こんなソニックを待ってました。
発表された時から一番期待してたゲームで、いざプレイしたらまぁ面白い。
気が付いたらクリアしてました。駆け抜けました。セガさんありがとう。
え?雰囲気がブレワイっぽい?プレイしたことないからそんなもの知りません!
とにかく「今後のソニックシリーズの未来は明るいかもな!」と感じた作品です。
・音速で走るの超楽しい
本作はいくつか用意されている広い島(公式ではオープンゾーンと呼称)を"サイループ"という能力を使い、駆け回りながら島に配置されているギミックや敵を攻略し、ストーリーを進めるためのキーアイテムを取得していくのがメインになります。
箱庭での収集要素は最初は楽しいけど、途中から飽きてくるのが基本ですがこのゲームは飽きない。
なんならストーリーそっちのけでアイテムを集めてる。
ソニックチーム(開発)はこの辺よく頑張ったなと思いました。
リングを上限まで集めるとソニックの走る速度がさらに速くなるので探索がさらに捗ります。
・謎が多くシリアスなストーリー
ソニックワールドアドベンチャー(2009)以降、ソニックのゲームはシリアスな展開もあれど、どこかノリが軽いというか、あまり好きになれないストーリーばかりでした。
しかし本作は結構本気めのシリアス展開。
昔懐かしいソニックが帰ってきたようで素直に嬉しかった。
ソニックの行く手を阻む謎の少女、電脳空間に閉じ込められてしまった仲間達…。
などなど、過去作品との繋がりやキャラクターの深堀りもあり、ここ10年程が酷かったからか久々に引き込まれました。
ですが、ストーリーの進行は結構淡々としていて、もう少し重みが欲しかったのが本音……。
・不満点も結構あることはある
本作が時間を忘れるほどの面白さがあることは間違いないのですが、やはり不満点はあります。
本作にはレベルの概念(ソニックのスピードUPなど)があるのですが、一部レベルは1ずつしか上げられなかったり、恐らく初めて導入されたであろうバトルシステムも、コンボ中に時が止まって演出が入る技があるなど、所々にテンポの悪さが見られました。
また、あるタイミングでソニックはスーパーソニック(スーパーサイヤ人みたいなやつ)に変身するのですが、個人的にスーパーソニックに変身した時が最もテンポの悪さを感じました。(自分が下手なだけかもしれませんがw)
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とまぁ、色々と書かせてもらいましたが、粗削りな所もあれど、本作が多くの人にプレイしてもらいたい作品であることは間違いないです。
過去作と比べると遊びやすくなってるので、「最近のソニックって速いし覚えゲーやん」て敬遠してる人、まだソニックのゲームをプレイしたことない人にとっても触れやすい作品なんじゃないかと思います。
あとソニックのBGMは神です。超燃えます。
日本で青いハリネズミ好きがもっと増えますように。