最高のポケモンです…!!
GBの初代ポケモンから遊んできた私ですが、この作品、本当に感動しました。
今回はポケモン初のオープンワールド。オープニングを終えてフィールドに飛び出した時、目の前に広がるパルデアの世界に度肝を抜かれました。小道、草むら、木の上、草原、洞窟、川、海…そこかしこにポケモンたちが息づいてるんです。そして世界を彩るのはポケモンだけでなく、個性豊かなジムリーダーやスター団のボス、学校の先生たち。キャラクター性が凄く深掘りされており、とっても魅力的です。そんな世界の中で、ポケモンを連れて散歩したり、ポケモンに乗って疾走したり、ピクニックでサンドイッチを作ってみんなで食べたり、記念写真を撮ったり。ワクワクしかないこの世界に没入したらなかなか現実の世界に戻れません。
音楽も凄い。特にジムリーダー戦!バトルの進行状況により、段々と盛り上がる曲調へとシームレスに移行していくBGM。相手がラスト1体を繰り出した時には観客の歓声の様な歌声も入り、半端じゃない高揚感に!こんなにも気分を盛り上げてくれるジム戦は初めてでした。
そしてなんと言っても感動するのは最高に熱いストーリー。パルデアの学校に入り、世界を巡って自分だけの宝物を探す「宝探し」という課外授業が主人公の冒険のメインになります。3つのストーリーが展開していくのですが、その物語の中で出会う仲間やライバル達との連帯や熱いバトル。彼らの心に秘められた想いや覚悟、それに寄り添って行く主人公。夢中でプレイしました。そして物語の最後の戦いの時には、「がんばれ!負けるなー!俺たちがついてるからな!!」と、まるで子どものようにポケモンを応援し、画面の前で号泣しながらプレイしていました。
このポケモンスカーレット・バイオレットは、大人には記憶に遠い熱い青春の気持ちを蘇らせ、子どもには友だちや仲間への思いやりの気持ちを育んでくれるような、そんな素敵なゲームだと思います。
"今年の"私のGOTYではありますが、私の人生の中でも最高に大切な作品の一つになりました。
ありがとうポケモン!!