10年前にBethesdaが開発したSkyrim(The Elder Scrolls V)というゲームにドはまりし、それ以来何百時間と私の人生は溶かされてきました。そのSkyrimの続編を待ついっぽう、定期的にSkyrimを起動しては、再度キャラクリからはじめて、ゲームの周回を重ねてきました。ある時は戦士ビルドで、またある時は魔術師や召喚師としてプレイを始めるのですが、気がつくと毎回盗賊ギルドのギルドマスターになっていたのは良い思い出です。

そんなSkyrimを開発したBethesdaの新作リリースと聞いて、正直ElderScrollsシリーズの続編はどうしたと思わなくもないのですが、宇宙を舞台にしたトレーラー動画には同社のFalloutシリーズとも違った魅力があり、リリース一ヶ月前からずっとソワソワしながら過ごしておりました。

初めてプレイして感じたのは、やはり圧倒的なBethesda感。重々しくも崇高な音楽、異常な町の作り込み、散在するフレーバーテキスト、ふわっとしたジャンプ、インベントリを埋め尽くす武器、武器。武器、そして資金難で武器を買い取ってくれないNPC。それら「これまで」のBethesda感に加えて、イカした宇宙船の改造システム、違和感のない言語のローカライズ、はじめて端正な顔が作れるようになったキャラクリ、おっかない異形の宇宙生物等、作り込まれさシステムの層の厚さに圧倒されました。私は特に船の改造にハマり、ただカッコ良さを追求した船から、アシメ構造の船、ドーナツ型の船、生き物っぽい船と、武器を捌いたお金が貯まる度に船屋に通う日々。家族には「最近宇宙船作っている所しか見ないけど何のゲームなの?」とも聞かれました。

しかしやはり、私が一番痺れたのはゲームクリアから2周目への流れでした。詳細は割愛しますが、大好きなゲームを何度も遊んでしまう勢として、この仕掛けは非常に有り難く、わかってらっしゃると頷いてしまいました。「じゃあ2周目はあっちの選択肢を選んでみちゃうぞー」といった、選ばなかった選択肢の続きを同じゲームの中でできるのは素晴らしい仕掛けだなと感じます。

ただ、「いやこの場面で、この選択はできんって」といいながら、前周と同じ選択をしてしまうこともしばしば。結局、世界は収束してしまうのだなぁと感じる秋の宇宙旅行でした。
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