今年、自分の中に1番何かを残した作品、それは「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」でした。

ゼルダ作品で初めて「ゼルダ姫」が主人公となったこの作品、リンクと違いモンスターと戦う術を持たないお姫様が妖精トリィから貰ったトリィロッドを使って「カリモノ」と「シンク」という2つの能力を使って、知恵で色々な問題を乗り越えていく物語。

謎解きは今までのゼルダ作品の風味はありましたが、1つ1つの動きがシンプルな「カリモノ」を組み合わせて謎を解く、モンスターを倒すというのが新鮮で、かつ組み合わせの自由度も高くとても面白い作品となっていました。

さて、ここまでは普通に面白かったゲームの話しになるのですが、自分が今年遊んだ他の作品よりもこの作品を選んだ理由となる大きな魅力がありまして、それが「純粋に子供と楽しく遊べる」ゲームだったところです。
子供と楽しく遊べるゲームというのはこの世に一杯あります、「赤い帽子をかぶったオジサンのパーティーゲーム」とか、「何でも吸い込むピンクの生き物のゲーム」だったりとか。

しかし、先程述べた「純粋に」という部分が中々に難しい。
小さい子供と一緒にゲームを遊んだ事のある方は共感してもらえると思うのですが、子供と一緒にゲームを遊ぶ時、気づいたら「子供に悟られる事なく、自然にゴールへ導く」や「なるべく自然な風を装いながら、ギリギリで勝負に負ける」という遊び方に変わっていませんでしたか?
もちろんそれもゲームの楽しみの1つで、実際自分はそれも楽しめています。
が、この「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は「カリモノ」の動きが1つ1つがシンプルな上、解答も1つでは無い為、子供の独創性やひらめきが如実に表れるのです。
自分が画面を見ながら「?」を浮かべてる時に、横から「パパ、私にやらせて。」とサクッと壁を乗り越えて行く事も多々ありました。

つまり、このゲームは親と子がフラットな立場で一緒に謎解きを楽しめる、モンスターの倒し方を考える事ができる、正に「純粋に子供と楽しく遊べる」ゲームなのです!

もちろん、1人で遊んでもとても楽しいゲームです!
しかし、できれば「あれ?ここまで言っちゃったら露骨に答えになっちゃうかな?」と考えてしまう、大人な貴方に是非子供と遊んで欲しいゲームとなっております!

いやー、良いゲームですよ、本当に。。

以上!
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