは別。そんな不思議な体験をした。
このゲームをプレイしたきっかけは、別の大作ゲームが一区切りしたところだった。
ふと虚無感に襲われ(年齢のせいもあったのかもしれないが)他のゲームが手につかなかったときに、
ふと目に入った「PowerWash Simulator」。
テスト期間中に掃除がしたくなる感覚にも似た感じでゲームを起動し、
黙々とただ汚れを落としていく。
さらにしつこい汚れには高圧洗浄機の種類やノズルを変えて試してみる。
壁やサッシ、手すりなどのパーツごとに目標の清掃率が細かく設定されていて、
きれいになると「チーン」という効果音がなる。
この効果音ときれいになっていく爽快感がなんとも言えず、
あと1パーツ。いやもうちょっともうちょっと・・・。と沼に沈んでいく感覚。
そして全体がきれいになったあと定点カメラで撮られた写真で振り返り。
これもまた頑張りを評価されているような感じで達成感がある。
現在無料DLCも複数出ておりボリュームも満点ですべてプレイしきれていないが、
再度虚無感に襲われるのを楽しみ?にしている自分がいる気がする。
今やろうと思わなくても、ふと虚無感に襲われたとき
この「PowerWash Simulator」をプレイしてみてほしいと思う。