きさのGOTY
GAME OF THE YEAR
ファイアーエムブレム 風花雪月
きさのGOTY
GAME OF THE YEAR
ファイアーエムブレム 風花雪月
GAME OF THE YEAR
ファイアーエムブレム 風花雪月
「覚醒」以来久々にプレイしたエムブレムシリーズ。
二部構成であり、第一部では凄腕の傭兵である主人公が、3つの学級から一つを選び、選んだ国の内情を理解できるほか、国の未来を担ったり、理想とする職業に就きたい生徒たちを教師として教え導く。第二部では、5年の月日が流れ、国同士の戦争へと発展しており、最初に選択しなかった学級、即ちかつての教え子たちを相手に三国それぞれの視点でストーリーが描かれる。

ゲームに対する理解が進むと職種のバランス、ユニットの育成方針や引き抜きの傾向がある程度固まってくるが、初見で、ユニークなキャラクターたちの固有スキルや、イメージ通りの職種につかせてプレイするのも味があって楽しい。最初から学級に所属するキャラだけでなく、他学級からの引き抜きも可能。キャラによって成長補正があり、向き不向きはあるものの時間次第でどんな育成でもできるから、「前のルートで選ばなかったこのキャラを使ってみよう」とか、極め付きに「ぼくのかんがえたさいきょうのクラッセ」なんてこともできかなり自由に遊べる。

第一部では日常パートでののんびりとした音楽や、陽気な戦闘BGMがゲームを盛り上げる。第二部では5年前のような平穏な日常には戻れない、戦争の最中なんだと思わせるような、荘厳なBGMが没入度をより高める。

3ルート、それもフルボイスでルート毎のキャラのリアクションも異なってくるため、とんでもなく永く遊べる。一か月で190時間遊ぶほどにハマったが、それでも全ルートを遊びつくしたとは言えないほどのボリュームがある。

本作ではFEシリーズ従来の死亡した仲間は戻らない、緊張した運用が求められるクラシックモード/次回以降の戦闘でも運用できるカジュアルモードが用意されている、それとは別に、敵の数や強さを3つの難易度から変更できる。難しすぎると感じた場合、後者の難易度はゲーム中に下げることができる。
さらに、ゲーム中に詰みとなる手番をしてしまっても巻き戻せる機能も実装されており、ストーリーを楽しみたいプレイヤーや、ストラテジーゲームの初心者でも簡単にプレイできる。

総じて、ゲームの完成度・満足度はとても高い。前のFEシリーズをプレイしているユーザーほど仕様の変更に戸惑うこともあるが、慣れの範疇であり、自由度の高い育成やキャラクターに対する愛情をより注げる、素晴らしいゲームだと思う。
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ゲーム概要

三つの国、三つの学級、そしてあなたの物語。

帝国、王国、同盟の三大国が占めるフォドラの大地。その中央に位置する士官学校には、まるでフォドラの縮図のごとく、三つの国の次期指導者たちが級長を務める、三つの学級がありました。本作は、士官学校に集う個性豊かな生徒たちの担任となり、授業では教師として彼らを教育し、戦場においては指揮官として勝利に導く、ロールプレイングシミュレーションです。激動の時代を…
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