絵本のような世界で繰り広げられる、ネズミの復讐の物語。
舞台は雪に閉ざされた大地、ラット王国の北の最前線。
プレイヤーは「荒野の番人」の跡取りである若きネズミ戦士・アーロとして、極寒の北部を旅することになります。
平和だった砦ウィンターズエッジは、コウモリの襲撃によって壊滅。
アーロは焼け落ちた拠点を立て直し、離れ離れになった部族たちをまとめ上げ、雪原や凍った森、山岳地帯など、広い北の国を巡りながらダークウィングというコウモリ軍隊に立ち向かうことになります。道中では、巨獣の討伐や、行き倒れ寸前の仲間たちとの出会い、そして「ネズミvsコウモリ」の過去の因縁などが、少しずつ明かされていきます。
私がこのゲームをYourGOTYに選んだ理由は、やりごたえのある戦闘がとても楽しいからです。
敵の攻撃にはそれぞれ
○パリィできるもの
○ローリングでしか避けられないもの
○シールドでしっかり受けたいもの
がはっきりしていて、敵の動きを見てから正しい行動を差し込んでいく感じです。ボス戦は特に難しく、何度もコンテニューを余儀なくされます。難易度はそれなりに高く「理不尽に心を折られる」というより、「ちゃんと上達が実感できるタイプ」の手ごたえになっています。普通の雑魚敵ですら苦戦しますが、ボス戦はさらに一段難しさが上がります。最初は「無理では?」と思う攻撃パターンも、何度か挑むうちに
「今の、見てからローリングいけたな」
「ここで欲張らずに一撃だけなら安全だな」
と、自分の中で回答が見えてくる感覚があり、倒した瞬間には自然とガッツポーズが出るタイプの手ごたえです。
気がつけば、
「この先には、どんな敵が待っているんだろう」
と、コントローラーを置くタイミングを見失っているはずです。
絵本のような見た目に騙されるネズミの復讐の物語。そして、戦闘が楽しいソウルライク。キツイのにやめ時が分からなくなるこのゲームが私のYourGOTYとなりました。興味が出た方はぜひプレイしてほしいです。
さあ、北の地を救うのは、あなたのその一振りです。
紙が織りなす、折々な折り紙アクション。
舞台は、すべてが折り紙でできた不思議な世界。人も動物も、ぜんぶ紙。そこに「デジタルの侵略者」が現れ、美しかった折り紙の世界をグリッチで汚し始めます。プレイヤーは、扇子を手にした折り紙「尋(ひろ)」となって、グリッチを退治し、折り紙の世界の平和を取り戻すために戦います。
私がこのゲームをオススメする理由は、「アクションの楽しさ」と「素敵な世界観」です。
このゲームでは、さまざまな動物の折り紙に変形することができます。
丸まって転がりながら敵や障害物を吹き飛ばすパワー型の動物や、ジャンプ力が高く立体的な足場遊びを広げてくれる動物など、折り紙ならではのアクションが楽しめます。どの形になるかが、そのままギミック攻略や戦闘スタイルに直結しているのが本当に気持ちいいです。
また、折り紙世界のビジュアルも最高です。紙の質感、絵本のような風景、そこを侵食していくデジタルノイズ、ただ歩いているだけで楽しいです。BGMも和楽器をベースにしたサウンドで、世界観とマッチしています。
絵本のような見た目の、折り紙アクション。
優しげなビジュアルの裏に、しっかりと遊びごたえのあるアクションが詰まった『ひろがみ』。
興味がわいた方には、ぜひこの世界を自分の手で“折って・広げて”みてほしいです。
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