みんなのGOTY(ゲーム別)

新着順 Game of the Year 2025 ゲーム別

SDガンダム ジージェネレーション エターナル

Game of the Year 2025
ぱんたん@笹黒白 さん
ゼルダ無双 封印戦記
今作は「ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザ キングダム」の過去の世界で起きた「封印戦争」を描く作品です 「ゼルダの伝説ティアーズ オブ ザ キングダム(以下ティアキンと略)」は2023年5月12日にニンテンドーSwitchで発売された名作アクションRPGです 発売当時 前作「ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド(以下ブレワイと略)」から更に広がったハイラル王国を、リンクを操り駆け回っていました 謎のテクノロジーゾナウギアでの創作遊びに夢中になり 旅の目的を忘れてしまいかけた事もありましたが とあるイベントに遭遇した際に、道草くっている場合じゃない事に気付き 様々な種族の仲間達と協力し 離ればなれとなってしまったゼルダ姫をみつける旅に邁進 一気にクリアまで突っ走るハマりっぷりでした そんな「ティアキン」ですが 作品内では、封印戦争について詳しく語られることはありませんでした 作中の会話等から、恐らくこのようなことがあっただろうと想像するしかなかったのですが 私のGOTY「ゼルダ無双 封印戦記」を体験することによって ハイラル王国の知られざる過去を知ることができたのです 「ゼルダ無双 封印戦記」には「ゼルダ無双 厄災の黙示録」という前作があります 「ブレワイ」から数えて100年前の大厄災を体験できるゼルダ無双としてとても素晴らしい作品でした 前作のクオリティから今作も間違いなく楽しめるに違いないと確信していたのですが ゲーム序盤の手触りとしては、無双ゲー特有の一騎当千な爽快感が今一つ感じにくく、「おやおや?」と感じてしまったのが正直な所でした しかしながら封印戦争を描く話はとても興味深く ゼルダとラウルを中心に展開しつつ 謎のゴーレムとコログ族との不思議なコンビが織りなす多重構造シナリオの先が気になってしまい エンディングまで一気に駆け抜けたのでした EDロールを見終え、タイトル画面からゲームを再開すると なんと広大なハイラル王国地図に凄まじい数の新たなポイントが点滅開放されたのです マジか・・・という思いと まだまだ遊べるじゃないか!という思い 忽ちやる気スイッチがONになり 次々と攻略を進めていく 一つステージをクリアすると 新たな施設が解放され 新たなクエストを達成すると 見知らぬアクションが解放される そこで気付くのです ゼルダ達の動きがどんどんスムーズになっているじゃないか!? このゲームにおける到達点はEDロールを見る所では無かったのです エンディング後に新たな目標が掲げられ その目標を達成する為にはハイラル王国を隅々まで探検しつくす必要があったのです プレイアブルキャラクターに設定されているアクションを全て解放することで 今迄感じていた物足りなさが嘘のように これぞ一騎当千!といえるアクションに昇華されました 仲間キャラクターとの必殺技も 組み合わせが豊富で見ているだけでも楽しくなります ゲームの面白さのピークコントロールがお見事! これぞオープンワールドシリーズゼルダの伝説の系譜! そして無双タイトルを冠する今作ですが このゲームは紛れもなくゼルダの伝説なのです ゾナウギアとスクラビルドの重要性に気付くことで 全くの別ゲームと化すのです 私は思い出しました 「ティアキン」に於いて武器を振り回す事も大切でしたが 様々なアイテムを如何に使いこなすかも重要だったことを・・・。 そのプレイ感覚を「ゼルダ無双 封印戦記」でも味わうことができたのでした 余談ですが 名作「ティアキン」に於ける個人的残念ポイントとして ゴーレムの動作のもっさり感があったのですが 今作に登場(搭乗)するゴーレムは 「そうそう!こういう動きをしたかったのよ!」 に応えてくれているのもニヤリとさせられます 馴染みのあるキャラクターから新しく登場するキャラクターまで 個性豊かな面々が協力して封印戦争に挑んでいく今作 キャラクター同士の台詞の掛け合いやそこから感じられる関係性も 相まって魅力的な一作でした そしてプラットフォームの側面からの感想も話しておくべきかと思います 今作「ゼルダ無双 封印戦記」はニンテンドーSwitch2専用ソフトで 2人同時プレイが可能となっているのですが なんとインターネット越しにおすそ分けプレイが可能です 実際に友達に協力してもらってお試しプレイしてみましたが 想像以上に簡単且つ快適におすそ分け2人プレイができましたし ニンテンドーSwitch2の機能であるパーティーチャットで画面共有も可能でした 更にアミーボにも対応していて 1日5体までゲーム内のアイテムを獲得する事ができます ゼルダシリーズのアミーボ持ってて良かった! 任天堂ハード以外の展開は考えられないソフトタイトルであり ニンテンドーSwitch2を持っていて良かった!と心底感じさせてもらえたタイトルです マップ達成度100%に至る85時間53分24秒 「ゼルダ無双 封印戦記」間違いなく私のGOTYです コーエーテクモゲームスAAAスタジオの皆様ありがとうございました
Game of the Year 2025
KBT/けびてぃ さん
SDガンダム ジージェネレーション エターナル
待ちに待っていたGジェネレーションシリーズの新作。 スマートフォンタイトルとなったが中身は従来のシリーズにもあったシリーズ原作シナリオを追う形式のGジェネ。シナリオを追う形式のGジェネの中ではおそらく大体のシナリオが一番長く収録され、いままでになかった原作もしっかりと追加されているのが大きなポイント。 ・良かったところ 今回のGジェネから搭載された開発ツリーが非常に素晴らしい。原作、陣営別にモビルスーツの開発ツリーが展開されるが、正直このツリーを見ているだけでも見ごたえがあり楽しい(別段この開発ツリーが実際の原作の開発経路図というわけではないが)。 キャラクター、MS図鑑もアップデートされ大量のモビルスーツを確認することができ、それぞれ図鑑には説明もしっかりと入っているためかなりの物量。読める。延々と。 戦闘アニメーションはいままでのGジェネシリーズで培われた迫力のある3Dアニメーションが多く、新規モビルスーツももちろんあり、どれも素晴らしい出来だと感じている。後述するがゴッドフィンガーやフィン・ファンネルなど見たいアニメーションもしっかり収録されていて、見ごたえ、聞きごたえばっちり。 シミュレーションゲーム部分としてはモバイルゲームとして作られているため従来のジージェネとは大幅に体験が違うが、それでも元のGジェネをしっかりと意識した戦闘システムになっていて、非常に好感が持てる。それでいて従来のGジェネと比べても画面遷移や移動にかかる時間などが短くなっているため、とても快適になっている。 ・ガチャについて いわゆるガチャ機体は限定でなければガチャ用の攻撃(全攻撃一斉掃射の様な攻撃)が無い、同じ機体をゲーム内素材で開発し、使用することができる(コストも重いわけではない)。限定でも大抵は後々ノーマル機体が実装されるものと考えて良いかと考える。 例えばガチャのゴッドガンダムもいるが、開発で作成できるゴッドガンダムもゴッドフィンガーは放てるため、様々なパイロットを載せて専用セリフを聞くという遊びは引き続きできるようになっている。このような実装になっているのは素直にありがたい。 気になっている点など 一点、残念というか自分のプレイスタイルにあまり合わないと感じている点について。 今作にはエターナルロードなどの高難易度コンテンツが用意されている。ステージ自体は上記ノーマル機体でもクリアできるように設計されているが、いわゆる詰将棋式の攻略を求められるため私はかなり苦手というか、非常に疲れる。そのため攻略動画をついつい確認してしまう。ゆっくりプレイしていればクリアはできそうなのでコツコツプレイ。 個人的に一番残念な点としては、最高画質のさらに上がほしい事だろうか。もうちょっとパリッとした画質で見たい。 ・おわりに 発表からリリースまでに時間はかかったものの、それに見合った高品質のコンテンツが多く、今後のコンテンツ追加やアップデートが非常に楽しみなタイトルとなった。
Game of the Year 2024
katuomeme さん
アークナイツ
アークナイツは、スマートフォンで遊べるタワーディフェンスゲームです。プレイヤーは「ドクター」として仲間たちを指揮し、敵から拠点を守るために戦います。ゲームの目的は、次々に進んでくる敵がゴールにたどりつかないように、キャラクターたちを上手に配置して倒していくことです。キャラクターには、それぞれ得意なことや使い方があり、どう使うかを考えることが大切です。操作はとてもシンプルで、キャラクターをマスの上に置き、攻撃の方向を決めるだけで始まります。けれども、敵の進むルートやスピードを見て考える必要があるので、毎回ちがった工夫が必要になります。 キャラクターたちは200人以上登場し、見た目も性格もとても個性的です。人間だけでなく、動物の耳やしっぽがあるキャラクターもいて、見ていて楽しくなります。声を担当しているのは、有名な声優さんたちなので、声を聞くだけでもわくわくします。このゲームの世界は「テラ」と呼ばれる異世界で、そこでは「源石」という鉱石が大きな問題を起こしています。源石にふれることで「鉱石病」という病気になってしまい、それによって社会にいろいろなトラブルが起きています。ドクターであるプレイヤーは、仲間といっしょにこの世界の問題に立ち向かいます。 アークナイツのストーリーはとても奥が深く、読み応えがあります。物語の中では、仲間たちの過去や思いが少しずつ明らかになっていきます。悲しい出来事やつらい選択もありますが、それでも前を向いて進んでいくキャラクターたちの姿に心を動かされます。ゲームにはイベントもたくさんあり、新しいストーリーやキャラクターが次々と登場します。ひとつのステージをクリアして終わりというわけではなく、長くじっくりと楽しむことができます。イベントは毎月のように開かれているので、飽きることはありません。 また、自動でバトルをしてくれる「自動指揮」という便利な機能もあるため、時間があまりないときでも遊びやすいです。自分で考えてうまくいった戦いを、自動でくり返せるのはとても助かります。 キャラクターはガチャで手に入れることができますが、お金をたくさん使わなくても十分に楽しめます。ゲームを進めていくと、ガチャを回すためのアイテムももらえるので、コツコツ遊ぶことで新しい仲間がふえていきます。 育成には時間がかかりますが、少しずつ強くなっていく仲間を見るのはとても楽しいです。どのキャラクターを育てるかを考えるのも、このゲームの楽しさのひとつです。アークナイツは、考えて作戦を立てるのが好きな人や、物語をじっくり楽しみたい人にぴったりのゲームです。自分のペースで遊びながら、キャラクターといっしょに困難を乗りこえていくことで、深い楽しさを感じることができます。