【この1年、この感動と共に生きてこれたことを誇りに思う。2Dドットアクションの最高地点】
トレーラーを見て、侮るなかれ。後悔はいつだってお前の前を歩かない。
2Dピクセルアートで描かれる
サイバーパンクな世界で、ワイヤーアクションをキメまくる男の物語。
キレイ事抜きで言います。めちゃくちゃカッコ良い。
そのカッコ良さは、みんな大好き「ジョン・ウィック」そのもの。
主人公は「将軍」と呼ばれ、仲間からも畏怖の念を持たれる最強元軍人。
何があったか?そう、娘と平和に暮らしていたのに家に爆弾。
娘が死ぬ間際に語った「SANABI」。
将軍は「SANABI」という言葉に強く反応した途端、家が爆発、娘死亡。ブチ切れMAX。
「ケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたる!ブッ殺すSANABI!!!!」状態。
「マゴ」って超巨大財閥都市に潜む「SANABI」を追いかける最中、
そこ住まう住人300万人が一晩で蒸発するというニュースが。もはや何事!?状態も勃発。
「関係あるかい! わしゃ、SANABIを殺すだけ!それだけや!」と突き進む。
道中、天才ハッカー少女マリちゃんと出会い、一緒に「マゴ」最上階を目指すことになるんです。
マリちゃん可愛いよ。
これ、一見して思わず呟くことになる。「AKIRAやん」と。
街並み、アクション、音楽。サイバーパンクの空気が最高にベベンッと決まってる。
しかもドットなのに動きがすげぇ。
ヴァンパイアハンター的なド派手な感じじゃなく、サイズ感がちゃんとマリオみたいに小さいのに、ちゃんとハマってる。
どうやって作ったのの?これ。
豆粒みたいな主人公が広い画角で、「ガッガッガ…」ってゆっくり歩く演出に、私は鳥肌が立ちました。
この感覚は、他に類を見ない。
ゲーム体験の中核を担うのが、チェーンフックアクション。
「ワイヤー出して飛んで刺して、敵ぶっ潰す!」
言葉では表現しづらい、バチクソエイム効きまくりアクションが気持ち良すぎる。
けれど、基本地面はない。ゆえ、操作ミスると「即死亡」。
ステージ設計は超サディスティック。「初見殺しの連打」待ったなし!
でもなぜか楽しいんです。一発クリアできた時の「よしっ!俺天才か!」感がクセになる。
やめられない、とまらない。カッパの川流れ。
んで、キャラクターのパワーアップのタイミング、内容が絶妙。
ちゃんと適正レベルで成長するのが最高にシビれるポイント。
逆に詰め込まれすぎって感じることありません?いや、そんな多く急に言われてもおじさん困るわ、覚えられへんモード。
そんな置いてけぼりにならない優しさ取り揃えております。
ストーリーに関しては、ちょっと語れないことが多過ぎる。
ここまで世界観やら、アクションやら語ってきましたけど、本筋はこのストーリー。そして、語り回し。最高。
丁寧に伏線張って回収して、裏切って、「ホロリ」とくるところまで用意されてる。
そんなどんな映画でもそうですやん...と言いたい気持ちはわかるが、グッと堪えて欲しい。
てめぇのその浅はかな想像を遥かに超えてくる。そう俺がそうだったように。
最後に作者のWONDER POTIONさんのメッセージで、このレビューを締めくくりたいと思う。
『ゲームはゲーマーがプレイしたとき、はじめて完成する。4年かけて作った「SANABI」を完成させてほしい。』
このレビューを読んでいる貴方のために作られた名作。SANABI。ぜひ。
ということでネタバレなしでpodcastでも語っておりますー!
興味を持っていただけたならぜひ!
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